これが俺(私)の新性活①
ある日の夜の出来事。
講義も終わり電車に揺られながら家に帰っている時、不意にポケットに入れていたスマホが震え、メールが届いた事を伝えたんだ。
そのメールは発信元が不明なメールアドレスで添付ファイルが付いているだけだった。
俺は最初 、この不気味なメールに恐怖し今日は早く寝てしまおう。そう思っていたんだ。
だって発信元がわからないメールって恐いだろう。
そうして俺は家に到着するとすぐにシャワーを浴び、簡単に食事を終わらせるとベットに入りスマホを少し触ったらそのまま眠ろうとしたんだ。
その時また俺はあの不気味なメールが目に入ったんだ。
俺はこんなメール、とっとと消してしまおうと思ったんだが消す前に一度、ファイルの中でも確認しようと思い始めた。
添付ファイルはzip形式で解凍すると『始めにお読み下さい。』と書かれてたtxtファイルと『本編』と書かれたmp3ファイルがあったんだ。
ここで俺は察したんだ。これって催眠音声じゃないかって。
音声を聞いて催眠状態に入りあんなことやらこんなことを楽しむ。
俺は過去に何度か興味を持ち、試した事があったんだがなかなか催眠術にならず、あきらめていたんだ。
うわ~、懐かしいな。と思い俺は久し振りに聞いてみようと思った。
俺はその時、不気味なファイルという事を頭の中からスッポリと抜けていたんだ。
「ゆっくり深呼吸をしてみましょう。」
最初は導入部分。ここはどの催眠音声もおんなじだ。ここでリラックスする事で催眠導入しやすくなる。
「吸って~吐いて~。自分のペースで構いませんよ。」
呼吸のペースを強要しないタイプは自分のペースに合わせる事が出来るのでストレスに成りにくい。自分の中では高評価だ。声も落ち着いた感じでとても良い。
「この声を聞くと穏やかで心地良い気持ちになる。何か暗示に掛けられたように気持ち良くなる。」
催眠導入が始まる。スタンスとしては音声を聞くのに力を入れすぎずリラックスした状態で音声を頭の中で反復させる事だ。そうすることで他の催眠に関係ない事を考えないようになるからだ。
「これから起こる今までに味わった事のない快楽や絶頂などはあなたの魂に一生、刻み込まれるでしょう。」
「お前さんは主の物だからじゃのう。」
ん、一人称が主?変わっているな。まあいいか。
「この音はとっても気持ちいい音です。」
「気持ちいいのは当たり前、そうでしょ?」
そう言ってバックで流れる音。ぷあ~んって鳴っているんだがこれって神社で流れる篳篥(ひちりき)じゃないか?変わっているな。
「この音を聞き続けていると頭がぼーっとして少しずつ主らの世界に落ちてきます。」
「催眠はとても気持ちいい。」
「気持ちいいのは当たり前、そうでしょ?」
う~ん。さっきから所々、変な所があるな。まあ最後まで聞いてみないと。
「お前さんは今、とってもリラックスしています。」
「主が目を閉じてよいと言うとゆっくり目を閉じるんだぞ。」
「すごくボーっとしているね。」
「じゃあ目を閉じるのだぞ。」
目を閉じた瞬間、まぶたが重くなる。しかしだんだん口調が古くさくなっていて変だな。だもまぁ集中。集中。
「お前さんははとても気持ちいい状態。」
「主の声がお前さんの脳に直接、染み渡る。」
「お前さんは段々と眠くなる。」
「再び、主の声が聞こえるときにはお前さんは主らの世界に入ってくるのじゃ。」
「じゃからの、お休みなさい。」
意識を手放す。そのまま俺は眠り続けた。
「 ほら、とっとと起きんか!」
そう言って俺のほっぺをバシバシ叩かれる。
俺はゆっくりと目を覚ました。すると目の前には馬乗りになった和服の女の子が目にはいる。
「え、お、女の子!?」
「誰が幼女じゃ!」
「いや、そこまでは言ってない。」
「嘘つけ。お前さん絶対、心情で思っていたじゃろ。」
確かに見た目は10前後の女の子だ。しかしそれよりもなんで俺の部屋に女の子が要るんだよ。俺はさっきまで催眠音声を聞いていて…
「ってこれ催眠状態なのか!ということは俺の幻覚…。」
「まあ似たようなもんじゃな。」
「似たようなものってどういう事だ?」
「タルパって分かるか?」
タルパ・・・・チベット密教の秘奥義で、修行を極めた者のみに伝えられる秘奥義。
簡単に言うと人工生命体。悪く言うと妄想の産物であるエア友達みたいな物である。幼少の時のイマジナリーフレンドなどがこれにあたるのだ。
「タルパってあれだろ。妄想の産物だろ。つまりお前は俺の幻覚…。」
「んなわけあるか。確かに普通、タルパはそんなものじゃ。しかし主はこのプロセスに目を着けたのじゃ。」
「プロセスってよくそんな難しい言葉を知っているな。偉い、偉い。」
「最後まで話を聞かんか!」
そう言って俺の頭を蹴りあげる。なんだ、幻覚の癖に結構痛いぞ。ってか声に違和感を感じるな。
「まず、神様はどのようにして力を手に入れるのか分かるか?」
「話が変わったな。あれだろお賽銭。」
「まあ、似たような物じゃのう。信仰心じゃ。」
「信仰心?」
話によると信仰心は神様の力の源であり信仰が多いほど願いを聞き入れるために力を増し、信仰が少ないほど必然的に願いの対象が少ない=力が弱くなるのである。そして信仰が無くなると神様は神としての意義を無くし消滅するらしいのである。
確かに某弾幕シューティングゲームの神様も信仰心がなんとか言っていたような気がする。
「なので主は催眠術でタルパと同じように主という存在をお前さんに認知させたのじゃ。」
「主も最近、信仰が減って力が弱くなってのう 。どのようにしたら神様の存在を信じさせる事が出来るのか考えた結果、催眠音声に至った訳じゃ。」
「え、つまりお前は…。」
「神様じゃぞ。」
俺はベットから勢い良く立ち上がり、そのままジャンピング土下座。すぐさま謝った。
「大変失礼しましたー!数々のご無礼お許しを。」
「変わり身が早いのう。」
しかしながらここで一つの疑問点が思い浮かぶ。
「しかしながらなぜマイナーな催眠音声を?」
すると神様は首筋をポリポリとかきながら
「いやー、うちの眷属の一人が絶対に新しい眷属が作れる方法だと強調してのう。催眠術で認知させるなんてそんなバカな方法で出来るかと思っておったんだがまさか本当に実現するとは…。」
確かに一見バカな方法に見えるが認知させるのに催眠術とはその眷属とやらは相当頭がキレる奴ではないか。
そう思っていると神様は
「いっておくがただの変態だぞ。最初にそいつ、神社でデリヘルでもしてリピーターを作り信仰にしましょうって提案してきたからのう。自分の性欲を発散するために。」
あ、本当だ。ろくでもねえなそいつ。
「でも本当に良く聞こうと思ったのう。事前説明で神様なんとか書いていたら誰も聞かんじゃろうに。怪しさ満点じゃたしのう。」
「そんな中、お前さんは聞いたんじゃ。もうびっくらこいた。本当に新しい眷属が手に入るとも思わなかった。」
ん、さっきから新しい眷属っていっているがまさか…
「なあ、新しい眷属って俺の事か?」
「お前さん以外誰が居るんじゃ。事前にテキストファイルに書いておったじゃろう。」
ま、まさか。俺は急いでスマホを取りだし『始めにお読み下さい。』のファイルを開く。そこには数々の注意点が書かれていた。
「ま、まじか…。」
「なんじゃお前さん、読んでなかったのか。それは残念でったのう。」
そう言ってハッハハハと高笑いをする神様。俺はうなだれ下を向く。すると視界が狭いのに気付いた。
正確に言うと視覚の下半分が自分の服で隠れている。そこに気付くと胸回りがキツくなっている事にも意識がいく。あれ、どうしたんだと思い胸に手を置く 。
『むぎゅっ』
へ?
『むぎゅ、ムニュムニュムニュ。』
あんっ…。へ?は?む、むね?
「なんじゃ、自分の胸を揉みはじめて。自分の体に興味津々じゃのう。」
神様はそう言ってニヤニヤと俺を見る。
俺はゆっくりと部屋にある姿鏡に首を回した。
そこにはタボダボの男物のパジャマを着てセミロングの黒髪を降ろしCからEカップの程のちょうど良い胸をした狐耳美少女(尻尾つき)が女の子座りしているのが目に入った。ついでにお尻は安産型である。
俺は急いでズボンとパンツのゴムを一緒に引っ張ってみたが股間には俺が20年愛用していたデリンジャーがキレイさっぱり無くなっていた。
「あの~神様。俺は夢を見ているのですか?」
「現実じゃ。」
「はっははは。まさかの女体化催眠だったとは。初めて催眠にかかったぞ。やったぜ。」
「確かに催眠はかけたがそれは主を認知させる時だけで女体化は主がお前さんに術をかけたのじゃよ。リアル女体化ってことじゃ。」
そして神様は頭の上に生えた狐耳に口を近づけこう囁いた。
「それに言ったじゃろう。今までに感じた事のない快楽や絶頂を味わせるって。」
その言葉に俺は体を震わせる。
神様は自分の左指を艶やかに舐める。その目は獲物を見つけた野獣の目だった。
俺は床に押し倒される。そして神様は両手を俺の顔に持っていくと、女の子特有のピンク色の唇を奪った。
「ちょ待っ…んぐぐンンンーーー!」
クチャクチャと互いの唾液が交わる。
甘い唾液が絡み合いながら神様は舐め回すように唇に甘噛みする。
今まで唇を奪う方だった自分が奪われる方に回る。今までのキスとは違う濃厚なキスは身体中の力を奪い、腹部の奥を熱くさせた。
「んぁ…。な、なんだこれ…。こんなの初めて…うんっ!」
「なんじゃ、かわいい顔しよって。お前さんの顔を見ると興奮してゾクゾクするぞ。」
神様は狐耳を指で沿わせながら攻め続ける。そして神様は舌を俺の口に入れ、俺も舌を入れかえす。舌と舌とが互いに絡み合い自分の神様に向ける性的要求が増えていくのを実感した。
そして神様は次に両手を耳から俺の胸に持っていき、パジャマ越しから壊れ物を扱うような優しい手で両胸を揉み始めた。
「ひゃい!うぅん……。ーーーあぁあん!」
今までに感じた事のない快感に最初は戸惑う。そして自分の中で快楽が貯まっていき俺は女性特有の艶やかな喘ぎ声を出してしまった。
「うふふ、いいのう。いいのう。興奮するのう!」
そして更に興奮した神様は首元の方から順にパジャマのボタンを外していく。暑くてシャツを着ていなかったため、外し終わると俺の目の前には二つの胸の膨らみが顔を出した。
二つの胸の膨らみの先端にはピンク色の乳首が固くそびえ立っており自分が興奮し感じているのが目に見えて伝えている。
神様はそびえ立った乳首を優しく吸い付く。男の時より何倍も敏感な乳首は優しく吸い付くだけで今まで感じた事のない快感を与える。
「…ァン、…アン!」
ぐっと堪えて思わず漏れてしまった声は自分が男だった時に聞くと更に興奮しそうで、囁いたように細く弱い喘ぎ声だった。
そして神様はもう一度唇と唇を重ね合わせ右手で右乳首を攻める。そしてもう片方の左手は自分の下半身の秘部へ向かう。
男物のトランクスを左手が掻き進む。そして神様はワレメに指を持っていくと指で優しく上下にマッサージするように触り始めた。
「…ウゥン。や、イヤァ…き、キモチいぃ…い…。」
男では感じることが出来ない快感が襲う。溢れだした愛液でによって湿ったアソコは指の滑りを良くし、優しくされど確実に快楽に変えていった。
そして左指は少陰唇の先にあるクリトリスを優しく円を描くように触り始める。
「んぅんんん!!あっぁあ…あん!」
まるでペニスの快感を一度に味わう感じであり、それが断続的に攻め続ける。エロ本の女性達がなぜ涎を足らしながら快楽に貪り続けるのかが良くわかってしまう。
自分がその立ち位置となるとは思いもしなかったが確かに今まで体験したことがない快感と快楽だ。
「どうじゃ、気持ちいいじゃろ。のう。」
「はっ 、はっ、はっ…い。た、確かにキモチ…イイ…ですぅ!」
正直に感想を返すと神様の笑いはいっそう妖しい物になり口角が上に上がる。
すると神様はもの寂しそうに充血し紅くさくらんぼ色になっていた逆の方の乳首を吸い付き始め、アソコの指の二本がそのまま膣内に侵入させた。
二本の指は膣内をまさぐり初め、自身の弱点を探し初める。男では考えられない快感が自分自身を襲っていると一瞬、身体中がビクッと痙攣するような快楽が襲った。
神様はその瞬間を見逃さずピンポイントに攻める。
「あぁ………!!」
アソコがグチャグチャと卑猥な音を立ている。自分自身快楽によって頭の中でスパークを起こす。ホワイトアウトと言うべきか気持ち良すぎて気絶しそうになるが休まず攻め続ける左手。そして…
「イ、イク!あっ…ど、どうしよう…男だったのにイッちゃうよ!」
「ほら、イッてしまっていいぞ。女の快楽にイってしまえ。」
そう言われ耐えきれなくなった俺はイキながら絶叫し、体を震わせ、意識を快楽の海に手放した。
「いやはや、やっぱり男に女の快楽を覚えさせるのは気持ちがいいのう。」
そう言って俺の冷蔵庫を勝手に漁る神様。神様は一仕事終えて満足でスッキリとした顔で缶ビールを取り出す。
プルタブを引いてゴクゴクと一気に飲み始める神様。
気絶した彼女はベットの上で寝かしてある。
彼女は女としての初めての快感に疲れきったのかスースーと寝息を立てながら眠っていた。彼女の耳と尻尾も汗でペタッとくっついている。
彼女が起きる時にはもう一度、今後の方針も含めて説明でもし直さなくてはならないと色欲に負けた自分を攻めたてながらため息を吐く神様であった。
主人公(俺)…大学生。特殊性癖はケモナー。神様によって狐娘に変えられる。主人公自身はケモミミ尻尾だけではメスケモじゃないので半人半獣に成れるように特訓するらしい。
神様…結構お偉い神様。分かる人にはすぐ分かる。特殊性癖はTSF。いやいやながらのメス落ちが一番の好物らしい。その点主人公は残念な結果に。