主人公(♂)がペンドラー(♀)と融合してTFTGフタナリ化し、快楽堕ちします
世界の『バグ』(ポケモン)
000
信じられないかもしれないがこの世界には無数の「バグ」が存在する。
曰く、手持ちの道具やポケモンが増殖したり、ポケモンが覚えるはずのない技を覚えたり、はたまた海の上を歩けたり。
それらのバグは普段生活する分には無縁であるが偶然遭遇してしまう事があるらしい。しかしながら中には故意にバグを犯し悪用するトレーナーも居るとかなんとか。
でも僕は違う。
僕は心の内に秘める高貴な目標の為に使うのだ。
この悲願を達成する為に僕はこのシンオウ地方にわざわざ訪れた。
そしてその願いは遂に僕と彼、いや彼女の手によって叶えられるのである。
001
「おっ? トシじゃないか! 久しぶりだな」
「久しぶり。元気そうで安心したよ」
「なんだ、お前も労いに来てくれたのか?」
「当たり前だろ、君の応援だ。ポケモンリーグ頑張れよ」
「えへへ、おう!」
そうやって鼻を擦りながら照れる少年の名前はヒロアキ。
未だ幼さが残る少年でありながら数々のジムリーダーを倒しバッジをコンプリートさせた彼は最後の登竜門である四天王を倒し、チャンピオンに挑むため麓のポケモンセンターで休息を取っていた。
「しかしヒロアキと出会ってもう半年は経つが君はどんどん先に進んでいくな。僕とはもう天と地の差があるんじゃないか」
「よせやい、そう言うトシも強くなってるんだろ?」
「いや、僕は全然さ」
そう言って謙虚に手を振りながらにこやかな笑みを浮かべる彼の名はトシ。
彼はシンオウ地方から遠く離れたイッシュ地方からやって来たトレーナーである。
半年前にトシがポケモンセンターで手持ちの整理をしてる際に偶然ヒロアキと遭遇。
彼の持っていたイッシュ地方原産のポケモンに目を輝かせたヒロアキはトシに話しかけ、そこから彼らは親友と言える仲まで発展していた。
「でももう出会って半年か。トシには色々助けられたよ、なんでも知ってるもんな」
「そんな事ないよ。僕は色んな地方を旅してるから自然と身に付くんだ」
「でも凄いことには変わりないぜ」
そう言いながらヒロアキは自動販売機でトシと自分の分の飲み物を選ぶ。
おいしいみずとミックスオレを選んだヒロアキはおいしいみずをトシに投げ渡し、ミックスオレの蓋を捻った。
「そう言えばトシ何で旅してるんだ。てっきりオレと同じくポケモンマスターを目指してると思ってたんだけど?」
「最初に出会った時に話したと思うけどもう忘れたのかい? 僕はある目標の為にここに来たのさ。その目標は内緒だけど」
「えぇー、ケチー!」
「ケチで結構」
そう突っ放すと顔を背け飲み物を口に含むトシ。彼は横目で自販機に寄り掛かるヒロアキを観察する。
浅黒く焼けた黄金色の肌に十代前半の筋肉が付いていながらも細い印象を受ける手足。所々切り傷やかすり傷が絆創膏からチラリと見え、活発な印象を受ける。
真相が聞けず、プルタブを付けながら唇を尖らせて不満げな彼の表情も愛らしいがやはり満面の笑みを浮かべた時は心奪われた。
思えば彼と初めて出会ったあの時から、僕の愛らしいポケモンたちと触れ合いながら輝かしい笑顔を見せ付けられた時から、僕は彼に心底夢中なのである。
そして今日が高貴な目標を叶える特別な日。
トシは歓喜と期待に身体を震わせる。
「どうしたトシ、身体を震わせて。クーラーが効き過ぎて身体冷やしたか?」
「ハハハ、なんでもないよ。それよりも今日はもう一つ、とっておきの情報を手に入れたんだ」
「とっておきの情報って?」
トシは手招きでヒロアキを呼び寄せると隣のソファに座らせる。そして内緒話として口をヒロアキの耳に寄せると彼の耳元で周りに聞こえないように小さな声で話し始めた。
最初の四天王リョウの部屋へ入る扉は一度入ると開くことが出来ない。
しかしながらここで『なみのり』を使うとなんと扉の先の真っ暗な空間にたどり着く。
そこで特定の場所まで歩くと地下に潜って地上へ戻る。すると『しんげつじま』や『はなのらくえん』などの普段立ち入ることの出来ない場所にたどり着くことが出来ると言うのだ。
「はぁ!? それって本当なのか?」
「実際に試してないから分からないけど本当らしい。それで今回ヒロアキが四天王に挑むだろ? そこで実際に調べて貰えないかと思ってこの話を持ってきたんだ」
「えーなんでだよー。トシが行けばいいだろ」
「僕はポケモンマスターに興味ないからね。今から挑戦するヒロアキに丁度良い話題かなって。それにチャンピオン倒しちゃったら四天王にも用事なくなるだろうし挑戦する前が良いでしょ?」
「んー、確かにそうだけど……」
「それに折角だから伝承や噂で聞く伝説のポケモン、ゲットしなよ。チャンスじゃないか!」
トシに乗せられたヒロアキはベンチに座り込み悩み耽る。
確かにトシの言うことはごもっとである。
それにチャンピオンへ挑む前に伝説のポケモンとやらをゲット出来たら大きな戦力補給になるだろう。
言われてみれば四天王は何度でも挑む事が出来る。一度だけではないのだ。
「よし、分かった。折角の機会だし調べてみるよ」
「本当かい! それは助かったよ。ありがとう!」
そう言ってトシはバックに手を突っ込み一枚のメモを取り出すと彼の手に握らせる。
そのまま互いに繋いだ手を顔の前まで持っていき互いに目を合わせた。
「いいかい、このメモの通りに進むんだ。ミスしたら戻って来れないかもしれない。君は僕の大切な人なんだから必ず戻ってくるんだよ」
「近い、近い、近い! 分かった、分かったから。大丈夫だから!」
そう言ってそそくさと離れるヒロアキ。
ビックリした彼はゼーゼーと荒い息を吐きながらポケットにメモを突っ込むとベンチに置いていたリュックサックを手に取り立ち上がる。
「まったく、ビックリするじゃねーか……。ともかくもう行くからな。今日はサンキュー」
「こちらこそ、僕のわがままを聞いてくれてありがとう。ちゃんと戻ってくるんだよ、僕達のポケモンも待ってるからね」
「了解。あっ! そうだ」
何か気が付いたのかヒロアキは背中を振り向くとトシにビシっと指を指す。
「もしオレがチャンピオンになったらトシの目標ってやらを教えて貰うぜ! 心しておくんだな!」
「ハハハ、分かった良いよ。楽しみに待っておくさ」
「おっ、言ったな。じゃあ行ってるぜ」
「頑張って!」
「おう!」
そう言って背中を見せながらピラピラと手を振りポケモンセンターを後にするヒロアキ。
その後ろ姿を見ながらトシはボソリと呟く。
「ごめんねヒロアキ君。君の願いは叶えられない。だって……」
「もう、僕の目標は叶うんだから」
その時のトシの顔はさっきまでのにこやかな笑顔と取って代わり、黒く歪み切った笑みを浮べていた。
002
それからと言うものもヒロアキは順風満帆にチャンピオンロードを攻略する。そんな数々のベテラントレーナー達に勝ち進んだヒロアキの前には大きくそびえ立つ建物が。
その建物こそがシンオウ地方選りすぐりの猛者である四天王、そしてその頂点に達するチャンピオンが待ち受けるチャンピオンリーグである。
顔を上げながら唾を飲み込むヒロアキ。しかし内心は彼自身意外ながらも落ち着いていた。
それもそうである。
チャンピオンリーグは負けても何度でも挑戦できるし、何と言っても今回の目的はそこではない。ヒロアキが話していた『なぞのばしょ』の探索である。気の持ちようは軽い。
ヒロアキは建物の中に入ると手持ちのポケモンを預け体力を回復してもらう。その間に彼はパソコンの前で手持ちの整理をし始めた。
モンスターボールと言った基本的なモノから穴抜け紐などの緊急時の脱出手段まで。謎の場所と呼ばれる場所が一体どういう場所なのか、言伝に聞いたのみなので準備に越した事はない。失敗すると岩の中に閉じ込められる事もあるらしい。
トシから手渡されたメモには道順の他にそのような注意事項もしっかり明記されてあった。用意周到に道具を揃え、手持ちのポケモンも万全に徹する。
そうして準備を終わらせたヒロアキは手続きを済ませると、意を決して最初の四天王が待つ扉に手を掛けた。
最初の四天王はリョウ。
虫ポケモンの使い手でヒロアキよりも少し年上の美少年。しかしながら今回ヒロアキは彼に用はない。
アイドルグループのような独特な空気を醸し出している彼を傍目にトリトドンを呼び出すと入ってきた扉に向かってなみのりを指示した。
トリトドンは最初ヒロアキの指示に困惑するが指示通り技を掛ける。
するとなんという事であろうか。
トリトドンとその上に乗ったヒロアキは扉の先の真っ暗な空間に投げ出されたのである。後ろを振り返るとリョウが待ち構える部屋の扉。
扉の先にある筈の歩んできた道筋は綺麗さっぱり消え去り、周り一面真っ暗な空間。
これがトシの言っていたなぞのばしょである。
ヒロアキはモンスターボールにトリトドンを戻らせると腰のホルダーに収める。そしてカバンの外ポケットからヒロアキから手渡されたメモを開くと手順通り足を動かし始めた。
右に五百数歩
左に六百数歩
また左に二十数歩
そして道を戻って十数歩
真っ暗な空間の中でポケッチの歩数計の明かりがうっすらとヒロアキを照らす。
真っ暗な道を一人で進むのはやはり恐怖を感じるのであろう。左手には相棒のドダイトスが入ってるモンスターボールがしっかりと握れ閉められていた。
そして遂に示された座標までたどり着いたヒロアキはバックの中から探検セットを取り出す。
これで一度地下通路に向かい地上に出るとそこはしんげつじま。そうメモには記載されてある。
ヒロアキはそのメモに疑う事はまずない。なんせあのトシの情報だ。二人は大親友。そんな彼を信じられない筈がない。
ヒロアキは地下にたどり着くと旅の記録である手帳を取り出し、日記を付け始める。
トシが激励にわざわざ会いに来てくれた事。
そこで俺のためにとっておきの情報を持って来てくれた事。
そしてこの探索を終え、チャンピオンを倒したらトシの秘密を教えてもらう約束をした事。
今日の出来事を書き留めると最後に『待ってろチャンピオン!』とページの隅に書き殴る。
そして手帳をバックに納めるとヘルメットをかぶり直し、地上に向かって足を動かし初めた。目指すはしんげつじま。
「待ってろダークライ!」 と意気込む彼。
そんなヒロアキの意識が途絶えたのは地上にたどり着いたその瞬間の出来事であった。
003
意識が混濁する。
まるで何も存在する事のない、真っ暗な闇と言う名の大海原。
そんな空間に意識だけがふわふわと漂う。
五感の判別が付かず、まるで一つの固まりのよう。
やがてその固まりが意識を残して溶け、型に合う様に流し込まれる。
新しく形作られる感覚。
前脚に両腕が。後脚に両足が。
全身が肥大化しぎゅうぎゅうと押し込まれる。肌はツルリとのっぺりと。
そして今まで感じた事のなかった耳や尻尾、全身に等間隔に生え揃う爪などの未知な感覚。
その感覚は更に広がり、大きく膨らんだ数多の乳房や肥大化した乳頭。そしてもう一つの穴まで。
だが失くした感覚は一つもない。
新しく形成された身体には彼の股間に付いいた局部が形を変え、太く、長く、逞しく聳り立っていた。
やがて混濁した意識から目を覚ます。
今まで感じたことのない新しい感覚、五感が機能し始める。
薄っすらと目を開き、ボンヤリとした視界が段々とハッキリし始める。
心地よい風が全身汗だくとなった身体を優しく冷まし、その風に釣られて自然かつ野性的な独特な匂いが鼻に付く。咄嗟に顔を顰め周りを見回すヒロアキ。
そこで彼は目を見開いた。
そこは周り一面開けきった草原であり、数々のポケモンたちがのんびりと過ごしている。また目を凝らすと奥には小さな建物とこの牧場を覆う柵が。
ヒロアキはこの場所に見覚えがあった。
ズイタウンの一角にあるいおじいさんとおばあさんが経営する育て屋。
そう、彼が目覚めた先は『ポケモンそだてや』の柵の中であった。
004
驚きのあまり咄嗟に立ち上がるヒロアキ。
しかしうまく立ち上がる事が出来ずそのまま横に横転してしまう。その時に感じる大きな違和感。地面に接する際に草に触れる感覚面が普段よりも広いのだ。なんとか立ち上がろうにも前脚が地につかない。
そこでまた違和感が。
前脚、自分の視界には赤色に紺色のストライプの前脚が目に入る。これはどう考えてもポケモンの脚である。はて、自分は今ポケモンの背中にもに乗っているのだろうか?
ともかくここから動き出そうとするが地面に手をつけても視界に入るのは前脚をつけたポケモンの脚のみ。
おかしい、これは一体どういう事なのか。
感覚では地面に手に付けているが視覚に連動していないこの現状。次こそ立ち上がろうと後脚に力を入れて立ち上がった。そう、四つん這いの形で。
後脚で立ち上がろうにも立ち上がれないヒロアキ。足に力が入らない? いや、違う。後脚ってなんだ。頭の中がこんがり始める。
両手、前脚。
両腕、後脚。
歩くときは右前足を前に出し、左後脚を前に。それを左右交互に動かす。
動かすたびに地面と擦れる胸と局部がムズムズと。なんとも言えない初めての感覚が全身を襲い、身体を熱くする。
ずんずん前に進み、やがて見えて来たのは一つの水飲み場。自然と脚が速くなる。
重い身体を引きずりながら一歩、また一歩。
そして水辺に身体を投げ出した。水しぶきを巻き上げながら重たい身体を浮力で支え、火照る身体を冷ます。濡れた身体をブルブルと振って水しぶきを飛ばした。
おかしい。
何故自分は自然とこの様な行為に挑んでいる。
思考よりも先に身体が動き出す。まるで野性的、いや本能に忠実な獣である。自分は何者だ。
思い出せ。自分は何をしていた。
思い浮かぶのはポケモンセンターでの一幕。
チャンピオンリーグに挑むために準備を整えるヒロアキ。そこに現れたトシ。
二人は久しぶりの再会で互いに健闘し話し込む。そしてトシから渡された一枚のメモ。メモにそって真っ暗な空間を進み地下に潜る自分自身。そして日記を書き込むと地上に向かう。向かった先はしんげつじま
自分自身、自分…自分は何者……
振り返る過去の記憶の少年はヒロアキ。
ヒロアキは自分自身。しかしそれとは別に存在するこの記憶、人ならざるこの記憶。
ご主人様であるトシのポケモン。
ワタクシの愛おしくて尊い大切な存在。
ワタクシを愛し、愛でて、慰めるトシ様の忠実な存在。
明らかに自分ではない記憶、それもポケモンの記憶だ。
そしてその記憶に垣間見るトシの横顔。それはつまりトシのポケモンの記憶。
記憶の中のトシ様はワタクシを……トシ様! トシを様付けだと! 俺は何を考えている!
自然と思考が塗り変わられる感覚に戸惑いながらも目を瞑りながら思いっきり首を横に振り、必死に自分はポケモンではないと否定するヒロアキ。
ふと彼は目を開く。
水飲み場を覗き込む姿勢となる。目線の先はゆらゆら揺れる水面。
そこに映るのはムカデを彷彿させる長めの首に金瞳、赤色と灰色のツートーンカラーに シュッとした出で立ちはむしポケモンにしては珍しく他の哺乳類種のポケモンのようである。
ここシンオウ地方ではまず見ない、珍しいメガムカデポケモン。
産地は確かイッシュ地方、トシの出身地。
名前はペンドラー。
水面に向かって目配せするとそれに釣られて同じように目を瞑るペンドラー。首を動かすと一緒に動く。
そう、まるで鏡合わせのもう一つの自分。
咄嗟に体全体に目を向ける。
プニプニとした全身に首元からお尻に連なる爪。全身を支える四本の足に二本の尻尾が見える。
耳は触覚となり尻尾同様頭の上に二本。
そしてメスの証明である胸から胴体に掛けて複数並ぶ乳房達。
一つ一つ大きな乳房には更に肥大化した乳首がそそり立っており、これらが地面に擦れることで今まで感じたことのない快感を走らせていたのである。
パニックになるヒロアキ。
しんげつじまを目指していたのがいつの間にかそだてや。しかも見慣れた人間の身体ではなくポケモン、それもトシのポケモンであるペンドラーである。
そう、ヒロアキはトシのペンドラーになっているのだ。
助けを呼ぼうにも声は出ず、漏れる声は「キィィギヤャャー」と鳴き声のみ。
水場を抜けて小屋に向かう為、必死に重い身体を動かすも地面に擦れる感覚が動きを阻害する。
ヒロアキの感じたことのない『快感』と言う未知の感覚。
最初の方は我慢出来ていたこの感覚も長く持ちこたえる事は出来ない。股関節に感じる違和感に首を捻りながら一歩、また一歩。
そしてその一歩に合わせてヒロアキの局部が湿り、糸を引き、一種のフェロモンを匂いを漂わせる。
その匂いは発情期の畜生そのもの。
漂う匂いは他のポケモン達を刺激する。
朦朧する意識にムチを打ちながら身体を引きずるヒロアキ。その匂いに引き寄せられ目の色を変えたポケモン達がぞろりぞろりと集まり始め、今か今かと待ち構える。
意識が混濁する。
俺…ワタクシ…人間…ポケモン……
(自分は誰だ?)
俺はペンドラー、トシ様のポケモンでチャンピオンを目指すもの
(自分は何をしている?)
助けを呼ぼうとおじいさんが居る小屋に向かう
(これから何をすれば良い?)
慰めたい、子宮が疼く。入れられたい、入れたい。子を宿したい!
ヒロアキと融合したペンドラーの自意識は思考が混ざりきる前に生存本能として発情する。
ペンドラーとしての意識にヒロアキの意識が新しく交わり昇華する事はある種ペンドラーとしての生命の危機と言っても過言ではない。
種族繁栄の全うな思考。
その意志を感じ取ったポケモン達がわらわらと集まり始め、ヒロアキの周りを囲い始める。
彼らの股間の合間からは皮鞘から伸び出た赤黒い獣器が禍々しく揺れていた。
(交わりたい、交わりたい、その太く逞しい肉棒で私を付いてほしい)
(俺は…ワタクシはどうなるんだ……!?)
ヒロアキは地面に座り込むとそのままお腹を見せる。仰向けになったヒロアキの腹部は興奮しているせいなのか乳頭が湿り、局部の愛液は滝のように流れ、全身汗だくとなり艶かしい雰囲気を醸し出す。
そしてヒロアキの局部の花弁。
そこには小さな突起物ではなく、彼らより一回り二回り大きな肉棒が顔を出していた。
そう、それは陰茎。
オスを表すセックスシンボル。
男であったヒロアキとメスであったペンドラーが融合する事によって互いのセックスシンボルが交わり、更に肥大化する。通常のペンドラーより一回り大きなその姿は大変欲情的かつ卑猥な雰囲気。
子種を植え付けようと我先に群がるポケモン達。
彼らの瞳にはペンドラーである彼女にしか目に入っておらず野性的かつ本能に赴くまま彼女に襲いかかって来る。
そして先頭に立つのはどこか見覚えのある姿のポケモン。
大きな背中の甲羅に一本の樹が生え、まるで小さな山のようになっている特徴的な姿はドダイトス。
そう、ヒロアキの相棒のドダイトスである。
彼の目に今のヒロアキはパートナーではなくトレーナーにも見えていない。彼の瞳に映るのは一匹の発情したメスのポケモン。
彼は本能に赴くまま襲いかかる。
「……!アァ…アアアァァ…ァァァアアアアアァ!」
(これだ! これを待っていた! そうだ…いい…気持ち良い……!!)
まっしぐらに局部に突き刺さすドダイトスの潤滑油に塗れた肉棒。
彼はペンドラーに跨がると腰を振る事だけに夢中となる。
必死に腰を振るヒロアキの相棒。
そこには配慮も愛も何一つ存在しない。
あるのは快感のみ。
快感に貪欲になる姿はまるで獣そのもの。そしてそれを受け入れるヒロアキもなんら変わらない。
それに釣られて小さなサイズのポケモンであるパチリス達が胸の谷間に登り乳首を嘗め始め甘噛みする。一つの乳房に数匹が登り一匹一匹が一つの乳頭を責め立て、長い柔らかな尻尾を這わせ快感を生み出す。
こちょばゆさを感じながらもゾクゾクと肩を震わせる。
また穴は一つだけではない。
へびポケモンであるアーボは長い身体を器用にくねらせると尻尾をお尻の穴に突き立てる。そのままゆっくりと尻尾をアナルに入れ始めた。
ヒロアキとして勿論のこと、ペンドラーとしても初めての感覚。
排泄物が顔を出す器官に逆に入れられる感覚は人間、ヒロアキとしては当然の事ポケモン、ペンドラーも経験したことがない。
彼の股関節には男性器がそそり立っておりそれは必然的に前立腺を有してる事となる。そこを責められることによってメスとしての快楽ではなくオスとしての快感が全身に震え届き、腰もガタガタと震わせてた。
あまりの快感に声が漏れるがその声は甘美な喘ぎ声でありポケモンの鳴き声が艶かしく外に響き渡る。
この声は柵の向こう側の人達にも響き渡るだろう。
羞恥心がこみ上げるが快感には抗えない。
精通前の子供がオスとメスの両方の性的快感に抵抗できるはずもなかった。
融合した影響なのか、ペンドラーの発情期としては今までと段違いのフェロモンがヒロアキからは醸し出され、周りのポケモン達を誘惑する。
沢山のポケモン達が目の色を変え襲いかかる。
そして最後に誰も手を付けていなかったペニスにまとわり付くメタモン。
メスを求めるオスのポケモンたちはペニスに興味を示さなかったが性別のないメタモンは関係ない。
メタモンは玉を包み込むとそのまま上へ上へと身体を伸ばす。そしてそのままペニス全体を包み込むと甘温かいくすぐったい感覚が。
するとメタモンは波を打ち始めた。
根本の方から亀頭に向かってゆっくりと。しかしどんどんと動きが早くなり始めるとメスとしての快感に負けず劣らず感じ始める。
今まで局部を弄ると変な感覚になって事があるヒロアキであるがその感覚が更に肥大化する様な感覚。
またペンドラーとしてもオスとして先程のアナル同様に初めての感覚であり今まで貯蓄された快楽に身を浸すヒロアキは口端から涎を垂らし、目を虚ろになっていた。
中に出される度にイッてしまうペンドラー。
お尻の穴を責められ腰を震わせるヒロアキ。
二つの自我の境界が更に薄まっていく。
乳首を責められ肩を震わすヒロアキ。
亀頭を捏ねくり回され何も考えられなくペンドラー。
オスとして、メスとしての快感の区別が付かなくなる。
何度も至る絶頂。
射精という名の快感。
頭が真っ白となり何も考えられない。
メタモンの中にぶち撒けられる白濁液がキャパシティを超え、隙間からボコボコとこぼれ落ちる。
意識が遠くなる。何も考えられなくなる。
何度もブラックアウトした意識の中で二人の意識は交わり続ける。
そこに居るのは一匹のポケモン。
太く生々しいペニスを垂らし、大きな肥大化した胸を地面に擦り付ける一回り大きなふたなりペンドラー。
彼、いや彼女は意識を失った後も周りのポケモンの慰み者として犯され続けるのであった。
005
日が沈みポケモンたちが眠りに付く頃。
精液と愛液、汗や涎れなどでベタベタとなったペンドラーが一匹眠りを付く。
そこに近づく一人の影。
彼の右手にはモンスターボール、そして左手にはヒロアキのリュックサックが。
彼は眠りに付くペンドラーをモンスターボールに戻すと草むらに座り込む。そしてリュックサックを物色すると一冊の手帳が出て来た。
彼は手を止め手帳を開く。
それはヒロアキの旅の記録。そして最後のページ、そこには彼の意気込みとして『待ってろチャンピオン!』の文字が記されてあった。
彼は口角を上げながらその一文に指を滑らせる。
「大丈夫だよヒロアキ…君はずっと僕のモノさ」
足元に置いていたモンスターボールを手に取るとボールを顔に近付けるトシ。そしてボールにキス。
彼の瞳はヒロアキが入ったボールを見詰めるがその目は狂信的かつ熱を持った瞳。
「実はね…僕はポケモンしか愛せないんだ…だから僕は旅に出た」
トシは周りを見回す。
そこにはぐっすりと眠りこけるドダイトスやアーボなどのヒロアキを犯していたポケモン達が。
トシはバックを拾った場所の近くに落ちていたモンスターボールにドダイトスを戻すとバックに入っていたヒロアキの手持ちのポケモン達と一緒に逃し始めた。
「トシの相棒、いや恋人は僕だけで良い…他の奴らはいらない」
最後に投げつけるのはヒロアキの相棒。
トシは夜の闇に消えていくドダイトスの背中を見ながら今度は自分の手持ちのポケモンであるアーボとメタモンを手持ちに戻す。
「僕にとって君との出会いは運命なんだ…そしてこのバグはシンデレラの魔法」
そして自由の身になったヒロアキのポケモンを見届けるとバックを地面に投げ捨て、ペットボトルに入った液体をかけ始めた。
「僕の夢は運命の恋人を見つけること。ポケモンとしてはこのペンドラー、そして……」
ポケットの中から取り出すのはマッチ箱。
彼はマッチを擦って火を点けると油が掛けられたバックに投げ込んだ。途端に燃え広がるヒロアキのバック。
「人としては君だったんだ。そして二人は混じり合い、交わし、艶美の声をあげる」
轟々と燃え広がるバック。
辺り一面真っ暗な場所でぽつりと一つの灯りが。
そして照らされるトシの黒く濁りきった禍々しい笑顔がくっきりと浮かび上がる。
「君の夢は叶えるよ…僕と一緒にチャンピオンに挑もう」
彼は最後に手帳を投げ捨てる。端の方から燃え広がる手帳。
『待ってろチャンピオン!』の文字が端の方から灰となって消えていく。
「これからはずっと一緒……」
彼は両手で優しく包み込んだモンスターボールを胸元まで持って来るとゆっくりと目を瞑る。
トシは燃えるヒロアキの荷物を背に夜の闇に消えて行った。