※この作品はR-18です。

人物病愛物語   作:cl.

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今回のお話はストレアです。エロ、ネタバレありです。

良ければどうぞ!


無限の契約

やぁ皆様。俺の名前はcl.。

 

ギリギリで攻略組にしがみついている片手剣使いだ。

 

そして急にカミングアウトするようで悪いんだけど...

 

 

俺はストーカーだ。

 

ストーカーと言っても別に襲う気はさらさらない。

 

ストーキングして、その娘の写真を結晶で撮って、満足する。

 

危ないけど危険性はないストーカーです。

 

そんな俺は現在この時間、その娘を現在進行形でストーキングしています。

 

俺はソロプレイヤーなので隠密も索敵もかなり高レベルです。

 

今は隠密で姿を隠しつつ、索敵派生modの追跡で彼女を追っています。

 

おっと、そんな事を話しているうちに彼女の姿が見えてきました。

 

艶やかな紫色のロングヘア

 

無邪気で可愛らしい紅色の瞳

 

圧倒的主張をした豊満な胸

 

そう。俺がストーカーしているのは攻略組でも有名な両手剣使い、ストレアさんである。

 

そして俺が彼女に惹かれたのは、75層...彼女が攻略組に参加し始めた頃の事だった。

 

75層でポーションを補充していた時の事、買い出していた俺の近くを彼女は通り過ぎた。

 

その一瞬、その一瞬に見た彼女の姿に俺は心を奪われた。

 

一目惚れというヤツだ。

 

それから、攻略時等時間がある時に他愛もない世間話をしている。

 

彼女との関係はその程度

 

それに俺は知っている。

 

彼女は二刀流、キリトの事を好意に想っていることを。

 

だから俺は彼女とそんな関係になろう...いや、なれるだなんて思っていない。

 

だからこうしてストーキングして心を満たす。

 

気持ち悪いでしょう?

 

でも仕方ないんだ。

 

俺は何とか攻略組にしがみついている落ちこぼれ

 

対して彼はユニークスキルの二刀流に選ばれ、戦闘の才能もずば抜けている。

 

そんな“英雄”に勝てる訳が無い。

 

...おっと、彼女が路地裏に入った。何処に行くんだろう?

 

俺は壁からそっと様子を覗いて、再びコソコソと彼女を尾ける。

 

おっと、そう言えば隠密と索敵について詳しく説明しておきましょう。

 

隠密と索敵は練度が大事です。

 

隠密が150で索敵が151の場合隠密はバレてしまうし、隠密の方が1でも高ければ隠れきれる。つまり練度1が生死を分けるのがこのゲームだ。

 

因みに俺の隠密は950。ほぼ見つかる可能性はない。

 

彼女の索敵が俺より高くなければ。

 

解説しているうちに、彼女は何度か目の曲がり角を曲がった。

 

俺は最初同様の動きをする。

 

今までは彼女の後ろ姿が見れていたが、今回は誰も居なかった。

 

しかも、そこは高い壁が立ちはだかる行き止まりだった。

 

「どういう事だ...!?」

 

俺はどういう事か解らず、それを解明する為に頭を回した。

 

もしかすると、彼女の索敵は俺より高かった…?だがそれだと壁は...

 

俺は必死で考えを巡らせると、1つの見落としに気づいた。

 

俺は彼女の索敵ばかり気にしていた。

 

そこで俺が見落としていたもの。

 

それは

 

────隠密の熟練度(・・・・・・)

 

つまり彼女は────

 

「やっほークラ♪」

 

俺が解明した答えを頭で認識する前に、彼女は俺の背後に現れ、声を掛けてきた。

 

「...こんにちは...ストレアさん...」

 

俺は突然のこと過ぎて少し強ばった顔で途切れ途切れに応答する。

 

「ふふふ、ビックリした?クラ♪」

 

「う...うん」

 

とりあえず咄嗟に頷く

 

するとストレアさんは「ねぇ...クラってもしかして...」と怪しむ目で俺をジッと見つめた。

 

ヤバイ、バレたか...?

 

「私を脅かそうとしてたんだね?」

 

「へ?...あぁうん合ってますよ!」

 

余りに拍子抜けな言葉に俺は目を丸くしながらも、直ぐに我に返ってそれを肯定する。

 

「ふっふーん♪ねぇクラ、私が君に勝ったんだから1つ言う事を聞いてくれるかな?」

 

言う事?なんだろう?てかあれそもそも勝ち負けあるの?あったとしても俺の社会的敗北でしょ?

 

そんな事を考えつつも、下手に断ると面倒になりそうなので素直にストレアさんの言う事を聞くことにした。

 

「わかりました。それで何をすればいいんですか?」

 

「それはね〜私の料理を食べて欲しいの!」

 

彼女の急な発言に、俺は驚きながらもその理由を尋ねる。

 

「なんで俺なんですか?と言うかなんで料理...?」

 

すると彼女は少し顔を紅くさせながら答える。

 

「えっと...その...キリトに食べて貰いたくて...その...試食を...」

 

「ッ!...良いですよ」

 

“キリト”その言葉に俺はすこし絶望の顔を浮かべるが、すぐさま表情を戻す。

 

「ホント!?ありがとねクラ♪じゃあついてきて、私の家でご馳走するから♪」

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

それから俺達は転移門を使い、75層の主街区にある、彼女のプレイヤーホームに訪れた。

 

部屋のリビングに入ると、紫色を基調とした綺麗な部屋だった。

 

「凄いですね、これ全部で幾らしたんですか?」

 

「うーん、20000000コル位かな〜?まぁお金は結構余ってたしね」

 

「にっ!?」

 

俺は彼女がアッサリと口にしたべらぼーなお値段に絶句する。

 

俺もプレイヤーホームは持っているが、せいぜい3000000コル。

 

やはり遠く及ばない。

 

「ところで今日は何をご馳走して貰えるんですか?」

 

俺が空腹に耐えられなくなってきたので思い切って料理を尋ねる。

 

「それはね〜、なんと!カレーだよ!」

 

「へぇ、俺、カレー好きなんですよ」

 

俺が美味しそうなカレーを想像して少しヨダレを垂らしていると、彼女はクスッと笑ってウィンドウを呼び出す。

 

そして彼女は紫色のワンピースに着替えたあと、「作ってくるからクラも着替えておいてね」と残しキッチンに行った。

 

俺は自分が来ていた白のコートを脱ぎ、赤いポロシャツにジーパンを履いてカレーが出来上がるのを待った。

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

「「ご馳走さま」」

 

俺はカレー(+α)を食べた後、腹をパンパンと叩く。

 

「美味しかったです。ご馳走さまでした」

 

「こちらこそお粗末様でした。口に合ってよかったよ♪」

 

そんなお決まりな事を言った後、彼女は背筋を伸ばし立ち上がる。

 

「ん〜!私ちょっとお風呂入ってくるね」

 

彼女はそう言い残し、パタパタと風呂場に向かった。

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

5分後、俺は彼女のプライベートが知りたい。とふと考えてしまった。

 

やっぱりダメだよな、と思ったが、でも少しなら、という気持ちが勝ち、俺はコソコソと彼女の家を探索し始めた。

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

書室、ベランダなど、普通の部屋や、何も置いてない不思議な部屋もあった。

 

そして最後になった寝室の目の前まで来た。

 

俺は何気なくガチャッとドアを開け、そして部屋を見渡す。

 

すると、そこに広がった光景は理解しがたいものだった。

 

1人暮しなのに置いてある大きいダブルベッドに、壁1面張られたある人物の写真。

 

「...え...?なんで...?この写真は...」

 

その写真に写っていた人物を俺は良く知っていた。

 

いや、知っていなければならないヤツだった。

 

しかもソイツは、俺に1つの矛盾を浮かばせる。

 

彼女は言った。今日俺を呼んだ理由は、

 

キリトに食べて貰う為の料理の試食だ。

 

なのに、なのに何故...

 

この写真に写っているのはキリトじゃないんだ?

 

なんで、なんで、なんで、なんで...

 

俺は理由の解らない目の前の謎に気が狂いそうになる。

 

なんで、なんで、なんで!!

 

なんでソイツはキリトじゃなくて...

 

────キリトじゃなくて、俺なんだ!?

 

そう、壁1面に張られた写真に写る人物、それは紛れもない自分自身だった。

 

そして何より恐怖に感じたのは、その写真は75層からの写真では無く、1層からの俺の姿があった。

 

それに絶対に彼女は居なかったレイド戦や、俺のソロの探索まで、全部、全部あった。

 

俺は此処から逃げなきゃ、と本能が言うが、

 

目の前の事態に、俺は体が硬直し、思考も止まっていた。

 

そして硬直した体を頑張って動かそうとすると、背後から何時も通りの可愛らしい声が聞こえる。

 

「ねぇ、クラ、そこで何してるの?」

 

俺は何時もはとても愛らしく聞こえる声が、今は絶望に引きずり込む悪魔の声にしか聞こえなかった。

 

俺は声のない悲鳴を上げ、尻餅をついてベッドのそばまで下がり、彼女から距離をとる。

 

「あーあ。バレちゃった〜...ふふっ...クラったらそんなに怯えちゃって可愛いね♡」

 

彼女は俺の絶望に満ちた顔を光悦の表情で見つめる。

 

「実はね、知ってたんだよ?クラが私をストーカーしてる所。ふふっ実は気づかれてて、しかも逆ストーキングされてる事にも気づかないで私を見つめてるクラ、可愛かったなぁ♪」

 

そして彼女はゆっくりと1歩を踏み出し、俺に近づく。

 

「それにしても、今日は運がいいなぁ。クラがこんな簡単に家に来てくれるなんて」

 

俺の目の前まで来た彼女はしゃがんで更に顔を俺の近くに近づける。

 

「この世界で、君を見つけた時からずーーーっと思ってたんだよ?君を独り占めしたいって、こうしたいって」

 

顔を近づけられた俺はベッドの上に逃げたが、彼女もベッドに上がり込み、シュルっと音を立てながら色気のあるナイトウェアを脱ぎ始めた。

 

「なにを...」

 

ようやく声が出るようになった俺は彼女に何かを言おうとするも、唇を彼女に奪われる。

 

「ぷはぁ...ふふふ、クラのファーストキス、私が貰ったよ?」

 

そして彼女は次に俺の服を脱がせ始めた。

 

理由は解らないが、何故か俺の倫理コードは外され、服を脱がされて行く。

 

「やめろ...!」

 

俺が気力を振り絞り、反抗的な声を出す。

 

しかしら彼女はまたもや妖艶な笑みを浮かべると、今度は俺の下腹部へと視線を移す。

 

そこには、この状況に興奮してしまったのか、はたまた恐怖から来た子孫を残そうという、人間としての本能なのかは解らなかった。

 

「ふふっそんな事言っても、身体は正直だね。こんなにビンビンにしてるのに...まだそんなこと言えるの?」

 

彼女はそんな事を言い、自分の体を俺に覆い被す様にゆっくり近づいてくる。

 

そんな中、俺はふと考えてしまう。

 

そうだ、良く考えれば、俺は彼女が好きでストーカーをしていたんだ...なら、このまま抵抗もせず、彼女を受け入れれば、俺は彼女と結ばれる事ができる...?

 

そして、そんなとは裏腹に、もう一つの考えが浮かぶ。

 

でも、俺は必死で攻略組にしがみついている役たたずな存在で、彼女は攻略組でも一際目立つトッププレイヤー。

 

釣り合う訳が無い。

 

どうせ彼女だって、俺を見ていて面白かっただけ。そんな俺を見ていた彼女は、その面白い、や珍しい、の感情を恋心と間違えて認識してしまっただけだ。

 

もしこのまま彼女と結ばれる事があったとしても、直ぐに捨てられる。

 

自分の殻に閉じこもり、そんな事を考えて周りの事を完全に忘れてた俺は、一瞬に体中を巡った快楽に我に返った。

 

我に返った俺が見たのは、俺のペニスをパックリ咥えた彼女のワレメ、そして少し苦しそうにはぁ、はぁ、と息をしながらも喘ぎ、光悦の顔をしているストレアだった。

 

彼女はその騎乗位の体制で身体を動かす。

 

俺が感じるのは動く度にパンッパンッと彼女のしりと俺の腰がぶつかり合う音、彼女の愛液がビチャッビチャッと飛び散る音

 

動く度に大きくなる彼女の喘ぎ声。

 

押し寄せてくる快感。

 

いつしか俺は、捨てられるなら、どうせ捨てられるなら、と考え始めた。

 

逃げて後悔するよりも、受け止めて後悔する方がよっぽどいい。

 

俺は俺の上で上下に動く彼女を押し倒し、正上位の形になった。

 

彼女はその細い脚を開いてM字開脚になり、俺はひたすらに彼女を突いた。

 

「あん♡クラから求めてくれるなんて...ん♡嬉しい♡んんっ♡」

 

まるで目にハートでも浮かんでいるような顔をする彼女を俺はただ突いた。

 

ただ一心不乱に彼女の膣を突いていると、俺は自分の奥から湧き上がるものに耐えられなくなる。

 

「君のチ〇ポっどんどん大きくなってるっ!♡」

 

そして俺は奥から湧き上がる絶頂寸前による射精欲を我慢出来なくなる。

 

「ストレア、愛してる!射精すぞ!」

 

「うん♡私も愛してる♡だから♡君の子種♡私に射精して♡」

 

その直後、俺のペニスから精液が射精され、彼女の子宮に直接注ぎ込まれた。

 

「イクゥッ!♡♡♡」

 

彼女は潮を噴きながら絶頂する。

 

俺はそんな彼女にもう一度、「愛してるよ、ストレア」と言って口付けをする。

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

ストレアside

 

「んん...?」

 

営みに疲れて寝てしまったのか、私はベッドから私は体を起こした。

 

まだ少し眠たい目を擦り、周りを見渡してみるが、彼の姿は何処にもなかった。

 

当然だ。私は彼にあんな事をしてしまったのだから...

 

彼の好意に気づいていながら、彼に興味のない振りをし、キリトに好意を向けている振りおして、その上押し倒して逆レイプ。

 

彼が怒らないはずはない。

 

彼はもう二度と私の前に現れないだろう。

 

「...クラ」グスッ

 

それを考えると、堪らなく心が苦しく、涙が溢れた。

 

私はベッドの上で三角座りをして顔を膝で覆い、「クラ...クラ...」と呟く。

 

その間も、ポロポロと落ちる涙は止まらない。

 

なんであんな事したんだろう。

 

嫉妬してもらいたかったから?

 

そのせいでクラを傷つけてしまったのに。

 

そのせいでクラに見捨てられてしまったのに。

 

私が素直だったら...

 

私に勇気があれば...

 

こんな事にはならなかったのかな...?

 

抑えきれない自分の負の感情に苛まれていると、激しい頭痛が私を襲った。

 

「ッッ!?」

 

そしてその頭痛は私のあらゆる記憶を呼び覚ました。

 

「ぁ...ぁあっ...」

 

自分が今まで何を見ていたのか

 

「ぃゃ...」

 

自分が今まで何をしていたかを

 

「いやっ...」

 

そして、自分の正体を

 

「やめて!!」

 

そう、私の正体は

 

「いやっ!いやっ!」

 

MHCP-002

 

「ぁ...ぁ...ぁぁ...ぃゃ...」

 

人工知能...AI

 

「ぃゃぁぁぁああああああああ!!!」

 

虚ろな声はやがて叫び声に変わり、私の心はどんどん絶望に蝕まれて行く。

 

「ああああああああああああああああ!!!!!!」

 

この世界を滅ぼそうとする程の絶望と狂気が私を巡り、私は自我を失いかける。

 

そして私は狂気に呑まれ、薄れゆく意識の中、私は心の中でポツっと呟いた。

 

出来るなら...もう一度、クラと会いたかったなぁ

 

その瞬間ドアがバンッと行き良いよく開き、クラが駆け込んで来る。

 

「ストレア!大丈夫か!?」

 

彼は物凄く焦った顔で私を心配した。

 

彼の顔を見たお陰か、完全に失いかけた意識を少しだけ取り戻す。

 

お別れの言葉位言えるかな。

 

あと、彼には伝えよう。

 

私の事を。

 

私が、私で無くなる前に

 

「く...ら...あり...がとう...ごめん...ね...あんな...事して...」

 

彼の悲しそうな顔を見つつ、私は途切れ途切れの別れの挨拶を続けた。

 

「いや...だったよね…でも...私は...嬉し...かったよ...」

 

彼は涙をポロポロ流しながら「違う...嫌なんかじゃない!」と言ってくれる。

 

「あり...がとう...あと...クラに...言わなきゃ...いけない...事が...」

 

私は少し戸惑ったが、でも言わなきゃ、どうせ後少しで私じゃ無くなるんだから。

 

「私...えー...あい...なの...ごめんね...騙して...ごめん...ね」

 

そして私は最後の力を振り絞る。

 

「今...まで...あり...がとね…大...好きだよ...」

 

彼は顔をぐしゃぐしゃにして「いくな!」と叫ぶ。

 

きっと、私も顔は涙でぐしゃぐしゃなんだろうな。

 

でも、私は涙でぐしゃぐしゃの顔を精一杯に笑わせる。

 

「ありがとう、さようなら」

 

私は精一杯の笑顔で彼にそう言うと、目の前は真白になった。

 

あーこんな最後だったけど、クラと会えて、良かったなぁ

 

私は、私の心はここで消えるのかな?

 

そんな事を考えていると、急に衝撃が走る。

 

そして眩しい程の光が私を照らす。

 

次に目を開けると、そこには、彼の...クラの顔があった。

 

そして唇には、彼の唇が重ねられていて、口の中には彼の舌が私の舌と絡み合う。

 

色々パニックになった私は、急いでクラから唇を離す。すると今度は、彼は私の胸に飛び込み、私を抱擁した。

 

「良かった...戻ってきてくれて、良かった...」

 

彼はそう泣いて呟いている。

 

私も、泣きたかったが、それをグッと堪えて彼に問いた。

 

「クラ、私、人工知能だよ?AIだよ?」

 

すると彼は真剣な顔をして「そんなもの関係ない」と言った。

 

「君がなんだろうが俺は君を愛する。ずっと、永遠に」

 

私はその言葉に涙を流しながら、「ホントに?ホントに?」と尋ねる。

 

すると彼は今度はニッコリ笑って「あぁ絶対に」

 

そう言って彼は小さい箱をストレージから呼び出す。

 

「...これは?」

 

彼は少し照れながらも箱を開ける。そこには綺麗なダイヤの指輪があった。

 

「これを買いに行ってたんだ。ごめんな、寂しい思いをさせて」

 

すると、私は更に泣いてしまう。

 

「えぇ!?ご...ごめん!?」

 

彼は慌てて謝っている。

 

「違う、違うよ...嬉しいの...君と...一緒になれることが...」

 

彼は「良かったぁ」と胸を撫で下ろす。

 

私は涙を拭いて彼に喋り掛けた。

 

「クラ、本当に私を愛してくれるなら契約してくれる?」

 

「契約?」

 

彼は不思議そうに言った。

 

「そう、どんな事があっても、私を永遠に私を愛するって言う、無限の契約」

 

私が微笑んで言うと、彼もニッと笑って言った。

 

「もちろん」

 

と

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

爽やかな朝日が照らす中、森の中に建つ木造二階建てのプレイヤーホームの二階から少女が降りてきた。

 

「ふわぁおはようクラ」

 

眠そうにあくびをしながら彼女、ストレアは2回の寝室から降りてきた。

 

「おはようじゃないよ...今日はキリト達と新生アインクラッド攻略に行くんだから早く準備しろよ?」

 

そう。ここはALO、アルヴヘイムオンライン。

 

俺達はあの後、あのデスゲームをクリアし、今はこの世界でゆっくりストレアと暮らしている。

 

「はーい。...ねぇクラ、何時ものやって貰ってないよ?」

 

そう言って彼女は俺の前まで歩いてきて、目を瞑って唇を差し出した。

 

「まったく、仕方ないなぁ、したら早く準備しろよ?」

 

俺が呆れながらそう言うと「うん♪」と言ってまた目を瞑って唇を差し出した。

 

チュッ

 

俺は彼女の唇にフレンチキスをする。

 

そしてもう一つ恒例の言葉を放った。

 

「愛してるぞ、ストレア」

 

「うん♪私も愛してるよ、クラ♡」




どうも、お読みくださりありがとうございました。

余談ですが、何も置いていない部屋と言うのは主人公を住まわせるための部屋と言う設定でした。

では次回お会いしましょう
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