※この作品はR-18です。

人物病愛物語   作:cl.

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弱くても

土曜日の昼下がり、俺はパソコンの前で唸っていた。

 

何故唸っていたかと言うと、まず俺は趣味でボーカロイドを用いた作詞、作曲をしている者だ。

 

そのボーカロイドは今現在買い物に行っていて、俺は曲の構想を練っているのだが、イマイチこれといった物が浮かんでこない。

 

スランプなのかなー?と思いつつパソコンを閉じ、立ち上がって冷蔵庫から麦茶を出してコップに注いでいると、当のボーカロイドが帰ってきた。

 

「マスター、ただいまです」

 

綺麗な白髪のロングに青の線が入った黒いリボンで結んだ髪に豊満なバストを持つ彼女の名前は弱音ハク。

 

彼女とは1年半前から一緒に暮らしていて、 あまり気は強くないが、それでも誰にでも優しくて家事も出来る子だ。

 

彼女との出会いは1年半前に橋の下で捨てられていた所を俺が引き取った。

 

「今日は卵が安かったのでオムライスにしようと思ってるんですが良いですか?」

 

「良いよ。楽しみだな」

 

そんな冷蔵庫に食材を入れながら話していると、彼女はふと時計を見て「あっ」と声を出した。

 

「あの、マスター」

 

「どうかした?」

 

「私、これからネルちゃんとお出掛けする約束をしてるんです!食材入れるの任せてもいいですか?」

 

ネル、というのは亞北ネルという中学3年生位の背丈のボーカロイドだ。

 

彼女は近隣の家に住むマスターと共に暮らしており、ハクとはとても仲が良くここら辺には何人もボーカロイドが居るが、その中でも1番仲が良く、よく2人で出掛けている。

 

俺は「任せとけ!」と胸を張って言うと、彼女はクスッと笑い「じゃあ任せました。行ってきます」と言い出かけて行った。

 

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一段落つき、コーヒーが入ったマグカップを持ち自分の椅子にもたれ掛かる。

 

そしてハァ…とため息ついた。

 

ぶっちゃけた所、俺はハクの事が好きだ。likeじゃ無くてloveの方で。

 

ハクを引き取ったのも一目惚れしたからだ。

 

だが告白なんてするつもりはないし、したとしても成功するなんて有り得ないと思っている。

 

その理由は彼女が、なんと言うか…その…いわゆる百合という奴だからだ。

 

とても仲が良く、俺にも良く彼女の話をしたりするし、一緒に撮ったプリクラをよく眺めていたりする。

 

うん(確信)これはあれだね。男の俺は無理っぽいね。

 

まぁ、違ったとしてもこんな顔も良くない給料普通で曲はイマイチの俺なんて好きになるはずないもん。

 

まぁ、明るく考えれば好きな人と同居出来ているだけでも幸せだから、このままでもいいんだ。

 

とか考えていたら日も暮れ、時計は6時を示していた。

 

それから5分位たつとハクが帰宅してきた。

 

「ただいまです!」

 

帰ってくるとハクは大忙しでエプロンを身につけ、台所へ向かった。

 

「すみません、お夕飯ちょっと遅くなるかも知れません…」

 

「いいよ、それよりなんか手伝うことある?」

 

「じゃあ卵ボウルに落として溶かして貰えますか?」

 

「了解」

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

「ご馳走様 」

 

「お粗末さまです」

 

夕飯も無事食べ終わり、ハクは食器を持って台所へ行った。

 

俺も立ち上がり手伝おうとすると、ハクは「大丈夫ですよ。マスターは先にお風呂入っててください」

 

と言われたので、お言葉に甘えて風呂に入る。20分程して出た後、続いてハクが風呂に入った。

 

乙女の入浴とは長いもので、俺はゲームをしながらハクが出てくるのを待っていた。

 

そして1時間程すると寝巻き姿のハクが出てきた。

 

それからハクは冷蔵庫からビール2本とポテチを持ってきて皿に盛る。

 

「じゃあ、マスター呑みましょうか」

 

こう見えて彼女は酒好きで、毎晩寝る前に酒を呑み、俺も毎晩それに付き合う。

 

カシュっと缶ビールのタブを開け、グッと煽り、プハァっと一息ついてからポテチを何枚か口に入れる。

 

やはりビールは旨いな。と思いつつハクに目をやると、彼女は至福の笑みで浮かべていた。

 

彼女は酒は好きだが、酒に強いという訳では無く、呑むと直ぐに酔い、上戸がでる。

 

因みに彼女は絡み上「ますたぁ〜」

 

瞬間ドンという柔らかい衝撃が腕に来る

 

腕を見ると、彼女はにへら〜としながら俺の腕へ抱きついていた。彼女は酒が入ると毎回こうなる。

 

「ますたぁ、あ〜ん」

 

彼女が口を開け、ポテチを要求してくるので1枚口に持っていくとはむっと咥える。

 

そんな感じで呑み終える頃には彼女はもうオネムで、俺は彼女を彼女の部屋のベッドまで運び、それから俺も自室へ行って寝る。

 

それが俺の、俺達の日常だ。

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

そんなある日、ハクは帰りが遅いらしいので俺は会社の女同僚(彼氏持ち)を家に呼び、酒盛りをしていた。

 

そんな中で少し酔っていた俺は同僚に「ターベチャーウゾー!」とか言って押し倒すと同僚は「キャー!」とか言いながらも押し倒され、床ドンの図が出来上がった。

 

「クハハ!覚悟するがいい!」

 

「オータースーけー!」

 

とか言う茶番をしていると、ドサっと何かが落ちる音が聞こえてきた。

 

同僚と俺はそれがなにかと音の方向を見ると、そこには床に落ちた荷物とハクが立っていた。

 

同僚はさっと荷物を持ってお邪魔しましたぁ!と出ていく。

 

俺はそれを待て裏切り者!と訴えるも虚しく二人っきりの静かな空間が出来上がった。

 

「じゃ、じゃあ俺もそろそろ寝ようかな〜!」

 

と言い立ち上がろうとするとハクが口を開く

 

「マスター」

 

俺はそれにビクっ怯える。

 

「私、ずっと我慢してたんですよ?」

 

「な…何をだ…?」

 

ふ…ふふ…と嗤う

 

「マスターはお仕事も大変ですし、私なんかじゃダメってずっと、ずっと」

 

光の消えた目で彼女は1歩、また1歩俺に近づいてくる。

 

「ずっと、ずっと、ずぅーっと」

 

「マスターを襲うのを我慢していたんですよ?」

 

その瞬間彼女は俺をソファへ押し倒し、その上に跨るように座る。

 

何故彼女がこんな事をするのか、先程の言葉の意味は、そんな思考が俺の頭をぐるぐる回る。

 

彼女はネルが好きなはずでは…そんな事を考えてると、唇に柔らかいものが当たる。

 

それは彼女の口付けだった。

 

抵抗しようとすると、次は口の中に異物が侵入してきた。

 

むぐぅ!?と口から声が漏れる。

 

異物の正体は彼女の舌、つまり今俺はハクとキス、それもディープキスをしている。

 

舌と舌が絡み合う。

 

ちゅ…んっ……ちゅ…んはぁ…ちゅ…ちゅ

 

喘ぎ声を含んだ音をさせながら十秒の間舌を絡ませ合う。

 

「ぷはぁ…」

 

顔が少し離れる。そこには発情しきった顔をしたハクが、服を脱ぎ始めていた。

 

「やめろ…」

 

口で抵抗するも、服を脱ぎ終わった彼女は俺のズボンのチャックを開く。

 

「マスター」

 

勃起したペニスを握り、彼女はそれを手でしごく。

 

その後、豊満な胸でペニスを挟んで乳を上下にシゴキ、その後亀頭を咥え舐め始めた。

 

俺は余りの快感に射精をする。

 

彼女はそれを苦しい顔をしながら飲み込んだ。

 

ごほっごほっと咳き込んだ後

 

「マスターのだから、不味く無いですよ」という。

 

そして彼女は身体を上げ、俺のペニスを自分の恥部に合わせる。

 

「やめろ…お前は…ネルの事が好きなはずじゃ…」

 

やっと出た言葉でそれを言うとハクは思いがけない返答をしてきた。

 

「ネルちゃんはただの友達ですよマスター。そんな事より…」

 

そして、彼女はいきなり険しくなる。

 

「なんで私といるのに他の女の子の話をするんですか…?」

 

「私がいるのに、私とシテるのに、なんで、何でですか…」

 

すると彼女は「そうだ」と何かを思いき、それからまた、ふ…ふふふ…と笑いはじめる。

 

「簡単な話だったんだ…マスターが私だけを見てくれないんなら、マスターを私の物にしちゃえば良いんだ…」

 

支離滅裂な事を呟くハク。

 

次の瞬間先程とは比べようもない快楽が俺を襲う。

 

そして彼女も「んはぁ♡」と喘ぎ声を上げる。

 

股間を見ると、俺のペニスがハクのヴァギナにズッポリハマっていた。

 

動いてないのに絶え間なく快楽が襲ってくる。

 

その上彼女は快楽に耐え腰を動かし始めた。

 

「はぁ♡…んんぅ♡」

 

次第に腰は激しくなり、彼女の喘ぎ声も大きくなる。

 

「あぁ♡あん♡んん♡んんぅ♡」

 

途中から口を抑える。

 

そして、俺も限界に達し、彼女の膣に射精する。

 

「ん〜〜〜〜〜♡♡♡」

 

彼女も絶頂に達したらしく喘ぎをあげた後ヘタリと俺の上に倒れ込む。

 

彼女は少しの気絶し、起きると自分がやった事を思い出して顔を青ざめる。

 

「マスター…ごめんなさい…私は、とんでもない事を…」

 

ハクは涙ぐみながら謝る。

 

「一目惚れ…だったんです。前のマスターに酷い仕打ちを受け…役立たずと捨てられ、拾ってもらったあの日からずっと、ずっと好きだったんです」

 

「弱音吐いても、優しくしてくれ…私を褒めてくれる貴方が」

 

「なのに、私…無理矢理…こんな役立たず、要りませんよね…ごめんなさい…」

 

逃げようとした彼女の手を引っ張り、俺は彼女にキスをした舌を入れ、絡ませる。深いキスを。

 

「!!マスターなにをむぐぅ!?」

 

そして彼女を仰向けで押し倒し、ペニスを挿入する。

 

「んぁ♡マスター♡」

 

「ハク!好きだ!愛してる!」

 

腰を打ち付る度彼女は喘ぎを上げる。

 

「んぁ♡あぁ♡マスター♡私も大好きです♡」

 

絶頂する寸前、彼女はもう一度キスする。舌を絡ませながらお互いは絶頂し、ハクは「んんんんん♡♡♡♡」と先程より激しく絶頂した。

 

「責任…取って貰えますか?」

 

顔を赤くして下を向いている彼女はそういった。

 

そんな俺は彼女な頭を撫で、笑って答える

 

「幸せにする。絶対に」

 

彼女は顔を上げ、涙ぐんだ笑顔で俺に抱きついて────

 

「────ありがとう…ございます…!」

 

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「起きてくださーい」

 

とある冬の日の朝、セーターを着込んだ彼女は俺を揺さぶりながら起こす。

 

「朝ごはん出来てるので早く来てくださいね?」

 

そう言って部屋から出ていく彼女を横目で見たあと、俺は起き上がりさっと着替えリビングへ向かう。

 

リビングに着くと彼女は既に朝食を食べ始めていた。

 

「おはようハク」

 

挨拶をすると、彼女箸を置き、微笑みながらも優しい声で

 

「おはようございます。アナタ」

 

そしてその左手の薬指には銀色に輝く指輪が嵌っていた。

 




朝2時からの執筆。これからテストですよ!勉強なんもしてないよ!頭痛いよ!

因みに執筆動機はハク可愛いけどssは百合とかしかないから。

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