寝起きに妹、始業前には後輩に搾り取られ………。
教室に向かうと俺の席がなかった。
なかったというかすでに占領されていた。
「おい、ガハマさんや。そこ、俺の席なんだけど」
「あ、ヒッキー、やっはろー!」
言葉とは裏腹に俺の姿を見るや否や抱きついてくる始末。なんなのこの子。最近ちょっとスキンシップの域超えてない?
あ、こら早速匂い嗅ぐな!
「ヒッキー、他の女の匂いがする」
「女って………、小町の匂いじゃねぇか? チャリの後ろに乗ってきてるし」
「ううーん、これは………いろはちゃん?」
お前は犬か。
飼い主がペットそっくりになるとかどうなんだ?
普通逆じゃね?
「お前は犬か。匂いで特定するとか特殊能力すぎんだろ」
「それを言ったらヒッキーの匂いも特殊能力だと思うよ。すー………はー………んんっ!?」
こらこら最後。
艶かしい声を朝からあげるな。
横の席と後ろの席のお方が睨んでますよ。そして顔も赤いですよ?
「………変態」
「………その変態に触れられて喜ぶのはどこの誰だよ」
「うっ………」
相模撃沈。
「い、妹にまで手出したらあんたを殺してあたしも死ぬから」
「大丈夫だ。けーちゃんは娘みたいなもんだ」
「む、娘……!?」
川……川なんとか…………川崎だ。川崎撃沈。
うんうん、毎度のこと俺は最強だな。
「うー、ヒッキーのたらし!」
「お前、耳元で声を荒げるなよ。耳が聞こえなくなったらどうすんだよ」
キーンってなったぞ、キーンって。
「そ、それは………困るかも…………」
「だろ? だからもう少し距離をとって音量を下げなさい」
「そうだね。ヒッキーの耳が聞こえなくなったら、あたしのエッチな声も聞こえないもんね」
「ねえ、なんでそう言いながらさらに近づくわけ。いい加減座るぞ」
なんでそこで頬を染める。
そして結構内容が直接的過ぎない?
「いいよ。座って。あたしも座るから」
「お前な………、耳元で囁くな」
一旦由比ヶ浜が椅子から退き、俺が座り込む。
一旦って言っちゃったよ。
「あーん、ヒッキーのいけずー」
「なんかいろ……一色を相手してるみたいで疲れる………」
「………おじゃましまーす」
ああ、なんかその座り方も一色みたいだわ。
というか俺の膝の上に普通に座ってくるって何なのこの子。
「あ、あの………ガハマさん?」
「うりゃっ」
「あ、こら、押し当てんな」
「あっ………」
「こらこらこら、ここ教室」
「………変態」
ぐいぐい尻を押し付けてくるもんだから、さっき絞られたはずなのに俺の息子が大きくなってきたんだけど。
それと相模よ。悪態つきながら机の下から俺の左腕を掴んで遊ぶのやめてくれる?
「えっ……」
「あんっ……」
なんだ、この柔らかい感触。
モチモチした人肌のように柔らかい………人肌?
「……お前ら………」
俺の膝の上では息子に元気づけているガハマさん。机の下では俺の腕を内股に這わせていく相模。
なにこれ。
お前ら朝から発情期真っ只中なのか?
「ヒッ、キー………、どう、しよう……んんっ」
「どうしようって何がだよ」
「我慢、できなくなっちゃった………」
「はっ?」
「ユイちゃんだけずるい………」
「えっ? ちょ、お前ら……」
尻をすりすりと擦り付けてくるガハマさんと、段々と太ももの奥にまで俺の手を持っていく相模。
何なのこれ。
朝から一色に発情してしまった俺が悪いのか?
ここでバレたら俺明日から、というか今すぐ教室にいれなくなるぞ?
「ヒッキー………ヒッキーっ………」
「比企谷…………比企谷………」
ヤバい、由比ヶ浜の背中で前が見えないもんだから教室内がどうなってるかが見えん。怖いんだけど。
「「……して」」
途端に左手にはヌメッとした感触が。
右手は由比ヶ浜に掴まれて後ろからピンクのパンツの中に突っ込まされた。
両手に生の感触が伝わって来る。
あ、やべ、指入った。
「「うぐぅんぐっ?!」」
艶かしい声が出そうになるのを口に手を当てて抑える二人。
由比ヶ浜のパンツはすでにびちゃびちゃに濡れまくっており、俺の制服のズボンが大変なことになっているのが見なくても分かる。
「ん、んんっ」
「んっ、ふー、あっ」
指が蜜壺に入ってしまったので仕方なく動かしてみると、色を帯びた声が漏れ出てくる。
「も、………っと」
相模が机に突っ伏しながらさらに要求してきた。
もっと、何だよ。
「もっと、何をしろって言うんだよ」
「………激し、く…………して、あんっ」
「さがみんだけずるい………」
「え、ちょ、由比ヶ浜?」
由比ヶ浜が少し腰を上げたかと思うとズボンのチャックを素早く開けやがった。
なんでそんなに手馴れてるのん?
やっぱりビッチだな、こいつ。
「かたい………」
あ、ちょ、マジで出しやがった。
幸い由比ヶ浜で周りからは見えないが、俺の息子は外気にされされてしまった。
しかもそれを今度は自分のパンツの中に挟み込んでくるという。
こいつら、ここが教室だってこと忘れてるだろ………。
「うぐ………」
尻とパンツに挟まれ、なんというか気持ちいいのは気持ちいい。ここが教室じゃなければどんなに良かったことか。
だが、ここは教室なのだ。理性など失おうものなら退学行きである。
これは早急になんとかしなければ。
「こん、にゃろ………」
一気に両手の指の動きを早めていく。
すると由比ヶ浜の腰が勝手に動き出し、俺の息子を無意識に擦り上げ始めた。
布と肌の感触がすごく気持ちいい………。
「じゃなくて」
くいっと指を曲げて、伸ばし、また曲げて、伸ばし………。
要望通りかき回していく。
「んっ、あ、い、あっ」
「ふー、ふー、んんっ」
うっ、ヤバい………。
なんだかんだで俺まで絶頂が迫ってきてしまった。
え、でもこれ俺由比ヶ浜のパンツの中に出すってことなのか?
こいつもこいつで腰を小さく動かすのをやめないし。
ねえ、このままだと出しちゃうよ?
「お、い………ガハマ、さんや……。俺も結構ヤバイんですけど………」
「いいよ、射精して」
なんで小声でそんなこと言ってくるんだよ。
あ、こら、小さな上下運動を早めるな!
「比企谷………うち、も………」
「ヒッキー……、ヒッキー…………」
くちゅくちゅと次第に音に水気が激しく含まれてくる。手にはぬるっとした液体が絡みついてくる。
「「い、あっ、イク、んんっ」」
んぐっ!?
あー、出してしまった。
両手にも痙攣する肉の感触が伝わってくるし、三人同時に絶頂を迎えてしまったのかよ………。
「ん、んん………」
「比企谷………」
小さな痙攣を続けていると由比ヶ浜が振り向いてこう言った。
「えへへ………、もっとヒッキーが欲しいなー」
こいつはどうしてこうも性欲を煽ることに長けているんだろうか。
この天然ビッチが!
はあ、どうしようか………。
俺って一応一色の彼氏ってことなんだよな?
でもあいつもハーレムがどうたらって言ってたし…………。
この先一体どうなるんだろうか………。