※この作品はR-18です。

八幡異伝   作:春の雪舞い散る

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三月に出会った迷子の少女と再会します


八幡と杏子の再会

 あの赤い髪の妖精は、確か白井杏子ちゃんって言ってたあの迷子の少女でクォーターの少女であり

 

 最近、読者モデルの事務所にスカウトされたとかで小町ちゃん曰く

 

 「赤丸急上昇中の人気読者モデルの子なのですよ」

 

 との事

 

 「あの子が雑誌のインタビューで言ってた格好良いお兄さんと綺麗なお姉さんがお兄ちゃんと陽乃さんの事だったなんて小町はちっとも知りませんでしたよ…いや~っ、世間は小町が思っていた以上に狭いんですねぇ~っ」

 

 そう言って笑っていた小町ちゃん

 

 「元気にしてたか?今日は来てくれて有難うな」

 

 そう言って頭を下げる八幡に

 

 「お兄ちゃん…あ、小町お姉ちゃんが八幡さんの事をお兄ちゃん、陽乃さんは陽乃お義姉ちゃんって呼んで上げると喜ぶよって言ってたからお兄ちゃんで良いよね?

 

 お兄ちゃんの誕生日にアンズが来ないわけにはいかないのですっ!」ふんすっ

 

 と、まるで小町ちゃんのような口調で話す杏子ちゃんが可愛かったしうちと八幡君のご両親もメロメロの様で

 

 (四人が四人とも杏子ちゃんにパパ、ママと呼ばせて悦に浸っている…全く困った大人達だと思ったけど幼くして本当のご両親と引き取られた母の姉夫婦の姉も先だったばかり

 

 と、言う数奇な運命を持つ幼い少女には甘く優しい言葉だったらしく本当に嬉しそうにママと呼んでいた…)

 

 そう早口で捲し立てていたけど勘の鋭い子で私の顔を見た瞬間に

 

 「陽乃お義姉ちゃん、陽乃お義姉ちゃん、式はいつなの?私も呼んでくれるよね?

 

 あ、それと私の事はアンって呼んでね、本当に親しい人達だけにしか許してない呼び方なんだよ」

 

 と、会心の笑みを浮かべて聞いてきたから

 

 「一応先に入籍だけ済ませておいて来年の六月くらいに式を上げるつもりだよっ♪」

 

 そう答える私だった

 

 余談ではあるけど、杏子ちゃんのマネージャーさんの目に留まり留美ちゃんと蒼空くんにけーちゃんがスカウトされたそうで今度杏子ちゃんの撮影の見学に行くそうです

 

 その際八幡に留美ちゃんの保護者代理でついて来て欲しいとの事で鶴見先生からの要望でもあるらしい

 

 もちろん川崎ちゃんは蒼空くんやけーちゃんの保護者として参加してもらうらしいけどね

 

 でもこの出会いは、川崎ちゃん自身の運命も大きく変えることになろうとはこの時は未だ誰も知るはずもないことだったろう

 

 

 後日、取り敢えず入籍だけ済ませた私達は公式的には雪ノ下八幡と彼の名を変える事となった

 

 因みに新居は、当分の間は今私が住んでる部屋だから早速八幡の荷物を運び込み新婚用に改装しないとね

 




 前話と今回の話の間に八幡特集の八重、彩加ルートの話が入ります
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