もっとも、アタシが要らないって言ったからって
「ハイそうですか」
って簡単に引き下がる様な人じゃないんだけどね、困ったことにさ
アタシは彩加の手を引くと家具売り場に行き複合型のベッドとカラーボックスを買うと次に二人の着替え…
下着からしてないから買い揃えないとさ…ね?
買い揃えることになった
特に女の子であるアタシは沢山必用で荷物持ちに召喚された材木座は山のような荷物を持たされてヒィヒィと言ってるから一瞬申し訳なく思ったが…
アイツと目が合った瞬間の気持ち悪さは…まさに悪寒が走ったってヤツを体感したよ
まぁサイズ的にローティーン向けのコーナーや店舗メインで回るのは相変わらずなんだけどな((泣))
材木座の鼻息が荒いのがキモいが八兄に蹴りを入れられヤンの、ざまぁっ♪
「俺の可愛い妹をんな汚れた目で見んじゃねえっ!」
って説教食らわしてるのを見ながら
「八が格好良い兄貴に見えてきたのと案外すんなりと現状を受け入れてしまっている自分が悲しいと言うべきか迷うとこだろうね…」
サイゼで休憩する事にしたアタシ達で八兄と材木座は一旦荷物を積み込むべく都筑さんと車に向かった
んで、二人を待っている間に陽乃さんに
「八重ちゃんが遺憾なのはわからなくなくはないけど公式的には存在しない病気と回答されたけど本当に無いと思う?
八重ちゃん自身隠れTS能力者だったんでしょ?なら、この世界も一般的に居ないとされてるだけで超国家機密レベルの秘密…みたいな予感してきたのはわかるよね?
下手したらスパイ映画さながらに国際的な諜報期間に狙われるかもしれないんだよ?
彩加君も八重ちゃん程じゃないけど全く同じ遺伝子を持つ二人の戸塚彩加と言う人物もまた興味を引く存在」
そう言われて
「それはわかる…どれ程医学の貢献を唱おうとも葉山先生を始め医者達の目はアタシを動物実験のマウス…はさすがにないか…
アタシは、いくらでも代わりの利くマウスとは違うレア種なんだからな…
稀少種、珍獣並みに丁重な扱いは受けてたからな…」
そう淡々と答えるアタシに
「二人の国籍獲得の条件に貴方達の遺伝子の提供とある水準以上の医療機関での定期的な検査を提示
貴方達にあちらが指定する回線の携帯電話もしくはスマホ等を所持させることと言ってきたのよ…
事態のヤバさ、八重ちゃんなら想像できるよね?まるっきり二次元世界の展開なんだものね…」
そう言われて
「わかりました…ならせめて機種くらいは選べませんか?アタシ的には某社のスマホとタブレット端末の組み合わせが良いんですけど?」
そうアタシが答えると彩加も
「あ、じゃあ僕も八重と色違いをお願いしても良いですか?」
と、彩加も答えると
「手元に届くのに時間が掛かるけどそれで良ければ一旦大体機種を渡され処理がすみ次第交換って流れになるそうよ?」
そう言われて
「納得せざる得ないってヤツなんでしょうね…まるで特異点にでもなった気分だよ…」
そう言って苦笑いするしかないアタシだった