ベート・ローガは好かれると同時、弄ばれているようです。 作:飛鳥
場所は【ロキ・ファミリア】ホーム、黄昏の館。
その主神ロキの部屋へと一人の青年が、更新をしようと歩いていた。
嫌な予感はするが、しょうがない。
怯えているのは見せないように、ノックはせずに開ける。
フィンがいるようだが、女性陣ではないためスルー。
「おいロキ。ステイタス更新しろ」
「おお、グットタイミング」
にや、と笑った彼女に顔をしかめるも、さっさと終わらせようと上を脱ぐ。
「っあ!?フィン、てめっ」
露になった背中に冷たい何かがかけられ、それを出ていこうとしていたフィンの仕業と断定、振り向く。
そのままフィンを睨み、なんのつもりだ、と問いかければ飄々とした笑みを返される。
「ロキ」
「あいよー」
「ひぁっ!?」
後ろにいたロキがその液体を下へと伝わせて、ズボンを下ろして孔の回りに滑らせる。
時おり尻尾の付け根も撫でられ、同時に少しずつだが解しも入ってきた。
「ロキぃっ、やめっ__ッ!?フィンっ、なにっ、してんだっ!?」
制止をかけようと振り向いたところで、自分のモノに違和感。
あわてて見れば、リボンか何かで縛られておりイっても出せない状態に。
外そうと手を動かすも、その手はフィンに押さえられ、捕まれたまま胸の突起に舌を這わせられる。
力が抜けて座り込みそうになるが、フィンがつかんだ手を離さず、膝立ちに留まった。
「んー、ちっときついな」
「そうかい?」
「ま、さか、ひんっ!?」
嫌な予感に声をかけようとするも、ぐりっ、とナカの良い場所を刺激され、声が裏返る。
ついでに強めに噛まれ、痛みと快感がごちゃ混ぜになって襲ってくる。
いくらいっても、今は出せない。
その事実が青年を焦らせて行く。
「ふぃ、んっ、と、れぇっ!?」
ぬるりと背中の液体が首にまであげられ、小さく体が跳ねる。
「ありがとう、ロキ」
それをフィンが胸へと伝わせる。
ひんやりとした感覚が襲い、ぶる、と体を震わせた。
「変に動いたら………解れてなくても入れるよ?」
青年の顔が青ざめ、自然と孔がしまった気がした。
前にやられたことがあるそれは、痛すぎて快感なんて感じられなかった。
あの時の記憶は既に忘れかけていたが、思い出したことでベートの体が強ばる。
「わかってるよね、ベート」
その言葉と一緒に手の拘束が外れるが、青年が動く気配は無し。
それを満足そうに見やったフィンは、後ろで孔をいじっているロキに声をかけた。
「限界まで緩くしてくれ」
「オッケーや、フィン」
ニヤリと彼女は笑って、二本入れていた指を三本に増やす。
「…っ、…っは」
多くなった質量に少し苦しげな声を出すベートに、力を抜きなよ、と言う。
それに弱々しく首をふり、口を開いた。
「ふぃん、何っ、する気だ……っ?」
フム、とわざとらしく手を顎に添えて強いて言うなら、と前置きを一つ。
「輪姦、かな?」
それにたいして、俺は男だ、と彼が言いたくなったのは間違っていないと思う。
そもそも、誰か増えるのかよ!?
そこまで思考を飛ばしたところで、突起を撫でられあっさり思考が溶ける。
「まあまあ。僕は参加しないからさ」
書類が溜まっててね、と溜め息を吐く団長に青年に生まれたのは安堵ではなく、更なる恐怖。
フィン以外の男と言えば、ラウルかガレスだろう。
それは、男ならばの話で。
また一本追加された指に小さく声をあげながら、その考えに辿り着いてしまった。
アマゾネスのあいつら。
気に入った男に身を差し出すどころか、その男を喰う。
舌舐めずりをする彼女等の顔が容易に想像出来た。
「フィン」
「ああ、おわったのかい? じゃあ届けて来るよ」
まったと制止をかける前に抱き抱えられ、ドアを開けるとある部屋へと走っていく。
止まったその部屋は、金の少女の一人部屋、なはず。
なのに中からは話し声が絶えず、時折笑い声が漏れてくる。
ノックと共にフィンが開ければそこにいたのは、四人。
「フィン、おそいよー!!」
「ごめんごめん。少しあってね」
「……こんばんは、ベートさん」
「ベート、待ちくたびれたわよ?」
「………ベートさん。待たせた分、しっかり払っていただきますからね?」
ドサッ、と音を立てて下ろされるも彼女等だけの事実に息を飲む。
絶対にイかせてはくれないし、快楽に溺れさせてもくれない。
まだあのババアがいないだけましだが__と、そこで足音と共に響く声が。
「悪い、私が一番最後か?」
最悪の事態が発生したことに、顔を青くし、小さく後ずさる。
背中にぶつかる誰かの足。
「じゃあ、リヴェリア。あれ、使う?」
「ああ。また出来たらしいからな」
小さな卵形のナニカを取り出してハイエルフが妖艶に笑った。
ラウルも好きー(棒)