※この作品はR-18です。

千紫万紅の幻想譚   作:千思万考

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前回のメリー編から地続きの話です。欲望をぶちまけました……!


秘封の貪欲な渇望(蓮子)

 メリーが行方不明になって、2日目。

山の麓に居ると言う電話を最後に連絡が取れず、家を訪ねても帰宅した形跡がない。昨日は大学での知人を含め、相棒の普段の行動範囲をしらみ潰しに当たってみたけど、何処にもその姿は無かった。

私は今日の講義を全て自主休講し、朝から山へメリーの捜索に入った。二次遭難の可能性も頭を過ったが、気にしてなどいられない。それにきっと、これは普通の遭難ではなく。

 

 

 「いかにも、って所ね」

 

 

 メリーの思考を必死にトレースしながら登山道を登り、途中で分岐した妙な横道を進んだ先。まるで森の中に隠れるように、大きな洋館が佇んでいた。

……昨晩、この山に残る神隠しの伝説を隅から隅まで調べ直している。そのほぼ全てで示されるのが『奇妙な屋敷』だ。伝説はおおよそ『屋敷の物に手を出せば帰れず、そうでなければ逃げ出せる』と言う形に終始しており、マヨヒガ伝承の亜種に近い。

この洋館がそれに違いない。私は確信を持って、玄関扉を開け放つ。……鍵はかかっていないようだ、いざとなれば窓を割ってでも入ろうとは思っていたが。

 

 メリーは心細いはずだ、私が弱気になどなれないと勇んで中に入る。……が、後ろで扉が閉まった音に思わず体を震わせてしまう。頭の奥底に染み入るような、嫌な響きだ。

 

 

 「……まあ、外観からして和風じゃなかったけど。マヨヒガと言うには、随分と西洋贔屓ね」

 

 

 気を取り直してから最初に目に入ったのは、エントランスにずらっと並ぶ裸の立像と、壁に等間隔で飾られた写実的な絵画。

いずれのテーマもずばりセックスって感じで、趣味が悪い……いや、悪く、ない? 少なくとも、その潔さは嫌いではないかな。

どの時代からこんなインテリアになっているのか知らないけど、こんなに扇情的な美術品は確かに手を出しちゃう奴も居るかも。下世話な事は抜きにしても、行為に勤しむ男女の熱が感じられそうなほど緻密な造形は心は揺り動かされるようで……

 

 

 「当家に何か、御用でしょうか」

 

 「……っ!?」

 

 

 聞こえた声に、一瞬で意識が戻る。

今まで気配が無かったのに、いきなり話しかけられたのも驚いたけど。その声で分からない訳が無いよ、私の大事な相棒!

 

 

 「無事だったのね、メ……!?」

 

 

 湧き出る喜びをそのままに振り向いて、硬直してしまう。そこに居たのは、間違いなくメリーだ。メリー、なんだけど、全てがおかしい。

どこか焦点が合っていない無感情な目。口元をつり上げている、としか表現できない笑み。何より明確に異常なのが、服装だ。胸元と下腹部が大きく切り開かれ、透け過ぎている紫色の下着を露出したエプロンドレス!

その他の部位だけ判断すれば、かろうじてメイド服に見えなくはないけど……どう考えても実用を目的とした形ではない。明らかに変態的なプレイに興じるための下品なコスチューム、それをなんで行方不明になっていたメリーが……!?

 

 

 「どうしちゃったのメリー! 此処で何が有ったの、教えて!」

 

 「確かに私の名前はメリーですが。お客様は、誰か違う方と勘違いしておられる様子ですね」

 

 

 焦ってメリーに呼び掛けても、マトモな答えが返ってこない。他の誰が間違えても、私がメリーを他人と勘違いする訳がない。様子がおかしいとは言え、その顔も、声も、体つきだって、いつも一緒だったメリーに違いないのに!

状況が理解できず、それでも説得を続けようと口を開きかけたところで、いつの間にか見知らぬ男がメリーの後ろに立っていることに気付いた。その男は実に無造作にメリーの胸元へ手を伸ばし、下着の上から彼女のおっぱいを揉みしだく……!

 

 

 「あひぁ……♥️ ご、ひゅじっ、さまぁ……♥️♥️」

 

 「……そういうこと。とんだ下衆な『神隠し』も有ったものね!」

 

 

 メリーが、聞いたこともないような甘い声を漏らす。あまりにも一瞬で、私が制止するタイミングも無かったが……それ以上の狼藉は許さないと声を張り上げ、男を睨み付ける。

境界を超え、向こう側に消えてしまう神隠し。この状況はそんな神秘的なものではなく、下衆な男が仕掛けた罠に他ならない!

大昔から残る伝説その物を捏造したとは考えにくいから、それを悪用してこの屋敷を用意したと見るべきだろう。投薬による判断力の低下、伝説の登場人物としての話術、それらを複合してトランス状態へと陥らせるシチュエーション催眠と言う所だろうか。

 

 

 「頭の回転が早い……実に知的で、友達思いでもある」

 

 「その手には乗らないわよ。コールドリーディング、バーナム効果、タネは割れているもの」

 

 

 男は私を見据え、訳知り顔で呟くが。心を読まれたなどとは全く思わない、ただのハッタリだ。

私とメリーが友人関係で、彼女を助けに来たと言う事さえ分かれば、後はそれを予言のように修飾するだけ。誰にでも予想できる事を、当たり障りない言葉で、尤もらしく喋る……詐欺の初歩、単純なトリック。

だけど、メリーが洗脳されていると言う実例は有る。メリーは決して愚かじゃないし、本質を見抜く勘は私以上に鋭い。そんな彼女が堕ちているのは、男がかなりのやり手である証拠だ。流石に薬を使われたら私もどうなるか分からないし、あまり油断はできない……

 

 

 「ふふ、本当に賢い子だ。しかし残念ながら的外れだよ……何しろ、人違いなのだからね」

 

 「……?」

 

 「彼女は私のメイド。母乳サーバーメイドの、メリーだ」

 

 「あひぃんっ♥️ おっぱいがぁっ……♥️♥️」

 

 

 言われて、男がおっぱいを揉んでいる女性を見る。……私は何故、この人をメリーと思い込んでいたのだろう?

確かに彼女はメリーに似ているけど、どう見ても別人だ。透けブラを通して母乳を撒き散らし、男に媚びるように体をくねらす姿は母乳サーバーメイドに違いない。でも本当に、メリーそっくりな顔に、声だわ……

 

 

 「……勘違いしていたようで、ごめんなさい。今は、精神的に余裕がなくて」

 

 「親友が居なくなってしまったんだろう? そうもなろうさ。メリー、改めて挨拶しなさい」

 

 「は、いぃぃ♥️ 初めましてお客様っ、わたし、はっ♥️ マエリベリー、ハーンと申しますぅっ♥️♥️ ぼにゅうサーバーメイドとして、おっぱいで、おっぱいでイグゥ♥️♥️♥️♥️」

 

 「丁寧にありがとうございます、私は……宇佐見蓮子、です」

 

 

 メイドのメリー氏は甘ったるい声で叫びつつ大きく母乳を飛ばし、ぐったりと男にもたれ掛かる。自分の名前を明かすのは一瞬躊躇ったけど、こうも礼儀正しく挨拶されては名乗り返さない方が非常識だ。

この男は怪しいけど、少なくともメリー氏の主人であることだけは確かなようね。メイドと主人の性行為なら正当な権利だ、私には非難できない。他人の前でここまで堂々とヤるの、とは言いたくなるけど。

それにしても、マエリベリー・ハーンか……メリーと同じ顔、声。それに加えて名前まで同じなんて、偶然にしては出来すぎてないかしら。

 

 

 「さて、不幸な誤解も解消されたところで。せっかくの機会なのだから、君をもてなしたいのだが……どうだい?」

 

 「……そうね。山を歩いて少し疲れたし、休ませてくれると言うならありがたいわ」

 

 「あひっ♥️ もっと、もぉっと搾ってぇ♥️♥️ おっぱいからびゅーってするのすきぃ♥️♥️」

 

 

 男の誘いを素直に受け入れる素振りを見せながら、冷静に考えをまとめる。

メリー氏についてこそ私の早とちりだったけど、やはりこの男はどこか胡散臭い。客観的に見て、私は不法侵入者だ。メリーを助ける為には多少の無理だって押し通してやると言う私の決意は、他人にとっては身勝手な正当化としか思えないだろう。

もしこの男が本当に潔白で、山奥の別荘で過ごす単なるセレブだとしたら、私は母乳サーバーメイドとの蜜月を邪魔する闖入者でしかない。勘違いで濡れ衣も着せちゃったし、印象は最悪なはず。そんな私を、わざわざ歓迎して引き留める……? 何か、このまま離れられると不都合が有るようじゃない。

 

 

 「私は何も問題ないよ、君の都合が良ければ泊まっていっても良いくらいだ」

 

 「……ええ。もし迷惑でなければ、後学の為にも此処で宿泊させて欲しいです」

 

 「母乳も幸せぇぇ♥️♥️ おっぱいがいっぱい幸せになるぅ♥️♥️ おっぱいぃぃっ♥️♥️」

 

 

 ……泊まっていけ、か。ますます疑念が深まる。一応の社交辞令として茶菓子は出す、とか言うレベルではない。数分しか会話していない相手、それも女に対して!

提案の形こそ取っているけど、拒否させるつもりは無いんでしょ? 私を此処に軟禁し、丸め込むつもり? いいわ、そっちがその気なら受けて立ってやる。こいつが潔白ならリスクは無いし、メリーの失踪に関係しているのならなおさら逃がす訳にはいかないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 宿泊することになった私は、メリー氏に連れられて客間へ案内された。

いざというとき迷わないよう頭に館内の見取り図を描きつつ、メリー氏から世間話を装って最近の情報を引き出そうとするが、結果は芳しくない。

驚くことに、メリー氏が雇われたのは一昨日でそれ以前は男と会ったことも無かったと言う。本当だとしたら、僅かな期間で随分親密な関係になっている訳だけど……母乳サーバーメイドなので、その点について矛盾は無い。母乳を出すのも、性奉仕するのも、業務の一部。思慕が入るかどうかは、また別なんだろうけどね。

 

 結局、メリー氏からはメリーの手がかりを見つけられず。次の言伝が有るまで、大人しく部屋で休んでおくことにする。

入る時にメリー氏の手元を盗み見て、鍵に細工が無いことは確認している。既に閉じ込められているなんて間抜けなオチは無いので、この部屋に仕掛けが無いか探りを入れてみよう。今の内に、いざと言うときの護身も準備しておかなくちゃ。

 

 

 「……盗聴・盗撮機の類いは無し。部屋に有るのは仕掛けもない普通の反射鏡で、隠し扉も無い。家具類に遠隔操作の機器が仕込まれている形跡も無い。妙な針が落ちていたりもしない」

 

 

 数十分ほど部屋を探してみたけど、特にトラップは無い。発見できていないだけかもしれないけど、それでもある程度の安全は確保できるはず。

私は少しだけ緊張を緩めて、体をベッドに横たえる。あまり気を張り過ぎるのも良くない、こんな所だからこそ休める時には休んでおかないと。そうして、これからどう行動していくべきかをぼんやり整理していると……ノックの音がした。

 

 

 「お休み中に悪いね。ドレスコードについて、伝えなければいけないことが有る。ドアを開けてくれないか」

 

 「……はーい! いま、出ます!」

 

 

 ……先手を取られたかしら。判断が悠長だったかもと自省しつつ急いで小型の護身道具を隠し持ち、ゆっくりと扉を開ける。

 

 

 「ああ、申し訳ない。時間までは心置きなく休んでもらうつもりだったが、伝え忘れていたことを思い出してね」

 

 「ドレスコード、ですか?」

 

 「そう、食事会における服装規定だ。君にランチを振る舞う予定なのだが、そこでは相応しい格好に着替えて欲しい」

 

 

 こんな辺鄙な山奥の別荘で大真面目にドレスコードと言い出すのは失笑物だけど、流石に顔には出さない。ある意味、この洋館にぴったりな振る舞いだ。見栄っ張りな中世貴族って感じが。

 

 

 「着替えは持ってきてないんですけど……用意していただける、と言うことでしょうか」

 

 「もちろん。今持ってきているから、ここで着替えて欲しい。特殊なものでね、私しか着付けができないのだ」

 

 

 男が差し出してきたのは、薄い素材で作られた黒色の帯としか形容できないもの。これはまあ、確かにどう着ればいいのかちょっと悩む構造だ。

一応相手はホストだし、ドレスコードなんてと笑い飛ばすのも哀れすぎる。断ると要らぬ不興を買いそうなので、特に否定せず受け入れておくことにする。

 

 

 「いま君が身に付けている物はこちらで預かろう。さあ、全て脱いで」

 

 

 地肌の上に直接着るタイプか……物によっては色々擦れて嫌なんだけど、ドレスコードなら仕方ない。カーディガンを外し、シャツを脱ぐ。ネックレスを取って、ブラも渡す。

 

 

 「形のいい胸だね。私のメイドほどではないが、大きさも十分だ」

 

 「お褒めいただき、どうも……」

 

 

 ドレスコードだと言うから、そして一人では着れない衣服だから恥ずかしさを堪えて脱いでやってるのに……デリカシーの無い男だ。

私のおっぱいは小さくない、むしろ平均よりは大きいと思っているけど……いつも一緒のメリーが規格外なので、どうも自信が持てない。メリー氏のおっぱいも、ほぼメリーと同じ大きさのようなので、比べればそりゃ私のは小さいでしょうよ。

 

 やるせない気分になってきたので、早々に着替えを終わらせてお帰り願おう。

ベルトと吊るしていた護身用の小型スティックを手渡し、スカートを下ろしてパンティを放り投げる。そのまま鏡の前まで向かい、男の指示に従いながら服を身に付けていく。

 

 ……あまり気乗りはしなかったけど、こうして着替えてみるとそのスタイリッシュさに満足感が込み上げる。

見かけはシンプルで、下腹部と両肩を繋ぐVの字状の帯。背中側のリングとおっぱいの厚みで突っ張ることが前提のデザインらしく、結構タイトだ。

帯が細いので横乳は見え放題、と言うか乳輪もギリギリ隠せないくらい。全体的にピンと張っている事もあって、体の表面積の5%も覆えているか疑問な露出度。こんな服を着るのは初めてだし、新鮮ね。

 

 

 「よく似合っているよ。しかし、まだ最後の仕上げが残っている」

 

 「あれ、これで終わりじゃないの?」

 

 

 見違えるような自分の姿に気をとられていて、思わずラフな返答をしてしまった。私はこれで完璧にキマっていると思うんだけど、まだ先が有るのだろうか?

男は微笑みつつ、私のおっぱいと秘裂に手を伸ばした。形が崩れないように、服の上から丁寧に撫で擦ってくるけど……それが仕上げになる理由が分からない。着付けで当たってしまうのは仕方ないが、こうもあからさまに触れる事を許した覚えも無い。何をしているのかしら、と問い質そうとしてハッとする。

 

 

 「気付いたようだね」

 

 「ええ……! おっぱい弄られて、気持ちよくて膨らんだ乳首がセクシー! 濡れてきたおまんこも、服に黒のグラデーションを作って最高……」

 

 

 男の慣れた手付きで一気に性感が高まり、そこでこの服の真意に気付く。

この服は、こうでなければ片手落ちなのだ。帯で隠された僅かな部位、乳首とおまんこ。そこを敢えて隠しているのは、こうして最後にエロく目立たせるため。

表に出ていないのに、一番いやらしいギャップ……素直に感心してしまう。全体の大胆な露出で女体美そのものに注目を集めつつ、そこから目を外すと服には確かな性欲の証。富裕層の礼服ともなると、こんな工夫までされているのね。

 

 

 「この服の着方をしっかり理解してもらえたようで嬉しい。食事会になったらまた呼びに来るから、しばらくまた休んでいなさい」

 

 「感謝するわ、じゃなくて、ありがとうございます。この素晴らしい服で食事を頂けるなんて、夢のようね!」

 

 「放置していると徐々に着付けが乱れてくるだろうから、定期的にオナニーでもして興奮を維持しておくといい。ああ、それと……その服には、護身具なんて隠し持たないようにね?」

 

 「言われなくても、そんな無粋な物は持たないわ。こんなに良い気分なのに、自分から余計な事はしないわよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結局私は、待ち時間をずっと鏡の前でオナニーしながら過ごした。

実はナルシストの気が有ったのかと真剣に悩みかけたが、こんな素晴らしい服を着れる機会なんて次にいつ有るか分からないし。どうせ誰も見ていないのだからと、思いっきりポージングを楽しむ。

 

 夢中になって時間感覚も曖昧になり始めた頃、メリー氏が食事会の準備ができたと告げに来た。

鏡から離れるのが名残惜しい気もしたけど、この服でランチパーティと言うシチュエーションはそれこそ貴重。次はどんな体験ができるんだろうとワクワクしながらメリー氏についていく。

頭に見取り図を描こうとしたが、心も体もふわふわして集中できない。今は楽しむことだけ考えようと割りきる頃には、既に会場前へ到着していた。勿体ないことしたなと悔やみつつ、曇りガラスの扉を開けて中に入る。

 

 

 「すごい……!」

 

 

 ひたすらに圧倒され、それ以上の言葉が出てこない。

漂う熱気。床一面に輝く大理石のタイル。室内を鮮やかに照らす豪奢なステンドグラス。水瓶を掲げる美女を模した像からは透き通った湯が流れ、床に設けられた丸い大きな窪みに湛えられていく。そこは正に、貴族の食堂と聞いて誰もがイメージするだろう場所だった。

……一瞬だけ、これは大浴場なのではという訳の分からない妄想が浮かぶ。気の迷いね、圧倒され過ぎて私の頭脳もパンク気味みたい。

 

 

 「早速、この風呂の……いや失礼、食堂の造形美を堪能してもらえたようで何より。立っているのも疲れるだろう、座りなさい」

 

 「あ、はい!」

 

 

 男は既に着席していた。逞しい肉体を誇示するような全裸で、性器も隠していない。

ちょっとびっくりしたけど、これが男性用のスタイルなのだろう。食事で服が汚れる事はなく、体に付いたなら近くのお湯に浸かって洗い流せる。私の服もそれができそうだし、何から何まで考え尽くされたシステムね。実に合理的だわ。

 

 男が胡座をかいている上質なエアマットに腰を下ろす。するとそれを見計らったように、私と同じ服に着替えたメリー氏も座ってきた。流石に三人座っていると少し狭いが、文句を言うほど嫌な訳でもない。

……あれ、この服を着付けできるのって男だけって話だったんじゃ? ……まあいいか、そんな小さなこと。それよりもメイドさんまで礼服に着替えてランチパーティに参加すると言う方が、内心驚きだ。随分と距離の近い主従関係ね。

 

 

 「全員揃ったところで、開始の音頭を取らせてもらうよ。とは言え、あまり長い前置きをしても仕方ない。この出会いに感謝して……頂きます」

 

 「い、頂きます」

 

 

 そこは普通に『頂きます』なんだ……知らない作法を求められるよりは、ずっと良いけど。

ともかく私も挨拶を返して、男の股間に跪き肉棒を舐めしゃぶる。これまで口にしたことは無いけど、どうすれば味わえるかは感覚的に分かる。

 

 

 「んん~……♥️♥️」

 

 

 口に物を入れながら喋るなんて褒められたことではない、だけど堪えられず声が出てしまう。

口内を埋める熱く逞しい肉棒は、舐めているだけでよだれが出るほどの食感で、しかも鈴口から垂れてくる仄かな塩辛さが堪らない絶品。裏筋やカリの部分もそれぞれ面白い形で、舌を絡めていて飽きない。

歯が当たるのはよくないので、頬をすぼめるように意識しながら顔を前後に動かす。確か、こうすれば一番美味しい精液が出て来て、それを飲み干すのが正しいマナーだったはず。実際にやったことは無いから、コツとかは分からないけど。

 

 

 「んっ、んっ、んっ……♥️」

 

 

 味わうまでに一手間必要って、面倒なんだろうなあと思っていた。ところがやってみると程よく熱中できて、そこまで気にならない。

そもそも、肉棒をしゃぶる行為自体が甘蜜飴を舐めるようなものだし。手間が手間じゃない、と言うと何だか矛盾してるけど……美味しい肉棒を味わいながら、更に美味しいらしい精液を待てるのだから、むしろ楽しみが増すくらいね。

 

 今か今かと待ちわびながら肉棒を舌で舐め回し、頬を張り付ける勢いで吸い、その状態で顔を動かし全体をしゃぶる。

しばらく没頭していると、口の中で亀頭がピクピクと膨らみ始めた。これが射精の予兆だろうと喜び、舐めしゃぶるペースを上げようとしたところで、ふと気になって視線を上げる。

男はまるで出来の良い学生を見るような目で私を見下ろしているが……彼は、これまで何か飲んだのだろうか? あまり注意していなかったけど、何かに手を付けていたような気配はなかった。ホストが飲食を始める前にがっつき過ぎただろうかと今さら不安になり、慌てて肉棒を離して質問する。

 

 

 「え、えっと……客が先に口を付けちゃって、申し訳ありません。お食事なさらないのですか?」

 

 「譲っていたつもりだったが、なるほど。私が飲み始めないと、逆に集中できないか……では、遠慮なく」

 

 

 男は私の服に手を伸ばし、帯を弾いて片方のおっぱいを完全にさらけ出す。そこで初めて、男の飲料が私のおっぱいであることに気付いた。

うわー、やらかした……。遮る体勢になってたから、飲みたくても飲めなかった訳ね……。ちょっと遅すぎるけど、せめてもの気遣いとして自らおっぱいを持ち上げ、男の口に宛がう。

 

 

 「んふぃっ♥️♥️」

 

 

 乳首が乳輪ごと男の口に吸い付かれた途端、おっぱいに衝撃が走った。

今までに経験したことなどない、体液を直接に吸い出されていく感覚。射乳って、授乳行為って、こんなに気持ちいいの……っ♥️

急速に生み出されていく母乳がおっぱいに溜まる感覚も、吸い出された母乳がおっぱいの奥から乳首の先まで駆け上っていく感覚も、そこから噴き出した母乳を男性に飲ませていると言う感覚も! 全てが絶頂物の快感なのに、それぞれが連続して止まらないぃ……っ♥️♥️

 

 

 「あひっ♥️ いひひっ♥️♥️ おっぱいぃ~っ♥️♥️ うぇへへぇ~♥️♥️」

 

 

 やばい、あたまバカになるっ♥️ これヤバすぎっ♥️ 気持ちよすぎてヤバいっ、バカになるぅ♥️ でも気持ちよすぎぃ~~っ♥️♥️

母乳サーバーメイドってぜったいヤバいじゃんっ♥️ これ仕事にしてるなんてズルいってぇ♥️♥️ ただの天国、てんごくに、イっちゃうぅ~~~~っ♥️♥️♥️♥️

 

 

 「あぁぁ~~~~っ♥️♥️ おっぱいぃぃ♥️さいっこぉー♥️♥️♥️♥️ もっとつよくすってぇ~~っ♥️♥️ もぉぉぉぉっとぼにゅうだしたいぃぃ♥️♥️♥️♥️」

 

 

 ほんとにすっごぉっ♥️ なんかやることあったきがしたけど、どーでもいーっ♥️♥️ きょーみなーいっ♥️♥️ それよりおっぱい、おっぱいぃっ♥️♥️

母乳がぜんぜん止まらなくてうれしいっ♥️♥️ いつまでも射乳できてしあわせぇっ♥️♥️ あたまバカになってくの、さいっこうにきもちいぃ~~♥️♥️♥️♥️ わたしもこれしごとにしよーっと♥️♥️

 

 

 「あへへぇ♥️♥️ ねぇーえっ♥️ わたしもっ、ぼにゅーさーばーめいどにしてよぉっ♥️♥️ いつまでもいつまでもぼにゅうしぼってよぉぉ♥️♥️ おねがぁーいっ♥️♥️」

 

 「ふふ、残念ながらその役割はメリーに与えたものだからね。別にいくら重複しようと問題ないが……芸が無いのはつまらない」

 

 「あーっ♥️ ダメぇっ♥️♥️ おっぱい離さないでぇっ♥️♥️ もっと、もっとぉ……♥️」

 

 「……ところで、君もいい加減に喉が乾いただろう? 私も飲んだから、遠慮なく飲みなさい」

 

 「あっ……そう、いえば……」

 

 

 男がおっぱいを離した瞬間から、頭の中身をまるごと快楽物質に変えられたような絶頂が消えていく。

まだ頭はぼーっとしているけど、少しずつ考えがまとまるようになってきて……さっき中断していたことを思い出した。これまで忘れていたのに、急に飢えてくる。

 

 

 「も、もう一度、いただきますっ……♥️」

 

 

 服も直さず、飛び付くように男の肉棒を咥える。口の中に広がる、芳醇な匂いに安心する。でも……美味しいけれど、喉が潤う訳じゃない。

もしこのまま射精されなければ飢え死にしてしまうのでは、と言う危機感が私の本能を刺激した。はやく、お腹の中に、精液を注いでもらわないと……!

 

 焦燥感に駆られ泣きそうになっていると、男が私の頭を両手で掴む。

そのまま勢いよく前後させられ、肉棒への口奉仕を強制される……うれしい。この人、私が飲みなれてないのを見て、わざわざ手伝ってくれるんだ……

ただ口を開けているだけで運ばれる、最高級のドリンク。私は自ら動かなくていい状況に身を任せ、客としてもてなされる贅沢に溺れる。ただ待っていればいいと理解したら、時間を意識するのもバカらしい。

 

 

 「んぶぅっ……♥️♥️ んぅ、んん~~~~♥️♥️♥️♥️」

 

 

 きた……♥️ とっても熱くて粘っこい、舌にも喉にも張りつく極上の美味……これがこの方の精液っ♥️♥️

逞しいおちんちんがビクンビクンと脈打って、まだまだ止まらないぃ……♥️♥️ こんなに美味しいのが、こんなにたくさん……素敵すぎるわ……♥️♥️ もっと飲みたい、いや、ずっと飲みたいっ♥️ この方のおちんちん、せーえき、だいすきぃ……♥️♥️

 

 

 「その様子だと満足してくれたようだね。違う飲み方も有るから、色々試してみなさい」

 

 「ふぁい……♥️♥️」

 

 

 たっぷり精液を吸い上げ、ちゅぽん、とおちんちんを離す♥️

今度はパイズリで味わおうかなっ♥️ 脇を締めつつ肘でおっぱいを挟んで、キツくなった谷間におちんちんをお迎え……♥️

 

 

 「おっきぃ……♥️ 私のおっぱいに収まりきらないよぉ♥️♥️」

 

 

 ついさっき射精してくださったばかりなのに、まったく衰えないおちんちんさま♥️ 

焼けた鉄芯みたいに熱くて固いおちんちんが、私のおっきいおっぱいの谷間を貫いちゃってる……♥️♥️ ひんやりおっぱいの中に閉じ込めて、おちんちん全部に気持ちよくなってもらおうとしたのにぃ♥️♥️

でも、こうやってぇ……♥️ おっぱいを互い違いにぐにっ♥️ぐにっ♥️て動かしてぇ……♥️♥️ 亀頭をおっぱいにぐりぐりっ♥️って押し付けてあげてぇ……♥️♥️ カリ首のところも乳首でこちょこちょ♥️ってしてあげればぁ……っ♥️♥️

 

 

 「あっ♥️ヤバっ♥️おっぱいっ♥️♥️ おっぱいきもちよすぎてミルクでるぅ~~~~っ♥️♥️♥️♥️」

 

 

 パイズリしてるだけなのに母乳が噴き出ちゃうぅっ♥️♥️♥️♥️

この方のおちんちんさまには勝てないよぉ♥️♥️ おっぱいが勝手に負けちゃうっ♥️♥️ 母乳で白旗あげちゃうぅぅっ♥️♥️♥️♥️

 

 

 「仕方ないな。動いてあげるから、おっぱいをそのまま締め付けていなさい。だらしなく口を開けて待っているといい」

 

 「は、はぁーいっ♥️♥️」

 

 

 やっぱりやさしいっ♥️ こんなに精液飲むの下手くそな私を見捨てないでくれるなんてぇ♥️♥️

贅沢すぎるよぉ、私はなんにもしなくていいなんてぇ♥️♥️ ただおっぱいをむぎゅっ♥️ってしてるだけでいいなんてぇ♥️♥️

 

 私のおっぱいの谷間を、ぐっちょぐっちょとおちんちんが蹂躙してるっ♥️

おちんちんの先っちょが私の口の近くまで来て、離れていくのが切ないっ♥️ でもすぐにまた近づいてきてくれるからすきぃっ♥️ おちんちんさまを抱きしめている私のおっぱいに嫉妬しちゃうよぉっ♥️♥️

……あはっ♥️ おちんちんさまがぴくぴく震えてるっ♥️♥️ やった……そろそろ出そうなんだっ♥️ 出してっ♥️ 美味しい精液、おっぱいにいっぱい出してぇっ♥️♥️

 

 

 「~~~~っ♥️♥️♥️♥️ ずちゅるるるるるるるぅ~~~~っ♥️♥️♥️♥️」

 

 

 亀頭がひときわ大きく膨らんだ次の瞬間、私のおっぱいへ飛び散る猛烈な射精♥️♥️

思わず顔をおちんちんさまにくっつけて、音を立てる勢いで吸ってしまうっ♥️♥️ 二度目なのにこんなに濃い精液っ、一滴も無駄にしたくないよぉっ♥️♥️ こんなに美味しいものを捨てるなんて考えられないぃぃ♥️♥️

 

 

 「じゅるるぅ~~っ♥️♥️ じゅるっ、ちゅううううう~~~~っ♥️♥️♥️♥️」

 

 「可愛いものだ。あれだけ強かった警戒心はどこへやら、すっかり精液の虜になって」

 

 

 吸えば吸うだけ流れてくる精液ぃ……♥️♥️ ずっと飲んでても絶対飽きないよぉ……♥️♥️ 舌も喉も、お腹にたまっていくのもさいこぉ……♥️♥️ 

 

 

 「既に満足してもらえているようだが、メインディッシュが残っている。きっと、これも気に入ってもらえるだろう」

 

 

 頭が軽く押され、こてんと後ろに転び……マットで仰向けの体勢になる。

下腹部を覆う帯が指で除けられ、だらだらとよだれを垂らすおまんこが外気に触れる♥️ ああ、そうか、メインって……♥️♥️ この方のおちんちんさまをおまんこに頂けるなんて、私の人生を擲っても足りないってくらい最高の贅沢……♥️♥️♥️♥️

 

 

 「で、でもぉっ……♥️♥️ 本当にいいんですかっ♥️

  こんなにエッチな服を着させてもらえて、フェラとパイズリで美味しい精液を飲ませてもらえて、今度はズボズボ生ハメセックス♥️♥️

  おまんこであなたの逞しいおちんちん食べて、子宮で濃厚精液を飲み干せるなんて……いくらなんでも女子大生には過ぎた待遇と言うかぁ……♥️♥️」

 

 「気にすることはない、君は私の客なのだから。何も心配せず、むしろ欲しがっていれば良いのだよ」

 

 「……なにもしんぱいせず、ほしがっているだけで、いい……♥️♥️」

 

 「それに、私には金など必要ないからね。こうして……君の存在を頂ければ十分だ」

 

 「ひぎぃっ♥️♥️ これすきぃっ♥️♥️ ぼにゅうびゅるびゅるってするのすきぃ~~~~っ♥️♥️♥️♥️」

 

 

 おっぱいが掴まれるのすきっ♥️ 母乳が噴き出るのすきぃっ♥️ あたまがバカになるこのかんかくだいすきぃっ♥️♥️

それに、わたしは何もしんぱいしなくていいっ♥️ こうやって寝そべってるだけで、いくらでも贅沢ができるんだからっ♥️ なにもかんがえなくたって、おちんちんさまが勝手におまんこをきもちよくしてくれるっ♥️♥️

 

 

 「あへへぇ~~~~っ♥️♥️♥️♥️ やったあっ♥️♥️ おちんちんさまがきたあっ♥️♥️ ぼにゅうもびゅう~~~~ってなるぅ♥️♥️♥️♥️」

 

 

 ぐちょぐちょになったおまんこは、ちょっとの抵抗すらもせずおちんちんさまを飲み込むっ♥️♥️

目の奥がバチバチと弾けるような喜びをそのまま叫んでっ♥️ おっぱいから射乳する度に頭から何かが抜けていく解放感に溺れてっ♥️

この方のおちんちんさまに気持ちよくさせていただくだけの、だらけきった肉人形としておまんこを差し出すっ♥️♥️♥️♥️

 

 

 「はやくっ♥️ びゅーっ♥️ってしてぇっ♥️♥️ わたしのおまんこをじゅっぽ♥️じゅっぽ♥️ってしてっ……子宮を潰すくらいにおちんちんさま押し込んでっ、せーえきどぴゅどぴゅ注ぎ込んでぇっ♥️♥️♥️♥️」

 

 「賢く強かで友人思いの君も美しかったが、その全てを捨てて浅ましく快楽を貪るだけとなった君も美しい。ここまで素直になれた御褒美だ……受け取りなさい」

 

 「~~~~ッ♥️♥️♥️♥️」

 

 

 もう声すらも出ないっ♥️♥️♥️♥️ 私のお腹の奥底に、子宮の一番深いところに迸る熱そのもの♥️♥️♥️♥️

気持ちいいと温かいが混ざりあって、お腹から体がどろどろに蕩けていくような感覚……っ♥️♥️♥️♥️ 甘イキのぬるま湯に全身で浸かっているような、絶頂の大嵐に全身を吹き飛ばされているような、とにかく気持ちいいことだけは矛盾しない最高の受精体験……♥️♥️♥️♥️

これが……わたしが欲しがるかぎり、いくらでもぉ……っ♥️♥️♥️♥️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ふへぇ……えへへぇ……っ♥️♥️ せーえき……しゅきっ♥️♥️ ぼにゅう、びゅるるーっ♥️♥️ ぜんぶうれしーっ♥️♥️」

 

 

 気がつくと、私はマットの上でおまんこを弄り、おっぱいを搾って笑っていた。どうやら許容量を超えた絶頂で意識がトんでいたようだ。いつのまにか大浴場に移動しているみたいだけど……特に気にすることではないわね。

気絶している間に味わっていたはずの至福と快楽を、勿体ないとは思わない。だって、欲しがれば欲しがるだけ、いくらでも気持ちよくなれるのだ。欲しい以上に欲しがって、受け止めきれずに捨てることになっても構わない。

きっとそれが本当の贅沢であり、私に与えられた当然の権利なのだから。

 

 何はともあれ、意識は戻った。オナニーでは満足できないので、あのお方のおちんちんさまを探し……お風呂場に視線を向けると。

 

 

 「ああっ……ご主人さまぁっ♥️♥️♥️♥️ もっと、もっと気持ちよくなってくださいっ♥️♥️

  メリーのおっぱい搾ってご主人さま専用あまあまおっぱいみるくを飲み干してくださいっ♥️♥️ 逞しいおちんちんに溜まったむらむらせーえきをメリーの肉奴隷ご奉仕メイドまんこにぜんぶ吐き出してくださいっ♥️♥️ 私が壊れるくらい乱暴に……ああぁぁ♥️♥️♥️♥️ ご主人さまのせーえきぃぃ♥️♥️どくどくどぴゅどぴゅってきたあ……っ♥️♥️♥️♥️」

 

 

 あれは……! なんてことをしてるのっ、許せない!

私は幸福の余韻も薄れるほどの怒りに駆られ、お湯に半ばまで浸かりながらセックスをしている二人のところまで走る!

 

 

 「その素晴らしい精液はっ、そんなメイド風情にじゃなくて客である私にちょうだいっ! 絶対に私の方がおちんちんさまを気持ちよくできるわっ、はやくその女から抜いてぇっ!」

 

 「……なんて浅ましい乞食。ご主人さまがくださった、メイドへのお情けすら貪ろうとは」

 

 「ふふ。彼女には、身勝手で貪欲な客としての役割を与えたからね……仕方のないことだ」

 

 

 メリー氏が……いや、私は客で、この女はメイド! 敬意を払う必要なんてないわっ、メリーなんて愛称でも呼んでやるものですか!

 

 

 「マエリベリー・ハーン……っ! そこをどきなさい、邪魔よ!」

 

 「……宇佐見蓮子さん。その喚き声はご主人さまの品格にすら響きます。どうか、黙っていてください」

 

 「まあまあ二人とも。メイドであるメリーにも、客である蓮子にも、私は仲良くしてもらいたいと考えているよ……親友のように、ね。

  三人で余興を楽しもうじゃないか。君たち二人が並んでのダブルフェラ、ダブルパイズリ。私が目隠しをして二人を当てる母乳テイスティング、数秒ごとにピストン相手を変えるランダムセックス! 共に快楽を貪り、親交を深める時間は有るんだ……永遠に」

 

 

 うっ……こんな女と一緒に楽しむなんて死んでも嫌だけど、このお方のご意向に逆らう訳にはいかない……今は頷くしかない。

メイドのメリーもこれに関してだけは気が合うようで、私を蔑むような目付きで睨み付けつつもその不満を言葉にはしない。どうせなら思いっきりぶちまけて、このお方の不興を買えばよかったのに。

 

 ……ふと、館に入る前の、客になる前の事が頭に思い浮かんだ。

私は……大切な誰かを探していて、それは確か、このメイドに名前も姿もそっくりな女だったような……?

 

 そこまで考えたとき、口に染み出してくる精液の味の余韻が頭の中を綺麗に押し流していった。

……おそらく、名前はメリーだった。だけど、そいつのことなんてどうでもいい。このお方の素晴らしい精液を貪る以外のことは、どうでもいい!

私はこのお方に気持ちよく射精していただくため、メイドのメリーと顔を寄せ合い、媚びた笑顔で逞しいおちんちんさまに舌を伸ばした。永遠に欲望を叶えられる……いつまでも気持ちよくいられる、そんな天国に招かれた幸福を当然の権利と受け入れながら。

 

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