(しかしこれは……どうしたもんでしょうかねぇ)
考え込みながら、今度は少し長めに早送りボタンを押す。
これまでの会話から、ある程度"前処置"が分かっているからだ。
(事が事だけにバラす……というのも……)
なにせされている事がされている事だ、おおっぴらにするのは得策とは言えないだろう。
そしてつらつらと考え事をしている間に"前処置"が終わった。
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第三記録
再検査
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布団の上で四つん這いで荒い息をする皐月。
三度目の、いたずら。
早回しで見ていたがこれまでと同じようにしこたまお尻を揉まれたようだ。
「じゃあ皐月、下着を下げるぞ」
「はぁ……はぁ……うん」
呼吸を落ち着けながら返事をしている。
今日の下着は、薄水色に白の小さな水玉柄。可愛らしい。
「んっ……」
前回までと同じように臀部が露わにされ、さらにそれを広げるように指示される。
本来なら、誰かに見せたりなんてしない場所。
三度目とは言え、覗く顔は赤い。
「んっ、開いたよ司令官。やっぱり恥ずかしいな……」
お尻の真ん中を見せつけるような体勢で、これからされる事を聞く。
「それで……今日の検査って、どんなの?」
「あぁ、今日の検査はこれを使う」
そう言って取り出されたのは……細長い紙袋のように見える。
「何それ、司令官?」
「これは、医療用の綿棒だ」
「綿棒?えっと、それをどうするの……?」
質問を無視しぺりぺり、と紙袋を破くと現れるのは、綿球が片っぽしかないやたら長い綿棒。
そして、小さな銀色の缶を取り出した。
「ただ、これを使う前に……しておかなくちゃならない事がある」
「……?」
「消毒だ」
そう言って、缶を開け取り出す。
消毒液のしみ込んだ、紙。
それを一枚取り出し、近づけていく。
「少しひやっとするぞ」
「えっ!?わっ!……っひゃぁ!」
皐月自らが広げた尻の中央、そこだけは丹念に拭いていく。
敏感な部分に、冷たい液の感触。
揮発する消毒薬の刺激に、はしたなく腰を振ってしまう。
「あっ!だめ……っ!」
あまり考えたくはないが、これまでの行いで、もしかしたらだが、もしかしたら少し、そう少しだけだけれども、快感を感じてるのかもしれない。
それでも、
「ボク、んぅ……お尻くらい、自分で!自分で拭けるから……ぁ!」
そう伝えながらも、我慢してお尻は広げたままだ。
前回のミスによるもの、かもしれない。
「ダメだ皐月、しっかり丁寧に拭く必要があるんだ。自分じゃ見えないだろ?」
「んぅ!それでも、こんなの!子どもみたいで、いやだよっ……ぅ!」
拒絶を拒絶し、執拗に拭き続ける。
と思えば先端をこよりのようにして、
「うひゅっ……!ちょっと司令官!それ本当に、消毒になるの!?」
「こうするとシワの隙間まで綺麗にできるからな」
その言葉に、落ち着きかけていた顔色が真っ赤になる。
「シワとか……!もう!そういうこと、言わないでよ!」
「すまんすまん」
細い先端によるくすぐりが終わる。
紙の丸めてない方で、さっと一拭き入れ、
「さて、最後の仕上げだ……ふぅー……」
「わっ、わっ!ひゃっ……!!」
薬液で濡れそぼったすぼまりに、静かに息が吹きかけられる。
揮発が促進され、刺激に少女の背筋がゾクゾクと震える。
「これで消毒が終わった」
「うぅ……司令官。最後の、必要だったの?」
「あぁ必要だったとも、これに薬液が付くのはあまりよくないんだ」
そう言って、先ほどの綿棒を取り出し、構える。
「じゃあ皐月、深呼吸して」
「さっきも聞いたけど……それ、どうするの?」
「皐月」
「う、うん……すぅーー……はぁぁぁーーーー……」
質問を潰すように、深呼吸を促す。
あの綿棒で何をするか、これまでの動向からして容易に想像がつく。
たぶん、皐月自身も、あの綿棒で何をされるかは分かっているはずだ。
だが、直接その内容を口にして聞くことは、出来なかった。
十数度の深呼吸、これだけの回数させればなんだかんだで落ち着くだろう。
背中を撫で、リラックスするようさらに促す。
そして、お尻を開いたまま、力を抜くよう指示が入る。
指示に反して、穴に力が入り、小さなお尻が緩く振られる。
やはり、想像がついているのだろう。
それを落ち着けるよう、また背中を撫で、深呼吸を続けさせる。
落ち着くまで、何度も。何度も。
ふっ、と皐月の力が抜ける瞬間。
綿棒が差し込まれた。
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「っぁ……!」
声にならない、叫び。
あれだけ緩ませているのだから、たぶん刺激そのものは大したことは無いはずだ。
だが、事前に予想していても、精神的な衝撃が大きかったのだろう。
差し込んだ綿棒は動かされず、手で重さを支えられている。
「大丈夫かい、皐月」
「だ、大丈夫じゃないよ!司令官……!」
目の端に涙を浮かべた皐月の抗議の声。
「ちゃんと、合図してって、昨日言ったよ!」
「合図したら、力が入る。だから言えなかったんだ」
「確かにそうだけど、うぅ……!」
文句ありげな皐月に刺さった綿棒を、指で挟みくるりと回す。
「あひゅっ……!もう、司令官!ボク変な声出ちゃったじゃん!」
それに構わず、綿棒が動く。
今度は前後に。
「だ、から司令官……!んっ!」
動いている距離は短く、物は細い。
それでも、肛門の異物感は耐えがたいようだ。
そして、中を擦るように、円を描くように端を大きく動かす。
ぐるり、ぐるり。
もう少し奥へ。
ぐるり、ぐりぐり。
「あ、ぐっ……んっ」
「大人しく、大人しくだ皐月。もう少しで終わるからな」
「んっ、うんっ……!」
布団に強く顔を押し付け、堪えている。
異物感と、男性にいじくり回されるという恥辱。
屈辱は、感じてないかもしれないが恥ずかしい目にはたっぷりあっている。
ふぅ、ふぅ。
布団越しの息。
背中をまた撫で、落ち着かせる。
「よし、これで終わりだ」
最後に、綿棒の端をぴんっ、と弾く。
「んふっ!んっ!」
シーツを噛んでいるせいか、変な声が漏れている。
そしてじっくりと引き抜かれる綿棒。
「痛くないように、ゆっくり抜くからな」
「ん、ん!」
こくこくと、黄色の二つ結びが揺れる。
これは、罠だ。
彼女のような幼い娘なら引っかかても仕方が無いが、素早く引き抜くべきなのだ。
それに引っかかると知った上での、提案だろう。
ゆっくり、ゆっくり。
じっくりと中の感触を指先で味わうように引き抜かれていく。
とはいえ、そこまで奥には入っていないから、ゆっくりじっくり抜いてもすぐのことだ。
綿球が現れる。
少女の、本来なら触れらる事など無かったであろう場所を蹂躙したそれが、腸液に濡れ出てくる。
「んふぅ、っ」
「よく頑張ったな、皐月」
明るい金髪がぐしぐしと撫でられる。
「もうっ!これ凄い恥ずかしいんだから!」
文句を言いつつも、少女の顔は緩む。
引き抜かれた綿棒は、元の袋に入れられる。
「それじゃあ皐月、今日はこれで終わりだ」
「はーい、司令官!」
ぴょん、と起き上がると、下着を素早く上げる。
「ふぅ、やっと終わった!」
さっきまでとは打って変わっていつもの元気な明るい姿に戻る。
ただ、まだ異物感があるのかお尻を気にしている。
「司令官からもらったお菓子も早く食べないと!」
扉を開け出ていく。
と、おもむろに振り向き。
「ところでさ、司令官……」
「ん、なんだ」
もじもじとしながら、司令官を見つめている金髪の少女。
「ううん!なんでもないよ!」
「そうか」
何かを言いたがっていた。
でも何を言いたいのかは、わからない。
もしかしたら、その答えはこの先にあるかもしれない。
指は、ボタンを押していた。