※この作品はR-18です。

五月菊   作:田島春

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「術前説明」

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   第九記録

 

    術前説明

 

 

 

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「んっ、あっ、うっあ……」

 

 画面の中で、四つん這いの少女が肛虐されている。

 

「んふっ、うんっ、あぅ……♡」

 

 いや"虐"とは言い難い、完全に"出来上がって"いる。

 

「はぁぁ……しれ、かん……2本……はいった、ね……♡」

 

 幼い顔つきに似合わぬ、艶のある表情。

 熟れるにはまだ早い体も、そのすぼまりだけは大人より熟していた。

 指が、抜ける。

 

「あんっ……♡」

 

 嬌声。

 その体躯には太すぎる指二本が引き抜かれ、刺激に身悶えする。

 体の震えが特徴的な二つ結びを揺らす。

 

「じゃあ司令官……約束通り、なにするか……教えて?」

 

 そう、指が二本入った。

 となれば教えねばならぬのだ、本来の目的を。

 震える体を起こし、正座で相対する皐月。

 顔はまだ赤い、火照りがたっぷりと残っている。

 むしろ、まだ物足りないくらい、な表情だ。

 司令官は襟を正し口を開ける。

 

「皐月、坐薬は知っているな」

「うん、この前入れたもんね」

 

 そう、入れた。

 睡眠薬だったが。

 

「お尻の中は薬がよく効く、というのは知っているか?」

「あー、そうなんだ!」

「今回は薬を入れる……管のようなものの為にこのような準備をしている、というわけだ」

「司令官……その管って、そんなに……太いの」

「あぁ」

 

 その"管"は確かに太い。向かっている少女には、凶悪すぎるほどと言っていいほどに。

 

「今からそれを見せよう」

 

 そう言うとおもむろに立ち上がり、チャックを開ける。

 既に準備は万端、とばかりにこぼれ出た"管"が皐月の鼻先に現れる。

 

「えっ!?えぇぇぇ!!」

 

 ぎょっとした目でそれを見る。目が離せない。

 

「お、おおおおちん、ちん……?」

「言い辛い事だが……そうだ」

「これを……これをボクの……お尻に……」

 

 驚きの表情は、興味に上書きされる。

 前だったら、慌てて目をつぶっていただろう。

 ちょっと前だったら、

 

「これ、こんなおっきいのが……ボクの、中に……」

 

 入らないと拒んでいただろう。

 だが、もう、出来上がっている。

 彼女の関心は既に「これがもし入ったらどれだけ気持ちいいだろうか」という事に向いている。指二本とは全く異なる太さと長さ、そして形。

 目の前の異形の"管"にそっと小さな手を触れる。

 

ピクリ。

 

「ひゃっ、動いた……」

「丁寧に触ってくれ」

「う、うん」

 

 その後も指先で突き回す。

 つん、つん。

 つん、つん。

 先端、くびれ、中程、根元。

 一通りを指先で触れ確認する。

 

「皐月、指だけじゃなくて手で触れてもいいぞ」

「その、これ触った方がいいの……?」

「施術に使うためのものに親しむのは大事なことだ、だからよく触れた方がいい」

「わ、わかった……じゃあ遠慮なく……!」

 

 その手が先端を包み込む。

 恐る恐る、温度を確かめるように覆う。

 次は感触を確かめるように。

 

「あったかいね」

 

 そのまま手が下り、中程の感触を確かめる。

 

「このあたりは、先っぽより硬いって思うな」

 

 そして根元に到達する。

 

「皐月。実はなこれを触られると……気持ちよくなるんだ」

 

 少し照れくさそうに、司令官がのたまう。

 恥ずかしがる演技、しかしこれは、ある種の共感を呼び起こす。

 

「司令官も……触られるときもちいい、んだ……」

 

 孤独からの解放、そしてある種の優越感。

 今までされるがままだったのが、まるで武器を手に入れたかのような。

 皐月の目が、光る。

 

「司令官……どういうことされたら……もっと気持ちよくなる……?」

 

 

   *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 

 

 ちぴ、ちぴ。

 小さな水音が響く。

 

「むっ……んっ……ちゅっ」

 

 皐月が、手に持つそれに口付けをしていく。

 少女の柔らかな唇が、司令官の卑劣の権化と接し、また離れる。

 細かに、小さな口付けを繰り返し刺激を与えていく。

 

「司令官、も……んっ……ここに、キスとかされたら……きもちいいんだね」

 

 その言葉と"口使い"に震えを答えとして返す。

 

「んむっ、また震えた……かわいいね、司令官のおちんちん」

 

 にっこりとした笑顔、それとグロテスクな逸物の対比は、前衛芸術の一種にも見える。

 そして皐月が、趣向を変える。

 

「キスが気持ちいいってことはぁ、ボクと一緒で……」

 

 血色のいい赤い舌が覗き、触れる。

 先端、割れ目を下から上に舐め上げる。

 

「あはっ、今すっごくぶるぶるってしたよ司令官!」

 

 うれしそうに、何度も繰り返す。

 的確に割れ目だけを何度も、何度も。

 その度に腰が震える。

 

「んっ、なにか出てきたよ司令官、これがお薬?」

 

 陰茎の先から出てきた潤滑剤が、少女の舌よ汚していく。

 それに構わず、少女は舐める舌を絡めていく。

 不気味に膨れる先端が唾液と自身の汁でぬらぬらと光る。

 

「これは、れるっおくすりじゃ、むっ、ないんだねっむ」

 

 司令官の否定に、舐め絡めながら答える。

 言葉が、舌を伝い責め立てる。

 大きな震え、舌が離れ、そして。

 

「はむっ……んぶっ」

 

 皐月が小さな口内に先端を収める。

 少し眉根を寄せ、苦しそうな表情をしながらも、頬の内側で汚らわしいそれを舐め立てる。

 

「ぷはっ!はぁ……それにしてもこれ変な味がするね」

 

 口から取り出したそれを優しく撫でる。

 中程から根元まで、さすり、さすり。

 ただ、落ち着かない。

 皐月がもぞもぞと太ももを擦り合わせる。

 

「あのね、司令官……ボクね、司令官の、おちんちん舐めてたら……その」

 

 顔が赤い、火照りともまた違う赤さ。

 

「ボクのお尻、またむずむずして……その、また舐めてくれる……?」

 

 潤む目が、司令官を見上げる。

 もちろん、そのような提案は願ってもないこと、即座に受け入れる。

 

「う、うんそれじゃあ…………えっ?」

 

 四つん這いになろうとする皐月を制し、寝転がる男性。

 皐月に手で指示を出す。

 上に乗れ、と。

 

「もしかして、司令官……お互いに、舐めるの?」

「そっちの方がいいだろう」

「う、うん。わかった」

「それと、もう一つある」

 

 

   *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 

 

「なんでだろう、いつもと似たような体勢なのにすごく恥ずかしいよ……」

 

 この体勢は、いわゆる……シックスナインと呼ばれるものだ。

 皐月の小さな体が白い服の上にちょこんと乗っている。

 

「ひゃっ!もう!司令官!ちゃんと言ってよ!……んむっ」

 

 悲鳴、そして仕返しとばかりに上の少女は目の前にそそり立つ棒にキスをする。

 

「あんむ、ちゅっ……どう司令官、きもちいい?」

 

 頷き、そのまま皐月を抱き締める。

 まるでその体温を感じようとするかのように。

 そのまま尻に顔を埋め、また舐め始める。

 本来ならお互いの秘部を舐めあうものだが、身長差が功を奏す……と言っていいのかどうか。

 なんにせよ、しっかりと開発された皐月の後ろを舐め上げる。

 

「あっ、ひゅむっ……ボクも、まけないもん……」

 

 小さな嬌声を切り上げ、目の前のそれにしゃぶりつく。

 幼い少女がむしゃぶりつくというのに、妙にエロティカルを感じる。

 陰茎を横から咥え、そこに舌の刺激を咥えていく。

 だが、下になっている方も負けない。

 お決まりの手、穴に舌を入れ内部を舐め上げていく。

 

「ひゃむっ、んんっ……♡ぷあっ……」

 

 調理されきった後ろに来る強い刺激、思わず口を離してしまう。

 しかし、またかぶりつき責め立てる。

 

「まけない、まけないもん……!」

 

 この体勢になる前に、この二人は約束したのだ。

 先にたっぷり気持ちよくさせた方が言う事を聞く、と。

 皐月は、不利を承知で受けた。

 

「んんぅぅ……あんっ……んっ♡」

 

 開発され、どこが気持ちいいかも分かっている相手。

 駆逐艦、に限らないが艦娘というのは競争意識が強い。

 それが、この不利な競争に突き動かした、とは言えないだろう。

 

「んふぅ……♡んむぅ、ちゅる、れるっ、んっ♡」

 

 本人が気づいてるかは知らないが、競争でさらなる快感を得るため、にしか見えない。

 でも、それでも、皐月はむしゃぶりつく。

 それが、気持ちいいから。

 

「しれぇかんの、おちんちんも、ふるえて、んんっ♡きたぁ♡」

 

 どっちの快感がどっちの快感か分からない、まるで溶けるようにお互いを貪りあう。

 

「しえぇかんの、おちんちんか、ら、おくすり、んむ♡ださせ、る♡」

 

 幼い少女とは思えない。

 口の端から先走りと唾液を垂らし、乱暴とも言えるほどに陰茎を咥え。

 そして快楽に身を焦がす。

 

「あっ、はぁ♡しれぇかん、もきもひ、よくなっひぇ……♡」

 

 口に入れながら、懇願を繰り返す。

 自身の勝利条件を口にしながら、口に頬張る。

 対する司令官も、揉み、舐め、押し、入れる。

 

「あぁ♡しゅご、あっ♡くるぅ……おしりから、ボクになにか、くるっ♡」

 

 腰がガクガクと震え、動けない。

 それでも必死に、最後の抵抗とばかりに手で陰茎を掴み揉む。

 

「まけない♡まけな、いもん♡ぼく、まけなっ、あっあっあっぁぁぁ♡」

 

 一際激しく淫靡になった少女の体が震える。

 秘部、そこを封ずる絆創膏が剥がれ、中から液体が司令官の顔に飛び散る。

 尿、と思ったがこれは。

 

「あっ♡あっ♡あぁぁぁぁ……♡」

 

 潮だ。

 潮を吹いている。

 そしてその光景に。

 

「あぁ、あつい。あついよ、しれぇかん……」

 

 ぐったりとした皐月の金色の髪を白色が染めていく。

 ただ、最後の力を振り絞るように皐月が動く。

 

「あむっ、んっ、ちゅっ」

 

 飛び散る白濁を吸い上げていく。

 これも、勝負の事前約束。

 結果はどうあれ薬を飲むこと、だ。

 

「んっ、にが、い」

 

 呆けた表情のまま、一つ一つ皐月は舐めていった。

 

 

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「うぅ……べたべたする……」

「すまないな、皐月」

「もう!ちゃんと約束通り口の中に出してよね!」

 

 皐月が身だしなみを整え帰る準備をする。

 飛び散った精液の処理に難儀したのだ。

 

「うぅ……相当時間掛かった、誰かが見にきたらどうするの!司令官!」

「はは、ごめんごめん」

「予定すっごく超えてる!もう!……みんなに、司令官にお尻……舐められてるなんて知られたら、ボク……」

「すまなかったな、皐月。ただその件で少し話がある」

「?……その件で?」

 

 そして口にされる何か。

 

「なっ!そんな!えっ……?でも……」

「すまないな、どうしても必要なんだ。それに皐月は」

「うん、分かってる。でも……ううん、なんでもない」

 

 自身の頬を叩き、気合を入れる皐月。

 

「ボク、がんばる!」

「あぁ、頼りにしてるぞ皐月――」

 

 

 

「――皆の為の教育資料、施術の撮影。頑張ろうな」




次話で本編最終話、その次の番外話で完結の予定です。
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