復讐の唄ーリアルエンドーリバースストーリーー 作:lOOSPH
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彩奈と恵美が
屋上から戻ってきて
クラスから戻ってきた
一人の男子生徒が何やら準備を進めていた
「ようし・・・・」
鳩山 杏輔
学校で有名な
パソコンオタクだ
「・・・・・・・」
「準備完了だ・・・
絶対に犯人を止める・・・・」
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コンピューター室
そこでは
3年3組 出席番号25番
藤沢 彩菜
同じく3組 出席番号10番
窪田 恵美
さらに3組 出席番号9番
北浦 亮
そのグループの面々が集まっている
「みんな集まったな・・・
それじゃあ始める」
とノートパソコンを開いた
杏輔が一同に目を配らせていく
「いったい何を始めるんだ?」
亮が聞く
「これより
犯人のデータベースに
ハッキングして入り込む!」
一同は驚きの声を上げた
「そんなこと可能なの?」
「ああ・・・・
さっき学校に送られていたのは
ネットで流れていたものをビデオで
撮っていたものだ・・・・
一般的な動画に流していたのは
逆に足がつかないようにするため
こういうのはセキュリティーが
頑丈だからな
でも見つけ出すのは
簡単だった
今はすでに動画は削除されていたけど
その記録をたどってみたら
一気に足が付いた」
とあるサイトを開く杏輔
「ビックディッパー・・・?」
「大きな柄杓と言う意味で
北斗七星の英語読みだよ」
サイトのユーザー名を読み上げる彩菜に
恵美が説明する
「北斗七星・・
誠二らしいや・・」
「警察にはもう話はつけてある
それじゃあ、読み込むぞ・・・・」
と杏輔の作業を始めていく
「もしもこの方法で
犯人を突き止めたら
ここにいる全員で踏み込む
この地獄を・・・・
絶対に終わらせるんだ!」
一同は頷いて
その時を待つ
「ようし・・・
開きます!」
「それじゃ・・・
行くぞ!」
とサイトに入り込んだ
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例の赤い部屋
そこでは絵理奈が
パソコンに何かが入ってきたのを
確認し
開いていく
絵理奈はそれを見て
不気味に笑みを浮かべるのだった
「(やはり来たね・・・)」
それを黒い手袋をはめた腕で
キーボードを操作していく
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「ハッキングを仕掛けて
その信号をたどれば・・・
持ち主は割り出せる・・・
そいつが間違いなく
この赤い封筒の事件の犯人・・・
絶対に突き止める」
パソコンのキーボードを
素早く打ち付けていく杏輔
一同は固唾をのんで見守っていく
すると
「出た・・・・っ!?」
一同は鳩山の反応に
不信を抱いて
画面を見ると
ある場所の信号が
察知出てきていた
「ここやな・・・・・
それじゃさっそく」
「待て・・
この場所って
どこかで・・」
向かおうとする辻村を止めて
画面をのぞき込む亮
その問いに鳩山が答えた
「俺の家だ・・・・」
彼の言葉に
その場にいた全員が
驚きを隠せない
「杏輔・・
まさかあなたが!?」
「ち、違う!
俺じゃない!!
嵌められたんだ!!!
ハッキングするつもりが
逆にハッキングされたんだ!!!!」
「でたらめ言うなや!
そんな都合のいいこと言ったとこで・・・・・」
「待て!
とにかく杏輔の家に行って
パソコンを調べてみよう・・」
と一同は亮の意見に頷き
杏輔の家に向かうのであった
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「(鳩山 杏輔・・・
残念だけど
君の考えは予想の範囲内・・・
悪いけど
報いは受けてもらうからね・・・)」
とキーボードを打ち付けた後
パソコンを音を立てて閉じるのであった
「(悪いけど
途中で止めるわけには
行かないのよ・・・
全員に思い知らせてあげるまで・・・
絶対にね・・・
フフフフ・・・)」
と杏輔の顔写真を壁に貼り付け
そこにおもちゃの銃の弾丸をあてたのだった
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鳩山家
そこに入り込んだ
彩奈たち一同は
杏輔のパソコンを調べる
「そんな・・・・」
杏輔自身驚愕した
なぜなら
パソコンに映り込んだのは
白咲高校3組と四組の名簿と
個人情報だった
被害にあった生徒たちには
バツ印がつけられている
「やっぱりお前なんか・・・・・?
お前が三年前の事件で
誠二が陥れたから
それで俺らに復讐を・・・・・!?」
「ま、待ってくれ・・・・
し、知らない・・・・
こんなの・・・・
こんなもの・・・・
ああああ!!!!」
と杏輔は自分のPCを床にたたきつけて
壊してしまうのだった
「はあ・・・・
はあ・・・・」
激しく息切れを起こす杏輔
とそこに
杏輔の体にナイフが突き刺さった・・・・・・・・ ・・
「なん、で・・・・」
「お前のせいだ・・
お前のせいで結子は
死んだんだあああ!!」
杏輔にナイフを突き立て
叫ぶ恵美
杏輔はその場に
力なく倒れる
「お前の・・・せいで・・
お前の・・
せい・・」
千鳥足で
後ろに下がっていく恵美
とその時
「きゃ!」
恵美は杏輔の壊した
パソコンの部品に足を取られ
バランスを崩し
二階の窓に乗り出していってしまった・・・・・・・・ ・・
「恵美いいいい!!!」
「きゃあああ!!」
杏輔の部屋は二階
しかも下には
コンクリートの地面
彩奈は急いで恵美に手を
伸ばしたものの
間に合わず
恵美は頭に
コンクリートを打ち付けて絶命したのだった
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翌日
結子が自殺し
恵美と杏輔の死亡が発表され
のちに大久間が
遺体で見つかった
その日は臨時休校となった
彩奈は残された教室で
一人、声を殺して泣いていた
嫌われていたと思っていた友人は
実は陰で自分を助けてくれていた事
昨日そのことを知って
ようやく和解できたが
学校に送られてきた
あの動画のせいでその二人を
一気に失うことになった
彩奈は二人の死に悲しみ
同時に憤っていた
二人と向き合うことから逃げていた自分に
二人を陥れた赤い封筒の送り主
北斗 誠二に
彩奈は決意を固めて
隣の教室に向かっていく
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四組の教室
そこで予習をしている絵美理
そこに彩奈が入ってきた
「絵理奈・・・
お願いがあるの」
彩奈は言う
「私に力を貸して!」
彩奈は地面に頭を打ち付けて土下座のような体制で頼み込む
「協力って・・・?」
「私は許せないの・・・
自分の手を汚さず
あんな赤い封筒なんかを送り付けて
人間を手足のように動かして・・・
私の・・・・友達を・・・死に追いやった・・・・・・・
卑劣な犯人を・・・
仇を打ちたいの
結子と恵美の!!
だからお願い!!
私に二人の敵を討つための力を・・・
貸してほしいの!!
お願い・・・
私は悔しいの・・・
やっと二人の気持ちが分かったのに・・・
やっと元に戻れたと思ったのに・・・
私は・・・・何も・・・できなかった・・・・・・・
このまま何もできないなんて嫌なの・・・」
涙ながらに訴える彩菜
すると
「・・・・・・・
わかりました・・・」
「え・・・?」
「協力しましょう・・・
こんな私でよければ・・・」
その言葉を聞いて
彩奈は涙を流して
「ありがとう・・・
ありがとう!」
絵理奈に抱き着き
心の底から喜んだ
絵理奈は彩奈の頭を優しくたたいてあやし
思った
「(がっかりだよ・・・
藤沢 彩菜・・・)」
絵理奈は内心で
彩奈に失望した
「(仮にもあなたは一時期
その友人を毒牙にかけようとしたこと
今更開き直って清算するつもりか?
もしも私が
手を下さなかったら
あの二人を死に追いやっていたのは
自分だったのかもしれなかったのに・・・
その可能性を
あっさりと回避したと同時に
今更友達面をするつもりか・・・
だがまあいい・・・
お前のその愚かさ・・・
今はそれに
のっかってやる・・・
だが覚悟するがいい・・・
お前は裁かない・・・
私の見せる地獄をたっぷり味合わせてやる!)」
鳩は優れた伝書技術を持っていたが
所詮は人の技術の前では無力であった
残るは 26人と十六人
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