復讐の唄ーリアルエンドーリバースストーリーー 作:lOOSPH
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1人目,二人目
とある自宅
そこでは
一人の少女が
シャワーを浴びていた
寒い時期なのに
シャワーを浴びるのは
朝にコーヒーを飲むのと同じ
ただの眠気覚まし
眠気の冷めた少女は
制服に着替えて
ある部屋に入る
そこには
二つに分かれた複数人の顔写真が
一面に張られていた
そのうち左側の
複数の顔写真のうちの一つ
一人の男子生徒の写真を
外して火をつけた
写真は自然に燃え尽きると
その手に黒い手袋をはめて
赤い封筒に何かを入れ
それを手に
すぐにその部屋を後にしたのであった
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10月29日
二学期の中頃
期末テストが迫る
今日この頃
少女は自分の教室
3年4組に入っていく
彼女は本を読んだり
ノートに何かを移す時などは
眼鏡をかけている
彼女はそのまま
読書に目を配っていく
教室の外で
一人の女子生徒に
複数の男子生徒が絡んできている
そこに一人の男子生徒が入り
女子に絡んできた男子生徒たちを引き連れていった
旗から見れば
あの男子生徒はヒーローのようなものだが
事情を知っている生徒からすれば
そうとは言えない
なぜなら一見少女を助けた生徒こそ
あの二人の男子生徒を含めた不良グループの
リーダーなのだから
少女、早乙女 絵理奈はそれを見届けると
静かに本を閉じた
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放課後
自宅の家で
鏡を見て身だしなみを
整えている少年がいた
「~♪」
白咲高校3年3組 出席番号15番
瀬尾 優斗
自他ともに認める美少年で
学年問わずに女子生徒からの人気もとても高い
更に運動神経もよくテストの順位も上位のほうの
さわやかなイケメン
だが
「ふふふ・・・
さあて・・・
今日そろそろ仕掛けるか」
彼の本性は腹黒く
女にだらしのない最低な男である
そんな彼の手にある携帯には
一つの名前があった
早乙女 絵理奈と・・・・・・・・ ・・
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自宅で着替えていた絵理奈は
携帯電話のメールが届いたのを見つけた
そこでは
「二丁目のカラオケボックスに集合か・・・」
それを見ると
彼女は着替えていく
「ごめん待った?」
「ごめんなさい
待たせちゃった、てへ」
謎の予行演習をしながら
彼女はあるものを手に
外に出ていくのであった・・・・・・・・ ・・
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学区外
そこでは
優斗が鏡を見ながら
待っていた
「優斗君」
そこに一人の少女が
駆けつけた
そこにいたのは
「ごめんなさい
待たせちゃって」
学校にいた時とはまるで雰囲気が別の
絵理奈の姿があった
その容姿の変わりように
優斗は思わず見惚れていた
「どうかした?」
「え、いや・・・
素敵だなって思って
どう声をかければいいかなって思って・・・」
「フフフフ・・・
だって・・・」
と絵理奈は優斗を無意識に上目遣いで見る
「今日は優斗君と
久しぶりのお出かけだから・・・
少しでも優斗君にふさわしい女の子に
なりたいなって思って・・・」
絵理奈は無意識に
優斗を意識させていく
「そっか、ありがとう
それじゃあ行こうか」
「うん」
と二人で歩いていく絵理奈と優斗
だが一瞬二人は互いを見つめる
そこにあるのは男女の仲睦まじい視線ではなく
獲物を狩らんとする狩人のような目であった・・・・・・・・ ・・
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そんな様子を見ているのは
一人の少女
「なるほどね・・・
この時期は
早乙女 絵理奈と一緒なのね・・・
これで優斗が付き合っている女性は7人か
まったく・・・
私はこんな男の口車に乗せられて・・・」
3年3組 出席番号26番
藤沢 彩菜
彼女であった
彼女は何週間か前に
車に引かれかけていたところを
今優斗の隣にいる絵理奈に助けられた
だが彼女はその時見ていた
その場に去っていく自分の学校の制服の袖が
彼女はいじめを受け
最初は耐えていればどうにかなると
考えていた
だがあの事故未遂のせいで気づいた
やらなければやられる
さらに決意した
自分を虐げて
それを見て見ぬふりをしたもの
クラスメート全員に復讐を決意する
そのために彼女は
クラスメートのことを調べる準備をしており
現在は優斗のほうに行っている
彼女は現像した写真に写った
女子生徒らの写真を見つめていた
「その中で利用できそうなのは・・・
一学年下のこの池田 沙知かしら」
と一人の女子生徒の写真を手に取る
「これで優斗のほうは調べがついたわ・・・
それじゃそろそろ」
と戻ろうとしたその時
奥が騒がしくなっている
彩奈は何事かと思い
行ってみると
そこでは壮絶の光景が広がっていた・・・・・・・・ ・・
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その数分前
「あ、優斗君
ちょっとだけいいかな?
ちょっとあっちの方を
見てみたいから」
「うん、いいよ」
と離れていく絵理奈を
笑顔で見送る優斗
だが彼女が見えなくなると
すぐにいらだった様子を見せるのであった
当然
彼はあくまで買い物がしたいわけでも
お出かけをしたいわけでもない
目的は彼女を家に連れ込み
楽しませてもらうこと
そのことだけであった
女子からの悪いうわさを
気にしてクラスメートはもちろん
周りの者から距離を置いて
行動していた
優斗はその中でも
特に絵理奈に関しては
興味に近いものがあった
頭脳明晰、スポーツ万能
クラスメートや教師、男女問わずに接している
この人を引き付ける強い魅力が
絵理奈にはあった
優斗もそれに気が付いていた
絵理奈以外にも6人の女子と付き合っているが
不思議と彼女と過ごしていく時が多くなった
しかし
それでも彼女は優斗にとって
特別な存在であるが
所詮は性的な価値観のみで見ていたのであった
実は彼はある一人のクラスメートの女子を
言葉巧みに家に連れ込み犯した
不良グループに性欲の道具にされたその女子生徒の
傷ついた心に巧みに付け込み
見事に行為に及ぶことに成功したのだ
だが彼にとって
その女子はただの性欲処理の道具のようにしか思っていない
だが絵理奈のような女性を手にできれば
もうその女子生徒を性欲処理に使うこともない
絵理奈と親しくなり
ようやくここまで親しくなれたのだ
あの様子
きっと絵理奈も自分に惹かれている
だったらもう後は家に連れ込むだけだ
そう思っていた矢先のこと
「優斗君!」
彼の後ろから
一人の少女が呼びかけた
「え・・・」
優斗は振り向き
そこに立っていたのは
「どういうことなんですか・・」
白咲高校 2年2組
池田 沙知
テニス部に所属し
学年問わずに男子に好かれている女子生徒である
「や、やあ・・・
奇遇だね・・・
沙知はこんなところで
何をやっているの?」
優斗はそれを見て
焦りを見せ始める
もしもここに絵理奈が戻ってきたら
せっかく組み立ててきた計画が水の泡になる
そう思い言い訳を必死で考えていた
「沙知なんて軽々しく呼ばないでください!
この写真はどういうことなんですか・・」
と沙知はある写真を
優斗に見せた
そこには沙知はもちろん
他に付き合っている女性と
出かけている様子が映し出されている
「!?」
それを見て
驚愕する優斗
「信じてたのに・・
真剣だったのに・・
優斗君、最低!
このこと明日学校で言いますから!!」
沙知はそう言って去っていこうとする
「待ってくれ
僕の話を・・・」
「触らないでください!」
引き留めようとする優斗の手を拒絶する沙知
とその時
「・・ざけんじゃねえ・・・
せっかくここまで来たんだ・・・
水泡にされてたまるかよ!」
とナイフを取り出す
「きゃ!」
ナイフを突きつけてきた優斗に
激しく抵抗していく
「あと少しなんだ
邪魔されてたまるかよ!」
「ぐ、ううう・・」
もみ合う二人
すると優斗は足を滑らせ
沙知を押し倒すように
倒れてしまう
「離れてよ
優斗・・・く・・ん・・・・・!?」
「があ・・・」
沙知は優斗の体を
ゆっくりとどかすと
彼の腹にナイフが刺さっていたのであった・・・・・・・・ ・・
「あ、あああ・・
ひぃ!」
沙知は急いで
その場を去っていく
「ああ、があ・・・」
腹を刺された優斗は
その場に倒れこむ
「おい大丈夫か!?」
「誰か救急車を!」
そんな優斗に駆け寄る周りの人々
やがてあたりが騒がしくなっていく
そして・・・・・・・・ ・・
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現在
「何よこれ・・・
何で優斗が・・・」
そこに駆け付けた彩奈は
遠めだが現状を見ていた
それは腹から血を流した優斗が
救急車で運ばれていく光景であった
これから復讐を始めようとする相手が
自分が手を下す前にやられた
その光景に彩奈は
言葉を失っている
彩奈は急いでその場を離れていくのだった
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「あ・・
ああ・・」
路地裏に逃げ込んだ沙知は
そこで頭を抱えておびえていた
無理もない
いくら相手のほうが襲ってきたとはいえ
自分は相手をナイフで刺してしまったのだから
「私・・
どうしたら・・
誰か・・
誰か助けて!」
沙知はそうつぶやくと
そんな彼女に足音が近づいていく
「え・・?」
そこにいたのは
「どうしたの池田さん?」
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翌日
3年3組の教室において
優斗がナイフで刺されたという
報告が担任の口から語られる
これにクラスメートたちは
ざわめき始める
すると
「警察が目撃者から
聞いた話によると
うちの学校の制服を着ていたそうだ
女子だったらしい
警察でもまだ捜査を続けているが
手がかりはその目撃証言だけだったらしい
心当たりのあるものはいないか?」
ざわざわと騒ぎ出す3組の面々
その中で一人別の意味で
落ち着いていない人物がいた
「・・・・・・・」
それが彩奈だった
無理もないあの場にいた
制服を着ていた女子など
自分以外知らないのだから
どうしたらいいんだろう
そんなことを考えていた
その時
教室の扉が開き
中に入ってきたのは
「失礼します」
別の教師だった
教師はひそひそと
耳打ちする
「・・・・え!?
皆さん、この時間は自習とします
各自教室で待機するように」
と担任は教室を出た
何が起こったのかと
一同は騒いでいるのであった
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生徒指導室
そこには教師一同が集まり
そこには二人の女子生徒が座っていた
早乙女 絵美理と
池田 沙知であった
「本当なんですか?
池田さんが瀬尾君を刺したというのは・・・・」
教師の一人が質問する
「・・・・・」
池田は不安そうに身をうずめていく
「・・・大丈夫
正直に話して」
そんな彼女の背中を優しくさすって
沙知の気を落ち着かせていく
「・・・昨日の・・・
部活を終えた時のことでした・・・」
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事件の日 部活終わり
「ふう・・・
今日も疲れた~」
沙知はテニスウェアから
制服に着替えようと
ロッカーを開けると
そこには赤い封筒が入っていた
「何これ・・」
沙知は封筒を手に取り
封筒の中身を見てみた
そこに入っていたのは
何やら星がちりばめられたカードと
写真が入っていた
「・・・!?
これって・・」
それは
沙知の想い人
優斗が自分以外の女子と
どこかに出かけている写真だった
「・・・・・」
それを見て沙知は
へたりと地面に崩れるように座り込むのであった
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「・・・許せなかった
優斗君は私が一番だよ
僕には私しかいないって言ってなかったのに・・・
私以外の女の人と、それも何人もお付き合いしていたなんて・・・」
「それで瀬尾君に殺意を・・・」
「それは違います!」
教師の発言に絵理奈は反論する
「池田さんは事実を確かめに
瀬尾君に会いに行ったんです
そしてそれが事実だと知り
このことをほかの学校に告げようとしたら
瀬尾君は逆上し
ナイフを突きつけてきたんです
池田さんはそれに抵抗しました
そうしてもみ合ううちに倒れてしまい・・・
あのように・・・」
絵理奈は説明するのだった
「つまり
正当防衛・・・・」
「確かに結果的に池田さんは
瀬尾君を刺してしてしまいました
ですが凶器のナイフを持っていたのも
それを振り上げたのも
瀬尾君の方だったんです
池田さんはそれに抵抗した
そのはずみで刺してしまった
情状酌量の余地はあると思います」
「・・・・・」
「・・・・わかりました
それでは処分は今日中に
発表いたしますので
今日、池田さんは自宅謹慎と言うことで」
処分決定まで自宅謹慎を言い渡すのであった
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その後
廊下を歩いている絵理奈
すると
「お前か
池田が優斗を刺したって
先公に言いつけたのは」
そこに一人の男子生徒が絡んできた
「あなたは確か
3組の不良グループの越智一真君ね」
「てめえ
池田がンなことしたって
本気で言ってんのか?
それはつまり俺に喧嘩でも売ってんのか?」
「待って
私はただ彼女の話を聞いて・・・」
「うるせえ!」
と絵理奈を壁にたたきつけた
「アイツに手を出したこと・・・
後悔させてやる!」
「・・・・・・・」
すると一真は
絵理奈の肩から手を放すと
そのままその場を後にしていく
「ふう・・・」
すると
「あ、あの!」
そこに一人の女子生徒が駆け寄ってきた
「あなたは・・・」
「3組の野村 藍です
大丈夫だった?」
「うん、大丈夫
ちょっと壁にたたきつけられただけ・・・
心配してくれてありがとね」
と絵理奈は藍の頭を
優しくたたいた
「・・・はい」
藍は照れくさそうに
返事をした
「それじゃ・・・
私、行くね
明日、池田さんと
警察の事情聴取に同行しないと
行けないから・・・」
「ね、ねえ!」
「ん?」
絵理奈を呼び止める藍
「あの・・
何かあったら
相談してね・・
私、前に早乙女さんに
助けてもらったから
今度は早乙女さんを
助けてあげたいなって思って・・
だから!」
「ありがと
その時があったら
そうさせてもらうね
それじゃ・・・」
と二人は別れるのであった
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放課後
再び生徒指導室に呼び出された池田と絵理奈
今度は教員のほかに
警察のものもいる
「今回の事件を担当させてもらっているもので
西島と申します
詳しい話を聞かせてもらっていいでしょうか?」
警察の者に話しかけられ
ややこわばってしまう沙知
「大丈夫・・・
正直に話せば
警察もわかってくれるから・・・」
「はい・・」
と沙知は昼間
言ったことと大まかに話していく
「・・・・なるほど
被害者の男子生徒は
相当女性関係が派手だったんですね
そのことは知っていたんですか?」
「知っていたらとっくに別れてます!
この封筒を送ってくれた人が
このことを教えてくれなかったら
きっと今頃私は・・」
「・・・・失礼ですが
封筒には写真のほかにいったい何が」
刑事は聞く
「いえ・・・
写真以外は何も・・」
「封筒は持ってきていますか?」
と沙知は持っていた例の封筒を見せる
「これは!?」
それを見て刑事は
驚きを見せる
「どうかしたのですか?」
「実はこの封筒・・・
このそれぞれの写真に写っている女性生徒たちや
被害者の瀬尾優斗の方にも送られていたんです
御両親の話によると
封筒は宅配で送られていたんです
ほかに入っていたのはナイフ・・・
優斗さんがあなたに向けてきたという
このナイフだったんです・・・」
とナイフの写真を見せた
「そんな・・」
「それと
こんなものも」
とある写真を見せられた
それは
星がちりばめられた写真だった・・・・・・・・ ・・
「これって一体・・」
「調べてみたところ
この星の配列から
これはポンプ座と言う星座であることが
わかったんです
どうしてこのようなものが入っていたのか
何かわかりませんか?」
「さあ・・
私はそんな星座になんて
詳しくないですから・・」
頭を悩ませていると
「火遊びはほどほどに・・・
そういうことじゃないでしょうか?」
絵理奈が口を開く
「え?」
「つまりこの優斗君は
複数の女性とお付き合いをしていた
それはつまり火遊びしていたと言えます
そういう意味で送られたのではないかと・・・」
「・・・・どういうことでしょうか?
何か知ってるんですか?」
刑事は聞く
「・・・いえ
私の妄想です」
絵理奈は言った
「あ、あの・・
私はどうなるんですか・・?」
沙知が恐る恐る聞く
すると
「話を聞く限り
ナイフを突きつけたのは
瀬尾優斗君のほうで
沙知さん事態にも
明確な殺意があったとは言えません
近くの防犯カメラにも
その様子が移っていましたし
おそらく正当防衛が認められるでしょう」
「それって・・
つまり無罪、と言うことですか」
沙知は聞く
「でも池田さん
あなたが瀬尾君を
刺したことには変わらないんだよ?
この事件は瀬尾君のほうに否があったから
刑事罰を受けないってだけだし」
「わかっています・・
でも私、この封筒を
送ってきてくれた人には
とっても感謝しています
もしもこの人が知らせてくれなかったら・・・
今頃どうなっていたか・・・」
「・・・・」
「・・・・・・・」
刑事は沙知の言葉に
何も言えなかった
確かに彼女は罪を犯した
だが殺意があったのは相手のほうで
彼女はそれに抵抗した
そしてこのような結果になってしまった
彼女はその後逃げ出してしまったが
もっとも彼女自身自分のしたことの自覚が
ありすぎてしまい混乱した結果取った行動
でも彼女はその後
偶然居合わせた絵理奈に出会い
事実を話す決意をしたのだから
「学校側の処分は
今日中に決定して連絡します
それまで自宅に待機していてくださいね」
「・・・はい・・」
こうして
瀬尾優斗刺傷事件は幕を下ろすのだった
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「絵理奈先輩!」
「ん?」
その後生徒指導室から
出てきた沙知と絵理奈は
少し行動を共にしていた
「その・・
ありがとう・・
ございました
絵理奈先輩のおかげで私・・」
すると絵理奈は
沙知をそっと抱き寄せた
「池田さん・・・
つらいのは
これからだよ
確かに正当防衛は
認められたけど
あなたが彼と刺したことには
変わりないの
きっと世間はあなたを批判する
でも忘れないで・・・
私はあなたの味方だから・・・」
「・・・はい!
ありがとうございます
絵理奈先輩!!」
こうして二人は別れるのであった
絵理奈は沙知の後ろ姿を
しばらく見つめ
静かにこういった
まずは一人・・・・・・・・ ・・
悲劇はまだ始まったばかりだ・・・・・・・・ ・・
火遊びしたら
ポンプで水を汲んで水をかけましょう
残り、33人と23人
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