復讐の唄ーリアルエンドーリバースストーリーー 作:lOOSPH
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翌日
テニス部部長である
龍崎 達夫に対する暴力事件で
謹慎を受けていた一真は
ついにこの日謹慎が解けた
現在一真は
職員室にて
校長、教頭、学年主任に頭を下げていき
担任の前に立った
「わかってると思うが
お前はもうあと四か月で卒業だ
これ以上問題を起こすなよ・・・」
「わーってるよ
じゃあ俺
教室に行くんで」
「おう、また後でな
・・・・ああそれと
どうせ耳に入ると思うが
大久間と結子と鳩山と恵美、川本が亡くなった・・・・」
「・・は?
何で?」
「大久間は何者かに殺害・・・・
結子は自殺・・・・
鳩山は恵美に刺されて死亡・・・・
恵美はその後鳩山の自宅の窓から
誤って飛び出して死亡・・・・
川本は歩道橋から足を滑らせ
下を通ったトラックに引かれて死亡だ・・・・」
一真は大輔が自殺をしたと聞いて驚愕しつつも
教室に戻っていくのであった
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一真は自分の教室に戻ろうとすると
別の誰かが慌てて走って
隣の四組の扉を開ける
「大変です!
先ほど
尾上さんの両親から
連絡がありまして
尾上 昭子さんが・・・・
尾上 昭子さんが・・・・
路地にある階段から落ちて亡くなったそうです!」
一真はそれを聞いて
驚いていた
大久間、結子、鳩山、恵美、大輔に続き
尾上まで亡くなった
それを聞いて女子生徒しかいない
四組は驚きを隠せない
彼女の所属していた
グループのリーダーも
それに少なからず
ショックを受ける
だがそれ以上に驚いたのは
絵理奈だった
絵理奈は手を顔に添えつつ
その事態を受け止めようとするのだった
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絵理奈は教室にて
次の授業の準備を進めていた
「ね、ねえ・・・
本当なの・・・
昭子、なんで・・・」
熊野 真
四組の女子グループの一つ
真グループのリーダーで風紀委員を務めている
「・・落ち着いて真・・
ショックかもしれないけど
今ここであなたが倒れたら
誰がクラスをまとめるのよ・・」
真珠 利穂
真グループの一員で
親が警察の真面目な生徒である
するとそこに
「んだとてめええ!!!」
教室の外から吠え声のような声が上がった
絵理奈と真達は
教室の窓から様子を見る
「聞こえなかったのか?
周りの迷惑になるから
携帯をいじるのをやめろと
言ったんだ!」
「てめえ・・・
誰に向かって口きいてんだ!?」
そこでは
3年3組 出席番号31番
山瀬 裕也
彼は服をつかまれて壁に押し付けられている
その相手は
同じく3組 出席番号6番
越智 一真
彼であった
「君にきいているんだ
そんなこともわからないほど
君は低能なのか?」
裕也はさらにつげると
一真はとうとう本気でキレ
「裕也ぁああ!!!」
殴りかからんとする
「やめなさい越智君!」
そこに真が止めに入る
「熊野・・・
てめえ邪魔すんのか!?」
「あなたこの前龍崎君に
暴力振るって謹慎を食らったのに
また追加で謹慎を受けるつもり?
いいえ、今度やったら君下手したら退学よ!?」
「彼女の言うとおりだ
まったくこれだから低能なサルは困るんだ・・・」
裕也の発言に
一真は激しく怒りを見せると
「一真あああ!!」
廊下の方から声が響く
そこにいたのは
3年3組 出席番号22番
常盤 蓮
不良グループのリーダーである
「てめえ
何こんなとこで
騒ぎ起こそうとしてんだこら
俺に恥をかかせるつもりか!?」
「レン・・・
でもよぉ!」
「るせえ!
俺の言うことが
聞けねえってのか・・?」
レンににらまれ
しぶしぶ裕也の服から手を離す
「命拾いしたな」
「それはこっちのセリフだ」
と二人の騒動は収まったのだった
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越智 一真
不良グループの中核に
あたる人物で
喧嘩もとても強いが
それでもレンにはかなわず
レンに従っている
絵理奈は
次のターゲットに
彼を選んだ
本当はもっと早くに
決行したかったのだが
昭子の独断のせいで
計画に大きな遅れが生じてしまった
だがそれももう片付き
絵理奈はいよいよ
次の被告人に一真を選ぶのであった
黒い手袋をはめて
赤い封筒にカードを入れる
そして
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絵理奈は教室で本を読んでいると
そこに詩織たちが現れ
また~、と言う顔で
連れていかれるのだった
すると
「利穂?
どうしたの?」
「ちょっとトイレ・・」
利穂はそれについていくように
教室を出ていくのであった
3組の教室では
出席番号9番
北浦 亮
彼は机に座って
上の空であった
すると
「亮!
大変や
裕也が一真に
連れていかてもた!!
はよなんとかせな」
同じく3組 出席番号20番
辻村 健太郎
彼が亮に伝えた
「ああ、裕也なら心配ねえよ・・」
「心配ないて
幼馴染やろ!?
助けたらへんのか!」
「助ける必要なんてねえよ・・
それにたぶん・・
助けに行くという言葉は
裕也じゃなく一真に言うべきだ」
「え!?」
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トイレ
そこでは何と
一真が床に倒れ
裕也はふう、と呼吸を整えていた
「て、てめえ・・・
何もんだよ・・・」
「動かない方がいい
手加減をしているとはいえ
軽く脳震盪を起こしてるからな」
一真はさらに続ける
「まったく
不良グループの中核を担う君が
こんな程度で沈むとは・・・
これだったらレンのほうがまだ頑張ったぞ」
「な、何!?」
「どうしてあの時蓮が君を止めたのかわからないのか?
それは君では僕には勝てないことがわかっていたからだ
僕はレンに喧嘩で負けたことは一度もないからな
レンに感謝するがいい
教室で喧嘩を起こせば教室で醜態をさらすことに
なっていたかもしれないからな」
一真は裕也を見つめる
「覚えておくがいい
僕は日本の将来を
背負って立つ男だ
そんな僕が君のような
中途半端なバカよりも劣るわけがない」
と裕也は去っていき
一真は悔しそうにトイレの床に
拳を打ち付けるのだった
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一方そのころ
「あーもう・・・
付き合うのも
めんどくさくなってきた・・・」
絵理奈はうんざりした様子で
詩織たちの遊戯に付き合わされていた
詩織は笑みを浮かべてエアガンを構え
美里はややびくついてエアガンを持っていた
とそこに
「おーまーたーせ」
真央が彩奈と真莉を連れて
絵理奈のもとにやってきた
「ねえ真莉?
あんたに悔いを改めさせるチャンスを上げる
今から彩奈と二人で
絵理奈を攻撃してもらいます
それで絵理奈に参ったっと言わせてあげたら
私たちのところに戻ってくることを許したげる
どう? 簡単でしょ?」
と真莉に迫る詩織は
エアガンを真莉に持たせる
「あんたも知ってるでしょ?
私は気が短いからね・・
あんまり長くは待たないよ?」
すると
「・・・はあ、まったく懲りないのねあんたたちは」
真莉はエアガンを
詩織たちのほうに向けて撃った
美里は声を上げてへこみ
真央は真莉をにらむ
「真莉ぃ・・
それがあんたの答えってことね・・
よおーくわかったわ」
と真央は真莉を
地面に押し倒す
「どうやら真莉・・・
あんたは本気で
私たちの敵に回るつもりのようね・・・
じゃあ真莉・・・
今日をもってあんたは私たちの敵ってことで!」
詩織はそうつぶやく
「まったく・・
あんたたちも本当に
あきれたものね・・
卒業も近いっていうのに
まだこんなことを続けるつもり?」
「都合のいいこと言ってんじゃねえ!
そういうあんただって
私たちと彩奈のこと散々いじめてきたじゃないの!!」
真央が怒鳴る
「いじめに時期だの年齢だの
そんなの関係ないでしょ!」
詩織も声を荒げる
「まったく、どうしてあんたたちは
そこまでのことができるのよ?」
「あんただって同じような事
散々してきたじゃない」
「まったく・・
あんたたちには本当についていけないわ」
「何ですって?」
「あんたたち、自分たちのやってることが
どれだけ度が過ぎているのかわかってるの?
こんなの下手したら人殺しよ!?」
真莉の言葉を聞いて
詩織との言い争いに真央が入っていった
「へえ~言うじゃん
だったらあんたの目の前で
二人を殺してあげようか?」
「やめなさい真央
とにかく真莉
もう私たちとあんたの関係は
もう元には戻せない
覚えておきなさい・・・
あんたの味方はクラスにはいないと思いなさい」
と詩織は美里を連れていきつつ
三人で教室に戻っていく
すると丁度チャイムが鳴った
「まったく・・・
どうしてあの子たちは
あんなことしか考えられないのやら・・・」
「悪いわね絵理奈
くだらない茶番に付き合わせて・・
あんたも何難しそうに
顔をしかめてるのよ
前も言ったけど
あんたの味方になったわけじゃないのよ?」
「・・・・どうしてあの二人のことを考えられるの?」
「当たり前でしょ
友達なんだから・・
友達が友達を心配することが
そんなに珍しいの?
まあ珍しいわよね・・
友達どころか味方もいないあんたには・・
私は今更あんたにしてきたことを弁明するつもりはないし
私のことを怨んでくれてても構わない・・
でも覚えておきなさい・・」
真莉は彩奈に背中を向ける
「私もあんたもこれで同じ穴の狢・・
クラスからの格好のいじめの的よ・・
だから私のことを怨み続けていても
何も解決しないわ・・
これから待ち受けるのはそう言うことよ・・」
と教室に戻っていくのであった
「(恨み続けても何も解決しない、ね・・・
よくもまあそんなことを言えるものだ・・・)」
絵理奈もそう言って教室に戻っていくのであった
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放課後
一真は公園に行き
そこの駐輪場に止めている
自分のバイクを見る
するとその椅子には
あるものが張り付けられていた
「あっ!」
それは
赤い封筒であった・・・・・・・・ ・・
「っ・・・」
一真は封筒を開けて
そこにあるカードを取り出す
そこには星座のカードと
手紙が入っていた
『隣の湖林高校の近くにある
南平公園に来るように』
そう書かれていた
一真は舌打ちをして
近くの自転車に乗り
猛スピードで公園に向かう
そこには手紙に書いてあった高校の
不良グループがいた
「あれ?
お前越智 一真じゃん
こんなとこまで何やってんの?」
喧嘩の強さのおかげで隣の高校でも有名なこの男
「お前らか?
俺のバイクにいたずらしたの・・・」
「知らねえし
大体証拠もなしに何ぬかしてんの?
つかさ・・・」
と不良たちは険しくなる
「俺らの縄張り来て
偉そうにしてんじゃねえ!」
その不良が一真に殴りかかってきたことで
喧嘩が勃発
不良十人相手でもボロボロになりながらも
見事に一人立つ一真
そこに
「っ!?」
そこに何かが押しあてられ
しびれるような感覚が襲い掛かる
「本当にサルみたいね
簡単に引っかかってくれるなんて・・」
その声を聴いて
一真は意識を失った
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「はっ!」
一真が目を覚ますと
目の前には仮面をかぶった人物がうつった
「ぬう・・・」
手足を縛られているのがわかる
「フフフフ・・・
お目覚めのようだね」
「てめえ誰だ・・・
この鎖と足枷を外しやがれ!」
怒鳴り散らす一真
「そんなに慌てずともすぐに外してあげよう・・・
私の質問に答えてくれるのならね・・・」
「質問だぁ?
てめえ調子に乗ってんじゃねえぞこらぁ!」
「どうやら君にはまず
自分の状況をわからせてあげる必要があるみたいだ」
と仮面の人物は
手に持った刃物を
一真の足に突き刺す
「がああ!!!」
「ここで行われるのは
罪人を裁く場所、いうなれば裁判の場・・・
そして私は裁判官にして処刑人・・・
そして罪人は、君だ・・・」
「てめえ・・・
何もんだ・・・」
「言ったはずだ・・・
私は君に裁きを下すもの・・・
君たちが高校一年の時に犯した
重い、重い罪・・・」
一真ははっとして頭を上げる
「まさかてめえ・・・
あの北斗 誠二か・・・」
「君に拷問を与えることに
今更戸惑いなどしない
もう君の仲間にも同じことをしたのだから」
「仲間って・・・
まさか大輔を!?」
「彼にも裁きを下したよ
そして必要なことも
聞き出せた
そして次はお前だ・・・」
と顔を近づける仮面の人物
「あの時君の犯したこと・・・
一生かけて悔いさせてやる!」
そういうと
後ろから別の仮面の人物が現れ
あるものを持ってくる
「な、なんだよそれ・・・」
するとそれを
一真の足の傷口に近づけ
「何だろうね・・・
その体で感じて考えるといい」
押し付けた
「ああ!!!」
思わず声を上げる一真
「な、なんだよこれ・・・」
「考える暇など
与えはしないさ・・・」
と一真の顔に手を添えていく
「ま、待ってくれ!
あの時のことなら
ひ、一つだけ言わせてくれ・・・」
すると一真が言う
「・・・・何だ?」
「あ、あの事件は
俺たちが起こしたものじゃない・・・」
「・・・・・・・」
すると仮面の人物は
傷口を思いっきり踏みつける
「ああ!!!」
「その程度の情報は
君のお仲間から聞いている!
大方首謀者は君たちのボスだろう?」
「ち、違う・・・
レンは・・・
あいつは何もしてない!」
「なんだと?」
一真は語っていく
「俺たちがレンとつるむようになったのは
あの事件の後だよ
レンはむしろ
あいつの無実を信じてたんだよ!」
「どういうことだ?
でも確かに大輔は
やったと・・・」
「アイツとつるむようになったのは
高三になってからなんだよ
レンはあいつを引き入れることで
あの事件の黒幕のことを調べようとしてたんだよ
レンはあいつを助けようとしたんだ!
本当だ!!」
「・・・・・・・」
「これは本当だ!
だから助けてくれ!!
学校に行けなくなってもいい・・・
ただ命だけは奪わないでくれ!!!」
命乞いをする一真
「・・・・ありがとう・・・」
「え?」
仮面の人物はそう言って
一真の頭をそっとなでた
「それを知れただけでも
私は満足だ
だが覚えておけ・・・
それでも君は許されないことをした・・・
その罪を背負いながら生きていくがいい」
仮面の人物はそう言って
一真から離れていく
「解放してやれ・・・」
ともう一人の仮面の人物に言って
離れていく
「・・け・・」
すると
「ふざけるな!
こいつは彼を・・
私の大切な彼を
陥れた一人なんだ・・
許さない・・
絵理奈が許しても・・
私が・・
私が・・
私が許さなああい!!」
暗闇の空間で
一真の体に何かが突き刺さった
「彼の痛み・・
思い知れ・・」
強さによって冠を得た男は
結局その栄光を受けぬまま散った
残り 23人と十四人
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