※この作品はR-18です。

復讐の唄ーリアルエンドーリバースストーリーー   作:lOOSPH

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三人目、暴力スパルタテニス部部長

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三人目,2人目

その後 池田沙知は

正当防衛が認められ無罪放免となった

 

一方被害者の瀬尾優斗のほうは

一命こそとりとめたらしいが

 

例の写真のせいで

自分の屋内が学校側に露見してしまった

 

もう学校には来られないだろう

 

優斗のほうの批が大きかったためか

沙知のほうの風当たりはそれほど強くはなかった

 

沙知はほかに優斗に騙されていた女子生徒とも親しくなった

 

沙知はさらに自分の背中を押してくれた

絵理奈とも親しくなったのだった

 

そんなある日

 

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お昼

 

食堂にて

自分の作ったお弁当を開いていると

 

「絵理奈先輩」

 

沙知が訪ねてきた

 

「池田さん

 

 こんにちは」

 

「沙知でいいですよ」

 

沙知はウフフと絵理奈に

かわいらしい笑みを浮かべ

 

一緒に食事を楽しんだ

 

すると

 

「あの、絵理奈先輩・・・」

 

「はい?」

 

「一つご相談してほしいことが

 あるんですけど・・」

 

と沙知は静かに語っていく

 

それは・・・・・・・・ ・・

 

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ある日のテニス部での

練習の時

 

一人女子部員の中で

どうにも調子の上がらないものがいた

 

「はあ・・・

 

 はあ・・・」

 

「大丈夫?」

 

激しく息切れを起こして

ペタンと座り込んでしまった彼女を

沙知が声をかける

 

すると

 

「池田!

 

 放っとけ

 そんな奴」

 

そこに一人の男子生徒が現れる

 

「龍崎部長・・」

 

「お前は練習に戻れ

 

 こいつは俺が話をする」

 

とその男子生徒は

座り込んだその生徒を立たせて

 

一通りのないところに連れていく

 

「大丈夫かなあの子・・・

 

 昨日も龍崎部長に厳しいスパルタまがいの特訓を

 させられたみたいだし・・・」

 

「私ちょっと見てくる!」

 

沙知はその場を中断して

連れていかれた女子部員を探していく

 

すると

 

体育館裏で

壮絶な光景が繰り広げられていた

 

そこでは連れていかれた女子生徒が

激しくそれも何度もビンタされていた

 

「なんで俺の言ったとおりにやらねえんだよ!

 

 でなきゃほかの奴に差をつけられることねえだろ?」

 

「・・・ごめん・・なさ・・・・・」

 

女子の顔は赤くなっていて

その後もまた何度も何度もたたかれた

 

「・・・そんな・・」

 

沙知はあまりの光景に

思わずその場を去ってしまった

 

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「龍崎 達夫・・・

 

 3年4組所属で

 テニス部の部長ですね」

 

「部長はもともと優しい人だったんです

 

 でも去年の成績が落ちてしまったことで

 焦りを覚えて気が付いたら変わってしまったんです・・

 

 女子にも男子にも厳しい練習メニューを組ませて

 

 ついてこれなかったの者には

 特別メニューと称してスパルタを施すんです

 

 さっき話していた女の子を含めて

 何人かのテニス部員がそれを受けて

 

 その全員がテニス部をやめていきました・・

 

 私・・

 

 小学生のころから

 テニス選手になるのが夢で・・

 

 それで中学もこの高校も

 テニスをやってるんですけど・・

 

 今はもう、テニスをするのが怖くて・・

 

 誰かに相談したいといつも思ってたんですけど・・

 

 そういえば絵理奈さんは龍崎部長とクラスメートでしたよね

 

 お願いです、このままだとテニス部の子は

 苦しいまま部活に出ることになります・・

 

 どうにか話してくれませんか?」

 

「・・・・・・・」

 

沙知の訴えに絵理奈はしばらく黙り込む

 

そして

 

「・・・・わかりました

 

 できる限りのことをしましょう」

 

「ありがとうございます」

 

と笑みを浮かべて

絵理奈に頭を下げる沙知

 

絵理奈はそんな彼女に

気づかれないように

 

不気味な笑みを浮かべていくのであった

 

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ある部屋

 

絵理奈はその部屋にちりばめられている

二つに分かれた複数人の顔写真のうち

 

一つを外すと

それをお皿の上に森

 

そこに何かの液体を注いでいく

 

余りの量に

皿からその液体が零れ落ちていき

 

それがテーブルのふちから床にしたたり落ちていく

 

「・・・・・・」

 

絵理奈はそれを

そのまま見つめていると

 

手袋をはめ

 

こぼれた汁が

しみ込んだ封筒を手に取り

 

そこに何かを入れた

 

それは

 

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その後

 

そこでは今

体育の授業が行われていた

 

白咲高校の体育は

二つの組が男女合同で行っていく

 

この日はテニスの授業をしている

 

3組と4組がチームを組んで

シングルで試合をしている

 

絵理奈は現在、コートに立ち

試合をしている

 

「はい!」

 

「きゃ!」

 

そして見事に

一点入れた絵理奈

 

「試合終了

 

 4組一点」

 

審判をしている

体育教師がそう告げる

 

「ありがとうございました」

 

「さっきのスイング

 見事だったわ

 

 いい勝負でした」

 

と絵理奈と握手を交わすのは

3年3組のクラス委員

 

滝嶋 結子

 

その後も続いていく試合

 

そこにある女子が

立っていく

 

「・・・・・・・」

 

藤沢 彩菜だ

 

彼女はコートに立つものの

何だか上の空だ

 

彼女は現在

ある計画を練っている

 

それは自分を虐げているもの

その様子を見て見ぬふりをするもの

 

いうなればクラスメートに思い知らせてやる方法

 

そう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

復讐計画だ・・・・・・・・ ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、いきなり

狂いが生じた

 

クラスメートの一人の

瀬尾 優斗が女性関係のもつれから

 

池田 沙知に刺傷されるという出来事

 

その後池田 沙知は

正当防衛が認められ

 

大した罰を受けることはなかったらしい

 

その際彼女に同行した

早乙女 絵理奈

 

彩奈はどういうことなのかと

悩みを募らせていく

 

とそこに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彩奈の顔にテニスボールが勢いよくぶつかった・・・・・・・・ ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う・・・」

 

彩奈は地面に倒れる

 

すると

 

「ぼっとしてんじゃねえよ

 

 こののろま!」

 

テニスボールをぶつけてきたのは

4組の龍崎 達夫だ

 

彩奈は痛そうに

顔の当たった部分をさする

 

だが彼女の心配をするものはいなかった

 

それどころか

 

「「「「「ぎゃははははっ!!!!」」」」」

 

何とあからさまに大爆笑している

 

「何やってんだよあいつ」

 

「だっせ!

 

「ナイス相手の奴」

 

そんな声も聞こえていた

 

その時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いい加減にしなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4組の生徒たちの中から

絵理奈が立ち上がり激しく怒鳴った

 

「クラスメートが

 傷つけられたんですよ!?

 

 どうして笑っていられるんですか!?

 

 普通だったら心配するものでしょ!

 

 恥を知りなさい!!」

 

絵理奈の言葉に

3組の大半が黙り込む

 

「龍崎君!

 

 あなたもですよ

 

 どうしてボールを

 顔にぶつけるんですか!?」

 

「知るか

 

 ぼーっとしている

 こいつが悪いんだろ」

 

「だからって

 ボールをぶつけてもいいってことには

 ならないでしょう!

 

 もしもはれ上がったらどうするんですか!?

 

 瀬尾君のこともあったのに

 こんな時に問題なんか起こしたら

 みんな迷惑するんですよ!?

 

 テニス部のこともですが

 もっと相手のことを気遣ってください!!」

 

「んだと早乙女・・・

 

 テニス部のことは

 お前には関係ないだろ!

 

 俺の部活で俺がどんな指導しようと

 俺の勝手だ!!」

 

「その勝手のせいで

 どれだけの人がテニス部をやめたと思ってるんです

 

 あなたのそれは指導じゃない

 

 ただの暴力による恐怖政治よ!」

 

「・・・・・・・」

 

龍崎は見事に

絵理奈に言い負かされしまうのであった

 

「大丈夫・・・?」

 

絵理奈はそっと

彩奈に手を伸ばす

 

「だ、大丈夫よ・・・・う・・・」

 

「ああ、無理をしないで・・・

 

 保健室に行きましょうか」

 

と絵理奈は彩奈を連れて

保健室に連れていくのであった

 

「・・・彩奈・・」

 

「・・・・・・・」

 

心配そうに見つめる一人の女子生徒と

複雑そうに見つめる結子

 

一方で絵理奈をにらみつける龍崎だった

 

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保健室

 

「失礼します・・・今は

 

 いないみたいだね・・・

 

 ちょっと待ってて」

 

と絵理奈は彩奈を待たせ

救急箱を取り出して顔のすりむいている部分を消毒し

 

そこに絆創膏を張る

 

「はい、これで大丈夫

 

 見たところ大事じゃないみたいだけど

 一応先生に言っておいてね・・・」

 

「あ・・・」

 

絵理奈が微笑みかけているところを見て

 

「それじゃ先生からは

 私が言っておきますから

 

 あなたはここで待っててください・・・」

 

「・・・・・・・」

 

外に出ていこうとする絵理奈

 

すると

 

「待って!」

 

彩奈が呼び止めた

 

「その・・・

 

 あの・・・

 

 あ・・・・ありが・・・とう・・・・・・・」

 

すると

 

「当然のことをしただけですよ

 

 それじゃ・・・」

 

「あ・・・」

 

絵理奈は出ていき

彩奈はその様子を見つめていたのであった

 

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龍崎家

 

「・・・・早乙女の奴!

 

 関係ないくせに

 ぐちぐちぐちぐち言いやがって・・・」

 

達夫は家に帰ると

玄関に一つの箱がおかれていた

 

「宅配・・・?

 

 俺宛の?」

 

その箱をもって

箱を開けてみる

 

そこに入っていたのは

 

封筒だった

 

「赤い封筒・・・?

 

 うわっ!?

 

 なんだこりゃ・・・」

 

べたべたしたものが濡れている封筒を

開けてみると

 

そこに入っていたのは

星がちりばめられたカードと

 

写真だった

 

それはなんと

自分が部員に手を挙げている場面が

移っていたのであった

 

「なんだよこれ・・・」

 

達夫はふいに

瀬尾の事件を思い出す

 

優斗の時も封筒が

優斗や彼が付き合っていた女子生徒たちに

送られていた

 

でもどうしてそれが自分に

 

しかもこの写真

どこで写したのか

 

彼の心当たりは

一人しか思い浮かばなかった

 

「あいつうううう!!!」

 

すると

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

翌日のテニス部の活動中の時

 

「おい」

 

達夫はある部員に

声をかけた

 

その相手は

 

「え・・」

 

沙知であった

 

「話がある

 

 ちょっと来い」

 

と沙知を体育館裏に連れていくと

彼女につかみかかる

 

「なんの真似だ・・・」

 

「え、何のことですか?」

 

急につかみかかれて聞かれ

混乱する表情を見せる沙知

 

「これだよ

 

 この写真だ!

 

 お前いつの間にこんなもの撮ったんだ!?」

 

「知りませんよ!

 

 離してください!!」

 

「とぼけるな!

 

 この前お前が

 走り去っていくのを見たんだぞ!?」

 

「だからってこんな写真

 知らないです!」

 

「とぼけるな!」

 

「本当です!」

 

激しく詰め寄る達夫に

押されていく沙知

 

すると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・おい・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに現れた一人の男子生徒

 

それは

 

「てめえ・・・

 

 その子をこんな人気のないとこに

 連れ込んで何してやがんだ龍崎」

 

3年3組 出席番号7番

 

越智 一真

 

不良グループの一人だ

 

「越智・・・」

 

「越智先輩・・」

 

「龍崎ぃ・・・

 

 どうやらてめえはよほど

 俺に叩きのめされたいらしいな」

 

指を鳴らして迫っていく一真

 

そして

 

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「あ・・・

 

 ああああ・・・」

 

「ふう・・・

 

 ふう・・・」

 

数分後のことだった

 

龍崎の顔は

もはや容姿が変形するほど

代わっていた

 

髪の毛は引き抜かれ

口の中が切れているのか

うまくしゃべれないようだ

 

一真のほうも

多少傷ついているようだが

 

それでも本人からすれば

かすり傷のようなものだ

 

「あ、あの・・

 

 越智先輩・・

 

 どうしてここがわかったんですか?」

 

沙知は恐る恐る聞いてみた

 

「ああ

 

 実は帰りがけに

 俺の下駄箱に

 手紙が入っててな

 

 そこに手紙があったんだよ

 

 テニス部部長龍崎は部員に特別指導と言う名の

 暴力を部員に施している

 

 このままだと池田も危ないってな

 

 朝一応釘を刺してたが・・・

 

 まさかやりやがるとはな」

 

「手紙?」

 

「まあそのおかげで

 ここに駆け付けられたってわけだ

 

 とにかくお前はもう戻れ・・・

 

 部活、まだあんだろ?」

 

「は、はい・・」

 

と戻ろうとすると沙知は

何かを思い出したかのように

 

立ち止まると

 

「越智先輩・・」

 

「あん?」

 

振り返って一真にこういった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとうございました」

 

と笑顔でお礼を言った

 

一真は思わずその笑顔に見とれて

彼女が去っていくのを見届けた

 

ついでに

 

「ざまあねえ

 

 今までの行いが

 自分に回ってきたと思うんだな

 

 それといいか?

 

 もしも俺にやられたなんてぬかしやがったら

 この残りの学校生活地獄のような日々を味合わせてやる」

 

と倒れた龍崎に

告げるのだった

 

「ぐぞ・・・

 

 だんでぼでが・・・

 

 ごぶばべび・・・

 

 があ・・・」

 

そう告げてその場に

倒れこむのであった

 

それを物陰から見つめる

一人の人物

 

それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで二人・・・」

 

絵理奈であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                          




龍は守るべきもののためならば非情にもなるが
皮肉にも龍は守るべきものに牙を向けられた

残り、33人と二十三人

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