復讐の唄ーリアルエンドーリバースストーリーー 作:lOOSPH
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ある電車の中
そこでは
ラッシュなのか
多くの人々が乗っている
そこに一人の男性が
普通に立っている
緊張しているように思える
無理もない
目の前に女子校生がいるのだから
かといって別にいやらしい真似を
使用などと考えているわけでもない
かといってあまり近くにいると
誤解されるかもしれない
そう思って
男性はその場を去っていこうとすると
突然男性の手首が
つかまれる
「ちょっと!
今私のお尻触ったでしょ!?」
それはさっきの女子校生だった
「いや、触ってないですよ」
「嘘!
絶対触ってました!!
皆さん!!!
この人痴漢です」
こうして女子校生と男性は
次の駅で降ろされるのであった
それを見つめる人影が
あったことも知らずに
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その女子校生は
ある場所でひそかにその時を待つ
「へへへへ・・・」
白咲高校 三年四組
折原 凛音
彼女は笑っていた
実は彼女は
痴漢をでっちあげて
男から金を巻き上げていた
紫苑グループと同じく
痴漢のでっち上げを使って
私腹を肥やしていた
男なんてただ金が稼げればいいだけの
いうなれば狩りの獲物
彼女にとってはそれが
適切な表現だったのかもしれない
今度もうまくやって
男から金を巻き上げた
それを使って
遊び歩いていこうと考えていた
「(やっぱり男なんて
ちょろい奴
この調子でもっと金を
巻き上げてやれ)」
と町を歩いていると
「あ、見つけた!」
そこに一人の男性が現れる
「な、なんですか?」
「とぼけるな!
お前のせいで俺は・・・
俺はあああ!!!」
すると
周りに男性が
次々と集まっていく
「な、なんですか!?
きゃ!」
「親御さんのもとに
連れて行ってもらうぞ
こっちには証拠があるんだからな」
と携帯を見せる
そこには
自分が痴漢と騒いだ男性から
お金を巻き上げている瞬間が
写っていた
見ると他にもあり
アニメのように
スライドさせると
動いているように見える
「あ、ああああ・・・」
「さあ、家に連れて行ってもらうぞ
親御さんから絶対に罰金を払ってもらうからな!」
男たちに持ち物を取り上げられて
住所も知られてしまった
「きゃああああ!!!」
彼女はこうして
男たちに家まで案内される羽目になった
その様子を見つめる一人の人物
「狩る側が狩られる側になるか・・・
実に笑える話だな」
絵理奈は静かにそうつぶやくのだった
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絵理奈はその帰り道
そこを歩いていると
「あら?
早乙女さん」
「っ?」
突然声をかけられた
その相手は
「学校で会ってから
久しぶりにお会いしましたね」
三年四組
御車 一二三
絵理奈のクラスメートだった
「そうだね・・・
それにしても
こんなところでお会いするなんて」
「これも何かの縁ですし
一局どうですか?」
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「そういえば聞きましたか?
先ほど折原さんのもとに
多くの男性が現れたそうです」
「そうなんだ・・・
それにしても
どうしてそんなことが?」
「ここに訪れる前に
お見かけした
それだけのことです」
「そっか
まあこのご時世
そんなことがあっても
不思議じゃないだろうし・・・」
「そうですね・・・
それにしても
例の赤い封筒の犯人も
まだ捕まっていないみたいですね・・・」
「例のあの犯人ね・・・
もしかしたらもう
王手をかけようとしているのかもしれないわね
このようにね・・・」
見ると
一二三の駒は
絵理奈の玉を取らんと
している場面になっている
「確かに
今回の犯人は
ある意味私たちのようですね・・・
人をこの駒のように動かし
自らは盤の上からその駒を打っていく
とても頭脳的ですね・・・」
「まあもしも私なら・・・
こんな状況になっても
最後まであがくけどね
だって勝負っていうのは
将棋のそれと違って
玉を取るのが勝ちってだけじゃないし・・・
どんなに負けても
不利になっても最後に逆転すればいい・・・」
と絵理奈は駒を打つ
「・・・・王手」
「・・参りました」
と互いにお辞儀をする
「・・お見事です
さすがは絵理奈さんです
やられましたね」
「いいえ
結局五本勝負で
二対三で私の負けだよ
本当はさっきの一局で
負けていたはずなのに・・・」
「それではあまりに不完全燃焼ですから・・・
私の一局に付き合っていただきありがとうございます」
「いいえ
よい一手でした・・・
それでは・・・」
ときれいに立って
静かにその場を去っていく
「いつかあなたと言う玉・・・
取らせていただきます」
「ええ、楽しみにしていますよ」
絵理奈のその言葉に
一二三はそう答えるのだった
「やはり面白い人だ・・・」
一二三は去っていく絵理奈を見て
そうつぶやくのだった
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ある場所
そこでは一人の女子校生が
激しく息切れを起こしていた
「はあ・・・
はあ・・・」
3年3組 出席番号25番
藤沢 彩菜
彼女はやつれたように
目じりに隈を浮かべて
疲れているようだ
「もうあそこに戻れないし・・・
私の周りにはもう敵しかいない・・・
こうなったら・・・
私一人の力で何とかするしかない!」
と必死に立ち上がって
歩き去っていくのであった
やがて更なる一局が打たれようとしていたのだった・・・・・・・・ ・・
結局オリオンは
動物を狩るより
蠍に狩られる側がお似合いだったのかもしれない
残り 12人と二人
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