※この作品はR-18です。

復讐の唄ーリアルエンドーリバースストーリーー   作:lOOSPH

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現在 6人と二人

・・・・・・ ・・

奥井 詩織
       御者 一二三
北浦 亮
       早乙女 絵理奈(射手山 絵理奈)
渋谷 真央
       ・・
常盤 蓮(脱)

藤沢 彩菜

真野 佐紀(脱)

結城 真莉

和藤 草弥

・・・・・・


51人目・・・・・・,五十二人目・・

三人の少女が

不良に絡まれている

 

二人は言い寄られ

見た目こそ強がっているようだが

 

内心はびくついていた

 

確かに三人は

女子の中でも

 

腕は立つが

それでも男性には

叶わないだろう

 

実はこの時

本当に絡まれていたのは

本当は二人で

 

のちのこのうちの一人が

助けに入ったのだが

 

返り討ちにあってしまい

 

こうして三人全員

このように詰め寄られてしまっている

 

不良たちが

手を出そうとした

 

その時

 

そこに一人の

男子生徒が現れる

 

不良たちは

男子生徒に目をつけ

 

向かっていくものの

ことごとく返り討ちにあっていき

 

その男子生徒に

不良たちが打ちのめされたのち

 

男子生徒は

三人の女子に目を向けることなく

 

その場を去っていくのであった

 

・・・・・・ ・・

 

現在

 

夜の道を

一人の少女が

走り回っていく

 

「はあ・・・

 

 はあ・・・」

 

3年3組 出席番号5番

 

奥井 詩織

 

彼女である

 

彼女は段々と町を

離れていき

 

やがてある場所に向かっていく

 

そこは殺風景で

何も目立ったところがない

 

「はあ・・・

 

 はあ・・・」

 

詩織は

息切れを起こしながら

 

辺りを見回す

 

すると

 

足音がかき分けるように

響いていき

 

そこに一人の人物が現れた

 

現れたのは

 

「来たね・・・

 

 奥井 詩織」

 

早乙女 絵理奈

 

否

 

射手山 愛理奈

 

彼女であった

 

「どうして私を呼び出したの?」

 

詩織は恐る恐る聞いた

 

「どうして?

 

 それはあなただって

 わかってるはずよ

 

 だからここに来たんでしょう?」

 

愛理奈は

そう言って

 

詩織に目をつける

 

「っ!

 

 こんなところに

 私を呼び出してどうするつもり・・・?」

 

「強がってても無駄だよ

 

 あの時君の腕は

 折れたんだから

 

 だいぶ本調子が出せないことにも

 私はよくわかってるわ・・・」

 

愛理奈はゆっくりと

詩織に近づいていく

 

詩織は考えていた

 

今の状況で目の前の人物に

勝てるのかどうかわからない

 

いつも通りの時でも

あんなにてこずったのだ

 

今の状態では

到底勝てない

 

「ねえ詩織さん

 

 覚えてる?」

 

すると

 

愛理奈は

急に話しかけてきた

 

「私が大久間達に嵌められて

 彼に犯された時

 

 貴方・・・

 

 私のこと呼び出したよね」

 

「・・・・・・」

 

「まだ朝が早い時に

 

 学校の屋上に呼び出されて

 

 私がちょっと話したら

 学校の屋上から落ちて

 

 気が付いたら病院のベッドの上・・・

 

 不思議だったな」

 

迫りながら

そんなことを告げる愛理奈

 

詩織はゆっくりと後ろに下がっていく

 

「答えなさい・・・

 

 あの時私を屋上から落としたのは・・・

 

 あなたなんでしょ?」

 

愛理奈は言う

 

すると

 

「・・・い・・・」

 

「うん?」

 

詩織は言う

 

「うるさいのよ!

 

 あんたが悪いのよ!!

 

 あんたが彼をものにするから!!!」

 

そう告げる詩織

 

「私が彼と出会ったのはね

 

 不良に絡まれた私と真央を

 真莉が助けに行こうとして

 返り討ちにあって

 

 襲われそうになった時に

 助けてもらったときよ・・・

 

 思えばあの時から私は

 彼に惹かれていたのかもね・・・

 

 私も真莉もあなたのことを

 結子から聞いてどうにか彼の支えになろうと

 話しかけたわ・・・

 

 でも彼は私にも真莉にも

 振り向いてくれなかった・・・

 

 そんな時にあんたが転校してきて

 

 そのくせ彼をものにした・・・

 

 真莉は身を引いたけど

 私はあきらめたくなかった・・・

 

 だからあの事件の後

 あんたが彼の心から離れた時を

 見計らって今度こそ私が彼の隣に立つ

 

 そう決めていたのに・・・

 

 なのに・・・

 

 なのにあんたはそれでも

 彼の隣に立っていた・・・

 

 妬ましかったわ

 見せつけられているような気がして

 

 あんたなんかいなくなればいいって思ったのよ!」

 

「でもそのせいで

 結果彼を追い詰めた・・・

 

 あなたのその自分勝手な想いが・・・

 

 彼を不幸にしたことがわからないの!?」

 

「黙れ!

 

 彼が死んだ後も

 彼の心を独占するつもり!?

 

 そんなので・・・

 

 そんなの許せないわよおおお!!!」

 

と無事な片腕を

愛理奈に振るっていくが

 

愛理奈はそれを

いともたやすくけってはじき

 

更に彼女の顔を思いっきりけり上げた

 

大きく吹っ飛ばされる詩織

 

そこに

 

「愛理奈!」

 

一人の少女が現れるそれは

 

「やっと見つけた・・・

 

 絶対に止める!」

 

3年3組 出席番号25番

 

藤沢 彩奈

 

彼女であった

 

彼女は愛理奈に駆け寄ろうとするが

 

「彩奈あああ!!!」

 

「きゃ!」

 

詩織に羽織締めにされた

 

「この・・・

 

 離しなさい・・・」

 

「そうはいかないわ!

 

 あんたには役に立ってもらうから!!」

 

と詩織は彩奈を抑えつつ

愛理奈の方を向く

 

「さあ、どうするのよ?

 

 知ってるのよ?

 

 あんたは彩奈には手出しできない・・・

 

 何であんたが復讐しつつ

 彩奈を助けていたのか・・・

 

 彩奈が私たちの中で

 一番復讐する機会があったのに・・・

 

 つまりはそう言うことでしょ?

 

 さあ、手を出してみなさい!

 

 彩奈を傷つけてもいいんならね」

 

詩織は奇策に出る

 

片腕を負傷し

いつもの調子の出ない詩織は

 

彩奈を人質にすることで

優位にたとうとする

 

今まで絵理奈として行動したうえで

詩織は確信していた

 

愛理奈は彩奈には手出しができないと

 

勝った・・・

 

詩織はそう思った

 

だが愛理奈がとった行動は

詩織も彩奈も予想だにしなかったもの

 

何と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弓を引いたのだ・・・・・・ ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うそでしょ!?

 

 彩奈を打つつもり!?」

 

「そんな・・・」

 

これには詩織はもちろん

彩奈も驚愕する

 

そして

 

愛理奈は表情を変えぬまま

 

弓を引いた手から

弦と矢を話し

 

矢が放たれた

 

「っ!?」

 

「う・・・」

 

そして

 

その矢は何と

 

見事に命中した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彩奈を抑えている詩織の

僅かなスキマにあった詩織の腕を・・・・・・ ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あああ!!!」

 

「え・・・!?」

 

余りの痛みに

詩織は思わず彩奈を離し

 

下がっていく

 

彩奈は自分の身に起こった出来事が

全く理解しきれていない

 

「老島 詩織!

 

 あなたも所詮は

 あなたのお父さんと同じ・・・

 

 流れ星のようにきれいであっても

 落ちる運命だったのよ」

 

愛理奈は宣言する

 

すると

 

「あああ・・・

 

 うあああ!!!」

 

詩織はそのまま後ろに下がって

崖から落ちて行ってしまうのであった

 

「・・・・・・・」

 

「・・・・っ!」

 

彩奈と愛理奈は

しばらく向き合っていく

 

「愛理奈・・・

 

 どうしてあの時・・・」

 

「勘違いしないで・・・

 

 あなたを打ち抜くのは

 あいつら三人の後・・・

 

 今はその時じゃない・・・

 

 それだけよ・・・」

 

愛理奈はそう言って

彩奈に背中を向け

 

暗闇へと去っていくのであった

 

「待って!」

 

彩奈は追うが

そこから先は崖だった

 

愛理奈はこの下に行ったのだろうか

 

彩奈はそう考えながら

闇に包まれた崖を見下ろすのだった

 

・・・・・・ ・・

 

崖の下

 

坂を転がっていったので

命の別除はないようだが

 

詩織は全身に傷を負っていた

 

「は、早く・・・

 

 早く逃げなきゃ・・・」

 

詩織はおびえながら

這いずっていく

 

すると

 

詩織の折れている方の腕に

何かが突き刺さる

 

「あああ!!!」

 

「どう?

 

 今まで自分に虐げられてきた奴に

 虐げられている気分は」

 

それは弓であり

刺しているのは愛理奈だった

 

「い、いやだ・・・

 

 お願い・・・

 

 見逃して・・・」

 

「い~やだ」

 

そう言って詩織の腕を突き刺した弓を

さらに深くねじ込んでいく

 

「いやあああ!!!

 

 お願い!

 

 許して!!

 

 あの時のこと謝る

 

 謝るからあああ!!!」

 

「大バカ者!

 

 謝って済むようなら

 最初っからするな!!

 

 お前の犯した罪はそれほど重いのだ・・・

 

 覚えておけ!!!」

 

「あああ!!!

 

 ごめんなさあああい!!!」

 

もう詩織の心はもう崩壊している

 

「あ、ああ・・・

 

 あああ・・・」

 

「思い知ったようね・・・

 

 でも殺さないわ

 

 あなたはこれから自分の犯した罪の重さに

 おびえながら生きていきなさい!」

 

と弓を勢いよく引き抜き

去っていく愛理奈であった

 

「あ・・・

 

 ああ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ああああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・ ・・

 

しばらくした後

 

「あ・・」

 

3年3組 出席番号13番

 

渋谷 真央

 

「詩織!」

 

3年3組 出席番号31番

 

結城 真莉

 

二人は倒れている詩織に

駆け寄っていく

 

「あ、ああ・・・」

 

詩織はかろうじて生きているようだが

容姿は変わり果ててしまい

 

体中が傷だらけで

折れた腕にはひどい刺し傷が残っていた

 

「ひどい・・

 

 これ全部愛理奈が・・」

 

真央がそう言うと

 

「え、愛理奈・・・

 

 愛理奈・・・

 

 愛理奈、愛理奈、愛理奈・・・

 

 うああああ!!!」

 

「ちょっと詩織どうしたの!?

 

 落ち着いて!

 

 私よ!!」

 

「落ち着きなさいよ詩織!」

 

発狂する詩織を

必死になだめる真央と詩織であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥井 詩織 脱落

 

残り、5人と二人

 

・・・・・ ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         




ケフェウスと同じく
王と呼ばれたは彼女は
自らを犯した罪の重さにおびえて

その重さにおびえながら
生きていくことになったのだった

残り 5人と二人

・・・・・ ・・

奥井 詩織(脱)
      御者 一二三
北浦 亮
      早乙女 絵理奈(射手山 絵理奈)
渋谷 真央
      ・・
常盤 蓮(脱)

藤沢 彩菜

真野 佐紀(脱)

結城 真莉

和藤 草弥

・・・・・
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