※この作品はR-18です。

復讐の唄ーリアルエンドーリバースストーリーー   作:lOOSPH

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現在 4人と二人

・・・・ ・・

奥井 詩織(脱)
     御者 一二三
北浦 亮
     早乙女 絵理奈(射手山 絵理奈)
渋谷 真央(脱)
     ・・
常盤 蓮(脱)

藤沢 彩菜

真野 佐紀(脱)

結城 真莉

和藤 草弥

・・・・


五十一人目・・,53人目・・・・

ある暗い部屋

 

そこでは

二人の少女

 

「・・・・・・・」

 

早乙女 絵理奈

 

本名、射手山 愛理奈

 

「・・・・・」

 

御者 一二三

 

彼女たちが向かい合って

何かを打っていた

 

それは

 

将棋だった

 

「こうしてあなたと対局するたびに

 彼とこうして対局したのを思い出すわね」

 

「そうね・・・

 

 彼が将棋に興味を持ったのは

 確かある星座と形が似ていたからよね・・・」

 

暗い部屋において

パチンぱちんと駒を差していく

音が響く

 

「なんだかしら?

 

 ええっと・・・」

 

「馭者座

 

 牡牛座の角の部分から出ている

 呪いによって馬車から落ちて死んでしまった

 哀れな男性をかたどった星座よ・・・

 

 線を結ぶといびつな五角形になって

 

 それと将棋の駒が形に似てるから

 気が付いたらはまっちゃったってわけ」

 

他愛のない話をする双方・・・・・・

 

「あの事件は

 私の記憶にもしっかり頭に残ってるわ

 

 あの事件は私や彼の幼馴染たちにも

 大きく影響したから・・・

 

 あなたが自殺し・・・

 

 彼も自暴自棄になって

 首謀者の一人の少年の家に入って

 放火して何もかも燃えてしまった時・・・

 

 私は初めて自分がどうやって

 将棋を続けていくのかが

 

 わからなくなってしまったわ・・・

 

 迷走して

 激しく行き詰ってた時に

 

 絵理奈としてあなたが

 私の前に現れて私とこうして対局した

 

 何だか愛理奈と対局しているようだったわ」

 

「ひょっとして・・・

 

 あなたは私の正体に

 気が付いてたの?」

 

愛理奈は聞いてくる

 

「いいえ

 

 確証はなかったわ・・・

 

 私はあの時

 あなたは死んだって思ってたから・・・

 

 でもあの晩餐会の時に

 あなたのことがわかって

 

 確証が確信になったわ・・・

 

 だけど・・・」

 

一二三は駒をぱちんと置いた

 

「そんなあなたが・・・

 

 まさか私たちに

 復讐を企てるなんてね・・・」

 

「許せなかったのよ

 

 私や彼をあんな目に合わせておいて

 のうのうと生きているあいつらがずっと

 

 そして彼のずっとそばにいながら

 彼を裏切った結子さんや恵美さんたちのこともね・・・

 

 でもそれは私の思い込みだった・・・

 

 彼女たちは

 死ぬべき人間ではなかった・・・

 

 とりあえず笑ったわ・・・

 

 あの時の私は・・・

 

 そのくらいしか思いつかなかったから・・・」

 

と愛理奈も駒をぱちんと打つ

 

「やめるつもりはないのね・・・」

 

「ええ・・・

 

 やめるやめないの問題じゃないわ・・・

 

 もうやめられないところまで来ているのよ・・・」

 

「・・・・・」

 

「王手!」

 

愛理奈がそう宣言する

 

「・・参りました」

 

一二三は頭を下げる

 

「最後に一局うててよかった

 

 それじゃあ・・・」

 

「待って・・・」

 

立ち去ろうとする愛理奈を

呼び止める一二三

 

「将棋に待ったはないわよ?」

 

「ええ、わかっています

 

 ですからこれは

 将棋の待ったではありません」

 

と一二三も立ち上がる

 

「どうしても・・・

 

 やめるつもりはないのね・・・」

 

「言ったでしょ・・・

 

 もう止められないって・・・」

 

「そう・・・

 

 だったら!」

 

懐からナイフを

取り出してそれを愛理奈に向かって

突き出していくが

 

「ぐう・・・」

 

たやすく止められてしまう

 

「ずいぶんと

 物騒なものを持ってるのね・・・」

 

「話しても無駄なら

 こうするしかない・・・

 

 できることなら・・・

 

 こんなことしたくない!」

 

一二三はそう告げる

 

「私も・・・

 

 できることなら

 あなたを死なせたくなかった・・・

 

 残念よ・・・」

 

「・・気づいてたの?」

 

「私もあなたの通っている病院に

 通っていたからね・・・

 

 そこのデータベースに

 ハッキングしたら瞬く間よ・・・」

 

「・・フフ・・・

 

 まったく・・・

 

 せっかく命削って

 あなたを止めようと思ってたのに

 

 それも無駄に終わるなんてね・・・」

 

「・・・・いいえ・・・

 

 無駄にはならないと思うわ・・・

 

 あなたの死は

 無駄に終わっても・・・

 

 あなたが生きてやってきたことは

 決して無駄なんかじゃない・・・

 

 人の歩む人生に・・・

 

 無駄なんてないのよ・・・

 

 ただ立ち止まるか否か・・・

 

 その違いだと思うわ・・・」

 

愛理奈は言う

 

「あなたの人生に・・・

 

 誇れるものはあった?」

 

「・・・・・」

 

そして去っていくのであった

 

「(・・私の人生に

  誇れるものって言ったら・・・

 

  それは・・きっと・・・愛理奈や政治と・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  であったこと・・話をしたこと・・・かな・・・・・?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女はそう心に呟いて

そっと目を静かに閉じるのであった・・・・ ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御者 一二三 死亡

 

残り 4人と一人

 

・・・・ ・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・ ・

 

愛理奈は

一二三と別れた後

 

そこで

一人の人物と

出会ってしまう

 

「・・・・・・・」

 

愛理奈は

その人物とにらみ合う

 

「・・・・ここまでくれば

 もう言葉はいらないわ・・・

 

 あなたもここに来たのは・・・

 

 私を止めるため?

 

 あなたに止められるのかしら?」

 

愛理奈は

その人物と会話をする

 

「まさかこうして

 あなたと対峙することになるなんてね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 亮さん・・・」

 

彼女の前に現れたのは

3年3組 出席番号9番

 

北浦 亮

 

彼であった・・・・ ・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       




馬を引く馭者は
友を止めるために命を懸けるものの

断りに勝てずにその命を散らした

現在 4人と一人

・・・・ ・

奥井 詩織(脱)
     御者 一二三(死)
北浦 亮
     早乙女 絵理奈(射手山 絵理奈)
渋谷 真央(脱)
     ・
常盤 蓮(脱)

藤沢 彩菜

真野 佐紀(脱)

結城 真莉

和藤 草弥

・・・・
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