復讐の唄ーリアルエンドーリバースストーリーー 作:lOOSPH
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奥井 詩織(脱)
御者 一二三(死)
北浦 亮(脱)
早乙女 絵理奈(射手山 絵理奈)
渋谷 真央(脱)
・
常盤 蓮(脱)
藤沢 彩菜
真野 佐紀(脱)
結城 真莉(死)
和藤 草弥
・・
白咲高校
そこでは
二人の少女が
にらみ合っていた
「・・・・・・・」
白咲高校 3年3組 出席番号25番
藤沢 彩菜
「・・・・・・・」
白咲高校 三年四組
早乙女 絵里奈
本名
射手山 愛理奈
彼女はこの白咲高校において
巻き起こっている赤い封筒事件
その犯人である
動機は今から数年前
愛理奈と彩奈が高校一年生の時
一人の男子生徒が
引き起こした事件であった
男子生徒は当時付き合っていた彼女
愛理奈を旧校舎に連れ出して強姦
さらに複数の女子生徒を強姦
それを告発した男子生徒たちに暴力を振るい
保護観察処分に処された
その後男子生徒は両親は離婚
男子生徒は同級生たちから徹底的ないじめに
あわされて行った
その時少年は言った
ーお前たち全員に復讐してやるー、と
やがて少年は
ある男子生徒の家に入り
家を放火
その男子生徒とその家族もろとも
火に焼かれたのだ
彼女が目覚めたのはその事件から
しばらくたった後だった
愛理奈は事の真相を知り
絵理奈と名前を変えて白咲高校に転校
そして復讐と言う名の裁判を決行した
それが俗にいう赤い封筒事件であった
彼女は罪深きクラスメートや
同級生たちに次々と裁きを施していき
そしてついに残り二人と向かえた
だが
愛理奈は
同級生である
野村 藍
彼女の決死の行動により
もう立ち上がるのがやっとなほどの重傷を負わされた
もう何時倒れてもおかしくない
それでも立ち上がるのは
それほどの執念があるからなのか
そして愛理奈は
目の前の相手と対峙する
その相手とは
「愛理奈・・・」
彩奈だった
彼女は手に
ナイフを構えている
だがその目からは涙が流れている
「今のあなたは見ていられない・・・
そんな悲しいあなたを苦しめていくなんて・・・
だから・・・
だから私・・・」
そんな彼女を見て愛理奈は
「・・・・いいわ・・・
終わらせてみなさい・・・
すべてを・・・」
と告げる
彩奈は意を決して
彼女に向かって走っていく
「はああああ!!!!」
向かって来る彩奈を見つめ
愛理奈はそっと目を閉じる
すると
愛理奈の体に予想外の感触が覆った
自分の体が包まれるような感じだ
愛理奈は目を開けてみると
そこに移っていたのは
自分を抱きしめてくれている彩奈の姿だった・・ ・
「え・・・?」
「・・・・ごめんなさい
あなたをこんなにも苦しめて・・・
私ね、うれしかったんだよ・・・
あなたのことを知った時・・・
生きていたんだって・・・
私はできるなら・・・
彼もあなたのことも・・・
助けてあげたかった・・・
だから・・・
ごめんね・・・」
彩奈はそう告げた
「・・・・彩奈・・・さん・・・・・・・」
「もういいんだよ・・・
あなたの無念は・・・
きっといろんな人に
届いたよ・・・
だからもうあなたは
眠っていいんだよ・・・」
すると
愛理奈の血があふれている目から
涙が流れていく
「彩奈さん・・・
何で私にこんなに・・・」
「友達だからだよ・・・
それ以上の理由なんてないよ
私はね、結子や恵美に死なれて
美穂も私のために亡くなって
でもそんな彼女たちのことを
信じてあげることもできなくって・・・
だから・・・
あなたを止めて
あの時のようにいかなくとも
普通の生活を送りたかったんだ・・・
あの時のように・・・
他愛のないおしゃべりを・・・
でも結局私は・・・
あなたを止められなかった・・・
ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・」
涙を流して謝罪する彩奈
「謝らないで・・・」
「え?」
愛理奈は彩奈の耳元で
話しかける
「これも私の因果応報・・・
私の起こした行動の結果・・・
だから何にも謝ることはないんだよ・・・
私の方こそごめんね・・・
結子さんと恵美さん、美穂さんに
ひどいことをしてしまって・・・
あなたを苦しめてしまって・・・」
「ううん・・・
あなただって苦しんだんだもん・・・」
「ありがとう・・・
こんな私を友達だって・・・
私のこと思ってくれて・・・
ありがとう・・・」
愛理奈はそう言って
彩奈から離れ
しばらく後ろに歩いて
その場に倒れるのだった
「愛理奈!
待ってて!!
すぐに救急車を!!!」
「無駄だよ・・・
私の体のことは
私が一番わかってる・・・
私はもう助からない・・・」
「いやだよ・・・
いやだよ・・・
友達がみんな死んで・・・
両親からも見放されて・・・
そのうえで愛理奈まで
いなくなったら・・・
私はどうしたら・・・」
「大丈夫・・・
勇気を出して・・・
そうすれば・・・
彩奈さんを支えてくれる人も
きっと現れる・・・
だからこれからは・・・
自分のために頑張って生きてね・・・
あ・・・・りが・・・とう・・・・・・・」
そうつぶやき
愛理奈はそっと目を閉じるのであった・・ ・
「愛理奈・・・
愛理奈?」
倒れた愛理奈に呼びかける彩奈
だがとうとう
彼女が目を覚ますことはなかった
「愛理奈ああああ!!!」
彩奈は叫んだ
泣くようにして叫んだ
すると辺りに
雨が降り注いで行った
「・・・・・・・」
雨の水が
彩奈の体を濡らしていく
「愛理奈・・・
私の方こそ・・・
ありがとうね・・・」
と彼女の顔にそっと手を触れるのであった
「ぐう・・・」
すると彩奈は
愛理奈の横に倒れこんだ
「火事の時無理をしたからな・・・
もう力が入らないや・・・」
と愛理奈の顔を見る彩菜
「もう疲れちゃった・・・」
と愛理奈の手を握る
「生まれ変わったらまた、友達になろうね・・・」
射手山 愛理奈 死亡
残り 二人
・・
・・
降り注ぐ雨に包まれた校庭
そこに一人の男子生徒が
入ってきた
「あれは・・・」
3年3組 出席番号34番
和藤 草弥だった
彼が見たのは
ある場所にあった
人間の遺体
そこには野村 藍
早乙女 絵里奈
否
射手山 愛理奈
藤沢 彩菜
三人の人物がいた
「あ・・・」
その様子に
驚愕する草弥
すると雨音に混ざって
足音が響く
雨のせいでよく見えない
すると
「やれやれ・・・
とうとう終わったか・・・」
その声は男の声だ
「愛しい人間のために
同級生たちを次々と手にかけていこうとはな・・・
まあお前には感謝するよ
お前が動いてくれたおかげで俺は俺の目的を果たせた」
草弥はその声に
聞き覚えがあった
そう
「裕也・・・君・・・!?」
「久しぶりだな、草弥・・・」
出席番号30番
山瀬 裕也
彼であった
射手は失われた気持ちを思い出し
総てを終わらせるのだった
残り 2人
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奥井 詩織(脱)
御者 一二三(死)
北浦 亮(脱)
早乙女 絵理奈(射手山 絵理奈)(死)
渋谷 真央(脱)
常盤 蓮(脱)
藤沢 彩菜
真野 佐紀(脱)
結城 真莉(死)
和藤 草弥
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