※この作品はR-18です。

復讐の唄ーリアルエンドーリバースストーリーー   作:lOOSPH

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3年前

白咲町において
引き起こされた事件

赤い封筒事件

だがその事件は
終結後三か月は
ワイドショーで取り上げられた

だがその事件において
受け継がれて行った炎は

この瞬間に
新たな人物に燃え移っていくのであった


第一、五部 運命・‣失墜の少年少女と黒の憤怒‣・
失墜と憤怒,孤独と憎悪


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白咲中学校

 

ここに在籍する

男子生徒たちが話をしていた

 

「なあ、俺たちもう卒業だよな

 

 その前に彼女とかほしくね?」

 

「俺は別にいいよ

 

 でももしこの中に

 付き合いたいって思うやつが

 いたらお前は誰がいいんだよ?」

 

「俺か・・・

 

 俺はがぜん美幸だよ

 

 だって美人だろあいつ」

 

「残念、あいつはもう

 広樹と付き合ってるぜ」

 

「ちっきしょーいいなあおい」

 

「でも俺は別だけどな

 

 俺はがぜん風子だぜ

 

 網玖珠 風子・・・」

 

「あいつか

 

 確かに美人だけど

 なんかきつそうじゃね?」

 

「そこがいいんだよ

 

 それにああ言うタイプほど

 以外に尽くしてくれそうなもんだしな」

 

「そんなもんか?」

 

その男子の話を

聞き流しているのは

 

網葛 風子

 

その話は彼女の耳にも

届いていた

 

だがその話を聞いて

その男子生徒たちを

 

にらみつけるように見つめ

 

しばらくして立ち上がって

教室の外に出ていくのであった

 

「・・・・ふう・・・!」

 

窓を開けて風にあたり

イラつくように息を強く吐く

 

すると

 

「風子ちゃん」

 

「ん?」

 

そこに話しかけてきた

一人の女子生徒

 

「どうしたの

 

 何かあったの?」

 

「・・・・あなたには関係ないよ・・・

 

 来やすく話しかけないで!」

 

風子はそう言って

その場を去っていく

 

「・・・何よあいつ

 

 ちょっと男子に

 人気があるからって

 

 美幸にあたっちゃって・・・

 

 大人げないわよったく」

 

「風子ちゃん

 

 昔は明るくて気さくだったのに

 

 あの時からだよね

 いっちゃんが死んじゃってから」

 

「いっちゃんか・・

 

 懐かしいわね」

 

「うん・・・」

 

と二人の女子生徒は去っていくのであった

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

風子は放課後

あるお店を訪れる

 

「・・・・来てあげたわよ」

 

そこには一人の同い年の少女がいた

 

「約束通り来たんだね」

 

「・・・・当然でしょ

 

 あんたたちと一緒に行動すれば

 いっちゃんを殺した犯人のことが

 わかるかもしれない・・・

 

 そういったのはあんたでしょ?

 

 それにしても本当なんでしょうね・・・

 

 いっちゃんを殺した犯人は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私の同級生にいるって話・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もちろん

 

 あの人が見たことに

 間違いはないよ」

 

「あの人・・・」

 

「そう・・・

 

 あの人はすべてが見え

 すべてが聞こえ

 すべてを感じ取れる

 

 まさに神のようにね」

 

「・・・・それよりも

 今回のネタは何なの?」

 

そういうと

包みを見せる

 

「この子って・・・」

 

「この子を連れてきてほしいの

 

 あの人がどうにも気になってるみたいでね」

 

「・・・・まったく

 

 いつになったら手掛かりを

 教えてくれるのやらあの人は・・・」

 

と依頼を承諾し

店を出る風子であった

 

「頑張ってね

 

 黒い憤怒さん

 

 フフフ・・・」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ある草むらにおいて

 

一人の少年が目を覚ます

 

辺りを見回すと

そこには何人もの黒い服装の人物が

 

一人の少女の体をさわっていた

その少女はおびえている様子だった

 

「お前ら、何してんだ!」

 

とその少年はその光景に

思わず叫んでいくのであった

 

だが

 

「お、起きたか」

 

「てめえら・・・

 

 美幸に何してんだああああ!!!」

 

と、とびかかっていこうとするが

体が縛られており、思うように動けない

 

「少し黙ってろ

 

 今からお楽しみなんだからな・・・」

 

と少女、美幸の下腹部に手を伸ばしていく

 

「くそ・・・

 

 やめろ・・・

 

 やめろおおおお!!!」

 

とそこに

 

何かが飛ばされていく

 

「な、なんだ?」

 

すると

 

男たちの体が

いくつにも分かれていく

 

「・・・・まったく・・・

 

 どうしてこんなにも

 クズっていうのはいるのかしらね」

 

そこに現れたのは

フードで顔を覆った

 

一人の人物であった

 

「・・・・さてと・・・

 

 とっとと回収しますか」

 

と美幸の体をすっと

掬いあげて、お姫様抱っこのように

 

担ぎ上げるのであった

 

「てめえ!

 

 待てこら!!」

 

少年は言う

 

「・・・・・・・」

 

「美幸をどうするつもりだ・・・」

 

「・・・・さあ?

 

 私の依頼じゃないし

 

 こいつを連れて行く

 

 それだけよ」

 

静かに怒りのこもった口調で話をする

 

「ふざけんな・・・

 

 てめえ・・・

 

 ぶっ殺すぞ!」

 

「・・・・まったく・・・

 

 そんな子供っぽい言葉

 使ったって脅しにもならないわ・・・

 

 そういう言葉はもっと強くなってからいいなさいよ」

 

そう言って去っていこうとする

 

「てめえ

 

 何もんだ・・・」

 

「・・・・黒い憤怒・・・

 

 私はそう呼ばれてるわ

 

 それじゃあ・・・」

 

と美幸を連れて

去っていくのであった

 

「美幸・・・

 

 うああああ!!!」

 

少年は叫び声をあげるのだった

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

その数日後

 

黒い憤怒こと

風子は学校において

 

携帯を見ていた

 

「(一応中野 美幸は

  あいつに引き渡したけど

 

  一体あんな子をどうするつもりなのかしら・・・)」

 

すると

 

「何しらじらしいことを言っていやがる!」

 

そんな声が響いた

 

「うん?」

 

風子はふいに

隣の教室をのぞき込む

 

「ど、どうしたんだよ聖・・・」

 

「てめえふざけんな!

 

 美幸を売ったくせに!!」

 

二人の男子生徒が言い争いをしていた

 

「あんたが・・

 

 あんたが美幸をもっと大事にしていたら!」

 

すると一人の女子生徒がさらに口を挟む

 

「話が全然見えねえよ・・・

 

 そうだ、美幸は・・・

 

 美幸はどうしたんだよ!?」

 

その問いに先ほどまで激しい口調だった二人は

急に黙り込んだ

 

「聖、奈緒、お前らが言わないなら俺が言おう」

 

そこに一人の男子生徒が顔を見せる

 

「美幸はな・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの日から行方不明だ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと待てよ・・・

 

 何言ってんだよ・・・

 

 そんなことが・・・」

 

「本当だよ・・・

 

 なんでだよ・・・

 

 何で美幸を守ってやらなかったんだよ!」

 

再びつかみかかる男子生徒

 

「嘘だろ・・・

 

 美幸が・・・

 

 そんな・・・」

 

涙を流す男子生徒

 

「最低だよ広樹!

 

 もう私たちの前に現れないで!!」

 

奈緒がそう言うと

クラスメートたちも

敵意を込めた視線を向けられる

 

「なんでだよ・・・

 

 わからねえ・・・

 

 教えてくれよ・・・

 

 何で美幸が・・・」

 

「うるせえよ!

 

 もう帰れ!!

 

 二度と学校に来んな!!!」

 

その男子生徒がそう告げると

クラスメートから帰れコールが鳴り響く

 

広樹と呼ばれた

男子生徒は失意のまま

 

教室を去っていくのであった

 

「あれって確か・・・

 

 ピースって言ったっけ・・・

 

 っていうか何で

 そういう話になってるのかしら・・・

 

 まあいいわ・・・」

 

すると

 

「地獄に落ちろ!

 

 お前の姉貴の・・・

 

 呪組のように!!」

 

聖と呼ばれた男子生徒が

その単語を言葉にした

 

「(呪組!?

 

  それって例の

  赤い封筒事件の・・・)」

 

風子はそれを聞いて

驚愕する

 

彼女もその事件のことは

よく知っていた

 

彼女はそれが気になりつつも

そそくさとその場を離れていくのだった

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

公園

 

そこでは先ほどの一人の少年が

落ち込んでいた

 

「美幸・・・

 

 いったいどこにいるんだよ・・・」

 

彼にとってそれほど美幸と言う人物は

かけがえのある存在だと思えた

 

「なんで俺を置いて行っちまうんだよ・・・」

 

すると

 

そこに一人の人物が歩み寄ってきた

 

「誰だ?」

 

顔を上げて見つめる

そこにいたのは

 

「・・・・!?

 

 お前は・・・」

 

そう

 

自分の目の前で美幸をさらった

あの人物だった

 

「情けない・・・

 

 大切なものを守れなかった挙句に

 こんなところでうじうじしてるなんてね・・・」

 

「てめえ・・・

 

 美幸を返しやがれ!」

 

ととびかかっていくが

男子生徒は瞬く間に取り押さえられてしまう

 

「私の質問に答えなさい・・・

 

 あなたのお姉さん・・・

 

 例の呪組の一人なんですって?

 

 その中に愛川なんて名字の子はいなかったはず・・・

 

 答えなさい・・・

 

 あなたは何者よ!?」

 

「ぐう・・・

 

 それはこっちのセリフだ・・・

 

 お前たちの目的は何だ・・・

 

 何で美幸をさらった・・・うう」

 

「質問をしているのはこっちよ!

 

 早く答えなさい!!」

 

「ああ!

 

 愛川は母方の姓だよ・・・

 

 俺の旧姓は塚本・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 塚本 美穂の弟だよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・」

 

フードの人物はそれだけ聞くと

押さえていた少年を解放する

 

「なるほど・・・

 

 どうやらあなたとは

 運命のようね・・・

 

 だったらアタシからも教えてあげる・・・

 

 私はある人物を探している・・・

 

 そのためにあなたの恋人が必要・・・

 

 それだけよ

 

 それじゃあ・・・」

 

と背中を向けて去っていく

 

「待てよ!」

 

男子生徒はフードの人物を追いかけて

駅の方に走っていく

 

そこに

 

「きゃああああ!!」

 

一人の少女がホームに落ちた

 

少年、愛川 広樹とこの少女は

やがて運命の出会いをするのであった

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ある暗い建物の中

 

そこに先ほどのフードの人物がいた

 

「・・・無茶をするんだね

 

 まさかあの時の少年と

 接触するなんて・・・」

 

そこに飾り気のない

布を羽織った少女がその人物を出迎える

 

「アタシがどうしようとアタシの勝手

 

 それにしても急に呼び出すなんて何の用事?」

 

「いいからこっちにいらっしゃい

 

 みんなもう集まってるから・・・

 

 それとあのお方もね・・・」

 

その少女の言葉に

その少女はピクリと体を震わせる

 

そして集まった場所に行くのだった

 

そしてそこには

色の違うそれぞれの面々が

集まっていた

 

フードの少女は

開いている席に座る

 

「あ、来ましたね・・・」

 

と隣の人物が話しかける

 

「・・・・来たくて来たわけじゃないわ」

 

と突き放すように言う

 

「うるさいわね

 

 それはこっちだって一緒なのよ

 

 あのお方が来るっていうなら・・・」

 

「あなたは相変わらずですね」

 

とそこに足音が響き渡っていく

 

そこに現れたのは

先ほどの少女を右側に連れた

 

一人のフードを深くかぶった人物だった

 

「・・・・・・・・ ・・」

 

その人物は他とは違う席に座る

 

「それじゃあみんな集まったわね・・・

 

 今日はある資料を見つけたから

 そのことでね・・・」

 

と机に資料を広げる

 

「みんなも知ってるでしょ?

 

 三年前に白咲高校で起こった

 赤い封筒事件のことを・・・」

 

「知ってるよ

 

 確か死んだ人が

 十何人も死んだんだよね」

 

「そう・・・

 

 警察の極秘データ・・・

 

 その奥深くに眠ってた

 この赤い封筒事件・・・

 

 ようやく見つけたんだよ」

 

すると

 

「・・・・ねえ・・・

 

 その事件の被害者の中に

 塚本 美穂って子いなかった?」

 

黒いフードの人物が訪ねた

 

「いたよ

 

 死亡者の中に

 含まれてるけど・・・

 

 それがどうかしたの?」

 

「・・・・その弟が

 アタシの通ってる中学校にいる」

 

「何と!

 

 白咲高校に!?」

 

すると

 

「何を企んでんのよあんた・・・」

 

緑色のフードの人物が

黒フードに尋ねる

 

「あなた言ったわよね

 

 私の親友の命を

 奪った犯人があの学校

 

 私の同級生にいるって・・・」

 

「あなたまさか・・・」

 

「ええ・・・

 

 彼を使って

 犯人を見つけ出して・・・

 

 復讐してあげる・・・

 

 絶対にね!」

 

黒フードの人物は

そのフードの隙間から

 

憎悪に満ちた瞳をのぞかせる

 

「別にすきにしたらいいけど

 

 一応あなたはこのグループの一員である以上

 それを意識して行動しなさい」

 

「・・・・言ったでしょ

 

 私は私の復讐のために動く

 

 このグループにすべてをかけるつもりは毛頭ない!」

 

言い放つ黒フードの人物

 

「あんた

 

 仮にもこの席で

 そんな大きな口たたいて

 大丈夫なわけ?」

 

緑のフードの人物が

そう告げると

 

フードの人物は

その緑の人物をにらむ

 

「ちょっ!?

 

 待って!

 

 見つめないでよって・・・

 

 ちょっと注意しただけだよもう・・・」

 

フードの人物が目をすっと閉じると

緑のフードの人物は再び前を向いた

 

「それじゃあ・・・

 

 もう一つ・・・

 

 今日から私たちに

 新しい人が増えました・・・

 

 ご紹介します・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 白の嫉妬さんです・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

橙のフードを着た少女が

そう告げるとそこに一人の少女が

 

歩いてきた

 

「・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この九人のうち

白と黒がまじりあう時

 

更なる悲劇が起ころうとしていたのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                                               




八人の罪人がある一団を創った

四人がそれぞれ食い合って二人になった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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