※この作品はR-18です。

復讐の唄ーリアルエンドーリバースストーリーー   作:lOOSPH

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ある時6人がそこにいた

一人が加わって七人となった


絶望と罪悪,希望と大徳

集会の跡

 

白と黒の二人の人物は

共にあるいていた

 

「・・・・やれやれ・・・

 

 なんだってあたしが

 新任のお世話なんかしないと

 行けないのよ・・・

 

 私はここのために

 働く気はないって言ってるのに・・・」

 

黒いフードのほうは

不満を堂々と口にする

 

「それで?

 

 あなたは何するか

 聞いてるの?」

 

「・・・いいえ

 

 まだ何も」

 

「そ、まあ

 

 あなたの好きにしなさい

 

 アタシはアタシのすきにさせてもらうから」

 

と去っていこうとする黒いフードの人物

 

「あ、あの・・」

 

白いフードの人物は

呼び止めた

 

「あなたはどうしてここに?」

 

「・・・・復讐だよ

 

 何の復讐かは聞かないで」

 

とフードを翻して

去っていくのであった

 

「・・・復讐、か・・・」

 

白フードの人物は

静かにつぶやくのであった

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ところ変わって

とある公園

 

風子はベンチで

携帯をいじっていると

 

二人の男子生徒が

ぶつかっているのが見えた

 

風子はそれには見覚えがあった

 

同学年の愛川 広樹と

伊藤 大吉だった

 

二人共喧嘩が強いために

はじめは互角にわたっていたが

 

広樹の方からは

戦意が失われ

 

瞬く間に決着がついた

 

「ふざけんなよ!

 

 最後の最後に手を抜きやがって!!」

 

だが勝った大吉は

納得していないようだった

 

やがて大吉は仲間たちとともに

離れていくのであった

 

「はあ・・・」

 

負けた方の広樹は

戦意を完全に失い

 

そのまま横になっていた

 

するとそこに近づく足音が

 

その正体は

 

「・・・・あ?」

 

風子であった

 

大の字に倒れた広樹を

見下ろすように風子は彼を見つめていた

 

「みじめだね・・・」

 

風子はただそうつぶやいた

 

広樹がうっすらと目を開けてつぶやいたのは

 

「・・・・黒・・・」

 

風子のスカートの中に見える

下着の色であった

 

そのあとすぐに広樹の顔面が

風子の足に踏みつけられる

 

「そこでうじうじ倒れているか

 起き上がるかどっちがいい?」

 

「お、起き上がる・・・

 

 起き上がるから

 足どけて・・・」

 

その後体を起こした広樹に

風子は話しかける

 

「あなた・・・

 

 あの時手を抜いたでしょ・・・」

 

風子は広樹に

そう告げる

 

「だったらなんだ・・・

 

 お前には関係ねえよ」

 

「ええ、別に関係ないわ

 

 勝てるかもしれない喧嘩に

 手を抜くなんて・・・

 

 理解ができないよ

 

 なめられるだけじゃない」

 

風子は冷たく言う

 

「それでもいいさ

 

 俺が本当に

 叩き伏せたいやつは

 ほかにいる・・・」

 

「ふうん

 

 それって?」

 

風子は聞いた

 

「美幸をさらったあいつ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 黒い憤怒っていうふざけた野郎だ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広樹は言った

 

「俺は絶対に

 あいつを見つけて

 

 絶対に美幸を救う・・・

 

 それにレンさんと約束したんだ

 

 この力を今は誰かを傷つけるためには

 絶対に振るわないってな」

 

「・・・・・・・」

 

風子はそれを見て

あきれたようにため息をつく

 

「あんたの言う黒い憤怒ってやつが

 どんなにすごいのかわからないけど・・・

 

 少なくともそんな甘い気持ちでは

 勝つことは無理・・・」

 

「何?」

 

風子は広樹に

背中を向けて

 

去っていこうとする

 

「ふざけんな!

 

 俺のどこが甘いってんだ!!」

 

とつかみかかろうとするも

その手を簡単に抑えられ

 

瞬く間にひねられてしまう

 

「があ!

 

 ぐう・・・」

 

「ほら、甘い・・・

 

 女である私にも

 隙を見せるようじゃ

 

 どのみちたたき伏せられるのがオチよ・・・」

 

「ぐう・・・」

 

風子は広樹を押しやり

地面に座り込ませた

 

「せいぜい無駄に

 力を蓄えておくのね・・・

 

 あなたの言うその

 黒い憤怒にたたき伏せられる時までね・・・」

 

「はあ・・・

 

 はあ・・・」

 

去っていく風子の背中を

広樹はにらむように見つめていたのであった

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

その後

 

風子は中学を卒業

 

白咲高校に入学する

 

赤い封筒事件において

白咲高校は三つに分かれ

 

第一、第二、第三でそれぞれ大、中、小の偏差値を

誇っていた

 

風子は第二高校に入学した

 

風子の成績は良くもなく悪くもない

いうなれば、普通であった

 

ぶっちゃけ第二のほうに入れたのは

まだ運がよかったからかもしれない

 

風子は別に第三でも

他の高校でもよかった

 

風子が白咲町に来た理由はただ一つ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親友を殺した者への復讐だ・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・ ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

風子は教室を確認して

クラスのほうに入っていく

 

すると

 

「あの、すいません・・・・」

 

ふいに後ろから

話しかけられてきた

 

「2組の教室は

 ここで会っていますか?」

 

そこにいたのは

男子生徒だった

 

「ってあれ?

 

 フウちゃん?

 

 フウちゃんだよな?

 

 ほら幼稚園から小学校まで

 一緒だった・・・・」

 

男子生徒は風子と知り合いのようだった

 

「ろっ君?」

 

風子はふいにそんな言葉を告げる

 

「やっぱり!

 

 まさかふうちゃんと一緒の高校になれるなんて!!」

 

「・・・・・・・」

 

嬉しそうにするろっ君と呼ばれた

男子生徒に風子はやや気まずそうに

 

顔をそらすのだった

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「またまた驚いたな

 

 一緒のクラスに

 なれるなんて

 

 僕すっごくうれしいよ」

 

「・・・・・・・」

 

無邪気な顔を見せる彼に

静かに怒りを覚えていく風子

 

「あ、そうだ

 

 ところでいっちゃんは?

 

 元気にしてる?」

 

すると風子は

その男子生徒に

 

平手打ちを浴びせた

 

「・・・・何にも知らないくせに・・・

 

 来やすくその名前を呼ばないで!」

 

と自分の席にもどっていくのであった

 

「ふうちゃん?」

 

すると

 

「あーあー

 

 入学早々やらかしたね」

 

男子生徒が話しかけてきた

 

「ふうちゃん・・・・

 

 いったい何が」

 

「あの子・・・

 

 大切な親友を失ったのよ

 

 中学生の時にね」

 

「え・・・・」

 

ろっ君と呼ばれた男子生徒は

そこで聞くのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女の過去を・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・ ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                                                     




ある場所に七人がいた

うち二人がまた四人になって
九人になった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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