復讐の唄ーリアルエンドーリバースストーリーー 作:lOOSPH
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とある自宅
黒い額と白い額に
張られているそれぞれの
顔写真
絵理奈は黒い手袋をはめ
そのうち黒い額に張られた方の
写真の一枚を
手に取った
絵理奈はその写真を
机に置くと
それに対して
刃物を突き立て
それを思いっきり引いた
まるで
爪跡のように
絵理奈は写真に
刃物を突き立てたまま
手を放し
赤い封筒に
再びカードを入れたのだった
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その後のこと
結子は学校に
来ていないらしい
絵理奈はそれを聞きつつも
食堂にて弁当を食している
すると
「あ、あの・・・」
そこに一人の女子が
絵理奈を訪ねてきた
それは
「ああ・・・
あなたは」
「一緒に・・・
いいかな?」
「どうぞ」
絵理奈はその女子を
自分の向かいを進める
「どうかしたの?
ひょっとして何か
気になることでも?」
「う、うん・・・
今日はちょっと相談に
乗ってもらいたいことが・・・」
すると
「早乙女!」
そこに一人の男子生徒が
訪ねてきた
「山根君
どうしたんですか
わざわざこんなところまで・・・」
「しらじらしい・・・
お前も聞いているはずだ!
滝嶋が学校を休んでいるってな」
すると
向かいの彩奈が
僅かに反応を見せた
「俺は次の期末
絶対に一位を取る!
今度こそお前に勝って見せる!!」
「・・・山根君・・・
少しは学校に来ない人を
心配したらどうなの?
そんなのだからいつも一人なんだよ」
「ふん・・・・
バカと一緒にいると
バカが移る
一緒になんかいられるか」
すると山根は
向かいの女子を見る
「藤沢か・・・・
ふん、こんなバカと
よく一緒に箸をつつけるもんだ」
「山根君!
人に対して
バカなんて使っては
行けませんよ」
「ふん
事実だろ
勉強もスポーツもダメ
秀でた才能もない
バカ以外の言葉が
思い浮かばん
そんなのだから
クラス中に目の敵に
されるんだ・・・・
とにかく!
俺はお前には
負けないからな!!
覚えておけ!!!」
と去っていくのであった
「ごめんなさい
山根君はいつも
ああなんです・・・
気にしないでください」
「うん、いいよ・・・
もう慣れてるから」
すると
絵理奈は真剣な表情になる
「慣れている、ですか・・・」
「・・・・・・・」
すると
「よかったら私に
相談してください
力になりますから」
「で、でも・・・」
絵理奈は言う
「藤沢さん
こういう時は
助けてって言った方が
いいんですよ・・・
出ないといつまでも誰も
助けてくれません・・・
私ができる限り・・・
あなたの助けになりますから」
絵理奈は言った
「・・・・ありがとう」
彩奈は少し戸惑ったように
答えるのであった
絵理奈はそんな彼女を
少しじっと見つめていたのであった
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3年4組
山根 幸一
学園の中で
まさしくがり勉と言うべき容姿から
見て取れるように成績優秀である
だが残念ながら
成績においては彼には
何人もの壁がある
3組に二人
この二人と自分のクラス
4組に一人
それが早乙女 絵理奈だった
絵理奈が転校してくるまでは
クラスで一位を取っていたのだが
絵理奈が現れたせいで
二位に甘んじている状態
彼はそれに憤っていた
そのため放課後はファミレスや
図書館などで勉学に励むようになる
どうしても早乙女に勝つ
そう思って
だが彼は知らなかった
それがやがて
自分の首を絞める結果になってしまうことに
「絶対に・・・・
絶対に今度こそ・・・・」
家に戻ってきた幸一
すると
「うん?」
郵便物の中に
あるものがあった
それは
「何だこれは・・・・」
赤い封筒だった・・・・・・・・ ・・
山根は
封筒を開けて
中身を見る
それは
星座のカードであった
「これは・・・・
山猫座?
何でこんなものが
俺のところに?」
山根は
特に気にすることなく
封筒と星座のカードを
ゴミ箱に投げ捨てた
だが彼は知らない
自分はどうして
山猫座が送られてきたのか
さらに
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その後山根は塾に行く
絵理奈に勝つために
毎日通っている
すると
一人の塾生が
話しかけてくる
「山根・・・」
「うん?」
山根はうっとおしそうに
返事をする
すると
「お前、本当か?
タツヤが不良に絡まれてるとこを
見て見ぬふりをしたって・・・」
「は?」
塾生に言われて
疑問を浮かべる
無理もない
なぜなら彼は
そんなことなど
まったく気にかけていないのだから
「な、何のことだよ」
すると
「とぼけるなよ!
俺のとこに
こいつが届いたんだ!!
何であの時お前
俺のこと助けてくれなかったんだよ!?」
するとタツヤと言う塾生が
写真を見せてくる
それはなんと
防犯カメラの映像を映したように
ぶれていたが
はっきりと不良に絡まれているタツヤと
それをじっと見つめている幸一の姿があった
すると
「え、マジで・・」
「山根、サイテー・・」
「マジないわ・・」
その写真を見て
次々と塾生から失望の声が上がっていく
さらに
「山根!
いるか?
これは本当なのか!?」
講師が入ってきた
「え?」
「この前のホームレスが暴行を受けたって事件
そこにお前の姿が映っているんだが・・・」
講師の一言に
「え、マジで」
「もうクズじゃん・・」
「うざい」
儒置く誠たちから
次々とそんな声が上がっていく
「あ、あ・・・
あああ!!!!」
山根は
その場に崩れ落ちるように
膝をつくのであった
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絵理奈は
パソコンを操作し
何かを削除していた
「・・・・・・・」
そして
すべて
消し終えたのち
パソコンを閉じる
「許さない・・・
誰一人・・・
絶対に・・・」
そう言って
その場を後にする
絵理奈は町の防犯カメラの機器を
操作して先ほどの写真を現像していたのだ
狂った復讐劇は
まだ始まったばかりだ・・・・・・・・ ・・
山猫は目を細めて周りを見なかったせいで
自分の危機に気づくことはできなかった
残り、32人と22人
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