※この作品はR-18です。

復讐の唄ーリアルエンドーリバースストーリーー   作:lOOSPH

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九、二十人目 悪徳バンドギターリスト&ヴォーカル

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九、二十人目,9、10人目

満点に輝く星空が輝く

 

ある日の夜空

 

少女はある時

そこを歩いていると

 

一人の少年が

上を向いて歩いていた

 

少女はそれが気になり

話しかける

 

「こんな夜中に一人でいると危ないんじゃない?」

 

すると少年は気づき

少女のほうを見た

 

「君こそこんな夜中にか弱い女の子一人で

 何やってるんだよ・・・」

 

少年もそう返してきた

 

「・・・・星を見てたの」

 

「・・・星?」

 

と上を見上げる

 

「・・・・私ね

 

 この夜空に輝く

 満天の星空を見るのが

 

 大好きなんだ・・・」

 

「・・・・・・」

 

「あなたは好き?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この星空・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「・・・・あっ・・・」

 

ある広い原っぱで

寝そべっていた少女

 

早乙女 絵理奈

 

彼女はふいに目を覚ます

 

「・・・早乙女さん?」

 

すると隣で

一人の少女が話しかけてくる

 

その少女は

3年3組 出席番号24番

 

野村 藍

 

彼女であった

 

絵理奈は冷静に

頭を整理して状況を

思い出す

 

そう、自分は藍に

星空を見てみたいと聞いたので

 

自分にとってよく星が見えるこの場所に

連れてきたのだ

 

「ごめん野村さん・・・

 

 私、寝ちゃってたみたい」

 

「みたいだね・・

 

 かわいらしい寝顔だったよ」

 

と藍は話しかけてくる

 

「・・・・あ、もうこんな時間か

 

 野村さん先に帰ってればよかったのに」

 

「いいよ

 

 今日、お父さんもお母さんもいないし・・

 

 それに早乙女さんを一人にしておくわけにも

 行かないと思ってね・・・」

 

と藍は答える

 

「・・・・そうなんだ

 

 でももう遅いし

 そろそろ帰ろっか・・・

 

 帰りも一緒に行こっか?」

 

「ありがと・・」

 

と絵理奈は藍を

途中で家に送り届けた後

 

もどっていくのであった

 

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ライブスタジオ

 

そこでは

二人の男子生徒が

 

密談をしていた

 

「なあ

 

 見つかったか?」

 

「ダメだ

 

 事務所のお眼鏡に

 叶いそうなやつはいねえよ」

 

左藤 律夫と八木 五月

 

白咲高校三年四組に在籍する

二人組のバンドペアで

 

オーディションにも受かり

バンドとして忙しい毎日を

 

送っている

 

だがやはりここは

男受けをしたいと女性メンバーを

探しているらしいと言っている

 

だが

 

実際は

 

「ったく

 

 枕営業用に

 女ひっかけて来いって

 

 下手したら問題になるじゃねえかよ」

 

「いいじゃねえかよ

 

 俺たちがここまでやれてんのも

 社長のおかげなんだし

 

 実はさ

 

 さっき女を引っかけるために

 出会い系のほうやってみたんだけどさ

 

 そしたらほら・・・

 

 こいつ、いいくらいに引いてきててさ」

 

と携帯を見せる

 

「お、かわいいじゃん

 

 男が蠅みたいに寄ってきそうだな」

 

「蠅っていうなよ

 

 実は今、こいつと

 ちょっと待ち合わせを

 していてさ

 

 そしたら友達も連れてくるってさ」

 

「おお・・・

 

 上玉だね~」

 

と二人は写真に写っている女性を

見て下心を見せていくのだった

 

実はこの二人の所属する事務所は

裏で枕営業を営んでおり

 

所属の女性は男をどれだけひっかけられるか

男性は女性をいかに裏稼業に引き込めるか

 

それによってデビューの割合を

決めているのだった

 

二人は顔立ちもよく

歌も演奏もできるので

 

順調に女性を引き込めており

 

今や不動のトップの成績を

誇っているのだ

 

そしていよいよ次のカモを

その毒牙にかけようともくろんでいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが破滅への序曲であるということを知らずに・・・・・・・・ ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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そのころ

 

暗く赤い部屋に

白と黒のに分けられて

顔写真が張り付けられている

額縁

 

そのすぐ下の机には

すでに二枚の顔写真がはがされ

放置されている

 

机のセットの椅子は

机とは反対に向けられて

 

絵理奈が座っていた

 

彼女は蜂と蛇という本を読んでいる

 

すると

 

携帯のメールの着信音が

聞こえて電話を手に取る

 

「・・・・・・・」

 

すると彼女は

机のほうに向きなおり

 

パソコンのほうを見て

キーボードのキーをたたいていく

 

「・・・・・・・」

 

そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンターキーを押した・・・・・・・・ ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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その後

 

二人は

待ち合わせの場所に行くと

 

二人の女性が

駅前で手を振る

 

「君たちがハルカちゃんとカオリちゃん?」

 

「はい

 

 それにしても光栄です

 

 まさかこうしてスネークアンドビートのお二人に

 誘われちゃうなんて」

 

「おまけに事務所のお眼鏡にかなえば

 メンバーにしてくれるんですよね」

 

「もちろん

 

 じゃあ、行こっか」

 

と二人は順調に

二人組の女子を誘い出した

 

やがて二人のうち

一人が小声で話しをする

 

「(な、なあ・・・

 

  ちょっとぐらい

  いいだろ?

 

  むっちゃかわいいじゃん)」

 

「(バカ!

 

  せっかく

  うまくいってんのに

  全部ふいにするつもりかよ!!)」

 

「(だってもう

 

  ああ、もう我慢できねえ・・・)」

 

と手を出したその時

 

「ちょっと!

 

 今私に何かしようと

 してたでしょ!!」

 

「え・・・?」

 

女性が急にそんなことを言い始める

 

「え、マジ!?

 

 うわ、サイテー」

 

「幻滅だわ

 

 もう帰る!」

 

「ああ、ちょ!」

 

と二人の女性は怒って帰ってしまうのだった

 

「バカ!

 

 せっかく捕まえた女

 逃がしやがって!!」

 

「わ、悪い・・・」

 

左藤に言われて

申し訳なさそうに謝る八木であった

 

その様子を写真に撮る一人の人物

 

すると

 

その人物に

電話がかかる

 

『どう?

 

 うまく撮れた?』

 

「ええ、おかげさまで

 

 それでは約束の報酬はすでに

 口座に振り込んでおいた

 

 これで仕事は終わりだ」

 

『でもさ

 

 どうして顔出しNGなわけ?

 

 やっぱこういうのは

 現金手渡しのほうがいいでしょ?』

 

「私のことに干渉はするな

 

 前金の倍はしっかりと払ったんだ・・・

 

 これ以上の要求は受けない・・・

 

 後は好きにするがいい・・・」

 

とケータイを切ると

すぐさま別のケータイを操作していく

 

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「バカ野郎!

 

 せっかく捕まえたカモを

 逃がすとはどういうこった!!」

 

「「すいません!!」」

 

社長に怒られる二人

 

「まあいい

 

 向こうは俺たちの

 裏稼業を知らねえんだ

 

 お前らの成績に入れておくからな

 

 今度やったら次はないと思ってやれよ」

 

「「・・・・・・・・・・・」」

 

とそこに

 

「しゃ、社長!」

 

二人のプロデューサーが突然入ってきた

 

「どうした!?」

 

「警察のかたが入ってきて・・・・・・

 

 うわっと!」

 

そこに西島をはじめとした

複数の警察官が押し入ってきた

 

「警察の西島です

 

 ただいまこちらにいらっしゃる

 スネークアンドビートの二人が

 女子中学生の二人をいかがわしいところで

 

 働かせようという疑いがありまして

 

 証拠の写真が警察に送られて

 先ほど令状ももらいました

 

 失礼ですが

 捜索させてもらいます」

 

「け、警察・・・!?」

 

すると

 

「証拠の写真って・・・

 

 いったい誰が・・・」

 

左藤が恐る恐る聞く

 

「警察のところに匿名で来たんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 例の赤い封筒に蛇座と蠅座のカードとともに同封された状態でね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・」

 

警察の言葉に

二人は崩れるように

 

その場に座り込んでしまうのであった

 

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警察の捜査が行われているのを見て

 

絵理奈は楽しそうな笑みを浮かべて

成り行きを見守って戻っていくのであった

 

するとそこに

 

「はあ・・・

 

 はあ・・・」

 

苦しそうな息切れが

聞こえてきた

 

そこには

 

「っ!?」

 

「があ・・・

 

 はあ・・・

 

 はあ・・・」

 

3年3組 出席番号25番

 

藤沢 彩菜

 

彼女が服がはだけて

傷だらけの姿で

 

そこにいたのだった

 

「大丈夫!?

 

 何があったの・・・」

 

「ふ・・・・不良に・・・

 

 ・・・・絡まれて・・・それで・・・・・・・」

 

と痛そうに

声を上げて体を抑える

 

「無理をしないで

 

 立てる?」

 

と絵理奈は彩奈を優しく支えて

ゆっくりと立たせて送っていくのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                  




蛇が毒牙と言う言葉ををもって相手を弱らせ
蠅がたかることでその純潔をいただいていた

だがそれは自分たちの獲物に足元をすくわれる
ただの浅知恵だった

残り、29人と十九人

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