ギロムを追い払った二人は、早速村の散策を始めた。
蛞蝓獄鬼は全滅しているとはいえ、蛞蝓の粘液がそこかしこに付着しており居心地の良いとは言えない家屋がある。
今訪れた空き家は寝具がベトベトにされていた。どうせ休息するなら汚れていない場所がいい。
「うん、ここにしよう。」
二人が見つけた場所は小さな1階建ての家屋。
雑貨屋のようで入り口近くの食料品倉庫に売り物の塩の塊があり、そこから奥は蛞蝓獄鬼の侵入を免れていた。
店主用の部屋には素朴な木組みの寝台があり、かけられているシーツや毛布もふわふわのままだった。
夫婦ふたりで使う為のものなのか、部屋に1つだけあるその寝台はかなり大きなサイズであり、ギンタとドロシーもあまり密着せずに同じベッドで寝れそうだった。
「ねえ、ギンタン。ここは温泉街なんだよ。ちょっと前まで蛞蝓の獄鬼に乗っ取られちゃって今は人がいなくなっちゃったんだけど。」
「そうなんだ。じゃあ…」
「「お風呂に入れるかも!」」
2人で旅を始めてから今まで、2人とも温かい湯に浸かっていなかった。
ギンタもモンビの“再教育”中は一度も湯に浸かったことはなく、冷たい水で身体を洗うだけだったという。(故郷の世界における5歳までの記憶はあったので、お風呂の存在については知っていたようだ。)
今2人がいる家屋の近くにはかなり場所をとっている施設があり、柵の向こうから湯気があがっているところを見ると公衆浴場のようである。
公衆施設である為施錠はされておらず、2人は簡単にそこへ入ることができた。
「一緒に入ってあげてもいいんだよ?」
「いっ、いいよぉ…」
ドロシーの冗談に、そう言って顔を赤らめるギンタ。
そんなギンタの反応にくすくす笑い、ドロシーは女性を現しているであろう絵がかかれている扉を。
ギンタは男性の描かれたもう1つのほうの扉に入っていった。
女性用更衣室内はやはり蛞蝓獄鬼の粘液で汚れていた。
しかし温泉は常に湯が吹き出して流れているので、湯船そのものはある程度綺麗になっているだろうというのがドロシーの考えだった。
ドロシーは粘液のついていない空間を探し、そこに脱いだ服を置いていった。
更衣室の奥へ進むと水音が聞こえてくる。
身長の倍くらいの高さから湯が滝のように流れていた。太めの水柱が5、6本、等間隔に流れ落ちている。
恐らく湯船に入る前に、泥など大きな汚れを落とすシャワーとして使うのだろう。
ドロシーは湯柱の中に身体を入れていった。
(ああ、生き返る…)
温かい湯を浴びるのは何日ぶりだろう。ギロムの氷撃で冷えきった身体がほぐれていくのを感じる。
この世界に来てからは受難の連続だった。
カルデアを裏切ったオスカーを追って門番ピエロのゲートをくぐるとそこは獄鬼という魔物が蔓延る世界。
人々は“魔女”“魔法使い”という数限られた存在に護ってもらいながら日々を生きている。
しかし魔女側には獄鬼に与する者も存在し、5つある国のうち東西の2つは邪悪な魔女に支配されているという。
一方で魔法を使えない人間側にも、獄鬼を崇める集団が各地に点在している。
オスカーはそんなオズの国の人々にARMをばら撒いて何かを企んでいるようだ。
このように治安の良いとは言えない世界、オズの国。
この世界の魔力はメルヘヴンのそれとは異質なようで、ドロシーは魔力が上手く練ることができなっていた。
メルヘヴンでは最強と呼ばれた彼女も、数発の魔法で魔力切れを起こしてしまうようではまともに戦える筈もない。
その上アンダータは破壊され、ゼピュロスブルームの飛行機能も壊れてしまった為移動は徒歩を余儀なくされている。
そんな逆境の中、ドロシーは自身を狙う悪意を振り払うには弱くなり過ぎていた。
邪悪な魔女の戯れで少年と交わらされて処女を失ってしまった。
追っていたオスカーには返り討ちに遭い一晩中身体を辱められた。
メルヘヴンでは雑魚に近かったギロムにさえ、屈辱的な格好で犯された。
自分の下半身にそっと手を当てる。
ギロムに犯されてから―ほんの数十分前のことである―膣内を中心にもどかしいムズムズした感覚が消えてくれない。
(う…何よこの感じ…)
ギロムに犯されている最中、込み上がってきた快感。
それに身を委ねたらきっと自分はみっともなく絶頂に達し、乱れてしまうという確信があった。
そんなことは自分のプライドが許さなかった。そのため、彼に腰を打ち付けられる度に与えられる刺激に必死に耐えた。
最終的にギンタの助けが入り絶頂には至らないまま辱めの時間は終わった。
しかし絶頂という開放が成されないないまま蓄積されてしまった快感は、ドロシーの膣内で行き場を失い、疼きとして溶けていった。
(一回イけば…どうにかなるかな…)
ドロシーはその場から一歩後退し、今浴びている打たせ湯の水流が自分の股間に当たるようにする。
「あ…は…うぅ…♥」
クリトリスに温かく強い刺激が加わり、声をあげてしまう。
そのまま指でも直接陰核を擦り、その刺激にドロシーの身体はビクンと弓なりに反り返る。
ひとしきり自慰行為をしたドロシーだが、膣内の疼きは消えてくれない。
(オナニーまでしたのに…どうして…)
『中でイくのは初めてか?』
オスカーに犯されて不本意に達してしまった時、彼に言われた言葉を思い出す。
(中でイくって…クリでイくのとは…違うのかな…)
そんなことを呆けた顔で考えたが、すぐに自分を律する。
(何馬鹿なことを考えてるのよ私…)
こんな疼き、お湯に浸かれば疲れと一緒に消えるに決まっている。
そう思い、ドロシーは奥へ進んでいった。
茂みで隔てられた道を通って行くと、もうもうと湯気が上がる空間が見えてきた。
温泉だ。室内にあった打たせ湯とは違い舗装がされておらず、そこかしこに岩肌が見える。天然温泉の湧いている処を無理矢理区切ったような印象を受けた。
こちらも蛞蝓獄鬼の痕跡はなく、湯の色は乳白色で温度も丁度良い。とても気持ちが良さそうだった。
早速、湯船に浸かってみる。
肩まで浸かった瞬間、深い息が出る。癒される。身体中の筋肉が弛緩するようだ。この世界に来てから苦労続きのこの身体にはいい休息の場である。
暫くドロシーは湯船に浸かり、その温かさに身を任せていた。
それにしても随分大きな温泉だ。湯気の多さに視界が邪魔されている所為もあるが、迷路のように入り組んだ岩肌に溜まっている湯はその終わりが見えない。
奥のほうに人影が見える。
湯気に阻まれてよく見えないが、子供の背丈だ。
警戒しながら近づいていく。こちらに背を向けているようで、長髪の金髪が肩から下の水面に広がっている。
「ギンタン!?」
「お…おねえちゃん!?」
どうやら混浴の浴場だったようだ。
オズの国の言語がわからないとこういうところで苦労するな、とドロシーは思った。
「ごっごめん!僕すぐに出…」
「だ~め。」
急いで湯から出ようとするギンタの手をドロシーが掴む。
「逃げなくてもいいじゃない。」
いたずらっぽく微笑むドロシーの顔はのぼせているのか紅潮していた。
湯船で身体の疲労は癒えてきた一方、膣内の疼きは消えないままだった。
どうして彼を引き止めたか自分でもわからなかったが、先ほどのお礼を改めて言いたいのだとすぐに納得した。
「ギンタン。」
ギンタを無理矢理お湯に浸からせ、自分は少し湯あたり気味なので縁に腰掛けて足だけ湯に入れる。
「な、何?」
ドロシーの顔を見ずに答えるギンタ。
ギンタの頭の位置だと、ドロシーの股間が眼前に来てしまうのだ。
足は閉じられてはいるものの、丸出しの太ももそのものが扇情的である。
視線を上げて顔を見ようにも、そのすぐ下の豊かな胸に目が行ってしまう。
両胸は手ぬぐいに隠されているが、彼女の大きな胸を隠すには小さすぎたようで、時折乳首が見え隠れする。
「ありがとう。」
顔を真っ赤にして俯くギンタに、ドロシーが言う。
「あの男―ギロムって言うの、私の知り合いね―から助けてくれて。嬉しかったよ。」
「そんな、僕なんて全然…まともに戦えなかったし…」
そう謙遜して、間を置いてから少年は言う。
「おねえちゃんこそ…僕と一緒にいてくれてありがとう。」
「お母さんのところから攫われて、モンビに捕まって、洞穴の中に閉じ込められて…おねえちゃんが助けてくれなかったら僕、ずっとあのままだった…
ううん、モンビが先に僕を見つけてたら身体を乗っ取られてたかも…」
たどたどしく、感謝の言葉を述べるギンタ。
「だから僕、おねえちゃんにお返ししたいんだよ。まだ足手まといになちゃうことが多いかもしれないけど、僕…」
おねえちゃんを守れるようになりたい。
そこまでは言葉が出なかった。現状弱すぎる自分の力では、言葉だけで終わってしまうと思った。
だけれども、ギンタの健気な思いはドロシーには伝わっていた。
(この子は…そんなことを思って、血塗れになりながらギロムに立ち向かって…)
メルヘヴンでの怪力がなくても、バッボがなくても、この子はしっかり“ギンタ”なんだ。
そう思って少年を見つめると、恥ずかしそうに視線を逸らす。
ドロシーはその理由を察し、くす、と笑う。
「そうだ、ギンタン。身体洗った?」
湯船に入り、ギンタの腕を掴んで立ち上がらせる。
「お互い自分じゃ洗えないところもあるでしょ。洗いっこしよ♥」
浴場内を探すと、石鹸がいくつか残っていた。
露天に晒され硬くなっていたものの、どうにか泡立つ。
垢擦り用の手ぬぐいは見当たらなかった為、手で洗うことにした。
「ギンタン、お願い♥」
しゃがみ込み、ギンタに背を向けて微笑むドロシー。
まずはギンタからドロシーを背中を洗う。
シミひとつないすべすべした肌は、石鹸の泡によって汚れを落とされ、一層白く輝いた。
少し視線を下へずらすと、細身の身体に反して安産型の尻が見える。
「次は私が洗ってあげる♥」
そう言ってドロシーはギンタに振り返り、向かい合う。
先ほどからどうしようもなく勃起していたギンタは、それを隠すため前かがみになってしまう。
(私の身体で興奮してるんだよね…)
どうにも、ドキドキしてしまう。
血塗れになりながらギロムに立ち向かってくれた時からだろうか。
土人形達の陵辱から救い出してくれた時からだろうか。
それとも…
いや、オリジナルのギンタンへの気持ちにケジメをつけてから一層、“こっちの”ギンタンへのドキドキが高まっていく。
(おかしいよ…いくらかわいくても…こんな小さな子に…)
彼女自身は無自覚だったが、今までドロシーがチップ―もといクローンのギンタ―に対して妙な気持ちになることを抑えていたものは、オリジナルのギンタへの恋心だった。
だがその気持ちに決着をつけた今、一度関係を持ってしまい、何度もフェラチオした男の子のことを邪な気持ち抜きで見ることは不可能だった。
事実、身体を洗わせている最中、ドロシーは確信犯的にギンタを誘惑していた。
ドロシーはギンタを前に座らせ、背中を洗ってあげる。
自分より一回り小さい背中。長い髪と相まって本当に女の子のような細い身体だ。
だが、その股間には彼が男の子である何よりの証拠がついている。
「前も洗ってあげりゅ♥」
そう言うと、ドロシーはギンタの背中にしがみつき、彼の胸に後ろから手を這わす。
彼女の大きな胸はギンタの背中に押し付けられ、ギンタはその柔らかさを背中全体で感じる。
「あ…おねえちゃ…くすぐったい…」
胸、横腹、ふともも…ドロシーの泡だらけの手が少年の肌の上を滑っていく。
「あれ?なんか固いのがあるよ?」
わざととぼけた風に言い、それを握る。
「どうしてこんなに硬くしてるのかな~?」
そういって、ドロシーは泡まみれの手でしごいていく。
「ご…ごめんなさい…おねえちゃん…」
「いいんだよ、ギンタ…」
熱のこもった声で、ドロシーが言う。
「“オマジナイ”もまだしてないもんね。…そろそろ溜まってきてるでしょ?」
「えっ…う、うん…」
頬を染めながら頷くチップ。
やはり、彼に似ている。その表情に、ギンタに抱きついたり頬に口づけしたりした時の彼の表情を重ねてしまう。
「いいよ。またおねえちゃんが楽にしてあげりゅ♪でも寒いからお風呂でね♥」
ギンタを温泉の縁に腰掛けさせ、ドロシーは彼の股の間に顔を近づける。
ピンといきり立つおちんちんがドロシーの目の前に現れる。
彼女は愛しげに、その亀頭に口づけする。根本から先っぽまでねっとり舐め上げた後、全て口に含む。
“オマジナイ”
そう、ギンタには説明しているこの行為。
ギンタの体内の神導器の核から溢れる魔力を排出するには、他者の粘膜を通して精液経由で魔力を譲渡する必要がある。
それ故、ギンタは日に数回、ドロシーにフェラチオと精飲をしてもらう必要があった。
本来恋人にするような行為を少年に行う異常性を紛らわす為、あくまでも性行為ではないと自分自身に言い聞かせる為、この行為を“オマジナイ”と呼ぶようにしていた。
だからこそ、事務的にこの作業を行うようにしていた。変な気持ちにならないように。
だが最近のドロシーは…
「ん…ちゅぱ…んちゅ…」
根本まで咥えてもドロシーの咽頭に届く程度の小さなペニスを、裏唇、口腔、舌を使ってしごき上げる。
「ぐちゅ…ちゅぷ…」
わざと厭らしい音をたてながら、少年のおちんちんをしゃぶっていく。
上目遣いで彼を見ると、少年の細い身体がビクビク震える。射精が近いようだ。
『パイズリも知らねえのか!?』
あの夜、オスカーに受けた陵辱をふと思い出す。
ドロシーは舌の動きを止め、ペニスを口から出す。
「お、お姉ちゃん?」
もう少しでイケたのに、お預けを食らった子犬のような潤んだ目でドロシーを見つめるギンタ。
「ねえ、ギンタンは私のおっぱい好き?身体洗ってる間ずっと見てたけど。」
いたずらっぽく訊いてみる。
「うん…なんか…見てるとドキドキする…」
拙い言葉で自分の劣情を説明するギンタ。
無理もない。反魂の魔女モンビの手によって5歳のギンタの複製として創られ、そこから5年間はモンビによる“再教育”の日々。更に5年間はモンビの元から彼を攫ったグリンダという魔女によって封印されていたのだから。
身体は10歳だが、世界のことは5歳レベルでしか知らないのだ。
そんな彼は体内に埋め込まれた神導器によって無限に溢れる魔力で自家中毒を起こしてしまう身体。
定期的に他者の粘膜に精液を触れさせることでしかその苦しみから開放されない。
この上なく純粋な筈の少年に、かような淫らな宿命を背負わせたのは彼を創造したモンビ…だけではない。
彼は本来、モンビの転生先の肉体として女の身体に分化する予定で、それを前提に神導器の核を埋め込む場所も決められていた。
しかし封印を解いた時、ドロシーの身体に反応して男として分化してしまったため、体内の魔力の通り道が滞ってしまったのだ。
そして東の魔女の城内にて、ドロシーの膣内で精通を迎えてから、彼の魔力中毒の発作は始まってしまった…
(この純真な子に、エッチなことを教えこんだのは、私の所為…だから…)
自分自身の返答に恥ずかしそうに下を向いているギンタに、ドロシーは淫靡な笑みを返す。
「助けてくれたお礼だよ、今日はおっぱいでしてあげる…」
(私が責任持って鎮めてあげないと…♥)
ドロシーは、自分の胸を隠していた手ぬぐいを取り去る。
ギンタの眼前にはドロシーの豊満な乳房が、何も身につけないままぷるんと揺れていた。
(お姉ちゃんのおっぱい…やっぱり綺麗…)
チップが見とれていると、ドロシーははだけた乳房を両掌で持ち上げ、ぎこちなく2つの乳房の間で少年のペニスを挟む。
柔らかく、熱い乳房でムッチリと密着されて挟まれ、圧迫される。
「ど、ドロシーお姉ちゃん!?」
「(自分でするのは)初めてだから、上手くできないかもしれないけど…」
谷間からかろうじて見える彼のピンク色の亀頭に笑みをくれると、自らの乳房を上下させ始める。
柔らかい乳房は少年のペニスの表面全てにまんべんなく密着して、すべすべの肌で愛撫を与える。
「う…お姉ちゃんの、おっぱい、柔らかい…」
むにゅむにゅとギンタのペニスを包み込む胸、挟んだペニスの硬さと熱にドロシーは更に興奮し、動きを早める。
「あ、で、出ちゃ…」
ここで空中に射精しては魔力の譲渡が行われない。ドロシーはペニスを乳房で挟んだまま屈み込み、胸の谷間から顔を出すギンタの亀頭に唇をつける。
ぷぴゅ…びゅっ、びゅーっ!
「んん…んんっ…」
しっかりと少年の精液を口腔で受け止める。青臭い匂いに興奮を覚えながらもそれを嚥下する。
(わかってる…この子に厭らしい気持ちはない…暴走する魔力を排出する為の治療だと思ってる… その過程で気持ちよさを感じてしまうことに罪悪感すら感じているほどに…)
でも…
ドロシーは疼きが収まらない膣内をなだめるかのように臍下を手で触る。
パイズリが仇となり、自分の劣情を更に高めるだけになってしまった。
『中でイくのは初めてか?』
またあの言葉が蘇る。何をすればこの疼きが治まるか、その答えであるとドロシーは知っていた。
(もう…私が抑えられない…)
ドロシーは地面を見る。
舗装もされていない岩肌が広がり、足以外を預けるには不適当な場所に思えた。
“やりようによっては”できなくもないが、ドロシーは場所を変えようと思った。
「お風呂…あがろうか…」
ドロシーのいつにも増す淫靡な表情を見て、裸の少年は顔を真っ赤にしながらこくりと頷いた。
ギンタは男性用、ドロシーは女性用の着替え場に入っていった。
宿屋は、着替え場を含めた浴場からは道を挟んで建っている。
無人の村とはいえ湯冷めもしてしまうし、一度服を着て着替え場を出る必要があった。
着替え場を出て、少し歩くと2人が寝場所に決めた雑貨屋跡に着く。
まだ粘液が残っている雑貨棚を抜けて奥へ行くと、店主とその奥さんの部屋と思われる部屋に繋がる。
2人用の木組みのベッドと日用品棚がある素朴な部屋。灯りはないものの窓から月光が差し込み、中の様子はぼんやりと把握できる。
まだギンタは来ていない。
ドロシーはベッドに腰をおろし、高鳴る胸を押さえた。
そして魔女服のスリットに手を差し入れ秘部を触ってみると、愛液がとろとろと溢れてくるのがわかった。
(やばい…身体のほう…完全に出来上がっちゃってる…)
ドアが開く音と共に、ギンタが入ってきた。
「ギンタン、こっちおいで。」
ドロシーはベッドの上に乗り、上気した声で少年を隣に来させる。
少し古いが、広いベッドだ。夫婦で使うものだろう。
身体の小さいギンタとであれば充分なサイズだと思い、今晩はここで寝ることにしたのだ。
決して、疚しい気持ちはなかった。…その時は…
「ギンタン、また、お姉ちゃんのここでしてみたくない?」
スカートのスリットをずらし、露わになった自分の性器をもう片方の手で指差す。
ギンタはドキっとした顔をして、慌てた声で答える。
「え…でもそれ…いけないことなんじゃ…好きな人とじゃないとだめだって…」
その言葉がずきんと心に刺さる。
「…いいの。今日は特別♥…ムズムズも治るから、ね?」
そう言って、ギンタのスカートを指差す。
浴場で射精したばかりにも関わらず、彼の股間を中心にテントを張っていた。
戸惑うギンタをよそに、ドロシーは更に股を大きく開いてギンタに見せる。
人差し指と中指で、陰唇をくぱあと開き、目の前の少年に既に愛液でとろとろになっている自分の肉壷の奥を示す。
「ギンタン、わかる?ここにギンタンのおちんちん挿れるんだよ?」
「お姉ちゃん…」
ドロシーはギンタの手を掴み、股の間まで導く。
「お姉ちゃんのここ…触ってみて…」
こんなに淫靡な誘惑を断れるはずもなく、ギンタは人差し指をつき出してみせる。
「おねえちゃん…ここ?」
「もうちょっと下ぁ…」
厭らしい笑顔で、少年の指を導くドロシー。
(すごくぬるぬるしてる…)
ドロシーおねえちゃんのここ、以前僕のおちんちんが入っていった場所…
あの気持ちいい記憶と違わないヌルヌルの愛液がそこからは溢れ、自分の指に絡みつく。
「あっ…指がどんどん入ってく…」
ザラザラしたところを指で撫でると、ドロシーおねえちゃんはビクンと身を仰け反らせた。
(中がきゅーってしてきた…おねえちゃん気持ちいいのかな…)
「ギンタン…ここ…舐めて…」
ドロシーは息を荒げながら秘所の上部分にある豆状のものを指差す。
少年はその言葉に従い、魔女の股間に顔を近づける。
(ドロシーおねえちゃんのここ…すごい綺麗…)
本来おちんちんのあるところには、淡い紅色の小さな穴が口を開けていた。
その口の上のほうには、肉の豆のようなものがある。少年はそれを恐る恐る舐める。
「あ…はん!ギンタン…もっとぉ…」
パイズリといい、まるでオスカーにされたことを真似ているようで少し引っかかる。
むしろオスカーにされたことをこの子とすることで、記憶を上書きしているようで罪悪感を感じる。
(…私は、何をやっているんだろう。何もわからない子供を利用している。最低だ…私… でも…)
「ぁ…はっ…」
ギンタの愛撫に目を瞑ると、あの光景が瞼の裏に映り込む…
真っ黒で巨大な生殖器が自分の中に何度も入って子種を注ぎ込む。
胸、尻、秘所、太もも、舌、背中…身体中があいつの唾液と精液に染められる。
大きな筋肉質の身体に押さえつけられ、何の抵抗もできない。
広い地底湖の中、肉のぶつかり合う音と自分の嗚咽だけが響き渡る…
(今だけ、今だけは心を埋めたいよ…許して、チップ…)
ギンタのペニスはギンギンに反り返っている。
「ギンタン…おいで…今日だけだよ?」
(そう…今日だけ特別…)
(ギンタンに口でするのが魔力暴走の治療なら…これだって…ギロムに犯られた後の治療なんだから…)
そう自分に言い訳しながら、ドロシーの膣は少年のそれを咥え込む準備を始める。愛液が止めどなく溢れ出ている。
ギンタはその誘惑に抗えずにペニスを張り裂けそうなほど固くしてドロシーの股の間に腰を近づけるが…
「駄目…これは、好きな人とじゃないといけないんでしょ?」
ギンタが、俯きながらそう言う。
「ギ、ギンタン…いいんだよ…今日は…」
「おねえちゃん、泣いてた…」
ギンタと繋がったとき、モンビの土人形に犯されたときの光景を思い浮かべる。
好きな人以外とドロシーおねえちゃんが“これ”をするのは、ドロシーおねえちゃんを悲しませることになる。
セックスがどういう意味を持つか知らないギンタは、それだけは理解していた。
「おねえちゃんに泣いてほしくない…だって…」
絞りだすように言う。
「僕は、お姉ちゃんのこと…好きだもん…」
彼女の目尻に涙が浮かんでくる。心が、温かいもので満たされていく。
「お姉ちゃん…嫌だった?」
「ううん違うの…これは…悲しくて泣いてるんじゃないよ…」
「本当?」
不安そうに、ギンタはドロシーの顔を覗き込む。
「そうだよ…ほら…もっとおねえちゃんの顔見て…」
その言葉に素直に従い顔を近づけるギンタの頬を優しく手で包み、引き寄せる。
少年と魔女、二人の唇が重なり、微かな唾液の音を漏らす。
少年は初めての感覚に目を白黒させる。
ドロシーの唇の柔らかさを、自分の唇で感じる。
数秒して、ドロシーは顔を離す。目の前のギンタは初めてのキスの感触に顔を真っ赤にしていた。
ドロシーも少年の唇の感触に胸をドキドキさせていた。
キスなら本物のギンタと一度したことがある。
当時14歳の彼の唇より、肉体年齢10歳のこの“ギンタ”の唇のほうが、柔らかかった。
「お、おねえちゃん?今の…なに?」
そう。彼はキスの意味することも知らない。今までしてあげてたフェラチオがどういう行為かも、あの日ネッサローズの城で繋がりあったことが何を示すかも、何も知らないのだ。
「これはね、キスっていうの。…好きあってる人同士がすることなんだよ。」
「え…好きって…じゃあ…おねえちゃんも…そうなんだ…」
少年は少し照れ、嬉しさを隠し切れない様子だ。
その素直な反応に愛おしく思う気持ちと、
この“ギンタン”なら、自分の色に染められるという背徳感がドロシーを昂ぶらせた。
(今日だけの筈だったのに… 『好き』だなんて言われたら…
今日だけじゃ足りなくなっちゃう…)
彼の好きがどういう意味かわからない。
私はやはり、ギンタンへの失恋やオスカー、ギロムの陵辱による心の穴を埋めるべくこの純朴な少年を利用しているのかもしれない。
それでもいい。
温もりを切望する自分と、自分を求めてくれる少年。
なんの不都合があろう。
…本物のギンタは小雪ちゃんのものなのだ。
このギンタンを、私が愛することを誰が咎めるというのか。
「ね、ギンタン。もう一度、キスしよ?」
再び、二人の唇が重なる。
(もう止まらない…愛し合いたい…)
少年の口の中にドロシーの舌が侵入してくる。
ギンタは驚いた顔をするが、程なくドロシーの舌と自分の舌を絡める。
くちゅくちゅと舌同士が絡みあう唾液音が響く
(ギンタンの唾液…おいしい…)
1回目よりも長い時間、舌を絡めあったあと口を離す。
「んん…っ おねえちゃ…」
「今のキスはね…エッチしたいくらい大好きって意味。」
視線を下に移すと、ギンタのペニスは苦しそうに張り詰めている
「ギンタン…横になって…」
横になったギンタのスカートを捲ると、かわいらしいおちんちんが天井に向かって屹立していた。
その上にドロシーはまたがり、魔女のドレスのスリットをずらす。
臍から下が惜しげも無くギンタに晒され、彼のペニスは更に硬さを増した。
ドロシーが腰を下ろしていくと、秘所が少年の亀頭と接触しそうになる。
「ギンタン…良く見ててね…おねえちゃんのここがギンタンのおちんちん食べちゃうところ…」
ペニスに手をあてがい、ゆっくり腰を落とす。
くちゅ、という音と共に少年のペニスは魔女の膣内に飲み込まれていった。
「お…おねえちゃん…これ…すご…」
2度目のドロシーおねえちゃんの中は、熱くて、きつくて、ぬるぬるしていた。
粘液に濡れた柔肉が、少年のペニスを愛撫している。
それだけでも射精してしまいそうな程気持ちがいいのに、ドロシーは腰を動かし始める。
「ギンタン…どうかな?…これで…気持ちいい?」
ドロシーはギンタの上にまたがりながら、そのまま腰を前後にスライドさせる。
「う…ぁ…ドロシーお姉ちゃんの中グニグニですごいっ…!」
ドロシーの攻めにたまらず声を上げてしまうギンタ。
(ギンタンの…硬い…熱い…)
ギンタのペニスは、10歳という肉体年齢相応のサイズだった。
土人形のものより、ギロムのものよりも控えめな大きさ。
オスカーの大蛇のようなソレとは比較にもならない。
だが腰を前後にグラインドさせる度に硬く硬くそそり立つギンタのペニスが膣内を擦り、その度に身体が悦びの声をあげる。
他人に膳立てされた不本意な処女喪失、憎むべき敵による数々の強姦を経たドロシー。
彼女は今初めて、愛する者とのセックスがこんなにも気持ちの良く、多幸感を産むものだということを知った。
「おねえちゃん…ぼく、もう出そう…」
「ま、待ってっ!外に…」
慌てて引き抜こうとするが、ギンタはドロシーの尻を押さえつけるように掴んで必死に快楽を貪ろうとしている。
「おねえちゃん!おねえちゃん!」
所詮子供の力なので簡単に引きはがせるのだが、ドロシーの腰にしがみつくように快楽を貪っているギンタの顔を見ると、ついその手が遅れた。
「おねえちゃ…出るぅ!」
ギンタのペニスが張り詰めるように大きさを増す。
口の中で何度も経験しているからわかる。射精の合図だ。
「待って…妊娠しちゃう…ギンタンとの赤ちゃんできちゃ…ぁ…ッ…は…あああっ!」
次の瞬間、ギンタの叫び声と共に自分の膣内でトクトクと熱い塊が注がれ、染み渡っていく感覚がした。
(ギンタンの精液…私の中に注がれてる…♥)
必死に拒否した膣内射精だが、ネッサローズ城で無理矢理繋がったときのような喪失感、オスカーに犯されたときのような恐怖感、土人形に輪姦されたときのような嫌悪感は感じなかった。
愛しい少年の熱い精液が、自分の奥の奥まで満たしていく感覚…
(やだ…こんなの…)
ドロシーの中の理性が、音を立てて崩れた。
(もっとほしくなる…)
『一線は越えない』
このギンタと性行為をする際、いつもそうだった。
セックスしてしまったけどもう二度としない。
魔力排出の為フェラチオはするけどセックスはしない。
セックスはするけど膣内射精はしない。
少年の熱い精液を再び子宮で受け止めた瞬間、ドロシーの中で、何かが弾けた。
もう、何を抑えることがあるだろう。
私はこの子を、好きだ。彼も好きと言ってくれる。避妊のARMもある。
オリジナルのギンタは小雪ちゃんと幸せにやっている。
何を制約することがあろうか。
「ギンタン…気持ちよかった?」
融けたような笑顔でギンタに問いかける。
「うん…おねえちゃんのなか…すごいよぉ…」
ギンタも、セックスの余韻にうっとりした顔で答える。
「おねえちゃん…もっとしたいよ…」
膣内に入れたままのペニスをまだギンギンにしたまま、ギンタが切なげに懇願する。
「うん、いいよ♥その前に…」
服が汗でぐしょ濡れだ。ドロシーはギンタにまたがったまま服を脱ぎその後ペニスを抜く。
ベッドに大の字になっているギンタの服も脱がせ、2人は生まれたままの姿になった。
「次は自分で入れてみようか♪」
ギンタの前で股をM字に開いて彼に見せる。
「あ、あれ?上手く入らないよ…」
ネッサローズによって無理矢理挿入させられた時とは違い、入れるべき穴の位置を探すのに戸惑うギンタ。そんな彼をドロシーは優しく導く。
「もうちょっと上だよ…♥」
その言葉に従い、ギンタは自らのものを動かす。
「あん♥そこはおしっこの穴ぁ…ちょっとだけ下…そう、そのまま腰を突き出して…」
ようやく、入り口をとらえたギンタ。既にドロシーの膣穴は彼の亀頭の半分をその粘液で優しく包んでいる。
「あ…ああああっお姉ちゃん…」
ぬち…という粘音と共に少年のペニスはドロシーの中に飲み込まれていく。
「ん…ギンタンの、また入ってくるぅ…」
ギシギシと、ベッドの軋む音が始まる。
少年が拙く腰を突き出す度に、彼のカチカチの亀頭がドロシーの敏感なところを突き上げてくる。
「お姉ちゃん!お姉ちゃん!気持ちいいよぉっ!」
必死にドロシーに腰を打ち付けるギンタ。彼の背丈では繋がったまま密着しても顔がドロシーの胸のあたりまでしか届かない。
白く大きな胸の間に挟まれ、必死の表情で腰をふる彼を見ると、ドロシーはたまらなく愛しい気持ちになる。
「お姉ちゃん…また、来ちゃうよお…」
「いいよギンタン…お姉ちゃんの奥でいっぱい出してぇ!!」
ドロシーは愛しい少年の背中を、頭を、抱きしめる。
ギンタは大好きなお姉さんの腰を、尻を、惹き寄せる。
お互いがお互いを抱き合い、これ以上ない程に子宮口に密着した少年の鈴口は、赤ちゃんの部屋に直接熱い子種を注いでいく。
「あっ…あ…おねえちゃん!!」
「ギンタン!ギンタンぁぁあああっ!♥」
熱いのが自分の中を満たす感覚と同時に、ドロシーは頭が真っ白になった。
「おねえちゃん…好きっ…すきぃ…」
「ギンタン…大好きだよ…」
繋がったまま、ドロシーは少年の唇と自分の唇を合わせる。
「ギンタンのおいしい…」
3度目の射精を迎えたギンタのペニスを口に含み、周りの精液を丹念にお掃除する。
「…くす。まだ元気だね♥」
口から離した少年のかわいらしいペニスは、まだ硬さを失わない。
「ねえギンタン…今度は後ろからぁ♥」
四つん這いになり、人差し指と中指で秘部を広げておねだりするドロシー。
その秘裂からは2度吐き出した自分の精液が垂れてきている…
ギンタはそれに栓をするかのようにドロシーの膣内に子供ペニスを突き入れる。
ベッドの軋む音、毛布の衣擦れの音と共に、18歳の魔女と10歳の少年は再びお互いを貪り合う。
無人の廃村には、一晩中魔女と少年の喘ぎ声が響き渡った。