※この作品はR-18です。

オズの国のドロシー   作:LFぼーむ

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ACT.48 腸のゆりかご

 

自分たちに向けて肛門を広げ、アナルセックスを懇願するドロシーの姿にランゼス市民は戸惑いを隠せない。

彼女が身に纏う上等な素材でできた黒衣のドレスは、彼女が一般市民とは一線を画す存在―神に選ばれて獄鬼と戦う力を得て生まれた”魔女”であることが想像できた。

そしてそのドレスがボロボロになり、美しい白い素肌に様々な種類の獄鬼の精液が滴っている姿から、彼女は圧倒的な物量の獄鬼に敗北したことが見て取れる。

18かそこらの少女にしては発育のいい乳房は片方丸出しになっており、薄紅色の乳首が曝されている。

臍から下はほぼ布が残っておらず、精液に塗れている。

特に自分たちに向けて広げられた肛門の真下で、陰毛の生えていない秘裂は滝のように獄鬼の精液を垂れ流している。

これだけ種付けされてしまえば、この少女は自分を犯した蟲どものうちどれかを父親とした子を孕むことは確実だろう…と獄鬼の脅威をよく知るランゼス市民は思う。獄鬼の精子はどれだけ掻き出し、洗い流しても子宮奥にこびりついたままのものが残ってしまうと、それがひと月は生き続ける。人間の排卵周期をカバーした長寿命の精子は、確実に標的の卵子と受精してしまう。

 

そんな悲惨な未来が約束された魔女の少女が、彼らの目の前で蛾の形態をした雌型獄鬼に肛門を辱められ、その卵を産み付けられた。

卵が受精するためには人間の男の精液が必要だという。

たまたまそこに居合わせた42名のランゼス市民の生命および彼女自身の安全を人質にされた少女は、肛門への種付けを強要されているわけだ。

 

 

 

「いいですね、全員の精液が欲しいです。できなければ皆殺し。貴女だって四肢のどれかを失ってもらいます」

蛾の獄鬼は、ドロシーにそう言い放つ。

全員…人質のランゼス市民42名のうち、男は29名とのことだ。

29人の見知らぬ男たちとのアナルセックス。ただでさえおぞましい行為なのに、肛門での性交を一昨日マイラに教え込まれたばかりのドロシーにはあまりにも負担が重い。

 

それでも、この場の決定権を握っているのは蛾の獄鬼。五体満足でギンタ達と再会するためには言う通りにするしかない。

今この瞬間も、肛門を広げてのおねだりを強要され、42人の市民たちの視線に曝されている。恥ずかしくてまともに彼らのほうを見られない。地面を映す視界が涙で歪んで見える。

 

「さ、始めましょう。時間は限られています。私たちの王様が街の破壊や人間どもを食すことに飽き、貴女を再び寵愛しに戻られるまでに…」

そう促され、ドロシーは恥ずかしそうに胸や下半身を両手で隠し、俯きながら市民たちの前へと歩み寄る。既に衣服はほとんどが剥ぎ取られ裸同然。彼女の白い肌にランゼス市民たちの視線が突き刺さる。そのまま、彼女を避けるようにして割れた人混みを進み、壁に手をつける。

 

「いい子…ほら、もっと、入れやすいようにお尻を突き出して」

顔を真っ赤にしながら、ドロシーはそれに従う。すでに散々獄鬼に犯された膣口と、今から自分たちが犯すことになる肛門が彼らの間近で晒される。

 

 

 

「一人目は…近くにいる貴方です」

蛾の獄鬼に指さされたのは、17歳程度の純朴そうな青年。

戸惑いながら周囲を見渡すと、蛾の獄鬼の漆黒の眼が無表情に自分を凝視していることを知る。恐怖に突き動かされ、青年はお尻を向けるドロシーの前へ立ち、ズボンを下げる。

「ほうら、貴方の子種、この娘の肉孔に沢山注ぎなさいな」

蛾の獄鬼は、両手でドロシーの尻を開き、肛門を広げる。

 

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眼の前には、自分と同い年くらいの美しい少女が、あられもない姿で尻を突き出している。

膣口からは、多数の蟲獄鬼の精液が溢れており、本当に彼女が蟲達に犯されたことが理解できる。

そのすぐ上の肛門は内側の肉が見える程に広げられ、少女の緊張を表すかのようにヒクヒクと痙攣している。蛾の獄鬼に卵を産み付けられた際の体液が潤滑液となり、怪しくそこを濡らしている。

生命を脅かされている状況では、子孫を残そうとする本能が活性化するという。

青年のペニスはカチカチにそそり立っていた。

「ご…ごめんなさい…俺…」

このまま何もしないでいると殺されてしまう。青年はドロシーに謝り、ペニスを彼女に向ける。

 

アルヴィスやシキと同じくらいの年齢の男の子。

そういえばこれだけ壮絶な陵辱を経ながら、自分と歳近い男性とこういうことをするのは初めてであることに気づく。

「…仕方ないよ…こっちこそごめんね…私の…こんなところに…」

そう言いながら、尻穴を広げる。

 

 

広げられてもまだ狭いドロシーの肛門と、青年の亀頭が接触する。

「…行きます…」

律儀な宣言どおり、青年は腰を進める。

経験人数1のドロシーの肛門はなかなか広がらず、若者の硬いペニスでも力を入れないと貫入できない。

 

 

「痛っ…」

「だ、大丈夫?」

「平気…そのまま…」

会ったばかりの青年と初夜の恋人同士のようなやり取りをすることにギンタへの罪悪感を感じつつ、青年のペニスを導く。

 

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「あっ…ああっ!」

飲み込まれはじめた亀頭が、直腸の灼けるような熱さを受け取り、青年が呻く。

狭いのは入り口の肛門だけで、トロトロに熱いドロシーのアナルが青年の性器を柔らかく包み込む。

「う…く…」

青年は申し訳なさそうに、快楽に導かれながらピストン運動を開始する。

ペニスの付け根は強く締まった肛門でしごかれながら、そこから先は熱い肉がペニスを弄ぶ。

青年は童貞ではなかったが、既に知る膣の感触とは異なる快楽に驚きながら腰を振る。

 

一方のドロシーは、膣とは違い快楽はなく、ひたすら異物が”本来『出す』だけのところ”に『出し入れ』される違和感のみ。

マイラのときにアナルセックスで絶頂してしまったのはバキュアがねちっこく肛門を責めてのお膳立てがあったからだろう。アナルで快楽を感じるには、ドロシーはまだ経験が浅かった。

 

しかしそれゆえ、大勢の前で名も知らぬ青年と肛門性交する恥ずかしさを誤魔化すことができない。

四方からの視線が全身の肌に突き刺さるようだ。ドロシーは壁に手をつきながら目をぎゅっとつむり、屈辱に耐える。

 

「う…もう…俺…」

「…大丈夫…出して…」

青年のペニスから精液が吐き出され、ドロシーの腸壁にぶちまけられる。

ドロシーの意思とは別に直腸が嬉しそうに蠢き、精液を飲み込んでいく。

その精液は奥に産み付けられた蛾型獄鬼の未受精卵に振り掛けられる。

 

「…ごめん…」

「…いいよ…こっちこそ…ごめんね…」

気まずい空気の中、最後まで互いに謝り合う。

青年とドロシーは、お互いの名も知らぬまま肛門での性交を終えた。

相手が歳近い青年だからこそ、”本来愛し合った相手とする行為”を行きずりでしてしまった背徳感が大きくなる。

 

「ふふ、終わりましたか。では次です。多くの精液と混ぜて、様々な子種と私の卵を受精させたいですからね」

 

 

 

 

次にドロシーの前に連れてこられたのは40代前半の男性。アーテンボローとは違い、身なりを整えた紳士だ。ドロシーはランゼスの貧民街で主に行動していたのであまり出会わなかったタイプの人間だが、『獄鬼の脅威が低い街』の永住権を得るに相応しい富裕層の雰囲気を出していた。大人しそうな雰囲気のその紳士は、その少し後ろにいる妻と娘のことをチラチラと気にするそぶりを見せている。

 

あられもない姿で壁に手をつき俯くドロシーの前に立ち、紳士は罪悪感に耐えきれず呻く。

「…できない…マリーと同じくらいの齢の娘なんて…」

刹那、絹を裂くような悲鳴が響く。

例の母娘の喉笛に、毒虫の獄鬼の針が突き立てられようとしている。

「わ、わかった!やる!やるから妻と娘は…!」

そう言うと、男性はズボンを下ろす。壮年の性器は、恐怖と緊張そして妻とは別の女性…しかも娘と同じ年頃の少女を犯す罪悪感で縮こまってしまっている。焦り、勃たせようと自分の陰茎をしごく。

 

ふと、眼の前の少女の姿を改めて視界に入れる。

 

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心配そうに横目でこちらを見るその目は大きく、横顔も整っている。

露出した乳房は大きく、自分に突き出されたお尻は健康的に張り出している。

自分の娘とそう変わらない年頃でありながら成熟した身体に気づき、生唾を飲む。

2本の三つ編みという髪型から感じられる幼さとは対照的ないやらしい身体は既に大量の獄鬼の精液に濡れている。

自分達人間を差し置いて蟲が味わいつくしたこの身体は、肛門だけは蛾型獄鬼のお墨付きで好きにすることを許されている状況に改めて気づく。

 

良識と良心で勃ちきらなかった陰茎は今や固く勃起していた。

妻と娘が見守る中で娘とそう違わない年齢の娘を犯す行為は既に「強制された背徳」ではなくなっていた。

挿入に向けて、少女の尻を両手で押さえる。大きく張り出した安産型の腰骨には柔らかな脂肪と滑らかな肌が覆っており、その感触を両手から感じると同時に紳士の性器は硬さを増す。

広げた肛門からは先程彼女を味わった青年の精液が覗いており、2番乗りである悔しさが興奮を加速させる。

「んんっ…」

紳士の分身が、ドロシーのお尻に突き入れられる。

熱く湿った腸壁がペニス全体に絡みつき、その感触に思わずうめき声が漏れる。

ゆっくりと腰を前後させると、その動きに合わせて少女の安産型の尻や豊かな乳房が揺れる。

その様子を見るうちに本能に正直になっていき、やがて息を荒くしながらピストンを始める。

 

紳士の様子の変化を肌が触れ合う近さで感じることができるドロシーは、40代の男性が自分に欲情している事実をよく認識できた。

横目で、紳士の妻娘を盗み見る。自分たちの命を守るための仕方ない行為であることは理解していながらも、その目は「夫と交わり合う小娘」「自分と変わらない年頃でありながら父親を誘惑する女」への視線を発していた。

(お願い…見ないで…こんな…姿…)

ドロシーは目をきゅっと瞑りながら、恥ずかしさで火を吹きそうな顔をうつむかせる。

 

ウッと呻く声とともに、ドロシーの腸内に新たな精液が注ぎ込まれた。

男の精液がドロシーの腸内で放たれ、彼女の腸に詰められている獄鬼の卵に振りかけられる。

 

 

 

「じゃあ次、そこの雄」

蛾娘が指さしたのは、少年だった。

ギンタンくらい…いや、少し下くらいの男の子。

「ちょっと待って!あの子はまだ子供でしょ…」

「知らないです。雄なら射精するのです。無理ならここまでです」

無慈悲理不尽なゲームオーバー宣言に、人々がざわつく。

「お、おい坊主!ザーメン出したことあんのかよ!?」

男性の1人が少年に詰め寄る。

「え…ざーめんて…え…?」

「あの白いのだよ!ちんこから出る!さっきからみんなあの姉ちゃんのケツに出してるアレだよ!」

どうやら精通すらもしていない少年とわかるや、少年に詰め寄って男性は悪態をつく。

その他まわりの大人たちも落胆と失望の表情になり、何が何だかわからない少年は怯えた表情で立ちすくむ。

 

「待って!!!…わかったから…射精できればいいんでしょう?」

ドロシーは少年をかばうようにして、男性から引き離す。

蛾の獄鬼も、「最初からそうしろ」と言わんばかりにドロシーを見守る。

「怖くないよ…はやく終わらせちゃお…」

優しい声で、少年に微笑む。

少年はドロシーの態度に安堵しながらも、ほぼ裸同然の姿を眼前で見てドギマギしてしまう。大きく張りのある乳房が目の前でぷるんと揺れるのを見て、顔中に血が集まる。

そんな感情を持ったとき、下半身に血が集まることを知らない程度に、少年は幼かった。

 

「おねえさん…何をすればいいの…?」

幼い顔が上目遣いにドロシーを見る。ギンタよりも幼い…恐らく歳は9…もしくは8…

本当に射精ができるのだろうか。ドロシーも不安になる。

「あのね、おちんちん…おっきくなったことある?」

「え、おちんちんっておっきくなるの…?」

駄目だ。射精どころか勃起もろくにしたことがない…

それでも、やるしかない。

 

「ごめんね…ちょっとびっくりするかも…」

ドロシーは少年のスボンを足元まで降ろし、包皮に包まれたおちんちんを露出させる。

「おねえさ…あ…」

ランゼス市民の視線が集中する中で、それを口に含む。瞬間、周囲が少しざわつくのを耳にし、ドロシーは恥ずかしさに目をつぶる。

 

舌でこそぐように、ゆっくり、優しく包皮を剥く。

口の中で露出した亀頭を、舌で優しく撫でる。

「…なにこれ…あったか…きもちいい……くうっ♥」

鮮やかなピンクの唇が自分のおちんちんに吸い付き、温かい唾液を塗り込みながらストロークする様を、恍惚としながら見守る。

少年のおちんちんが、ゆっくりと硬くなっていく。口の中で大きくなっていくそれの感触に、ドロシーの頬が紅く染まる。

 

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「ぴちゅ…ぴちゃ…くちゅる…ちゅ…」

口の中では青臭い香りが広がり、仄かに感じる情欲にドロシーの目が細まる。

口をすぼめ、唇で優しく締め付けながら、ギンタのよりも更に小さいペニスに初めての快感を与えてあげる。

舌先で、亀頭のくびれや先端の鈴口を舐めくすぐり、包皮と亀頭の隙間を磨き上げるように舐め回す。

「おねえさ…なにか…くる…っ!!!」

少年は身体をのけぞらせ、ドロシーの口内で精通を迎える。

「んふっ!?んんっ!!…じゅる…ごく…♥」

口内に濃厚な青臭い子ども精液が噴出し、ドロシーは整った顔を歪ませながらそれを飲み込む。精飲の必要はなかったが、ギンタのときはいつも飲んであげていた為、子どもペニスからの精液を条件反射で嚥下してしまった。

 

「え…今、射精した?」「やった…これなら…」「…飲んでるのか?あれ…ガキのザーメン…」

市民たちはドロシーの大胆な行為に戸惑いつつも。少年が射精可能であることを知り、安堵の声を漏らす。

「大丈夫そうだね…♥じゃあ…おいで…」

ドロシーは立ち上がり、壁に手をついて少年にお尻を突き出す。

少年の腰の高さに合わせて、腰を落としてあげる。

「おねえさんのここに、君のおちんちん入れるんだよ…」

 

 

 

 

少年はドロシーの白く大きなお尻両手を当てがう。母親以外に初めて感じる女性の肉の柔らかさに驚きながらも、ピンと勃起したペニスの挿入を試みる。

「ん…❤そこじゃない…」

少年のおちんちんが一瞬ドロシーの秘裂に潜り込みかけ、優しく制止する。

この子には、この地獄を生き抜いて、いつか好きな娘と童貞を喪失してほしい。

「落ち着いて…もう少し上…」

ドロシーの肛門に、硬いものが当たる。

 

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「そう…前に突き出して…んんっ♥」

ギンタよりも年下の男の子のおちんちんが、ドロシーの肛門に入っていく。

 

「すごい…おねえさんの…熱い…」

キツい括約筋を渾身の力でこじ開けた途端ペニス全体がズボっと呑み込まれ、熱い腸壁がペニス全体を包み込む。

「ん…上手だよ♥このまま…おちんちん出し入れして…」

ギンタのより遥かに小さな子どもペニスだが、それゆえ開発して間もないドロシーのアナルに穏やかな刺激を与える。

精通ギリギリの少年と、肛門で性交する。それを大勢の人に見られる。背徳的な状況に、ドロシーの脳裏に情欲の炎が灯る。

(ごめんね…ギンタン…)

今まで何度も、自分の意思に反さない性行為を行ってきたのに、何故か改めて彼に対して罪悪感を感じてしまう。

こんな小さい少年とするのはギンタに次いで初めてであり、その行為に欲情する自分を自覚しての自己嫌悪だった。

ギンタに対する恋愛感情を「年の差がある子どもだけれども愛している」と自己解釈していたが、今自覚した自分の性癖を考慮すると「子どもだからより興奮している」のかもしれない。

いやらしい感情抜きでギンタのことを愛しているのは厳然たる事実だが、彼が子どもであることがギンタへの愛の障害でなく逆に興奮剤になっていたことが彼に対する不義理に感じられてしまった。

 

そんなドロシーの葛藤を知るはずもなく、少年は未知の快楽に興奮して腰を動かしていた。

「すごい…おねえさん!おねえさん!」

自分の身体で、初めての快楽を知り、それを貪ろうとする名も知らぬ少年。

その青い衝動を感じ、ゾクゾクとドロシーの脳が震える。

「おねえさん…さっきのまた…くる…!」

「大丈夫…おねえさんの中でこのまま出して…♥」

少年の身体を震え、小さいながら硬いペニスから熱い塊が放たれドロシーの腸内を満たす。

初めての性行為に少年は驚きを隠せないでいた。

名も知らぬ少年の2度目の射精をお尻の中で受け止めてあげたドロシーは、気恥ずかしそうに少年をランゼス市民たちの中に返す。

 

 

 

 

4人目は20代の男性。小太りで、お世辞にも整った顔立ちとは言えない風貌。

ドロシーは未だ恥ずかしさに顔をそむけながら、お尻を突き出す。

「はあ…はあ…」

この異常な状況下で逆に興奮し、男は怒張をドロシーのアナルに挿入する。

先の2人とは違い無遠慮なピストン運動。相変わらずドロシーには快感はなく、抽送による擬似的な排泄感に戸惑うだけだ。

「ん…っ」

ドロシーは壁に手をついて、肛門への気持ち悪いようなくすぐったいような感触をやり過ごす。

「ううっ…」

うめき声と共に男のペニスから精液がほとばしる感覚を、腸壁で感じる。

しかし20代故の若さか、男のペニスは腸内でピストンを続けながらそそり立っていた。

 

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「こんな女抱ける機会なんてそうそうねえ…まんこも味見しねえ手はねえ…それにこの獄鬼共が約束を守るか怪しいもんだ…どうせ殺されるなら…」

小声で、早口で独り言を言う男。ドロシーが怪訝な表情を浮かべると同時に、ピストンの勢いで引き抜かれたペニスが下方の秘裂へと挿入される。

 

(え…え…?)

言葉には出さず、男への視線だけで困惑を表現するドロシー。

さっきまで肛門に入っていたそれは、蟲の精液塗れる自分の膣内を満たしていた。

(どうせあんたも俺もおしまいなんだ…獄鬼相手じゃなくて人間として愛し合おうぜ…)

何十本もの無機質な蟲ペニスを受け入れていた自分の膣が、人間の肉感ある温もりに安心してしまうのが悔しい。でもこんな行きずりの、好みでない男と”愛し合う”のは嫌だった。

(蟲共の精子掻き出して…人間の子を孕ませてやるよ…)

「あ…ん…やめ…♥」

ドロシーの声から艷やかな声が漏れ出すと同時に、男の顔をふわりと白い羽が覆う。

「うぉ…!?ぐ…!ぇ……」

羽から放たれた鱗粉を吸い、男はドロシーからペニスを引き抜いて地べたを這いずって苦しみ、やがて動かなくなる。

 

「おまんこはダメ。この娘は今回のガウフ様の一夜妻なのですから、人間の下賤な精液に汚れてしまってはガウフ様のご機嫌が損なわれます」

歌うように、蛾の獄鬼はもはや死体と化した男に言い放つ。

「私もそこは我慢したのです。この柔らかな膣で私の卵を孵化させたらどれだけ良質な子どもたちが…いえいえ、我慢です…」

獄鬼の価値観にとっては背徳的らしい妄想に興奮し自分の性器-勃起した輸卵管-を軽く手慰みしながら、蛾の獄鬼は次の種付け相手を品定めする。

 

 

 

 

「じゃあ、次はこれです」

蛾娘は、地べたで仰向けになっている大柄な男を指差す。

男は寝ているのではない。立てないのだ。右脚が膝から切断されている。止血された傷口は血に塗れており、今晩の大災害での負傷であることは明らかだった。

「…俺はできん…あんたらの仲間に脚を齧られちまって…」

彼の言う通り、立ち上がってドロシー相手に腰を振ることはまずできない様子だ。

「関係ありません。やりなさい」

蛾娘が手近にいる老婆の頭を握りつぶそうとでもするようにその上に手を置く。

 

「…ッわかった!やるわよ!」

ドロシーは仰向けの男の股間を弄る。勃起はしていない。こんな重傷なのに、そんな気分になれという方がおかしい話だ。だが―

「大丈夫だよ、今私が…」

ズボンを脱がし、筋肉質な体格に見合った太いペニスが姿を現す。

普段は鍛冶屋でもやっているのだろうか。炭と鉄の香りに汗の臭いが染み付いたペニスを、少女の柔らかな唇が包んでいく。

 

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「うっ…く…」

「ちゅ…んちゅ…ちゅ…♥」

まだ18歳程度の美少女の口奉仕に、男は呻きながら自分の性器が大きくなっていくのを感じる。

「ん…むっ…♥」

ドロシーも、自分の口の中で雄臭い性器がムクムクと口いっぱいに膨張するのを感じる。

 

 

 

「すげえ…ビザクさんのデカマラが…あの女の子の口いっぱいに…」

雄臭い巨根に小さな口で奉仕するドロシーの妖艶な姿に、傍観する市民がごくりと息を呑む。

 

 

 

 

十分に勃起したのを確認したドロシーは、用を足すときのような格好で男の上に跨る。

「ん…」

菊穴に亀頭を押し当てながら、ゆっくりと腰を落としていく。

自分でピストン運動できない男性の代わりに、ドロシーが腰を上下させる。

股を開いて男の上にしゃがんだ姿勢で腰を振る…そんな恥ずかしい姿を40名近くの市民の前で行うドロシー。

 

【挿絵表示】

 

「酷いよ…こんなの…あんまりだよ…」

この光景を見護る老婆が涙を流す。

果敢に獄鬼と渡り合った末敗北し、犯されても犯されても立ち上がったが、力尽きた少女。

そんな少女を、自分や大切な人の命を質にとられて犯すことを強要される人々。

人々を生かすためにこの恥辱を受け入れる彼女はまるでオズの国に伝わる御伽話に登場する”聖女”のごとき尊さだった。

 

 

しかし、そんな純朴な目でこの恥宴を見守る者たちばかりではなかった。

「ん…っふ…ん…っ♥」

16歳程度の青年に尻穴を突かれながら、やがてドロシーの声から艶めかしい声が漏れてくる。

「な、なあ…あの子…感じてねえか?」

「まさか…お尻の穴で気持ちよくなるもんなのかい?」

「でもよ…今も身体をビクって反らせて……しかし本当に胸、大きいな…すげえ揺れてる…」

「おい、俺たちのために嫌々頑張ってくれてるんだぞ…」

そう嗜める青年も、いずれ廻ってくる自分の番のことを想像してしまい、股間が大きくなる。

 

「ん…おじさん…痛くない…?」

負傷した男の上で肛門による騎乗位を行うドロシーは、恥ずかしさを誤魔化すように自然体な口調で男を気遣う。

「…ああ…悪い…嬢ちゃん…」

「気に…しないで…ん…♥」

ドロシーの声が時折艶っぽくなる。

ただの異物感しか感じないはずの行為の中、時たまピリっとした快感が背骨に響く。

直腸に隣接した子宮を、男性の巨根が刺激する。

それに呼応するように、性感帯として未発達なドロシーの腸壁も、甘い快楽を作り出し始める。

「はあ…はあ…」

しかも、今はドロシーが腰を動かしているので、無意識に気持ちいい動き方をしてしまう。

明らかに快楽を感じ始めている少女の艶っぽい表情に男性の肉棒は更に硬さを増し、射精した。

 

 

間髪入れず次の”種付け役”が指名され、ドロシーの肛門を犯した。

彼女への”種付け”に難のある男性は先程の少年、脚を失くした鍛冶屋くらいでそれ以外は皆青年以上の五体満足な男たちのようで、ドロシーの直腸は順調に精液を集めていった。

「うっ…!」

「ん…」

30代程の男性がドロシーの腸に射精する。

「…すまん、嬢ちゃん…」

皆生命の危機でありながらも一番身体を張っているのはこの少女であることは理解しており、罪悪感を誤魔化すような言葉と共にドロシーからペニスを抜いていく。

 

 

 

 

「よお、姉ちゃん」

9番目にドロシーにあてがわれたのは、見覚えのある顔をした男性。

シキと一緒に戦った、貧民街の下っ端ギャングの1人だ。

ピノキオンに貰ったARMでは上級獄鬼ひしめくこの夜を勝ち抜けなかったらしく、右手の指がいくつか欠けている。

「てめえには借りを返したかったところだ。獄鬼の命令でなくても犯ってやらあ」

「んああっ!!」

これまでの男たちの遠慮と申し訳無さに満ちたピストンとは違う、乱暴な挿入。

「すっげえ…火傷しそうに熱いし、手でぎゅって握られてるみてえだ…」

尻穴を突かれるたびに、圧に押された精液が下品な音を伴って勢い良く菊穴から噴射する

「ほらっ!どうよ!この雌豚!」

「やっ…や…んうううううっ♥」

ドロシーの身体が激しく痙攣したかと思うと、蟲の精液滴る秘裂からぷしゃっと水のようなものが放たれた。

 

「え…マンコから何か…今の潮吹きってやつか…?」

その様子は周囲のランゼス市民たちにもわかり、ざわめきが広がる。

「…感じてるんだな…尻穴で…」

「ケツでイけるもんなのか?」「私に聞かないでよ…」

「もしかして結構楽しんでるんじゃ…?」「馬鹿!滅多なこと言うんじゃないよ!私達のためにあんな目にあってるんだよ!?」

 

口々に言い合うランゼス市民のやり取りに横槍が入る。

「お、俺…あの娘を抱いたからわかるぜ」

目を背けたくなる程薄汚れた浮浪者の老人がそう吐露する。

貧民街から逃げ出してきたのだろう。普段は住む場所を分けている一般市民達はその風貌に嫌悪感を示すが、その発言には周囲が一斉に注目する。

「夜の街を裸で歩いてたんだ。まんこと尻から精液垂らしてよ…俺もばっちり楽しませて貰ったぜ。口ではイヤイヤ言いながら、ちんぽ挿れたらイきまくってやんの」

周囲が更にざわつく。娼婦が金を積まれても断るような乞食爺と、あの若く美しい娘が姦通済み…?

 

「夜の街を裸で…」

中年の女性が思い出したとばかりに呟く。

「私も見たよ。一昨日の晩、外で物音がすると思ったらこの女が裸でいたんだ!」

それは、ドロシーが全裸で街を徘徊していた時に窓から彼女を目撃した女性だった。

2人目の証言者が出てきたことで、浮浪者の話が与太話ではなくなってくる。

 

「じゃ、じゃあこの女の子、夜な夜な裸で男を漁って、あんな乞食の爺さんとも寝る変態だったのかよ!?」

「あの爺さんの話だと尻穴でセックスするのも初めてじゃなかったってことだろ?道理で挿入しやすかったし、具合が良かったはずだぜ」

「…この際だから言うけどさ、若い頃旦那の興味本位でお尻でしたことあるけど全然気持ちよくなかった。尻穴でイけるってことはそれだけヤり慣れてるってことだよ、あの娘」

 

ざわつきが更に大きくなる。ならず者に尻穴を突かれながらも、周囲の空気がかわってきていることをドロシーも感じる。

「昨日鯨の化け物が出ただろ?俺のいた近くに鯨が墜落したんでびっくりして物陰に隠れてたのよ。そしたら貧民街のならず者どもが集まってきて、あの女の子を集団で犯りはじめたんだよ。あのピンク髪、見間違えもしないぜ」

「…どうだかね、裸で男漁りするくらいだから自分で誘ってたんじゃないかい?」

 

「そ、そうだ。昨日、行きつけの酒場でこの娘が働いてたんだ。痴女みたいな格好して、テーブルに隠れて客のちんぽ吸ってたぜ」

「俺もその場にいた!酔っ払っいに身体中触らせてよ、あのでっかい乳の谷間に牛乳入れてコップに注いでみたり、尻穴に玩具を挿れられてたりしてたぜ」

「そうそう。その後魔法使いのおっさんと2人でヤリ部屋に入ってよ…あの部屋からは一晩中すげえ喘ぎ声が漏れてた」

「あれ、アーテンボローだろ?大金ふんだくって依頼こなす魔法使い…あいつのパン助かよ」

「魔女は魔女でもやっぱり同類とつるむのね…清楚誠実なキサラ様やシリカ様とは大違いだわ」

 

 

「あの姉ちゃん、今晩は俺の宿に泊まる予定だったんだがよ…」

そう言い出したのは、ドロシー達が部屋を取った宿屋の主人だ。

「10歳ぐれえのガキと一緒に部屋を取ったんだ。入ってちょっともしねえうちにおっぱじめる音が聞こえてきやがったぜ」

「おっぱじめるってアンタ…10歳の男の子と?」

「はん!じゃあさっきガキのチンポをケツに入れてたのもノリノリだったってわけか!口で立たせるのも通りで手慣れてると思ったぜ。当然のようにザーメン飲んでたしな!」

 

ドロシーは肛門を突かれながらランゼス市民たちの会話を聞く。

悔しいのは、彼らの語るエピソードのすべてが実際に起こったこと。見られていた恥ずかしさに顔が真っ赤になる。

 

「老人からガキまで守備範囲かよ…」

「なんだ、唯の淫乱女じゃねえか」「魔女なら食うに困らない世の中なのにわざわざそんなことするなんて…」

「あのいやらしい身体を持て余してるのかね…」「無理もねえ、見ろよあの牛みてえな乳…」「獄鬼に犯されて喘ぐ程ちんぽが欲しいってか?」

人々の心無い声がドロシーの耳へと突き刺さる。

 

「違う…違う…私は…そんな…」

ドロシーは涙目で否定の言葉を口にするが、民衆の耳には入らない。

「何が違えんだよこの変態女!聴いてりゃ随分な有名人じゃねえか!こんな淫乱が正義ズラして俺たちを倒しやがったのか!?一緒にいた魔法使いのガキもこの身体で味方につけたんだろう!」

ドロシーも肛門を犯しているならず者が叫ぶ。

「ち、違…シキはそういうのじゃ…」

反論を無視し、ならず者は突かれる度にブルブル揺れるドロシーの乳房を乱暴に掴み、捻るように乳首を摘む。

 

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「ッ!?♥ン…ん”ん”ん”ん”っ♥」

再びドロシーの膣が収縮し、石畳に盛大に潮を吹く。連動してアナルもきつく締まり、ギャングの男はたまらず射精する。

「またイきやがった…」「ああやって乱暴にされるのが好きってか?」「信じられないけど、あの様子だと本当の話みたいね…」

市民の間で花を咲かせていた噂話は、眼の前のドロシーの痴態をもってその信憑性を確立させていた。

 

「へへ…そういうことなら気持ちよくしてやろうじゃねえか…」

遠巻きに見ているだけだった男たちがドロシーに集まる。

1人が早速スボンを下ろし、強引に尻穴へペニスをねじ込む。もはやドロシーを気遣うような態度は皆無だった。

それは周囲の女子供や老人達も同じ。もはや彼らのドロシーを見る目は『力なき民のために恥辱を甘んじて受ける魔女の少女』から『無様に負けた上アナルセックスショーすらも愉しむ、使えない淫乱魔女』へと変化していた。

 

ドロシーがこの街で披露してきた痴態の数々の中には、ギンタとの性交を除いては彼女自身が望んだものは一つとしてなかった。しかし市民たちにとっては彼女の心の内など図る余裕などなく、れっきとした”事実”から彼女を判断した。

獄鬼に脅かされている市民たちの恐怖に歪んだ集団心理は少女の”事実”を燃料に燃え盛り、限りなく安全に近いはずのこの街で獄鬼に襲撃される圧倒的な理不尽への憤りを彼女へとぶつけ始めた。

 

 

 

「ほらっこれがいいんだろう?変態魔女様よぉ!」

小太りの青年がドロシーを押し倒し、まんぐり返しの格好にして肛門を突く。

直立してドロシーを見下ろすランゼス市民達からは、ドロシーの膣口が、ペニスを出し入れする肛門が丸見えだ。

 

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「悪かったねえ私にゃあんたの好きなちんぽがなくてさ、お詫びにこっちで良くしてやるよ。本当に牛みたいな胸だね、持て余しちまうのもわかるよ」

中年女性がドロシーの胸を鷲掴みする。

「や…ひくっ…や…あああ…」

ドロシーの口先に、勃起したペニスが突き出される。

「ほら、てめえのクソ穴にぶちこんでやったモノだ。綺麗にしろよ」

数人前にドロシーを犯した男が口奉仕を要求してきた。

蛾の獄鬼は楽しそうに見ている。彼女が禁ずるのは「ドロシーの膣への挿入」であり、それ以外は何も禁止していなかった。

「淫乱魔女はチンポが吸いたくてしょうがねえんだろ!?ガキのチンポは良くて俺のは駄目なのかよ!」

数分前までドロシーの肛門に入っていた、ツンと臭うペニスが、口の中に無理やり入れられる。

「ん…む…くぅ…」

ドロシーの目から光か消えていき、やがて虚ろな目で尻穴を穿たれる肉便器となっていった。

 

 

「ほら、さっき鍛冶屋のおっさんにやってたみたいに自分で動いてみろよ」

先程、獄鬼に足を喰われた男性のために施したアナルでの騎乗位を命じられる。

本来自分で腰を動かせる五体満足の青年は地べたに仰向けになり、天に向かって屹立した性器に奉仕するようドロシーに命じる。

命じられるがままにそれを成そうとしたドロシーはあることに気づく。

鍛冶屋の男性のときは彼が壁にもたれていたからペニスの角度も45°だったのでドロシーが四つん這いになった状態で結合できた。この青年は完全に仰向けになっているので勃起が地面に対して垂直。肛門で結合する場合ドロシーは犬が”チンチン”するような姿勢になってしまう。

 

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「うう…ぐすっ…」

女性器が真正面から見える体勢。狂い死にしそうな程の恥ずかしさに耐えながら、腰を上下させて青年のペニスの射精を促す。

 

「へへ、まんこ丸出しでケツ穴奉仕してやがる」

「おい、まんこから蟲の精液が出てきてるぞ!」

市民の指摘どおり、肛門へのピストンに押し出される形で、ぱっくり開いた膣穴から蟲型獄鬼の精液が溢れてくる。

「うええ…人間のと全然違う色してら…」「本当に蟲とヤりまくったのね…」

「蟲のガキ孕むの確定だな…」「案外ワザと負けて犯されたのかもよ?ホラ、魔女の中でも獄鬼のチンポ狂いになる手合いがいるらしくて…オズの国東端と西端を拠点に人間を脅かす”悪しき魔女”もそうだとか…」

人々の心無い言葉に刺されながら、ドロシーは顔を真っ赤にして腰を動かす。

 

 

「はあ…はあ…」

15人目の肛門内射精が終わり、消耗したドロシーは息を荒げる。

少女のアヌスからは収まりきらない精液が少しずつ吐き出されてくる。

この細い身体の、更に細い腸の中に、自分たちのザーメンがたっぷり詰まっている事実に、男たちは歪んだ征服感を覚える。

 

 

 

「…!ねえ、この娘のお腹、大きくなってきてない?」

市民の1人が異変に気づく。

 

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健康的なレベルで肉のついた、スタイルの良いドロシーのお腹は今やぷっくりと膨らんでいた。

肥満というにはその腹はパンパンに張っており、むしろ妊婦のような姿。

しかし膨らんでいるのはドロシーの子宮ではない。腸である。

男たちの放った精液とドロシーの腸内の卵が受精し、順調に幼虫が育っているのだ。

通常の妊婦は子宮内で大きくなる胎児に押し広げられて腹が膨らむが、

ドロシーの場合、腸内にみっちり詰まった卵たちが大きく成長し、腹を膨らませている。

「マジなんだな…この娘の腹んなかに獄鬼の卵が…」

「そんで、そのボテ腹の中にいるのは俺たちの種で生まれた獄鬼…」

語弊はあるものの“自分たちがこの少女のお腹を大きくした”という事実が、ランゼス市民達の黒い興奮を焚きつける。

 

「ふふ、順調♥さあ人間たち、残り全員種付けなさい。まだ受精していない、奥のほうの卵にも精液がかかるように♥」

「や…待って…お腹…苦しい…」

擬似的な妊娠に不調を訴えるドロシーの制止を無視し、ランゼス市民のペニスが肛門へ突き入れられる。

 

「ああっ♥やあっ♥」

肛門を犯されながら、ドロシーは否定の言葉を漏らす。

「…そろそろですね…」

雌蛾の獄鬼が呟く。

ドロシーのお腹は更に大きさを増している。既にいくつか卵は孵化しているだろう。蛾獄鬼の幼虫はドロシーの腸内で精液やその他の有機物を食し、外界に”誕生”するに足る大きさへと急速に成長していく。

 

 

 

やがて、29人目の男性がドロシーの中で果てる。

「はい、おしまいです♥人間たち、よくできました♥約束どおり生かしてあげるから、一緒に面白いものを見ましょう」

蛾の獄鬼が手を叩くと、周囲の獄鬼がドロシーから民衆を引き剥がす。

歪んだ興奮に水を差され、市民たちもドロシーの腹が臨月を迎えた妊婦のように膨らんでいるのに気づく。

ドロシーの腸内には今、彼女を犯したランゼス市民達と蛾型獄鬼との子供が蠢いている。

彼女の腸内の排泄物・未消化物を食し、急速に成長している。

今の彼女は獄鬼の借り腹というわけだ。

 

 

 

「う…嘘…私の中で…獄鬼の子供が…こんな…」

妊娠の経験などあるはずもないドロシーは、自分の体内で生命が宿り蠢いている感覚に混乱し、やがて自分のおかれている状況を理解して絶望に目を見開く。

「嫌…ぅうあぁ!!!」

ほんの十数分で受精・孵化を経てすくすく育つ幼虫達はドロシーの腸内を内側から圧迫する。その苦しさに膝をついて呻いてしまう。

 

「おなか…苦しい…」

「そうでしょうとも。もう孵化して、貴女のおなかの中を動き回っているのです。…貴女のうんちを食べて…」

悪夢のようだ。自分の腸の中では今、蛾獄鬼の幼虫が自分の排泄物を栄養にして蠢いているのだ。

「う…ああああ…痛い…んんっ…!」

ドロシーは痛みを堪えきれず、お腹を押さえて地べたに転がる。

「うふふ…陣痛…じゃなくて腸だから下痢の痛みと同じようなものでしょうか?くすくす…」

蛾の獄鬼の嘲笑に合わせて、周囲の獄鬼達も笑う。

ランゼス市民は突如始まった出産ショーに戸惑い、固唾をのんでドロシーを見守る。

 

 

 

 

「あ…あああああっ!?」

ドロシーがお腹を押さえてその場に座り込む。あまりの腹の痛みに、恥も外聞も投げ捨ててその下半身を見せつけてしまう。

 

やがて、排泄音に似た音と共に、ドロシーの肛門から黄緑色の生物が頭を出す。

「嫌…嘘…本当に……出てきてる…ああああっ!!!」

肛門が広がる感覚と共に、その生物が身を捩りながら身体を出そうと頑張っているのを感じる。

やがて、ドロシーを見守る民衆から恐怖の声があがる。

醜悪な形をした芋蟲が、小さな脚を宙でワサワサさせながら、ドロシーの肛門から半身を出していた。

 

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「いやああああああああああああああっ!」

ドロシーも悲鳴をあげる。こんな気持ち悪い生物が、自分の中で生を受け、育ち、産まれてきた。

"実の子"ではないとはいえ、その精神的ダメージは計り知れなかった。

芋蟲はドロシーの腸液に濡れながら、自分が産まれ育った肛門から脱出しようと藻掻く。

 

肛門を拡張される気持ち悪い感触が『約30cm分』続いた後、やがてボトリと音がする。

巨大で醜悪な形相をした芋蟲が蠢いていた。不気味な触手が生えており、子猫程の大きさ…

「嫌…嘘…嘘ぉ…」

ドロシーは泣きじゃくりながら、否定の言葉を漏らす。

 

 

「うわ…まじで産みやがった…」「尻穴から獄鬼の子を…」

「一応、俺たちの子…ってことになるんだよな?」「馬鹿、言うな気持ち悪い…」

 

「うああっ!?」

ドロシーの腹はまだ膨らんだまま。中でまだ何かが蠢いている感じがする。

「まだ…なの…?」

彼女に産み付けられた卵は、1つではないことを思い出す。

蛾の獄鬼の輸卵管を差し込まれたとき、”球状のもの”が挿入された感触は何回あったっけ…?少なくとも…10を越えていた。

「嘘…嘘よ…いやああああっつ!!!!」

ドロシーの否定の言葉も虚しく、2匹めが既に彼女の肛門から顔を出していた。

腸内を生まれたばかりの蟲が好き放題に這い回る痛みは腹痛のメカニズムで擬似的な”陣痛”を引き起こす。

痛みに我を忘れたドロシーは恥も外聞も捨てて排便時のような格好で幼虫を排出しようとする。

「あ…ああああっ…」

2匹目の幼虫は、1匹目とは異なる風貌をしていた。

獄鬼とヒトが交尾した場合、その子どもは体組織的には100%獄鬼として生まれてくる。

しかし獄鬼側の親のクローンというわけではなく、子どもには人間側の遺伝子もしっかり組み込まれており、次世代に多様性が生まれる。

今回の場合、10数個ある蛾娘の卵はそれぞれ異なる人間男性の精子と結合し、互いに異なる見た目の芋虫として生まれてくるのだ。

 

 

 

 

 

3匹目…4匹目…次々に産み落とされていく。

『肛門出産』の痛みと快感に耐えるためのたうち回った末、最も楽な格好…四つん這いで尻を高く上げる姿勢のまま、ドロシーは涙する。

後ろから嫌悪と嘲笑の声が聞こえる。

無理もない。性器を思い切り彼らに見せつけ、肛門からは芋虫が這いでてきているのだから。

おぞましい姿の芋虫が少女の肛門から姿を現すたびに、ランゼス市民達から恐怖と嫌悪の声があがる。

 

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「や…ああ♥」

尻穴から芋蟲をひり出すドロシーの声に、やがて甘いトーンが混ざる。

「なあ…あの娘…」

街の人々がそれに気付きだす。

マイラにアナルでの快楽を開発されていたドロシーは、直腸を太い芋蟲が進んでいく感覚に疼くような快感を覚えていた。

 

「マジかよあの魔女…芋蟲の化け物産みながら感じてやがる!」

「あいつの尻穴、随分使い込んでるみたいだもんな、開発済みなんだろうよ」

「にしたってあんな気持ち悪い化け物を尻から出して、イったりするか普通?」

「どうやら本物の変態魔女だったみたいだね、あの女…」

 

「う…ううっ…」

 

こんな扱い、メルヘヴンにいた時は受けたこともなかった。

カルデアでは罪人の妹であるとはいえ、皆同情的だったし、名家の娘として慕われていた。

メルヘヴンでは魔女と蔑称で呼ばれていたが、それは未知への畏れから来るものだった。

今のように、民達から口々に娼婦と罵られるのは初めてのことだった。

しかし、実際いまドロシーの肛門へ与えられる刺激は非情なまでに彼女へ性的快感を与えていた。

 

 

 

 

 

「んっ…や…♥激しく動かないで…っ♥ああああっ♥」

芋虫を産み落とすと同時にドロシーの膣穴から潮が吹き出、彼女は力なく地べたにうずくまる。

「イきすぎて立ってられないのかよ変態魔女!」「ほら、俺らが孕ませてやった芋虫、またてめえのケツ穴から出てこようとしてるぜ!」

既に産み落とされた芋虫達は思い思いに石畳の上を這い回っていたが、自分たちの”育ての母”が横になった途端、本能的にその乳房へと這いより乳を吸おうとする。

「うっ…んああああ”あ”ッ!!!」

少女の乳首が芋虫に噛まれた途端、彼女は再び身をのけぞらせた。

ランゼスの人々の罵声と嘲笑を浴びながら、ドロシーは尻穴から14匹目の芋虫を簸りだした。

 

 

「ふふ、満足です♥王様の見初めた雌を母胎にした子どもたちがこんなに♥」

芋虫の頭を撫でながら雌蛾の獄鬼は微笑む。

 

「もウ充分だロう、蛾娘」

「あア、次は我々がこノ魔女ヲ直接孕まセる」

雄の蟲獄鬼達が口々に言う。

「ええ、私は充分愉しませてもらいましたので。王様もまだ街の破壊に興じておられるようですし、好きになさってください」

蛾の獄鬼は、ドロシーが出産した『子どもたち』を4本の腕で抱え、炎燃え盛る夜空へと舞い上がっていく。

 

ドロシーを囲む獄鬼を見て、既に心と身体を削られきっていたドロシーはまだこの悪夢が終わらないことを悟る。

「お願い…もう…いや…」

ふらふらとこの場から走り出そうとするが足がもつれ、転倒する。

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

「や…やあああっ!!!!」

転倒し、丸出しになった尻に蝗型獄鬼が覆いかぶさる。

硬い外骨格の性器が探るように彼女の下半身をつつき、柔らかな肉で形成された秘裂を捉えると、奥深く挿入する。

「抜い…て…離れ……て…」

肛門での擬似的な性交とはいえ人間と肌を重ねる過程を経ると、改めて異形と交尾するおぞましさが鮮烈にドロシーの心を傷つける。

体温を感じない外殻が自分の身体に覆いかぶさり、無機質な爪が抵抗する手足を押さえつける。振り向けば至近距離で感情のない複眼がこちらを見ている。

グロテスクな腹部が力強く蠕動運動するたびに、その先に生えている生殖器がドロシーの膣奥を小突く。

「お願い…もう…嫌…」

乱暴なピストンに息を切らせながら懇願するが、蟲は無機質な相貌でドロシーを見つめながら抽送を続ける。

周囲には、順番待ちをする無数の蟲達。

ドロシーはこの悪夢がまだ終わらないことを悟り、絶望の涙を流す。

 

 

 

 

 

 

「おい…俺はあの蛾の獄鬼に…あの魔女のケツ犯す代わりに俺たちを襲わないって…」

「知ラん」「そレ、蛾娘様ノ約束。俺達関係ナい」

再び悲鳴と怒声が響き渡る中で、数十体の獄鬼は逃げ惑うランゼス市民達に目もくれずに、何かを囲むように集まっていた。

その中央には、桃色の髪をした少女が蟲に犯されていた。それを囲む彼らは”順番待ち”。

逆にランゼス市民を襲っている獄鬼は既に少女の肉壷を堪能したか、順番待ちが多すぎるので捌けるまで別の人間を襲っている手合いだった。

 

 

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「う…ぐすっ…」

何十匹目かのドロシーの相手は、ナナフシの獄鬼。

長大な性器でドロシーの下半身を貫いたまま持ち上げるようにしてピストン運動するので、彼女の体重が膣壁と蟲の性器を強く擦り合わせる。

ドロシーは力なく両手を地面に投げ出し、されるがままになっている。

ドロシーの絶望と嫌悪に反し、Gスポットが強くこすられる度に身体がビクンと跳ねる。

 

少女の虚ろな瞳は、街を焼く炎と煙、その間に見え隠れする夜空を無為に映していた。

 

 

 

 

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「あ…あ…」

目から光の消えたドロシーの上で醜い子虫がピストン運動をするたび、かすれた声が響く。

ドロシーを辱めた蟲の数は、大分前に3桁に突入していた。

蟲のグロテスクな性器から子種が注がれた刹那、傍らでズドンという音と共に何かが2本足で着地する。

それは、青年の輪郭をしていた。肌は灰色、翅と触覚を生やしたそれは、”王”と称される個体。蟲型獄鬼の王、ガウフ・ブラグだ。

 

ドームに覆われたランゼス市街を壊し尽くし、人の肉を喰らい、破壊衝動を満足させた“王”が再びドロシーの身体を味わおうと帰還したのだ。

 

「…あれから闘気を失わずに抵抗を続けたか…」

周囲に転がる獄鬼の死体、烈風の起こした爪痕…

ドロシーが犯されては反撃し、犯されては逃走し…を繰り返した痕跡を見て、王は呟く。

「やはり貴様は良い。小娘。貴様のような強さと美しさを兼ね備えた魔女は初めて見る」

“王”はドロシーの身体を抱き上げる。

 

「人型獄鬼を統率する王、ロークワットは自らの手で魔女たちを”堕獄”させ、自らが地上にいられない間の尖兵としている。王以外の獄鬼も気に入った魔法使いがいたら”堕獄”を行い自らのものにするという…」

衰弱し目の光の消えたドロシーを抱き上げながら、そう語りかける。

「くだらぬ。魔法が使えるとはいえ脆弱な人間の器を獄鬼化させても役に立たぬ。煩わしさが増えるだけだ。我はそう思っているが…貴様を相手にするとそのような手合いの気持ちもわかる…」

それは、“王”からの、最強の獄鬼からの求愛に他ならなかった。

放心したままのドロシー本人よりも早くそのことに気づいた彼女の身体は、優秀な雄の寵愛を受けられる歓びに紅潮し、子宮はきゅんと収縮しながら膣に愛液を生産する指令を送る。

準備を整えたドロシーの性器に、再び”王”の性器が侵入する。

 

「ああっやああっ!!♥」

再び貞操を蹂躙されることに、ドロシーは否定の言葉を吐く。

しかしドロシーの身体は、”最強の雄”に寵愛される喜びに震えていた。

薄汚い蟲たちに犯されるより、この逞しく気持ちいい極上の雄に愛されることのほうが何十倍も幸せと感じていた。

 

 

 

「んあ”っ!!!♥んあ””っ!!♥」

ドロシーは獣のような叫び声をあげ、”王”の愛を受けていた。

頬は桃色に紅潮し、身体中に汗が吹き出し、両腕は”王”の身体を抱きしめていた。

 

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度重なる蟲による陵辱で心を削られ丸裸にされたドロシーは、強い雄の子種を求める雌の本能を剥き出しにしていた。

「あ””ーーーっ!!!あ””ーーーーーっ!!!!」

 

周囲の獄鬼は、生き残りの人間どもを襲うのも忘れ、その交尾の様に見惚れていた。

18歳の若々しい肉体、豊かな乳房、安産型の腰、肉付きの良い脚…

隆々とした筋肉、広い肩、高い背、長大な陰茎…

“極上の母胎”と”最強の種”が激しく交わるその姿は見るものを釘付けにする迫力があった。

 

 

「や゛っ♥まだ…イってる最中…ッ!」

うねるように肉棒へしがみついてくる膣壷にペニスを突き刺したまま、痙攣するドロシーの身体を軽々と持ち上げて体位を変更すると、王はドロシーの制止を無視してピストンを再開する。

「ひゃあ゛っ♥あっ♥あ゛ーーーーっ♥」

ギンタンでは不可能な体位で、ギンタンのでは届かないところまで征服してくる雄に、ドロシーは為す術もなく屈服していた。

身体は王の厚い胸板に預けられ、王が彼女の唇を食むと舌を絡めてしまう。

自分の腰を掴む手を引き剥がそうと上から添えられた白い指は、やがて激しい抽送で姿勢を崩さないように王の手にしがみ付くような形になる。

「ッ…そこ…だめ…や…おねが…あっ…あ…ああああああ゛あ゛あ゛あ゛っ♥♥」

“王”がその子種を奥深くで放つと同時に、大きく開かれた少女の股からは潮が吹き出る。

 

 

 

 

-ランゼス 外壁上-

異例の事態に混乱する街を見下ろすように、3人の王属倒鬼師がランゼスを囲む外壁の上にいた。

1人はヴァーミリオン。

『”王”に蹂躙される規模をランゼス内直径3km内に留めた』という意味で名実ともにこの夜の最大の功労者である彼は、神導器・局所障壁ドリザエムを寝ずに展開し続けていた。

2人目は、ヨハン。数は少ないものの外壁を昇って来たり飛翔してくる獄鬼から、ヴァーミリオンを守る役割。

3人目は、シキ。大を取って小を捨てるヴァーミリオンに食って掛かったところを昏倒させられた、新入りの王属倒鬼師。

4人目であるキサラは、ドリザエムが完成する前に外に出てしまった獄鬼達を討伐しに、混乱止まぬランゼス地上で闘っている。

 

「ヴァーミリオンさん!」

ヨハンは、汗まみれで膝をつくヴァーミリオンの様子を心配する。

「まずいネ…そろそろ限界ダ…」

魔力のない一般人ですら力を振るえる神導器の特性上、ヴァーミリオンの魔力切れ、というわけではない。彼の眠気が限界、というわけではない。

単純にドリザエムの連続稼働時間が限界を迎えていることを、ヴァーミリオンは感じ取っていた。

何しろ最強の獄鬼を閉じ込める程の強力な障壁だ。一晩中それを展開できるだけでも奇跡の業だ。

「もう少しで日の出なのダ…あと少しだケ…」

白む夜空を憎々しげに見上げながら、ヴァーミリオンはそう零す。

 

 

-ランゼス 局所障壁ドリザエム内-

 

「あ゛ーーーっ♥あ゛ーーーーー!!!」

仁王立ちの”王”に抱えられる形で、巨根を膣いっぱいに咥えてドロシーは”王”にしがみつく。

 

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対面立位もまたギンタにはできない、してもらったことのない豪快な体位。

ドロシーの体重を軽々と支えながら抽送を行う”王”の力強さは、強靭な雄の魅力をドロシーの身体全体に伝える。

全体重の勢いを乗せて子宮口が”王”の亀頭に打ち付けられるたび、ドロシーは動物のように喘ぎ放り出された舌が王の唇と絡んでしまう。

4本の腕で荒々しく抱きしめられ、自分の柔らかな胸が”王”の逞しい胸筋の上で潰れた瞬間、2匹の雄と雌は、同時に達した。

 

 

 

 

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「はひ…♥あ…♥」

ガクガクと震える腰で上手く立てないドロシーは、”王”によりかかるようにして姿勢を保つ。

「良い雌だ…これだけ抱いても抱き足らぬ…」

豊かな乳房を手慰みにしながらも、”王”はドロシーを優しく自分のほうへ抱き寄せる。

彼の言葉どおり、幾度の射精にもかかわらずその男根は硬くそそり立っていた。

「ふう…♥ふ…♥」

息を荒げながら、涙に濡れた視界越しに、自分をたくさん気持ちよくしてくれた肉棒に視線を送る。

この発達した亀頭が、膣内の数多の蟲共の精液を掻き出し、”王”の精液で塗り替えてくれた…

ドロシーは、自分の大事なところにこの逞しい雄の子種が満ちていることに本能的な安心感と多幸感を感じてしまう。

もっと欲しいとすら思ってしまう…

 

ドロシーは力が抜けたようにその場にひざまずくと、眼前で怒張する”王”の性器に顔を近づける。小さな口を精一杯開き、竿や亀頭についた精液を舐め取っていく。

「きゃ…!♥」

少女の健気な奉仕に征服欲を刺激させた“王”は、少女を押し倒して再び犯し始める。

 

 

 

夢中でドロシーの身体を貪る”王”の視界に光が指す。

「ふむ…時間か」

空が白み始めている。もうすぐ朝がやってくる。

季節に一度、地上と地獄の境界が曖昧になるこの夜は、夜明けと共に終焉を迎える。

 

オズの国全土、各所に生まれていた空間の歪み―地獄とこの世を繋ぐ隙間―は、蠢きながらその口を窄めていく。

2つの世界は、再び分断される。

この機会に地上に出てこれた上位の獄鬼は地上に留まり続け、人々に破壊と災厄をもたらすだろう。魔法使い達がいくら頑張っても開獄日になる度に強力な獄鬼が地上に供給されるのだから彼らの仕事が減ることはない。

 

しかし”王”達だけは違う。夜明けと共に地獄へ強制送還される。

あまりの存在力の大きさに、開獄日にあって尚その本体が地獄と地上の隙間を抜けきれていなかったのだ。

隙間が閉じるに従って、彼の存在は地上界から引き離されていくことになる。

 

「今回の開獄日は愉しかったぞ、桃色髪の娘よ。普段は手当たり次第に女を犯していたのに、貴様にばかり構ってしまった」

自由に地上へ出られるようにする為、それぞれの”王”は地上の部下を使って様々な企みをしているらしいが、ガウフ・ブラグはそういったことはしていない。下を統率し動かすのが面倒だったからだ。

しかし、この少女を抱き足りない感情がある今は、地上へ執着する気持ちが少しだけわかった。

「興味のない戯言だが…貴様が”聖女”であればそれも悪くないのだがな…」

言葉はドロシーには届いていなかった。

 

 

その一方で、彼らの頭上を覆うドームも、薄くなっていく。

「ほう…神導器といえど、”王”を防ぐ程の障壁を一晩中張るのは不可能、ということか…」

“王”は、朝日を透過するドームを眺めながらつぶやく。

ヴァーミリオンが展開する神導器”局所障壁ドリザエム”は、その連続使用時間の限界を迎えていた。

日の出まで…強制送還までは、まだ小一時間はある。

 

 

「地獄へ戻されるまで3刻といったところか。貴様のような面白い雌がいたのは僥倖だったが、やはり季節に一度地上に出られる晩の殆どをこの狭い箱庭に縫い止めた罪は償ってもらおう」

“王”はドロシーを突き上げながら周囲を見渡す。

「何者かは知らぬが、この忌々しい半球を展開した狼藉者はこの街のどこかにいるのだろう、皆殺しにしてしまおう」

 

その宣言を耳にし、”王”の快楽に満たされていたドロシーの意識が覚醒する。

(そんな…ギンタン…シズキ…)

折角、一生消えない恥辱を受けてまで、”王”を道連れにこの障壁に閉じ込めたのに…

開獄日が終わり強力な獄鬼が強制送還される夜明けのほんの3~40分前に障壁の限界が来てしまった…

そして、その程度の時間で、”王”がランゼス全体を破壊し尽くせるであろうことは、彼と対峙したドロシーがよくわかっていた。

 

(ギンタンを…助け…っ♥ないと…っ♥)

脳裏に大切な少年の顔が浮かぶ。しかし王の亀頭が子宮を突き上げるたびその幻は消え、『こちらを見ろ』と言わんばかりに王の顔が視界に映し出される。

「ん…んんん゛~ッ♥」

抵抗すらもできない。できたとして、まだ薄暗い空から太陽が顔を出すまでの間、”王”を止める体力も魔力も気力も残っていない。

(誰か…助けて…誰か…)

 

 

 

 

 

ドロシーの懇願虚しく、”局所障壁ドリザエム”が形成したドームは霞のように消えていた。

“王”は彼女を抱えたまま、この1晩出ることを許されなかったドーム外の空間へと繰り出そうとする。

刹那、霧消した障壁の向こうから、何かが高速で飛来してくる。

それは、“王”の10mほど頭上でふわりと停止した。

 

「魔女…か…?貴様があの忌々しい壁を作っていたのか?」

「2つ目の質問は、違います。聖都エスメラルダの王属倒鬼師が貴方の出現を予期して持ち込んだのでしょう。おかげで、私が来るまで最小限の被害で済んだ…」

その透き通った声の主は、薄陽のような黄金の髪をたたえた女性だった。

頭上の王冠、手に持つ宝杖、幾重にも重なった靭やかな布でできたドレス…

その身なりから、高い身分を持つ印象を与える。

 

「ですが、貴方が地獄へ還るまで30分はある…勇気ある倒鬼師の功績を無駄にしない為にも、ここからは私が―」

荘厳と鮮烈を併せ持った美しい顔の女性は、意志の強さを感じる眼を見開き、高らかに叫ぶ。

「オズの国南領・カドリング王女、『瀑布の魔女』グリンダがお相手します」

 

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「グリンダ…聴いたことがある。当代最強の魔女だとか…」

“王”は頭上の女性を見上げる。

「貴様の治める領地にいなくて良いのか?」

「カドリングには優秀な魔法使いが沢山おります。街なかに出現した”王”を食い止めるほうが、オズの国全体に流れる血の量が少なくなると判断したまでです」

 

「我の征く先に立ちはだかることの意味が、わかっているな?」

グリンダと名乗った魔女は応えず、袖口から透明なものを一直線に射出する。

それは目にも留まらぬ疾さでドロシーを抱える腕を切断した。

水だった。超高圧で噴射された水が、最強の獄鬼の1人である”王”の肉体を切り裂いたのだ。

よく見ると、女性の足周りにも水が覆っている。水を操り身に纏うことで飛行を可能にしているようだ。

 

“王”の形態が変化する。

翅はより大きく、顎は蟻の大顎を思わせる形に、切断された腕はすぐに再生し、他の六肢と一緒に筋肉が増大し、爪も鋭くなっていく。

涼やかな目は泡立ち、赤黒い複眼へと変化する。

 

「蟲型獄鬼の”王”、ガウフ・ブラグ…まあ貴方だろうと思っていました。他の王は人里離れた場所で、配下の獄鬼が待ち構える場所に顕現しますからね。場所を選ばず単独顕現するような気まぐれな”王”は限られています」

「ああ、場所を選ばなかった結果、偶然にも黄瓦塊の上にそびえる街に出てきてしまった」

“王”は会話に応える。

「オズ大王の鎮座するエスメラルダと比較すると薄い黄瓦層だったので容易く破壊して地上に出られたが、すぐに壁貼りの力を持つ神導器に閉じ込められてしまったのだ」

“王”の姿は更に禍々しく変化する。本当に、ドロシーとの戦闘は”手遊び”だったのだ。

「思わぬ収穫もあってそこそこ愉しめたが、我の季節に一度の楽しみに水を挿した者には罰を与えねばならぬ。退け、魔女」

ちらりとドロシーを見て、戦闘態勢となりグリンダを見上げる。

 

グリンダが”王”を指差すと、それに集まるようにランゼス中の水路から水が伸びて”王”にまとわりつき水球となる。

“王”の窒息を待つつもりはないようで、瓦礫も一緒に取り込んでいた水球の中には超高速の激流が流れ、”王”の肉体を破壊する。

しかし破壊を上回る速度で再生した”王”は水球を内側から突き破る。

「当代最強…魔女とはいえ人間の力など、この程度か」

「私の力で“王”を倒せるならとっくにそうしています。…朝日が昇るまでの足止めだけなら可能です」

 

 

高速で飛来してきた”王”からグリンダを護るように水の鞭たちが絡みつき、熱湯へと変化する。

即振り払った”王”の視界に蒸気が満ち、グリンダを見失う。

蒸気が晴れると、”王”の頭上には彼の目方の50倍はある水塊が渦巻き、大口を開けた巨大な龍の形となって襲いかかってくる。

 

 

ドロシーがこれまでオズの国で見てきたものとは異次元の戦いが続き、空は刻々と明るさを取り戻してきた。

「時間か…」

無数の水刃を鎌型に変化させた腕で一蹴すると、蟲型獄鬼の王、ガウフ・ブラグは透き通っていく己の身体を見つめる。

他の獄鬼と違い、余りの存在級位の大きさ故、夜明けとともに地獄へと送還されるのだ。

 

“王”にとっては不愉快なことに、グリンダは宣言通り彼をこの場に留めることに成功した。

「善くも悪くも…今宵は新鮮な開獄日だった。また次の季節に見えようぞ、地上世界よ」

その言葉と共に、”王”の身体は朝霞のように消え去った。

 

 

 

蟲の獄鬼の王は、地獄へと還った。

オズの国のどこかに顕現しているその他の王達も、地上からその姿を消しているだろう。

しかし、それ以外の獄鬼は、地獄の蓋が閉じた後も地上に残っている。

そのため、開獄日ではそれが明けた朝にあっても尚人々の悲鳴が終わらないのが通例だった。

しかし、今回のここランゼスにおいては状況が異なる。

シズキ、ヨハン、その他街を護る倒鬼師の魔法使いが健在であることに加えて、

オズの国南部カドリングを治める最強の魔女、グリンダがいるとあってはたまらない。

 

「折角地上界に出られたのに、殺されてはつまらない」「ガウフ・ブラグ様の顕現にも立ち会えた。良い祭りだった」

上級獄鬼達はそう言い合い、ランゼスを離れていく。

移動能力の乏しい獄鬼達は本能に任せて人間たちを襲い続けながらも、1匹、また1匹と倒鬼師達に退治されていく。

 

 

「ドロシーさん!ドロシーさん!」「おねえちゃん!!」

混乱止まぬランゼスで、2人の少年少女が駆け回る。

「おねえちゃん!!」

ギンタの視界の先には、消耗し尽くして壁際にもたれかかるドロシーの姿があった。

光のない眼が彼らの姿を映したあと、数秒遅れて、ドロシーはか細い声で彼らの名を呼ぶ。

 

【挿絵表示】

 

「ドロシーさん…」

シズキは、ドロシーに”肉体的損傷が少ない”ことには素直に安堵した。

大量の獄鬼に加えて”王”と同じ空間にいて、生きていること自体が奇跡なのは、ドーム内の生存者の少なさからして事実であった。

しかしそれは、”ドロシーが一晩中別の弄ばれ方をされた”ことの証明にもなる。

「こんな…非道い…」

何十種、いや何百にも及ぶ数の蟲の精液がドロシーの子宮を汚していた。

様々な色をした異形の子種が、滝のようにドロシーの大事なところから溢れている。

 

ドロシーの受けたであろう陵辱とは比べるべくもないものの、シズキの身体もまた、獄鬼に汚されていた。

シズキとギンタは”王”とランゼス市街に開いた地獄の門を塞いだ結界の外にいたが、そこにだって獄鬼はいた。

既にランゼスに放たれていた蟲型獄鬼と、混乱に乗じて街の外から侵入してきた獄鬼達。

彼らを相手に、一晩中に及ぶ鬼ごっこを続けていたのだ。

シズキの着物はあちこちが引き裂かれており、彼女のパンツは一度脱がされたのだろう、片方の太ももに力なく巻かれていた。

無防備になった股間からは、明らかに人間のものでない精液が垂れていた。

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

「…立てますか!?」

シズキが肩車し、どうにか比較的落ち着いた場所へと移動しようとする。

その傍ではギンタが涙声で何度も声をかける。

 

 

少し離れた場所にいた女性が、突如彼らに振り返る。

先程獄鬼の”王”を足止めした大魔女・グリンダは感謝の言葉を述べるランゼス市民に囲まれながら、ドロシー達を怪訝そうに伺う。

珍しいことではない。大変心苦しいが、獄鬼に犯された女性も、それを悲しむ身内も、このオズの国では珍しくない。まして開獄日の明けた朝においては、オズの国全土で無数に見られる光景だ。

グリンダが反応したのは、聞き覚えのある子どもの声。ボロボロの女性の名を何度も呼ぶ金髪の子の声。

彼の顔を見て、疑念は確信に変わった。

グリンダは民衆に囲まれながらも、こちらを横切ってくる少年少女たちを目で追う。

そんなに大事なことなら人々を振り払ってでもギンタ達のもとへ駆け寄ればいいのに、それをしない。”まるで大衆の前で彼に反応するのを躊躇するかのような”様子だ。

 

 

「チペタリウス…」

彼らがすれ違う瞬間、か細い声でグリンダが言う。

街のざわめきにかき消され、その声はギンタやシズキでなくドロシーだけに届いた。

その瞬間、ドロシーの瞳孔が見開かれる。

その名は、ギンタの前の名前。オリジナルのギンタをもとに、魔女モンビに創られたホムンクルスに与えられた名前。

モンビは言っていた。せっかく作った彼を、ある魔女に奪われてしまったと。

消耗して声も出せないドロシーは片目だけでグリンダと名乗った魔女を睨む。

その視線を、グリンダも受け取る。

 

ドロシーは思い出していた。チペタリウス―もといギンタと初めて出会った場所…

オズの国東部マンチキンの山中にあった隠し部屋で、水球に包まれた状態で彼は肉体の成長を停止された状態で封印されていた。

ドロシーが近づくと、水球は意思を持つように攻撃してきた。

水を自由に操る魔法… それは先刻”王”との戦いでグリンダが披露した魔法と同じものだった。

 

ドロシーの視界からグリンダがどんどん離れていく。

グリンダは未だ、遠くなっていく彼らを見つめている。

数十種の蟲獄鬼の精液がブレンドされた液塊が膣から溢れて自分の内腿を伝うのを感じると同時に、シズキに肩車されたままドロシーの意識はプツンと切れ、闇の中に落ちていった。

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