ここはカルデア宮殿。
メルヘヴンの災厄の根源である”オーブ”討伐のため乗り込んだそこには、オーブに従う”クイーン”であり、ドロシーの姉でもある女、ディアナが鎮座していた。
激しい戦いの中で仲間の数は減り、今この場にいるのはドロシーとギンタだけ。
当然のようにドロシーと共闘しようとするギンタを、彼女は球体の保護膜に包み拘束した。
ドロシーがディアナと対峙することは、カルデアの掟に従いディアナを―実の姉を殺害することを意味する。
そのことはギンタも知っており、優しい彼はドロシーに肉親殺しの十字架を背負わせまいとするだろう。
だから、彼を拘束した。
ディアナと1対1で勝負する為に。
数分後…
「く…グ…んはっ…」
ドロシーは、ディアナが召喚した巨大蛸のガーディアン『オクトパス』にその身を拘束されていた。
宮殿の天井まで届くような巨大蛸に身体を持ち上げられており、ドロシーからは地面が遥か遠くに見える。
ディアナの烈風を受けて服はボロボロ。普段は黒衣に隠されている胸の谷間や鼠径部が外気に晒されている。
「ぐああ…っ…」
ヌルヌルした光沢を湛えた触手は、ドロシーの身体をぐるぐる巻きに拘束しており、強く締め付ける度にドロシーの骨が軋む。
胸郭に巻き付く触手の上にドロシーの乳房が乗る格好になり、17歳にしては充分豊かに育った胸が強調される。
触手の先端が露わになった胸の谷間に下から入り、ドロシーの眼前でニュルニュルと揺れる。
「ん…く…うう…ん…」
ほぼ自動的に蠕動運動を繰り返す触手によって乳房が愛撫される形になり、ドロシーは嫌悪感と恥ずかしさに顔を歪める。
「く…ブリキン!!」
この巨体に対抗するには、ブリキの巨人『ブリキン』をぶつけるしかない。
蛸は交戦するためにドロシーを地面へ振り落とすだろうが、覚悟の上だ。
「きゃん!?」
ブリキンの召喚陣が空中に出現し、ドロシーの嬌声とともに消える。
もう一本の触手が、ドロシーの長丈スカートに入った深いスリットをかき分け、彼女の大事なところにその先端を押し付けたのだ。
ARMとシンクロする集中力を乱されたドロシーは、ブリキンの召喚に失敗した。
「や…どこ…触って…くぅ…♥」
「立派なレディの身体になったのね、ドロシー」
ディアナがドロシーに呼びかける。
「私がカルデアを出た頃は、こんな小さな少女だったのに」
「何…を…」
股下に潜り込んだ触手は、その先端でドロシーの内ももをいやらしく這っている。
男を迎え入れたことのないドロシーの下半身は、その緊張感に汗をにじませる。
「ドロシー!ARMを解除するんだ!」
気づけば、ギンタとバッボを閉じ込め空中に漂う球体が、蛸の触手でドロシーの側まで引き寄せられている。
ドロシーはギンタを閉じ込めるARMを解除できなかった。
ギンタを閉じ込めたARMは既に蛸の触手によってドロシー本人の指から離されていた。
今はディアナの魔力で稼働し、ギンタを透明な球体に閉じ込めている。
「ふふ、この少年が貴方の想い人?」
ディアナも、オクトパスの巨体触手に乗ってドロシーの側まで上がってくる。
「や…!」
新たな触手がドロシーの両脚に絡みつき、左右に開かせる。
ギンタの前に、ドロシーの大事なところが惜しげもなく晒される。
「ドロ…シー…」
「ギンタ…ン…見ないで…」
「あら、まだ彼には見せたことがないの?」
ディアナが背後からドロシーの秘部に手を伸ばす。
「ん…やっ…」
すらりと細い指が、少女の中に侵入する。
「そうなの…まだ”大人”になってないのね」
ディアナは膣内を探り、ドロシーが純潔であることを悟る。
そのまま、妹の処女の証を傷つけないように、指を出し入れして愛撫する。
今まで誰にも触らせたことのなかった場所を、実の姉の指が優しく解していく。
「あっ…あん…♥」
恋した少年の前で、姉に性器を弄ばれる。
背徳的な状況に、ドロシーの身体はゾクゾクと絶頂への階段を駆け昇る。
「あ…や…ああああああああっ♥」
少女の大事な部分から潮が吹き出、目の前のギンタとを隔てる透明な保護膜へ飛沫がかかる…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ドロシーさん」
シズキの声掛けに、ドロシーは飛び起きる。
湖畔の砂浜。まだ夜は明けていなかった。
「夢魔、ついてたから取っておきましたよ。太っていたので昨日から憑いていたのかもしれません」
「夢魔?」
「その…ドロシーさん、多分少しエッチな夢を見たかと思うのですが…」
ドロシーはかあっと頬を染める。そうだ、私は夢の中でディアナと…
蛸に襲われたり、シズキと混じってエッチしたりしたからあんな夢を見てしまったのだろう。
女の子同士ですることに興味がないわけではなかったが、昨日そっちの一線も越えてしまったことを自覚して顔を紅くしてしまう。
「夢魔は特殊な獄鬼の1種です。人の頭に取り付いて淫夢を見せて、その精神的なエネルギーを吸って生きるんです」
『夢魔を取った』というシズキの手元を見て、ドロシーは死体か何か持っていないか確認しようとする。
「あはは、夢魔は身体を持っていないんです。私達、魔女や魔法使いにしか見えないし、攻撃できないんです」
“オズの国の魔女”ではないドロシーには、夢魔の身体が見えないというわけだ。
「そうなんだ…変な獄鬼もいたものね、ありがとう…」
「いえいえ、全く害がない獄鬼なので倒さなくても良いものだったのですが…」
「そうなの?魔女にしか攻撃できないなんて強すぎだと思うけど…」
「夢魔が食事で吸う精神エネルギーは全く人間に害がない程度の量ですし、実体がないから人を食べたり犯したりすることがないんですよ。…本当に珍しい、何の害もない獄鬼です」
「へえ…人間を襲わないんだ…そんな獄鬼、どうやって繁殖するのかしら…」
「エスメラルダの獄鬼研究機関にも、夢魔を調べている人がいるみたいですよ。コッローディさ…コッローディが言ってました」
堕獄してしまったかつての倒鬼師の先輩の名を、シズキは言い淀んでしまう。
「それはそうと…昨日はなんだか…すみません…また…豚鬼のときみたいに…」
話題を変えるように、シズキは昨夜のことを話す。
「謝らなくていいの。あの時とは違うよ」
ドロシーが言う。
「豚鬼のときは、お互い冷静じゃなかったでしょ。今回は違うっていうか…後先考えた上でっていうか…あれっきりじゃなくていいっていうか…」
ドロシーが恥ずかしそうに口ごもる。
沈黙の後、シズキは何かに気づいたように顔を紅くする。
「…つまり、これからも私…お2人のエッチに加わってもいい…ということでしょうか…」
ドロシーは照れ隠しに鼻を掻きながら、頷く。
「ほら、また何時私がギンタンと離れちゃうかわからないし、シズキが嫌じゃなければギンタンの”お世話”お願いしたいし。…ギンタンとしてもらう度に気まずくなるのもヤだしさ。いっそ3人でそういう関係になったほうが…なんて」
砂浜の砂を指で弄りながら、ドロシーは言う。
「シズキも嫌じゃないんでしょ?ギンタンとするの。わかるよ」
「ドロシーさん…」
「…もしいつかギンタンが望んだら…2人でギンタンのお嫁さんになっちゃおうか♥」
「もう!冗談が過ぎますよドロシーさん!」
勿論ドロシーも今のは冗談のつもりで言った。
しかし”オリジナルの”ギンタを巡ってスノウと恋敵になっていた頃のドロシーには、例え冗談でもそんなことは言えなかっただろう。
オズの国での数々の経験が、良いか悪いか彼女に変化をもたらしていた。
「ねえシズキ…♥」
まだ寝ているギンタを横目に、ドロシーがシズキにウィンクする。
「ん…」
ギンタは、寝ぼけ眼を擦りながら起床時の違和感に気づく。
自分は砂浜に寝そべっているはず。
なのに、腰だけ何かの上に乗っていて、そこだけ浮いている感覚。
それに、なんだか股間がやわやわと温かいもので包まれている。
朝勃ちしているおちんちんの先が熱くぬるりとしたもので舐られていて…
「おはよう♥ギンタン♥」
自分を覗き込んでいるのは、ドロシーとシズキの顔。
ギンタを挟んで向かい合っている2人は膝枕をするように、ギンタの腰を太ももの上に乗せていた。
そうした体勢をとると必然的に、2人の豊かな胸がギンタの腰の上に乗っかる。
水着とサラシを緩めて顕になった4つの乳房は、屹立したギンタのおちんちんを挟み込んでいた。
ドロシーは柔らかな笑みで、シズキは恥ずかしそうに、両手で自分の乳房を支えて押しくら饅頭でもするようにギンタのペニスに押し付けている。
乳房の間から顔を出す亀頭を交代で舐めていたのか、ドロシーの舌とギンタの亀頭の間で唾液が糸を引いており、シズキの唇端からも唾が垂れていた。
「きゃ♥」
何が起きているか自覚した途端、抑えきれない興奮とともに射精する。
昨夜精巣が空になるまで2人の膣内に精を放ち、睡眠の間に生産されたばかりのプリプリの精子がドロシーとシズキの顔に、舌に、乳房に、ぶち撒けられる。
「もう♥朝から元気すぎだよギンタン♪」
眠りから醒めやらぬままわけもわからず射精してしまったギンタは、ドロシーおねえちゃんだけでなくシズキさんも参加していることに一瞬疑問を憶えたが、すぐに昨夜のことを思い出す。
そして今の雰囲気から察するに、『3人でのエッチ』は昨晩限りのことにはならなかったようだ。
「ドロシーおねえちゃん…シズキさん…」
2人とも赤らんだ、恥ずかしそうな表情で自分を熱っぽく見ている。
2人の整った顔に、自分の精液がべっとりとついている。
まるで彼女らをマーキングして自分のものにしたかのようで、射精後にも関わらずギンタのおちんちんは硬くなっていく。
「ギンタさんの…綺麗にしてあげますね…」
顔に精液をべったりつけたシズキが熱に浮かされた表情で射精後のギンタのペニスを口に含む。さっきは戸惑いながらパイズリしていたシズキだが、顔面に射精されたのが引き金で昨日の興奮を思い出してしまったようだ。
「シ…シズキさ…んっ!?」
ギンタの顔の上にドロシーが腰を降ろし、唇に秘部を押し付ける。
完全に発情しているドロシーのアソコから香る淫靡な香りに、ギンタはたまらず吸い付いてしまう。
「きゃん♥ギンタン…もっとぉ♥」
シズキさんのぎこちないフェラチオを感じながら、ドロシーおねえちゃんのエッチなところを舐める。
上のほうの豆みたいなところを舌で押すとドロシーおねえちゃんはビクンと仰け反り、割れ目の奥に舌を伸ばすとエッチなおつゆが溢れてくる。
ドロシーおねえちゃんの大きなお尻に乗っかられて視界が制限され、シズキさんが自分のおちんちんを舐めているところは目で確認できない。それでも柔らかい唇と舌の感触が、おちんちんを舐っている快感は感じる。
興奮のままに、ギンタは夢中でドロシーの性器を愛撫する。
やがておちんちんが外気に晒される感覚。シズキのフェラは終了したのだろうか、と思うのもつかの間、再び熱く濡れた肉に包まれる感触がする。
だがさっきまでとは感じが違う。さっきよりもおちんちんを包む肉がぴったりと狭い。その中で自分を責める舌の感触もしない。唾液にしてはヌルヌルした汁に濡れた肉壁がきゅうっとおちんちんを締め付ける。
(まさか…)
ドロシーへのクンニ中なので、目でも会話でもそれを確認することができない。
しかし確認するまでもなく、シズキは騎乗位でギンタと結合している。
自分の腰の上で、シズキの腰が激しく動くのを感じる。
シズキとのセックスの興奮を、ドロシーの性器への愛撫へとぶつける。
「あ…ギンタン…待って…んんっ…♥」
ドロシーの身体がビクンと跳ねると同時に、ギンタのおちんちんも限界を迎え、更に同時にシズキも喘ぎながら身体を弓なりに反らす。
「…♥んっ…は♥…ギンタくんすごいです…」
ドロシーの腰が顔から離れ、広がったギンタの視界では、膣奥で放たれたギンタの精液の感触に当てられたシズキが潤んだ瞳でこちらに笑いかけていた。
「あ、シズキずるい!ギンタン、私にもちょうだい♥」
ドロシーは仰向けのままのギンタに乗っかり、まだ固いままのおちんちんを自分の膣内に迎え入れる。
繋がったままギンタに抱きつくと、10歳と18歳の身長差でギンタの顔面にドロシーの豊かな乳房がのしかかる。
本能のまま、ギンタは乳首にむしゃぶりつく。
「あん♥ギンタンすごいよぉ♥」
乳首を吸ったまま、両手でドロシーおねえちゃんのお尻を鷲掴みするようにしがみつき、腰を浮かせてカチカチのおちんちんを打ち付ける。
先程のクンニで下がってきた子宮口に、コツンコツンと亀頭の先が当たるようになってくる。
そこを責めると、おねえちゃんは余裕なく舌を出して全身を震わせる。
だが自分の子どもおちんちんの長さでは、いっぱい気持ちよくして子宮口を降ろしてからじゃないとそこに到達できない。
興奮の中にちょっぴりの悔しさや焦燥がまざり、勢いをまして腰を打ち付ける。
パンパンと肉が打ち合う音が朝の湖畔に響き渡る。
「おねえちゃんっ!もう…」
「いいよギンタン♥おねえちゃんの中に全部出して♥」
ギンタは両手で鷲掴みしているお尻の肉を全力で抱きしめるようにして引き寄せる。
こうしてやっと子宮口と鈴口がキスし、そこから精液が噴出する。
トクトクと、ドロシーの子宮に少年の精液が流し込まれていく。
ドロシーに自分を刻みつけるように、射精後もグリグリと子宮口を押す。
その健気な行動に、ドロシーも断続的にイってしまう。
射精しながらも、まだギンタはドロシーの乳房を吸っている。
「もう♥ギンタン赤ちゃんみたいだよ♥」
子宮の奥に、愛しい少年の熱い精液があるのを感じる。
「…おねえちゃんの膣内にいっぱいせーし出しちゃうエッチな赤ちゃん♥」
その後は、朝から全身汗ばんだ身体を、3人で湖に入って洗い流した。
大自然の中で、男女3人生まれたままの姿でいる気恥ずかしさにどちらからともなくまた行為が始まり、ギンタは岸に戻るまでに1回づつ、2人の膣内に精液を注ぎ込んだ。
普段の服に着替えた3人は、湖を離れてエスメラルダへの旅を再開する。
そこへの道標となる”黄色いレンガの道”は湖畔沿いに伸びていた平坦な森林地帯へと入り、進むにつれて岩や巨礫が大地を覆っていく。
「う…足痛くなってきた…」
ドロシーが岩に腰を下ろし、小休憩する。ギンタも少し疲れが見えているようだ。
「ちょっと歩くペース早かったですかね…でもこの調子だと日暮れには次の街につきます。頑張りましょう!」
「あれ、この先、レンガの道が途切れてるよ?」
ギンタの指差す先は黄色いレンガの道が途切れており、岩山に埋もれていた。
「隣にある岩山が崩落して埋もれちゃったんですね…迂回しましょう。崩落した地帯を抜ければ、また黄色いレンガの道が見えてきますよ」
オズの国中に張り巡らされている、獄鬼避けの鉱物で形成された”黄色いレンガの道”。
聖都エスメラルダのオズ大王が神導器で展開しているとされるこの道があるおかげで、オズの国辺境にもどうにか人々が住み、国内の移動もできる。
それを逸れるということは、野生の獄鬼との戦闘も覚悟しなくてはいけない。
「もーギンタン、きっとギンタンには難しいんだよ」
崩落した岩山を迂回するようにして、ゴツゴツと歩きにくい巨礫の上を歩く中、ギンタは手にした指輪に思い切り力を込めていた。
ドロシーから貸して貰ったARM。ウェポンARM・ダガーだ。
ギンタもどうにか戦闘の役に立ちたいようで、その努力の1つがこれ。
ドロシーの使うARMを自分も使えるようになること。
彼との旅が始まって程なくして始まったこの試みは、一度も成功しない。
ドロシーの持つARMの中で1番単純なもの、指輪がただの短刀になるだけの低級ARMは一度としてギンタの手の中で变化することはなかった。
「しょうがないですよ、私も試しましたけど全然でしたし」
オズの国に満ちる魔力と、メルヘヴンのそれは少し異なる。
液体燃料用の炉に固形燃料を入れても効率が悪いように、ドロシーがすぐ魔力切れになる理由がこれだ。
同じ理由で、シズキを含めたオズの国の人間は、メルヘヴン産のARMは使えないようだ。
一方でオスカーが使っている、オズの国用にチューニングされたOZ-ARMであれば、シズキも使えるだろう。
そういう意味ではオリジナルのギンタがARMを使えたように、こっちのギンタがARMを使えても良さそうだが、現実はこの結果だ。
(…ギンタンが私のこと守ろうと思ってくれるのは嬉しいけど…まだ10歳の子どもなんだ…私がしっかりしないと…)
ドロシーは歩きながら、1つのARMを手で持って指の上で弄ぶ。
(確かに戦力は増強したいけど…)
ドロシーが持っているのは修練の門。ARM修行のための空間を作り出すARM。
メルヘヴンでアランが使っていたものとは別バージョンだが、ドロシーも自分のものを持っていた。
だがこの世界では、そもそも修練の門を維持するだけの魔力をドロシーが練ることができない。
(もう1人…修練の門を維持する役になってくれる人がいれば、私達の旅も多少楽になるのに…)
「シズキ、これだけ大事な黄色いレンガの道って、いつ出来たの?」
ギンタの健気な試みを見守りながら、ドロシーはふとシズキに訊く。
「400年前、獄鬼が地上に現れて暫く後に出来たって聞いてますよ」
獄鬼が出現しないか、周囲を警戒する体制を続けながら、シズキは答える。
「オズの国に伝わる神話で、子供たちは皆大人から教わるんです。
それまで豊かで穏やかに発展していたオズ王国ですが、大地から突如湧き出た闇を通じて、地獄に棲む鬼がやってきたんです。
そこからはご存知の通り。若い女性は繁殖の道具にされ、それ以外の人間は食料にされてしまいました。平和で穏やかなオズの人々は獄鬼と戦う手段なんてなく、あっという間に人間の世界は崩壊寸前になりました」
「オズの国を治めていたオズ大王も困り果てていました。そこに、光と共に天使が出現したんです。
天使の名前は、ケジウルとカイム。2人で1体の身体を持つ彼らは、空から降りてきてオズ大王の下に姿を現したと言います。
天使は人間を救うために天界からやってきたのです。神の国にある12個の神器をオズ大王に託し、人々にも獄鬼に対抗する力が持てるようにおまじないを与えました」
「“12個の神器”っていうのが神導器で、”人々に与えられた力”っていうのが魔女と魔法使いなんだね」
「そうですギンタさん。オズ大王は神導器を使って獄鬼を追い払いました。そのうちの1つの神導器の力が、黄色いレンガの道なんです。
やがて100人に1人の確率で魔法を持った人間が生まれるようになり、どうにか今に至るまで人間と獄鬼は今のパワーバランスを保っているんですよ」
「なんかすごいね…おとぎ話みたい…」
「ええ。人々を救った神とオズ大王は崇められ、やがて一大宗教になりました。
神導器と魔法を人々に与えてくれた感謝の意で、”神魔教”と言われています
畏鬼教みたいな邪教に傾倒する人を除けば、オズの国の人々はほとんど神魔教を信仰していますね。
聖都エスメラルダはオズの国の首都であり、神魔教の総本山でもあるんですよ」
シズキは少し得意げに語る。
「沢山の優秀な魔法使いが守る、一番安全な都です。
私みたいな名乗った者勝ちの倒鬼師は”郷属倒鬼師”というのですが、
聖都に認められて洗礼を受けた者のことを、“王属倒鬼師”といいます」
そのあたりの説明は、実はドロシーはシキから聞いていた。
王属を目指しているという彼は、ピノキオンとの戦いから再会できていない。
あの大災害を無事でいられただろうか…
その大災害で-悪夢の一夜で耳にした言葉を思い出し、ドロシーはシズキに訊く。
「…ねえ、聖女っていうのは?」
『興味のない戯言だが…貴様が”聖女”であればそれも悪くないのだがな…』
逞しい人外の性器で思う存分”寵愛”を捧げられて息絶え絶えのドロシーに、”王”が投げかけた言葉。それをふと思い出した。
「え?聖女…聞いたことないですね。天使の間違いでなく?」
「いやあごめん、ランゼスで街の人が言ってたのを聞いたんだ、聞き違いかも」
皆を不必要に不安にさせるのも良くないと思い、ドロシーは適当にごまかす。
「今日泊まる予定の街は神魔教の大きな教会もありますし、そこで聞いてみるのもいいかもしれませんね」
「ありがとう。でもなるほどねえ、私達が頼りに行くオズ大王は、400年前のオズ大王の子孫ってわけね」
ドロシーは話題を逸らす。
太陽は正午の位置から下がりはじめ、完全に両サイドを小高い岩山が囲む渓谷になっていた。
「いえ、400年前のオズ大王本人ですよ」
「え…!?」
ドロシーが驚きの声をあげる。
「天使ケジウルとカイムの友となったオズ大王は彼らの祝福を受け、不死になったんです。それに魔法の力も授けられました。普通の魔法使いは生まれたときにその力を持つのに、オズ大王は後天的に与えられたんです。生まれた後から魔法が付与されるなんて、後にも先にもオズ大王だけなんですよ。
それ以来、オズ大王は不死身の大魔法使い "オズの魔法使い"としてこの国を治めています」
「すごいね…それだけすごい人なら、僕の中にある神導器もなんとかできるだろうし、…ドロシーおねえちゃんが元の世界に戻る方法もわかるかもね」
ギンタが、少し寂しそうに言う。
「…ギンタン、もしギンタンがそうしたいなら…一緒に…」
「ドロシーさん!上!」
言いかけたドロシーの頭上が、少し曇る。
両サイドを切り立った岩壁に囲まれた渓谷状になっている地形を歩く3人に、岩壁から出現した獄鬼は飛び降りてくる。
ズンと土埃と共に現れた獄鬼は、15体。
蛇型、トカゲ型、羽虫型、植物型、人型…様々な種類の獄鬼の混成パーティーだ。
日々倒鬼師が獄鬼を退治しても、開獄日のたびに獄鬼は地上に供給される。
つまり開獄日直後が一番獄鬼が多いわけだ。
「数が多いね…」
ドロシーの指輪が光り、かぼちゃ頭のジャックが出現する。
普段はドロシーのガーディアンARMの中に格納し、戦闘時はギンタの力で操る。
ドロシーとギンタ2人で扱うガーディアンのようになっていた。
ジャックを入れても4対15。
ドロシーは覚悟を決め、戦闘態勢に入る。
「黒イ服!桃色ノ髪!」
羽虫型の獄鬼がドロシーを指差す。
「聖女!セイじョ!」「孕マす!孕マス!」
他の獄鬼も囃し立てる。
「…何言ってんのこいつら…」
「こんなに早く出会えるとはな…貴様が聖女か」
15体のうち1体だけ、流暢な人語を話す個体がいる。
。
人型の獄鬼。巨大な鼻に、目にかかる程に振り乱したゴワゴワの長髪。メルヘヴンでにいるトロルというモンスターに似た姿。
そして流暢な人語。強力な上位獄鬼の特徴だ。
それに、また”聖女”という言葉…
「わけわかんないこと言ってんじゃないよ…私は…魔女だよっ!ゼピュロスブルーム!!」
正確には魔女ですらない。
メルヘヴンでの”魔女”はARMに注げる魔力量が多いカルデアの女性を指す。
ここオズの国での”魔女”は生身で魔法を使える女性。その定義で言えばドロシーは一般人でしかないのだ。
ドロシーの放った突風が獄鬼に炸裂すると共に、戦闘が開始された。
上位獄鬼を含めた15体を含めた乱戦だが、ドロシー達は臆することなく迎え撃った。
何しろ3人は開獄日に大量の蟲達と戦い、生き延びたのだから。
”王”の出現というイレギュラー中のイレギュラーーさえなければ無事に夜を越えられただろう。
ドロシーは牛の頭を持つ人型獄鬼の拳を避けながらその股下をくぐり抜け、
ギンタに伸びる植物型獄鬼の蔓を強風で牽制しながら、瞬時にディメンションARM・エアハンマーに切り替えて真横から迫る羽虫型獄鬼に凝固した空間をぶつける。
地中から迫るモグラ型獄鬼がドロシーの足を掴んだが、シズキの拳が大地を割り、モグラ獄鬼を空中に放り上げる。ギンタの操作するジャックの刺突剣が、モグラを串刺しにする。
3人とも致命的な攻撃は喰らわずに、少しずつ獄鬼達の頭数を削いでいく。
「ッ……っと!」
この場唯一の上位獄鬼、トロル型の獄鬼が巨礫をドロシー達に投擲する。
様子見していたのか、ようやく動き出した。
丸太のような腕が打ち出す石礫は3人の動きを制限し、下位獄鬼達との乱戦でのペースを乱していく。
「ギンタン危な…くぅっ!!」
ドロシーはギンタを庇って石礫を躱したが、鼬型獄鬼の爪に胸元を掴まれ、ビリビリと衣服を破かれる。
お腹が丸出しになり、下乳と臍が外気に晒される。
「でカい乳!」「戦っテル時モユサゆサ揺れテたまラネえよ!」「絶対に俺ガ孕まス!!」
「く…」
ドロシーは恥ずかしそうに露出した肌を押さえる。
メルヘヴンでの戦いでも何度か衣服が破れたし、内心恥ずかしかった。
しかしこの世界において裸を見られることは、獄鬼達にとっては勝った暁に手に入る母胎の優秀さを品定めする意味にもなる。
そんな獄鬼達の視線を浴びると、ドロシーも敗北した際に味わう悪夢を予感し、背筋が冷たくなる。
「っの!エアハンマー!…きゃ!」
鼬獄鬼をエアハンマーで牽制するも、追撃の石礫が肩を、腰を掠める。
「あいつを止める!ギンタンシズキ!他任せたよ!」
弾丸のように乱戦から飛び出したドロシーは、外野から投擲してくるトロル獄鬼に向かう。間合いに入るや否や、箒を振るうとともに真空の刃が正確に首筋を切り裂く。
噴水のような血飛沫と共に、トロル獄鬼の首が裂ける。
即死の傷だ。トロルの巨体がガクンと大地に倒れかかる。
止めを刺そうと近づくドロシーに、巨鼻鬼の拳が襲いかかる。
「…ッ…首が取れかかってんのに動けるわけ…?」
巨鼻鬼はもう片腕で首を正常な位置に固定すると、吹き出ていた血が止まる。
「戦い慣れているようだが油断したな聖女。我々上位獄鬼の特性は単純な腕力の強さだけではない。その大半が異能の力を持っているのだ」
知っている。ドロシーが今まで闘った上位の獄鬼は特殊能力を持っていた。
畏鬼教と組んで子どもを誘拐していたトカゲの獄鬼は透明化。
旧温泉街にいた雌ナメクジの獄鬼は電撃の力。
シズキと出会ったときに触手の獄鬼をけしかけてきた2足歩行のトカゲ獄鬼も何か能力を持っていたのかもしれない。
魔力も残り少ない。この獄鬼を倒しても残り十体以上の獄鬼と戦わないといけないのに…
(あれを使う…場面よね… 使いこなす練習もしないとだし…)
ドロシーは風神の顔が掘られた指輪に精神をシンクロさせる。
「ジン!!」
ドロシーの周囲に爆発的な風が渦巻き、周囲の獄鬼が怯む。
風は高速で空間を掻き回し、やがて巨大な魔神の形を取る。
辮髪に、筋肉質の上半身。臍より下は煙のように不定形な、風の精霊。
「何…あれ…」
シズキとギンタは、初めてジンを見る。その圧倒的な迫力につい目を奪われる。それは獄鬼達も一緒だった。
「ギンタン、シズキ、伏せて!」
ドロシーの意思通りに、ジンは風を指揮するように腕を動かす。
ギンタ達を傷つけないように、局所的な竜巻が各獄鬼を中心に出現し空へと巻き上げる。
(…細かい操作もできる…悔しいけど、ここまでの精密な風の操作をこの威力行うのは、ゼピュロスブルームにはできない…)
ジンが拳を突き上げると、何もいない岩場からトルネードが吹き上がる。
細長いが激しい勢いのそれは、沢山の岩をその中に吸い込んだまま、蛇のように空中を延びていき獄鬼達を飲み込んでいく。竜巻でできた蛇の腹の中で、獄鬼達は岩と一緒にミキサーのように撹拌されていく。
最後に竜巻蛇は、大地に立っている長鼻鬼の真上から一直線に地上へと急襲する。
蛇はそのまま地上に根付き、普通のハリケーンに戻る。
「ぐ…が…」
悲鳴はすぐに止み、長鼻鬼も岩に削り取られて肉塊へと変貌する。再生速度よりも早く、岩が肉を削っていく。
ジンが腕を払うとハリケーンは霧散し、15体の獄鬼が4方へと飛び散る。
「すごい…ドロシーさん…」
ジンを形成していた風も大気と同化していく。圧倒的な力をギンタとシズキに誇示し、ジンは消えていった。
「くっ…ん♥」
直後、ドロシーはその場に座り込んでしまう。
強力なARMを使った反動で疲労したのかと思ったシズキとギンタだが、駆け寄ってみてどうやら違うとわかった。
目は潤み、頬は紅潮し、吐息は荒い。
至近距離で生み出した突風でドロシー自身の服もボロボロに弾け飛び、丸出しになった胸を手で抑えているが、チラりと見えた乳首は勃起している。
辛うじて股間を隠す布片は、中央が黒く濡れている。秘裂から溢れた愛液が染み込んでいるのだ。
「ドロシー…さん?」
「ん…♥恥ずかしいとこ見せちゃうね…」
ジンを使用した代償だ。
魔力なしで強力な力を出すこのARMはドロシーの体力を吸い、”子孫を残そうとする本能”を強力に刺激する。こうなればもうまともには戦えない。
だから、これを使うときは確実に敵を仕留める必要があった。
そしてそれは成功した。
雑魚獄鬼達は文字通り蹴散らされた。
超回復力を持つトロル型獄鬼も、回復が追いつかないほど強力な風撃が身体をズタズタにした。身体が袈裟懸けに断たれており、再生する様子もない。死んでいる。
「ん…っ♥」
風が肌を撫でるだけで、衣擦れが乳首を刺激するだけで、軽くイってしまう。
ジンを使った代償、発情状態。
初めてジンを使った後は、発情状態かつ全裸で街の中を隠れ回っていた。
やがて浮浪者に見つかり、老人相手なのにまともな抵抗もできないまま身体の関係を結んでしまった。
でも仲間と一緒にいる限り、そんな失態は犯さない。
昂ぶった淫熱を治めてくれるパートナーがいる。
「…そういうわけでね…私、今すごいエッチな気分になっちゃって…」
ジンについての概要を説明したドロシーは照れて地面に目を逸らしながら、物欲しそうに腰をモジモジさせる。
「ギンタン…」
潤んだ瞳で、少年を見つめる。ギンタもそんなドロシーの表情を見て、ドギマギしてしまう。
今ここで、まだ太陽が昇っている時間に、身を隠す茂みもないこの岩場で、性行為を求めている。普段のドロシーなら求めてこないシチュエーション。それだけ強く発情していることがギンタにはわかった。
シズキも、恥ずかしそうにしながらギンタに頷く。
「おねえちゃ…ん…ちゅ…」
ギンタが近づいてきた瞬間、ドロシーは両手でギンタの頬を押さえて彼と唇を重ねる。
「ちゅ…ギンタン…ギンタン…♥」
ギンタに抱きつき、荒い息遣いでディープキスしながら、彼のスカートを下ろして勃起したおちんちんを手で撫でる。
獣のようなドロシーの勢いに圧倒されつつも、ギンタもドロシーと抱き合いながら彼女の股間に手を伸ばす。そこは前戯の必要が全くない程濡れそぼっており、ギンタの小さな指にきゅうと吸い付き、抜くときに少し抵抗を感じる程の狭さだった。
唇を放し、2人の間に唾液の糸が引く。うっとりした表情で互いを見つめる2人。
何も言わず、ドロシーはギンタの前で股を開く。
「おねえちゃん…すごい…」
目で見てわかるほど濡れている性器に、硬く勃起した性器を押し当てる。
「ん…♥」
ARMの代償に、雌の本能を無理矢理むき出しにされてしまったドロシーおねえちゃん。
無防備な彼女の昂りを鎮める相手に指名され、彼女からの信頼を感じる。
この役目は、ドロシーおねえちゃんの恋人である自分のものなのだ。
そして今までになく発情したおねえちゃんとの激しいセックスの予感に心臓の鼓動が大きくなっていく。
とろとろの蜜を生産しながらヒクヒクと動く肉壷…何度射精したら開放してくれるのだろうか…
昼間から、青空の下で。これから熱く愛し合う2人の性器が接触し、愛液のくちゅ、という音が鳴る。
「いやーすげえな、流石聖女」
ジンの起こした土煙が完全に晴れたその向こうに、ゆらりと巨体が立っていた。
巨大な人型の体格に、頭だけ牛の形。あの15体の中にいた人型の獄鬼だ。
「な…」
乱戦で疲労した身体を、シズキは即奮い立たせる。
ギンタとドロシーも一瞬遅れてお互いから離れて立ち上がり、牛頭の獄鬼に視線を注ぐ。
他の14体の屍の間をゆっくり歩きながら、牛鬼は彼らに近づいていく。
ドロシーの倍以上ある巨体は全身が分厚い筋肉と黒い剛毛に覆われており、男性的な肉体美すら感じる。
他の獄鬼が激しく肉体を損傷して死んでいるのに、牛鬼の身体は無傷だった。
「どうして…」
「さっきデカ鼻野郎が言ってただろう。上位獄鬼は異能の力を持ってるってよ」
確かに牛鬼も、上位獄鬼の特徴である流暢な人語を放している。
でも先の戦闘で流暢な人語を喋ってたのはトロル型獄鬼だけ…
そこまで思ってドロシーは気づいた。単純なことだ。
他の下位獄鬼がつたない人語で低俗な言葉を投げかける中、あの牛頭の獄鬼は一言も喋っていなかった。
流暢な人語こそ話さなかったが、片言の人語も話さなかった。
「俺の力は触ったモンを柔らかくするんだ。風でぶっ飛ばされはしたが、痛くねえ。突風で巻き上げられた瓦礫も、叩きつけられた岩壁も、プルンプルンに柔らかくなるからなぁ」
見上げるような巨体の牛鬼は、不敵に笑う。
下位獄鬼のふりをして、ウドの大木を演じていたわけだ。15体に囲まれた状態でそれに気づかなかったのも無理はないとはいえ、単純な策に引っかかってしまって悔しい。
「っらぁ!」
牛鬼は突如間合いを詰め、巨大な拳でシズキとジャックをまとめて岩壁に叩きつける。
「きゃああっ!」
どこか足の骨を折ったのだろう。シズキはそのまま苦しそうに蹲ってしまう。
「っ…この…エア…ハンマ…」
淫熱でまとまらない集中力で、どうにかエアハンマーを使おうとする。
しかし空間は鋼のように凝固せず、寒天のように力なく牛鬼を弾くだけ。
「ハ、もう抵抗する力もねえな」
牛鬼の指摘通り、ドロシーはもう戦える状態ではない。
ドロシーの意思を無視して脳を焼く淫熱。ARMが使える以前の状態だ。
敵が、牛鬼が向かってくるというのに、ドロシーの視線はその股間を追いかけてしまう。
外部に露出した牛鬼の陰茎は、未勃起状態でもドロシーの腕程あり、歩くたびにブラブラと揺れる。
これからこの性器に身体を辱められる予感に、ドロシーの身体は恐怖や嫌悪でなく、期待に胸を高鳴らせている。
同じく歩くたびに揺れる睾丸も、ヒトの頭ほどある。
あの中にたっぷり詰め込まれている異形の子種が、これからドロシーの胎を汚し尽くす予感に、おへその下がキュンと疼く。
「聞いてた通りだ。すげえ威力の魔法を何種類も使うが、すぐ燃料切れになる」
牛鬼はドロシーの頭を掴み、勃起前の性器を強引に口へと押し込む。
「んっ!んっ!んんんんーーー!!」
まだ勃起していないというのに、豚鬼と同じくらいあるペニス。
それがドロシーの口腔を、喉を、蹂躙する。
息ができない程強引なイマラチオに苦しさを覚えるのに、ドロシーの脳を焼く淫熱は強く燃え上がっていく。巨大な性器に胸を高鳴らせている。
「ん!んぶーーっ!?」
ドロシーの強制的な口奉仕により、牛鬼の性器が硬くなっていく。大きさも増していく。
今ですら食道をミチミチに広げているのに、これ以上大きくなられたら…
「ぶぇっ!!!!」
牛鬼の性器が口から引き抜かれる。
「えほっえほっ…げほっ…!」
咳き込むドロシーを見下ろしながら、牛鬼はつぶやく。
「危ねえ危ねえ、完全におっ勃っちまったら息ができなくて殺しちまう」
(何馬鹿言ってんのよ…気道が潰れるとかいうレベルじゃなくて喉が内側から裂けるレベルだっつーの…)
咳込むのが治まってきたドロシーは、彼女閉じた目蓋を温める陽光が遮られたのを感じる。
目を開け、見上げた瞬間、目蓋に落ちる光を遮った”巨塔”を見て声を失くす。
「ぇ…」
それは完全に勃起した、牛鬼の性器。
性器などと言っていいか疑わしいその大きさは、柱と形容できる。
股間を覆う黒い剛毛から生えた、赤黒く勃起した肉の柱。
今まで受け入れた中で一番大きかったのは豚鬼の巨根だが、牛鬼のそれはその2周りも3周りも大きい。
「嘘…」
こんなの、物理的に入る大きさじゃない。
ドロシーの脳が警鐘を鳴らすと同時に、ジンによって増幅された雌の本能が少女の心臓をトクントクンを高鳴らせる。
脈打つ竿から、巨大な睾丸から、目が離せない。
圧倒的な雄の象徴を前に、ドロシーの子宮がキュンと疼く。
全速力で生産された愛液が秘裂から地面へと垂れてくる。
ギンタとのセックスをお預けされたドロシーの身体は、目の前の猛々しい性器を前に熱を持ち始めていた。
呆然としているドロシーを巨大な手で掴み、まるで人間が人形を抱くように軽々と持ち上げてみせる。
ドロシーの背中が牛鬼の巨大な胸板に重なる形で持ち上げられ、見下ろせば長大な肉棒がそびえ立っている。
長さはドロシーの膝から股間までよりも長い。太さはヒトの赤ん坊の頭程ある。
妊婦がそれを出産できるのは時間をかけて骨盤周囲の靭帯を緩ませ、入り口を広げているからだ。それでも尚激しい痛みを伴うし、死のリスクもある。
まして今のドロシーに無理矢理挿入するなんてできない。物理的に裂けてしまう。膣は股関節ごと破壊され、周囲の内蔵はぐちゃぐちゃに損傷する。死んでしまう。
「馬鹿じゃないの…そんなの…入るわけないじゃない…」
「安心しろ。大事な聖女サマを壊しゃしねえ」
ドロシーを握る手を緩めることなく、牛鬼は言う。
「言ったろう?俺の力は触れたものをゴムみてえに柔らかくする」
「まさか…」
「お前の身体をゴム状に柔らかくすりゃ、俺のブツをねじ込んでも問題ないって寸法よ。実際今まで何度もそうやって人間の雌に子を産ませてる」
「…最低だね…変態牛野郎…」
恐怖に涙を滲ませながら、精一杯強がる。
ランゼスでたった1人で陵辱されていたときは泣き叫んでいたドロシーだが、
今は仲間がいる。ギンタがいる。そんなとき、恐怖を圧し殺して強がってしまうのはメルヘヴンにいた時からそうだった。
「ああ、壊れなくなるってだけで痛みや快感みてえな感覚は普通に感じるからよ。このでっかい巨根をブチ込まれる衝撃は変わらねえぜ?今までの女は大体心が壊れちまうんだが、構わねえよな。噂なら聖女は子宮がちゃんと機能すれば良いらしいからな」
そう言って、ドロシーの股を開かせる。
「…おいおい。怯えたようなフリしてしっかり期待してんじゃねえか」
ドロシーの秘裂からは、透明な愛液が溢れ、幾筋も太ももを伝っていた。
「今までの女は最初は恐怖でちっとも濡れなかったのに、流石聖女様は違うなあ。獄鬼を孕む器ってだけあるぜ」
「ちが…これは…っ…」
ドロシーは恥ずかしさに言葉が出てこない。
ジンによる強制発情なのに…そしてそれを治めてくれるのは…ギンタンのハズだったのに…
ふとギンタのほうを見れば、痛みで動けないままドロシーの痴態に視線を注いでいる。
(ギンタン…見ないで…)
一方で当のドロシーは、ギンタを心配して彼に注ぐ視線がつい牛鬼の性器に移っては、またギンタに戻ってを繰り返す。
期待の眼差しで、それを意識してしまう。
「さて、聖女様の肉を味見させてもらおうかね」
牛鬼は巨大すぎる亀頭をドロシーの股間に押し当てる。
「無理…だっての…こんな…汚いの近づけんじゃないよ…」
発情によって愛液をいっぱい生産しているドロシーの性器ですら、規格外の巨根はなかなか入らない。
そんなドロシーの腹回りを巨大な手で握り、強引に自分の股間に引き寄せる。
「あ”…っぐぅぅぅぅっ……!」
めりめりめり…と牛鬼の巨大な肉柱がドロシーの膣へ押し入り、広げ、貫く。
ゆっくりと、だが確実に規格外のペニスがドロシーの膣内へと収められていき、尋常でない痛みがドロシーを襲う。
「や…め…痛っ…ぅぅぅううぅぅ…!」
股関節が明らかに無茶な広がり方をしているのを感じる。
内蔵が押しつぶされ肉が割かれるような激痛だが、実際は血の一滴も流れない。
余分な脂肪のついていないドロシーのお腹は、内側から押されて牛鬼のペニスの輪郭が浮き出ている。どうやら本当にドロシーの身体はゴムのように柔軟にされ、この巨根を受け入れられる身体になってしまっているようだ。
巨棒がドロシーの子宮口を強引に押す。
瞬間、ドロシーの神経に電流のような衝撃が走る。
「あ…がぁ…うぐ…!♥」
巨大ペニスを咥え込むドロシーの膣から、プシャっと液体が吹き出る。
「挿入しただけで潮吹きかよ!まだ17か18のガキのくせに本当に淫乱な身体だなあ!」
牛鬼はドロシーの胴を巨大な片手で掴み、しごく。まるで自慰をするかのような動き。
最早セックスではなく、自慰の補助具のような扱いで、ドロシーの淫肉を貪る。
人間の女性に入るはずのない巨根が激しく膣を抉る。
ギンタのではようやく届く程度の子宮口を、文字通り潰すようなピストンで、感じたことのない快楽を与えている。
「う…ぐ…っ♥」
奥まで挿入されると、腹が内側から圧され、盛り上がる。
牛鬼のゴム化能力がなければそのまま突き裂かれていただろう。
本来なら凄惨な死が約束される行為が、牛鬼の能力によって性行為として実現される。
人智を超えたセックスが、18歳の少女に異次元の痛みと快楽を与える。
(苦しいのに…感じたくないのに…んぁ♥)
全身の毛穴から汗が吹き出す。
「やめ゛…ぁ…♥あ゛ああーーーっ♥痛…んあ゛あ゛っ♥」
普段は凛とした声を出す喉は、痛みの叫びと快楽の喘ぎが混ざった音を響かせる。
「っあ~最高だ…体温高くてあったけえし、マンコの肉も1級品だ…今までで1番気持ちいいぜ!」
射精が近いのだろう。しごくスピードが上がり、ドロシーの身体は更に乱暴に扱われる。
ゴムの玩具のように、腹が巨棒の輪郭に盛り上がる。
「オラいくぞ一発目ぇ!!」
「や…!」
ドロシーは、1個だけで自分の頭より大きかった睾丸を思い出す。
肉棒を突き入れられているだけでこんなに苦しいのに、あの睾丸にたっぷり詰まった精液を注がれたら…
「や…ん♥くぅ♥や…め…♥」
「オ゛オ゛オオオオ!!!」
空気を震わせる獣の咆哮と共に、子宮口を圧迫する亀頭から大量のザーメンが放たれる。
ただでさえ負荷がかかっていたドロシーの身体に、ザーメンの液圧が加わる。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あっ♥♥」
圧倒的な圧力で、ドロシーの子宮にドロドロの子種が注がれ、あっという間に満たされる。
女性になったばかりの少女の子宮の中で、牛鬼の遺伝子を運ぶ精子が無数に泳ぎ、受精する卵を探している。
ドロシーの脳が焼けるような衝撃と共に彼女の背筋が反り、脱力したかと思えばビクンビクンと各所の筋肉が痙攣する。
射精はまだ終わっていない。
牛鬼のペニスは、痙攣するドロシーに精液を送り続ける。
「あ゛…あ…♥…あ…♥」
射精は3分以上に及び、ドロシーの腹は妊婦のように膨れ上がっている。
射精の間、牛鬼はドロシーを掴む手を離し、小休止する。
隆々とそびえ立つペニスは深々とドロシーに突き刺さり、それだけで彼女を支えていた。
ペニスを咥え込む性器に自分の体重が全てかかる中で、射精を受け続ける。
「あ゛…♥んぁ……」
精液が小刻みに注がれるのに合わせて、ドロシーの身体もビクビク痙攣する。
1個がヒトの頭ほどある巨大な睾丸に詰まっていた子種がゴム化した子宮に注がれ、ドロシーの腹は妊婦のように膨れている。
それでも精液が逆流してこないのは、少女の腟内を牛鬼の性器がギチギチに満たしているから。
ようやく一発目が終わった牛鬼は、そのまま再びドロシーを持ってペニスをしごく。
「や…せめて一回抜きなさいよぉ…!」
流石に注挿を繰り返すと結合部の隙間から精液が漏れてくるが、大半はドロシーの子宮を風船のように膨らませて詰まっている。
ドロシーの肉体の具合に興奮収まらない様子の牛鬼は、ドロシーの言葉を無視し彼女を岩壁に押し付け、ピストン運動を開始する。
「んんんっ♥っぁ゛♥」
彼女を支える手を緩め、三つ編みを片手で掴んで持ち上げる。
「痛っ…っだ…!やめ…!」
ドロシーの体重の一部が三編みの付け根にかかり、痛みを訴えるドロシーの姿で嗜虐心を満たした牛鬼は更に興奮して2度目の膣内射精をする。
巨根で栓されたままの膣内は精液を逃さず、ドロシーの腹は更に膨れる。
ゴム化がなければ確実に破裂する程に膨張していた。
「っはあ…聖女がこんな上玉とはよ…孕むまで毎日種付けしてやるからな…!」
まだペニスを引き抜かず、3度目の射精のため、ドロシーを使った”自慰”を開始する。
「く…そ…おねえちゃんを…はなせ…」
痛みが治まってきたギンタは、這うように牛鬼とドロシーににじり寄る。
シズキは打ちどころが悪く、まだ回復しない。
「やっ…♥あ゛♥ああああっ♥」
ジンの発情状態で巨根による快感が何倍にも増幅されて、体内を拡張され髪を引っ張られる痛みすら飲み込む。
「あっ♥あ…あ゛っ…♥」
(だめ…痛いのに…それ以上に気持ちよくて…ギンタンが見てるのに…)
「イグっ♥ぎんた…っ♥みないで…っ♥イグっ♥イっちゃう゛…」
突如、ドロシーの身体が弓なりに反り返る。
「イグうう゛う゛う゛っ♥♥」
牛鬼の射精と共に、ドロシーも脳が焼けるような絶頂へと誘われる。
結合部からプシャ…と潮が吹き出、岩肌を濡らす。
「オオオオオ゛ッ」
「あ…うぁ…♥」
3度目の射精でようやく一息ついた牛鬼は、ドロシーからペニスを引き抜く。
巨根から開放されたドロシーの膣穴は、ゴボリと牛鬼の精液を溢れさせ、精液の滝ができる。
頭を掴まれたまま、ドロシーはビクンビクンと痙攣するだけ。
涙塗れで舌を出し、雌の表情で快楽の余韻を味わっている。
ゴム化で肉体損傷がないからってこんな暴力的なセックス…”孕むまで毎日”続けられたら心のほうがどうにかなってしまう。
「いやあ聖女サマの肉壷最高だぜぇ。こっちのガキマンコも味見してやるよ」
痙攣しているドロシーを雑に放り投げ、牛鬼は動けないままのシズキに手をかける。
「ドロシー…おねえちゃん…」
ギンタは、ぐったりしているドロシーの下へ駆け寄る。
彼に少しの脅威も感じていない牛鬼は、横目で静観しながらシズキに剛直をねじ込もうとする。
ギンタは心配そうにドロシーの身体を確認し、あれだけ激しい性行為であったにも関わらず”ゴム化”の恩恵で肉体的な損傷がないことを確認する。
傷のない綺麗な肉体のまま、異形の精液を何リットルも吐き出すドロシーおねえちゃんの無残な姿。ボロボロのドレスから露出した大きなおっぱいもすらりとした太モモも、牛鬼の精液でべっとり汚されている。それを見て、ギンタはごくりと唾を飲み込む。
少年はドロシーの太ももをか細い腕で左右にを開く。体勢が変わると同時に、露わになった秘裂から更にゴポリと濃い精液が溢れてくる。
「ごめんね…ごめんねおねえちゃん…」
自分のスカートを下ろすと、ピンと勃起したペニスが外気に晒される。
尚も牛鬼精液を吹き出す膣穴に、それを挿入する。
熱い牛鬼ザーメンに自分のペニスが漬かるのを感じながら、弛緩した膣へと侵入していき、カクカクとピストン運動する。
「わはは、おいおいこりゃ傑作だ!」
シズキを犯しながら、牛鬼は爆笑する。
「弱えガキが女に守られて、その女が犯られたら興奮してまんこに突っ込むかよ!」
ギンタは、無視してドロシーを犯す。
「もう一匹の女も今俺に犯られてんのによ!無視して使えるマンコでパコパコってか!?とんだ恩知らずの糞ガキだぜ!」
嘲笑に耐えながら、歯を食いしばってドロシーに腰を打ち付ける。
「ん……ん…っ」
牛鬼の巨根では別人のようにアクメ声を喚いていたドロシーは、その数十分の1サイズのギンタのペニスにいくら突かれても時折か細い声を出すだけ。
「俺のザーメン塗れお下がりマンコで良ければ好きに使いな!俺のサイズに広げられちまったマンコじゃてめえのガキチンポにはガバガバ過ぎるんじゃねえか?」
ギンタの食いしばった唇から、血が流れる。
(ギンタン…頑張って…)
何も知らない牛鬼から見れば情けない姿だが、ドロシーにはわかる。
ギンタの精液には神導器から生み出される無限の”力”が溶けている。
ギンタ自身はそれを使えないが、他者の粘膜に注ぐことで譲渡できる。
魔力が空っぽになって戦えないドロシーを復活させ、逆転を狙っているのだ。
ジンの副作用で催淫状態になっていたとはいえ、涎を垂らして悦ぶ程の快楽をドロシーおねえちゃんが獄鬼に与えられた悔しさはギンタの肉棒を硬くする。
腰の動きが一段と早くなる。射精の合図だ。
(来て…ギンタン…)
「なーんつってな!!!」
巨大な肉棒でシズキを串刺しにしながら、牛鬼はギンタの手を掴みドロシーから引き剥がす。放たれた精液は虚空を飛び、虚しく地面に落ちる。
「知ってるぜ?このガキのザーメンで魔法がまた使えるようになるんだろ?」
「な…!」
「そうでなくとも聖女を孕ませるのは俺様だからよ、ガキの雑魚ザーメンで種付けなんて許してやるかよ」
牛鬼はそう吐き捨て、ギンタを投げ捨てる。
(そんな…ギンタの秘密まで知ってるなんて…聖女呼ばわりといい、こいつらの情報の出どころは何なのよ…)
「く…そお…」
ギンタはやけになって、倒れているドロシーの指からARMを外し、自分の指につけ、牛鬼に向ける。
(駄目…ギンタン…無理だよ…逃げて…)
「ふ…ふらいんぐれお!!」
牛鬼に向けて突き出された銀細工の指輪は、一向に巨大な獅子に変化しない。
「く…うぅぅぅ…!!ぜぴゅろすぶるーむ!!すりぴーりんぐ!!!」
手当り次第にARMに手をつけるが、うんともすんとも言わない。
ギンタは指輪を剣にするだけの1番低級なウェポンARM・ダガーを使うことすらできないのだ。ましてドロシーの扱うハイレベルなARMが使えるわけがないのだ。
「…なるほどな。このおかしな道具は聖女サマしか使えない。小僧、てめえの能力はカスみてえな傀儡を作って操ることと、ザーメンでの魔力供給だけってわけだ」
「うぐうっ!!!」
牛鬼はギンタを軽く手で払う。彼の体は丸太のような腕に薙ぎ払われ、軽く宙を舞って岩の上に叩きつけられる。
「ギンタン!!」
「さて…いきなり色んなお宝を手に入れちまったなあ?どこから手をつけりゃいいんだ?」
シズキに精液を注いだ牛鬼は、倒れるギンタを見下ろしながら言う。
「聖女、神導器みてえな道具、ザーメンが魔力になるガキ…それと魔女のメスガキ」
シズキから巨根が引き抜かれ、彼女の股間から精液の滝が流れる。
「聖女は噂通りなら孕ませれば力が手に入るんだろ?…おかしな道具と魔力タンクのガキは何だ。どういう物かわかんねえ。だがきっと聖女と同じくらい貴重なんだろう…物を持つなんて俺らしくねえがとりあえず確保しとくか…」
牛鬼はブツブツと考えをまとめる。
「うし、てめえら全員飼うことにするわ。俺の縄張りに連れ込むぞ」
牛鬼はそう宣言し、ドロシーを指差す。
「聖女、てめえはこれから俺のチンポケースだ!鎖で俺の身体に縛り付けて、孕んだのを確認するまで俺のチンポを挿れ続けてやる。昼も夜も、俺のザーメンを受け止めさせる」
「え…」
「何しろ折角の聖女を他の獄鬼に横取りされちゃかなわねえからな。孕むのを確認できるまで俺と繋がり続けてろ。さあ、そうと決まれば移動すっぞ!」
まだ太陽の降り注ぐなか、牛頭人体の獄鬼が岩道を闊歩する。
両手に持った鎖にはそれぞれギンタとシズキが首を繋がれ、さながら犬の散歩のようだ。
特にシズキは自由に体を動かせないように後ろ手に手を縛られ、ボロボロの着物から露出する肌を隠せないで歩いている。
鎖は”ゴム化”されており、体力が回復してきたシズキの怪力でも引きちぎれない。
「う…ん…くううっ…」
ドロシーは牛鬼の胸板に縛り付けられ、股間にはその巨根を挿入されている。
歩くたびに膣奥が突かれ、声をあげてしまう。
股は左右に大きく開かれ、少女の性器が巨大な陰茎を咥えこんでいる様がよく見える。
ドロシーは屈辱に涙を流しながら、牛鬼の”チンポケース”として巨根を受け入れ続ける。
「我慢しろよ聖女サマ、孕むまでの辛抱だ。つわりが来たら開放してやるよ。ほんの十数日…その時にはもう普通の体型にゃ戻れねえけどな!ホラ、ゴムだってずっと広げてたら伸びきっちまうだろ?前に種付けしてやった女どももそうだった…」
「ッ…!?」
遠くを見ていたシズキが声をあげ、顔を背ける。
牛鬼の巣へと向かう一行は黄色いレンガの道のルートから外れ、丘を登っている。
50m程下方に見える黄色いレンガの道には、通行人がいた。10~15人規模の行商人だ。
彼らが自分達を見ている。遠方に見える獄鬼が自分たちに向かって来ないか警戒する意味もあるのだろう。
シズキとギンタが裸同然の姿で首輪をつけられる様子。
ドロシーが巨大なペニスに犯されながら移動する様子が衆目に晒されている。
(やだ…見ないで…)
ドロシーは唇を噛み、ぎゅっと目をつぶる。
全身に視線を感じる。
露出した乳房。大きく開かれた股。巨根を咥え込む性器…
「あの人間ども、運がいいな。俺がこんなじゃなかったら喰い殺してたぜ…折角だ。良いもの見せてやるか」
牛鬼は遥か遠くの行商人達に向かい、そのまま腰を振る。
「あっ♥が…♥やめ…♥」
鎖に縛られたドロシーの身体はその動きに合わせて上下に揺れ、牛鬼のペニスがピストンする形になる。その度にドロシーの豊かな乳房と牛鬼の巨大な睾丸がブルンブルン揺れる。
行商人達も牛鬼から離れながらもその視線はドロシーに釘付けのままだ。
助けようにも助けられない。彼らは普通の行商人。獄鬼避けの黄色いレンガの道を頼りに町から町へ移動するだけの一般人。魔法使いのボディガードを雇う規模の集団でもないのだから…
「そら受け取れ聖女!人間どもの前で種付けだ!!」
「やああああっ!!!」
ドロシーの腹が水風船のように膨らみ、大量の精液を受け入れる。
「こんな…ひどい…」「おねえちゃん…」
シズキとギンタは為す術もないまま、牛鬼に首輪を引かれるままに歩き続ける。
「さ、着いたぜ」
牛鬼は、岩壁と茂みに囲まれた空間を指差す。
日はもう暮れ始めていた。2時間におよぶ行進の中、ずっと”チンポケース”になっていたドロシーは8回膣内射精されていた。”ゴム化”で水風船の如く膨らんだ腹は8回分の精液を受け止めきれず、結合部から濃い白濁を垂れ流していた。
「ここらは俺の縄張りだ。獄鬼の邪魔も入らないし、倒鬼師の巡回ルートからも外れてる…安心して俺の仔を孕めるぜ、聖女サマ」
「…は…寝言は寝て言いなよ牛野郎…」
息を切らしながら憎まれ口を叩くドロシー。
「この期に及んでその気丈さ、気に入ったぜ!聖女抜きにしても最高の女だ!」
牛鬼はドロシーを縛る鎖を解き、強引に組み伏せて性交を開始する。
「う…ぐ…ああああっ♥」
岩山の奥地で、ドロシーの悲鳴が響き渡る。
「あ…う…」
時刻は深夜。牛鬼の体力は底なしで、ドロシーはずっと牛鬼と性交していた。
「ぐぅ…ん♥」
牛鬼に焚き火など必要なく、月明かりだけが彼らを照らす。
地面に落ちるドロシーと牛鬼の影は、離れることがなかった。
「オオオオオッ!!!」
もう何回目だろう。牛鬼が雄叫びをあげるたびに快楽が全身を駆け巡る。
脳筋じみた風貌だが腐っても上位獄鬼の知能で、ドロシーの全身からはARMを外されている。
シズキはゴム化された鎖で岩に縛り付けられ、怪力を無力化されている。
股を大きく開いたポーズでの拘束で、シズキは屈辱に俯きながらドロシーの喘ぎ声を聞いている。顕になった秘部のその奥では、昼間に注がれた牛鬼の精子がシズキの卵を探し回っている。
一方のギンタは全く警戒されておらず、首に鎖を巻かれているだけ。
ARMが使えないのもわかっているので、彼の足元にはドロシーから没収したARMが散らばっている。
一方で、ギンタは牛鬼の知能に救われてもいるのだ。
雄の獄鬼にとって、人間の雄は食料。下位獄鬼であればギンタはとっくに食われていた。
魔力を生み出す彼の体質の貴重さを理解していた牛鬼の思慮がギンタを存命させているのだ。
「はあ…はあ……」
ギンタの肌に珠のような汗が浮き出る。
体内の神導器が生み出す”力”が放出されないので、身体を蝕んでいるのだ。
「ギンタン!!」「ギンタさん!!」
「…なるほどねえ、定期的にヤらねえと死んじまうのか。間抜けな体質だな」
ドロシーからの説明を受けた牛鬼は嘲る。だがなにかの役に立つかもしれない少年を死なせるのも勿体ない。
「お願い…私はあんたの好きにしていいから…この子のケアだけさせて…」
「ま、死なれても困るしな。いいぜ。しかしマンコは使わせねえ。聖女サマも、魔女のガキも、俺が孕ませる。だから口なら使わせてやる、小僧」
あたかも2人が牛鬼の所有物であるかのような言い草にシズキは憤るが、自分の首につけられた鎖を見て、実際そうである事実を思い知る。
フェラチオを任されたのは、ドロシー。
ドロシーはギンタのほうを向き、股に刺さったままの巨根を引き抜こうとする。もう半日も刺さりっぱなしだった。
「は?なんで抜こうとしてんだ?」
「え…だって…」
「ションベンの時以外は孕むまで挿入れっぱなしだ!いや、犯るのも止めねえ!なんでガキの都合で犯るのを中断されなきゃいけねーんだよ」
牛鬼はドロシーを押し倒し、腰を振る。
「ホラ、頭は固定してやっから、小僧、口につっこめ」
牛鬼はドロシーの頭を地面に押さえつける。
ギンタは勃起したおちんちんをドロシーおねえちゃんの口に挿入する。
「わはは!小せえチンポだな!ガキチンポに聖女の身体は勿体ねえだろ!」
牛鬼の嘲笑を無視し、ドロシーはギンタのおちんちんを愛おしそうにしゃぶる。
「ちゅ…くぷ…♥」
今度こそ孕まされてしまうかもしれない恐怖の中、愛する少年の性器にすがるように吸い付く。
「おねえちゃん…」
ギンタは自分がなさけなかった。ドロシーおねえちゃんを助けたいのに、実際は自分の”発作”を治めるため、ドロシーおねえちゃんに獄鬼に犯されながらもフェラチオをしてもらう始末…
「くちゅ…ギンタン…気にしないで…ちゅ…おねえちゃんの口に出しちゃいな…」
「妬けるじゃねえか。お前に種付け中の雄は俺だって忘れんなよな」
咥えているおちんちんの数十倍サイズのペニスが、ズンと突き上げてくる。
「ん…♥ちゅ…ちゅ…」
ドロシーは下半身を襲う暴力的な快楽に耐えながら、ギンタの小さな亀頭に舌を絡める。
ギンタが封印から解かれて以降、毎日ドロシーおねえちゃんにしてもらった行為。
体内の神導器のエネルギーを排出するこの行為。
廃村の温泉街で結ばれてからは、それは2人の愛を確かめる意味も兼ねていた。
ドロシーおねえちゃんと自分…間に挟まるものなどない筈の、この愛の行為に、牛鬼が我が物顔で侵入してくる。
「ホラ小僧、折角貸してやってんだから早く出しちまえ」
まるでドロシーの所有者が自分であるかのように言い、ギンタを挑発する。
ドロシーおねえちゃんの唇が優しく自分のおちんちんを愛撫してくれると同時に、凶悪な性器がドロシーおねえちゃんと結合し、おねえちゃんをいっぱい気持ちよくする。
ドロシーはギンタに気を使い、必死に喘ぎ声を抑えるが…
「ふん!」
「~~~~~~ッ♥♥♥♥♥」
ドロシーの全身が痙攣し、ぐったりする。
「もうイくの何十回目だ?ガキチンポでこうなったこと一度でもあるかよ?つーかそもそもその小ささじゃあ奥まで突けねえだろ」
ギンタは悔しさに歯ぎしりするが、同時にドロシーの口の中で果てていた。
自分の性器を吸いながら、その何十倍も大きなペニスでイってしまうおねえちゃんの姿を見た瞬間、射精してしまった。
「よーし終わったな」
牛鬼はドロシーを押し倒す。
ドロシーの体内に満ちたギンタの魔力は、ARMを外されている今全く使いみちがない。
「さあ、糞ガキなんて忘れて愛し合おうぜ」
「バカじゃないの…?獄鬼のくせに…っ!?っや…あ…やあああん♥」
ドロシーの気丈な悪態は、すぐに嬌声へと変わってしまう。
心はまだ堕ちていないことをアピールするドロシーの健気な努力は、牛鬼の1ピストンで『身体は完全に好きにされている』事実を引き立てるだけに終わってしまう。
「や…♥おねが…激し…やめ…♥あああああっ♥」
暴力的なピストンの音とドロシーの喘ぎ声を、シズキとギンタはただ聞いているしかできなかった。
朝、ドロシーは下腹部へ何か注がれる感触と共に目が覚める。
(く…そ…)
昨晩、好き放題にドロシーを抱いた牛鬼は、ドロシーを自分の胸板に縛り付けてから眠りについた。
おかげで昼間から挿入れっぱなしのペニスを引き抜くこともできないまま、ドロシーは朝を迎えるととなった。
いびきをかきながら仰向けに寝ている牛鬼の上で、ドロシーは自分を起こした感触が、牛鬼の夢精だと気づく。
”ションベンの時以外は孕むまで挿入れっぱなしだ”は本当に有言実行らしい。
避妊のARM、メンフェゴーラも外されている。このまま抜かずの種付けをされていては、確実に妊娠させられてしまう。
「ん…?そうだそうだ、”聖女”を捕獲したんだったな」
夢精の快感で覚醒した牛鬼は、寝ぼけ眼で昨日の出来事を思い出す。
「さあ、ご主人さまのお目覚めだぜ。自分で動いて奉仕してみろ」
牛鬼は仰向けのまま、ドロシーを自分に縛り付ける鎖を解く。
「自分で…って…」
ドロシーは、今も自分の胎内を広げている牛鬼の巨根を全身で感じながら、彼の胸板に跨り、四つん這いになる。
四つん這いになっても…つまりペニスの根本=ドロシーの足元とドロシーの膣口までの距離が彼女の腿と同じ長さになっても、ペニスはドロシーから抜けきらない。
偶蹄目特有の平べったい亀頭がドロシーの膣を広げている。
「ほら、腰を下ろすんだよ。」
ドロシーが腰を落とすと共に、めりめり…と巨根が膣へと突き入れられる。
「んんっ♥」
自重をかけても、ペニスの半分も入りきらない。
この規格外のペニスサイズ相手に、普通の騎乗位はできない。ドロシーはスクワットするかのように腰を上下に動かし、牛鬼に奉仕を続ける。
「ん…」
ギンタが目覚めた。ドロシーの喘ぎ声を聞きながら、肉体的にも精神的にも限界だったギンタは気絶するように眠りに落ちていた。
「は…♥あ…♥ん…」
「え…おねえちゃ…」
重たいまぶたを開けた向こうでは、ドロシーおねえちゃんが自分で牛鬼に奉仕していた。
腰が外れそうなほどの巨根を膣で咥え込み、全身を使って騎乗位をしている。
朝の木漏れ日の中で、1体の獣と1人の少女が1つになって蠢いている。
「んぅ…おっき…ぃ…♥」
ギンタの起床に気づかないドロシーは、快感に全身汗をびっしょりかきながら、牛鬼のペニスを悦ばせる。
ドロシーが脚を伸ばすと同時に、牛鬼のペニスがズズ…と引き抜かれる。
脚を伸ばし切っても、ペニスは先まで引き抜かれない。まだ亀頭が膣内を広げている。
「上手くなってきたじゃねえか」
牛鬼は寝転がったまま、巨大な指でドロシーの頭を撫でる。
まるで恋人同士のようなやり取り…
僕が気を失った後、ドロシーおねえちゃんと牛鬼は何回エッチなことをしたのだろう。
恐らく牛鬼に強制されているこの”自分でおちんちんを出し入れさせる行為”はどれくらい前から続いていたんだろう。
ドロシーは再び、腰を落としていく。ペニスが奥へ奥へと突き進んでいき、子宮口に到着する。
「きゃう♥!?」
それと同時に、ドロシーはイって腰が立たなくなってしまう。
まるで愛し合う者同士が抱き合うような格好になってしまった。
「はぁ…じれってえ…坊主も起きたようだし俺が犯らせてもらうぜ!」
腰の抜けたドロシーを巨大な手でつかみ、オナホのようにしごく。
「え…?ギンタン…起きて…違うのこれは…ああああっ♥やああん♥」
ギンタのほうを向かされたドロシーは、言葉を続けることなく牛鬼の巨根を奥深くまでねじ込まれ、快楽の沼へと落とされていく。
ひとしきりドロシーの膣内に射精した牛鬼は、食欲を満たすため狩りへと出発する。
この場所へ来たときと同じ、シズキとギンタを首輪で鎖につなぎ、ドロシーを身体にくくりつけながら。
「やっ…やめ…走らないで…あああっ♥」
鹿を追う牛鬼が走るたびに膣奥を巨根が突く。
牛鬼が鹿を仕留めた瞬間、ドロシーは潮を吹いて絶頂した。
その後再び牛鬼のねぐらへと帰った。牛鬼は鹿の肉を貪りながら、ドロシーに自分で動いて奉仕するよう命じた。
腹を満たした牛鬼は再び野獣のようにドロシーの身体を蹂躙し、巨大な睾丸で生産される精液を大量に注いだ。
日が暮れ、牛鬼と遭遇して2日目の夜が来た。
牛鬼は飽きずにドロシーの肉体を堪能している。
後背位での射精を完了した牛鬼はあぐらを組んで、ドロシーを大きな胸板に抱き寄せる。
そのまま岩に縛り付けられているシズキを一瞥し、拘束を緩める。
「全くてめえら2人とも良い身体してるのにガキとつるんでて勿体ねえぜ」
15歳にしては発育の良いシズキの胸を巨大な指で慰め、牛鬼は言う。
「舐めろ」
シズキは跪き、牛鬼のペニスの根本をペロペロと舐めさせられる。
それはドロシーの膣から溢れ出た牛鬼の精液がコーティングされており、シズキはそれを丹念にお掃除させられる。
四つん這いになったシズキの股からは精液が溢れている。
排尿時以外はドロシーの膣内にあることを徹底している牛鬼だが、排尿直後に必ず1発だけシズキに種付けしてからドロシーと再結合するのだ。
「あっ♥や…♥」
シズキに根本を奉仕させながら、牛鬼はあぐらのままドロシーを犯す。
「んぶっ!?」
牛鬼の舌がドロシーに挿入される。
豚鬼や”王”…ゴキブリ獄鬼もそうだったが、獄鬼は結構キスをしたがる。
正直困ってしまう。ドロシーにとってキスは、セックス以上に愛の行為という位置づけだった。
牛鬼がドロシーの口を舐るのが決して愛でないことは頭で理解していても、胸の奥がほだされるような感覚になってしまう。
それに同調するように、自分の身体も目の前の雄に従順になっていくのがわかる。
「ん…やめ…ちゅ♥」
ドロシーの膣がきゅうと牛鬼ペニスを締め付け、射精を促す。
「んんんっ♥」
ドロシーは牛鬼と濃厚なキスをしながら、精液を子宮に注がれる。
「はぁ…♥は……♥」
ドロシーの全身がビクビク痙攣し、牛鬼の胸板に身を預けてしまう。
「イきやすいスケベな身体だなぁ。17くらいのガキの癖に乳も尻もでかくしやがって…優秀な母胎だ。きっと強い獄鬼が産まれるぜ、聖女サマ」
ドロシーの”ゴム化”した腹は牛鬼の巨根をずっぽり咥え込み、妊婦のように膨らんでいる。
いずれそこには新たな生命が宿り、更に膨らむことになるのだ。
ギンタのペニスは固く勃起していた。
キスしながら、まるで愛し合っているかのような性交をするドロシーと牛鬼。
2人が1つになっている様子を目の前で見せつけられている。
異種間での性行為という背徳的な行為なのに、不思議とギンタには眼前の光景が”正しい”ものに感じられてしまう。
ドロシーおねえちゃんの白い肌、おおきなおっぱいとお尻、すらりと長い脚。
牛鬼の巨体、厚い胸板、硬い筋肉、長大な性器。
これ以上ないほど美しい女体と、これ以上ないほど逞しい男体が交わり合うその迫力は、生物として限りなく正しい在り方に錯覚してしまう。
…すくなくとも、性器が小指サイズしかない未発達な少年の身体よりは、ドロシーおねえちゃんの美しさに相応しい相手に思えてしまう。
「んんんんっ♥」
ドロシーが何十回目かわからない絶頂を果たす。
その目尻から涙がこぼれ落ちるのを見て、ギンタはハっとする。
(僕は…なんてバカなことを…)
おねえちゃんが泣いている。それがこの場で1番確かなことなのに。
(僕が折れてちゃ…ダメなんだ…)
牛鬼は大雑把に見えて、実際慎重だった。
シズキにフェラさせながらも、彼女の挙動から目は離さない。
シズキの怪力への警戒を全く解かない。
ドロシーを犯すときも、地面に散らばるARMとの距離は充分取っている。
悔しいが、全く警戒されていない自分が、1番この状況を打破できる。
(でもどうやって…ジャックは壊れたあとドロシーおねえちゃんのARMに戻っちゃった…ジャックをARMから出すのはおねえちゃんじゃないとできない…
岩や木切れに生命を吹き込んだ木偶人形じゃあ…上位獄鬼に勝てない…
“ガーゴイル”も…出し方がわからない…)
ギンタは自分の足元に無造作に散らばる銀細工を見る。
(おねえちゃんのARMは…僕には全部使えない…)
「くそう…!」
うち1つのARMがギンタの指に触れる。
(え…)
触れた先から体内に広がる、背筋が伸びるような感覚…
まるでこのARMと繋がっているような…
(おねえちゃんが言ってた…ARMとの”シンクロ”…?)
ちら、と牛鬼を見る。
自分に背を向けて、ドロシーおねえちゃんを犯しながらシズキさんにペニスの根本を舐めさせている。
ドロシーおねえちゃんを押し倒しての正常位。
ピストンのたびに巨大な睾丸が踊るように揺れるのが見える。
「う…ああああああ!!!!!」
ギンタが牛鬼の元へ走る。
牛鬼はゆっくりと振り向こうとする。この小僧のすべての攻撃は、蚊の刺すような軽さであることをわかっての余裕だ。
牛鬼の睾丸の触れたギンタの手を中心に、一部の空間が固まった。
凝固した空間は牛鬼の睾丸を圧縮するように・また弾き飛ばすように、潰し変形させる。
「うdsgほうsdぽ!!!!!!!!」
牛鬼は声にならない悲鳴を上げ、反撃も忘れてうずくまる。
蹲る牛鬼の巨石のような拳を踏み台に、頭部まで跳躍したギンタは、ドロシーがそうしていたようにARMの名を叫ぶ。
「エアハンマー!!!」
奇襲の痛みで自分の身体をゴム化しての防御が間に合わない。
牛鬼の眉間が頭蓋骨ごとひしゃげ、そのまま動かなくなる。
ARMの使えないはずのギンタが今ARMを使えた理由は、この場の誰にもわからなかった。
モンビから分け与えられた”無機物に命を与える力”。
体内の神導器核がもたらす、他者に与えることができるエネルギー。
だがこれら2つの能力では説明できない要素…時折耳が異常に良くなる・ガーゴイルが使えたり使えなかったりするなどのおかしな現象がある。
(僕は…一体…)
ドロシーとシズキが駆け寄る中で、ギンタは腰が抜けてその場にへたり込んだ。