こんなえっちなことがあったらいいなぁ。みたいな。
藍子ちゃんガン攻めです。
個人的にこんな藍子だったら最高だと思います。
書いてる間に「渋谷としまむら」のみおあいとは別の二人のような気もしてきましたが、こんなみおあいも好きです。
私の恋人、あーちゃんこと高森藍子が使っている寮の部屋にいる。私はパジャマであーちゃんのベッドに横になって体温計を咥えてるんだけど、その数字はいつもの平熱を示していた。
「ふぅ……これで上手くいくといいね?」
しぶりんにダブルデート欠席の旨を伝えた電話を切って、あーちゃんがこっちに向き直る。
本当ならしぶりん、しまむー、あーちゃんと私の四人で遊びに行く予定だったけど、あの鈍感たちを二人きりでデートに行かせるために、私は仮病、あーちゃんはその看病ということで欠席をした。あとは二人で上手くやってくれることを祈るだけだ。
「大丈夫だよ!あの二人、あんなにお互い大好きなんだし」
「ふふ、そうだね。どうして二人とも気付かないのか、不思議なくらい」
確かに。どっちも一年中お互いを見てる割には、鈍感だよねぇ。
あーちゃんがスマホをテーブルに置いて、風邪気分を出すために置いておいたスポーツドリンクで乾いた喉を潤す。
私の親友二人が幸せになってくれるよう祈る。あーちゃんもきっと同じことを考えてて、目が合って二人で微笑み合った。
「さて、私たちも暇になっちゃったね?どうしよっか」
体温計をしまいながら、あーちゃんが楽しげに言った。
「うーん……外に出て万が一しぶりんたちに会っちゃったら大変だしなぁ……」
仮病をしている手前、あまり動きまわらないほうがいい気がする。
「それなら、今日はおうちデートかな?
「あ!じゃあ、あーちゃんが私を看病してくれる、っていうのはどう!?」
「もー……未央ちゃん仮病でしょ?」
そうだけど、パジャマでベッドに居る私と、いつもの私服のあーちゃんはどうにも不思議な感覚で、もう少し味わっていたかった。
「えーたまには私もあーちゃんに甘えたいな―なんて……だめ?」
わざと甘えたような声を出して、上目遣いに聞いてみる。こうすると大抵わがままを聞いてくれるんだ。
「……ふふ、未央ちゃん、甘えんぼさんだね」
あ、これやばいかも。
「しょうがないなぁ……それじゃあ、お熱があるならまずは身体を拭かないとね?」
これ多分、スイッチが入ってしまった目だ。とろんとしつつ、少しだけ意地悪に笑うこの目は、何度も私を(ベッドに)沈めてきた。
ゆっくり膝立ちのままベッドに迫ってくるあーちゃんの左手が、抵抗しようとした私の手を押し伏せる。同時に右手はパジャマのボタンを外し始めていた。
「あーちゃん、ダメだよ!ほらここ寮だし、ね?」
こうなったあーちゃんには抵抗できないってのがいつもの私で、この後もきっとされるがままになるんだろう。それでも、わずかな理性が両隣の部屋を気にさせた。
「未央ちゃん……それ、本当に抵抗してるの?」
確かに、嫌ならいくらでも振り払うことはできると思う。でも、そんなことできないんじゃなくって、したくなかった。
いつの間にか前ボタンは全部外されている。ブラ越しに胸を鷲掴みにされて、ゾクゾクが背中を駆け抜けていく。普段のあーちゃんからは考えられないような、乱暴な動き。その感覚に負けて身震いしてしまう私を、あーちゃんは満足そうに見つめていた。
「本当に嫌だって言うなら、今のうちだよ?」
答えなんて絶対にわかってるのに、意地悪な質問をされる。
「じゃあ、続けるからね?」
もはや耳元で囁かれる声すら、ただの快楽の信号になる。そのままキスをされて、これで私の五感全部があーちゃんに占領されてしまった。
視界いっぱいにあーちゃんがいて、
胸に匂いをいっぱい吸い込んで、
聞こえるのはあーちゃんの声だけで、
口の中はお互いを貪り貪られ、
全身があーちゃんと触れ合う。
全部の感覚が快感だけを訴えて、頭の中が痺れて蕩けて、擦り切れてダメになっちゃいそうだ。
「あれ、未央ちゃん、顔が赤いね?熱が上がってきちゃった?」
唇が離れた時、唾液が少しだけ糸をひいた。あーちゃんと少しでも離れてしまうのが惜しい。
「だ、だってあーちゃんがっ……」
「ごめんね、いじめすぎちゃった?」
細くて綺麗な指が私の腕やむき出しになったお腹をなぞって、触れたところが順番に熱を感じてチリチリする。
「もうやめるね?」
わかってるくせに……わかってるくせに、そんないじわるを言われちゃったら身体の中身がストンと落ちるように沈んでしまう。
「や、めないで、あーちゃん……」
懇願する私に何かを言う代わりに、ブラのホックを外される。後ろに手を回す瞬間にあーちゃんの顔が近づいて、それだけでまた頭に熱がこもるのを感じる。
そのままブラの肩紐を降ろされて、前の開いたパジャマの間から胸が露わになる。明るい部屋で一方的に裸に剥かれていく自分に、どこか背徳的な興奮を感じてしまっていた。
「未央ちゃんいじめられるの好きだよね」
「そんなこと……っ」
あるかもしれない。あーちゃんにだったら何をされたって受け入れられる気がする。
「ふぅん」
「あ、ぅ……」
指が胸を、お腹をぐるぐるなぞり回して、思わず吐息が漏れてしまう。
「あれ?未央ちゃんもしかして、おっぱい大きくなった?」
一番触って欲しい敏感な部分を避けて、おっぱいを持ち上げたり、強めに握られる。
「ちょっとだけ……だって、あーちゃんがいつも触るから……っ」
「私のせいで、こうやってどんどんエッチな身体になっちゃったの?」
抱きしめるようにしながら腰を持ち上げられて、気付けば下に着けていたものも全て脱がされていた。陰毛をふさふさと手のひらで弄ばれて、恥ずかしさと期待感に身体の奥の熱がどんどん強まっていく。
「私のせいじゃないと思うなぁ……だってねぇ、未央ちゃん、こういう時はなんて言うの?」
焦らすように下腹部と内ももを撫で回されて、気が狂いそうになる。あーちゃんの手に身体を押し付けるようにして、身体が勝手に浮いてしまう。
「あーちゃん、やだぁ……いじわるしないで……触ってよぉ」
「ほら、やっぱり私のせいじゃないでしょ? 未央ちゃんがお願いするから、触ってあげないと」
ニヤリと笑って、胸元を動く手が強くなる。乳首を指先で弾くように叩かれて、ほぼ同時に体全体が跳ねるのを抑えられなかった。
「ほんと敏感だね……未央ちゃんのエッチ」
あーちゃんは私の言われたくないこと、でも心の底では言われたいことをよくわかっている。いつも囁かれるだけでどっぷりと快感の海に突き落とされる。
「あっ……んぁ、それだめっ、あーちゃっ……ひぅっ」
あーちゃんの指は私の乳首を強めに抓るように弄り回していて、私はただ身を捩ることしかできない。身体はどんどん熱を帯びて、少し身体を動かしただけで、下腹部から粘ついた水音が聞こえてくる。
「未央ちゃんも聞こえる?くちゅくちゅいってるの。おっぱい触ってるだけなのにね?……ほら、こんなに濡れてる」
指が秘裂をなぞる。これだけで何も考えられないぐらい真っ白になって、あーちゃんに全部を委ねていた。つぷ、と少しだけ指が入ってくる感触がする。異物感に何を思う余裕もないうちに指が中を掻き出すように動いて、ぐちゅぐちゅと音をたてた。
「んあぁっ!それだめっ……だめだよぉっ」
「だめ、じゃないでしょ?ちゃんと『気持ちいい』って言わなきゃ」
指の動きがゆっくりに変わって、さっきまでの刺激に慣れてしまった私は、また焦らされている状態になる。それでも指は抜いてくれないままで、無意識に腰を押し付けていた。
「んっ……んっ……」
間隔をタイミングを見計らうように刺激を与えられて、落ち着く時間も与えてもらえない。
「どうしたの?」
「だって、あーちゃんがさわる、からぁっ」
「でも気持ちいいでしょ?」
小刻みに、早い動きに変わる。ぐちゃぐちゃと音をたてて、どんどん気持ちいいのだけしかわからなくなる。
「あんっ!だめ、あーちゃん、イッちゃっ……」
ぴたりと、指が止められた。本当にイク寸前まで昇りつめてしまった私は、唐突なお預けに混乱する。
「気持ちいい、でしょ?」
あくまであーちゃんは、私に『気持ちいい』と言わせて、自覚させたいらしい。最初から抵抗する理由も余裕も無かった私は羞恥心をかなぐり捨てる。
「きもちいいっ……あーちゃん、きもちいよぉ」
頭も呂律も回らない中で、懇願するように吐き出す。
「よくできました。未央ちゃんは素直でいい子だね……ここ、ざらざらしたところ押されるの好きでしょ?」
私の弱点を知り尽くす指が、ご褒美とでも言うように私の中をかき回す。
「あああぁだめ、も、ほんとにっ……」
もう声も聞こえないぐらいに掠れる。
「いいよ、未央ちゃん」
さっきまでのいじわるが全くない優しい声。
あたまのなかが、あまーく、とろける。
「ほら、イッて、きもちよくなろうね?」
とどめとばかりに指を乱暴に押し込まれた瞬間、自分の体なのに全く制御が効かないぐらいに跳ねまわる。溜まり溜まって最後に噴火するみたいに、快感が爆発した。
「イくよあーちゃん、いく、いっ……~~~~~~っ!」
もう、なにもかんがえられない、とにかく、きもちいいことだけがわかる。
おなかのなかが、きゅうってなって、あたまがぱちぱちする。
もういってるのに、やめてくれない。いきがくるしくなって、なみだがでる。
「未央ちゃんっ!」
絶頂の中にいたのは一瞬だったか、数分だったか、数時間だったか。あーちゃんに揺さぶられて初めて、息を吸うのを忘れていた事に気付く。
頭に酸素が回って、少しだけ頭がしっかりしてきた。
「よかった、やり過ぎちゃったかと思った……」
頭も身体もどろっどろになって、終わってみれば今度は急にだるさがやってくる。
「んー……あーちゃーん……」
服もろくに直さないまま抱き着こうとするけど、汗とか……他にもいろんなのでべたべたしていたので、伸ばした手を引っ込めた。
「はいはい、ぎゅー」
結局あーちゃんの方から気付いて抱きしめてくれる。あー……やっぱりいつものゆるふわなあーちゃんは癒やされるなぁ。
「とりあえずシャワー浴びよっか?」
ん?あーちゃんも浴びるの?一緒なのは嬉しいからいいけど。
「うん、そうしよーう」
「……私はまだ全然満足してないから本番はこれからだよ、未央ちゃん?」
いじわるモードの目で見つめられて、ドキッとする。
ゆるふわもいじわるも、どっちのあーちゃんも好きだけど……お手柔らかにしてもらえるといいなぁ。