最近、仕事が楽しい。
客をあの人だと思って対応して、喜んで貰えるのを、あの人が喜んでいるんだと妄想することが、ひどく楽しい。
愚痴を聞いてあげるとき、自慢を聞いてあげるとき、客の姿にあの人を重ねて、あの人の映像をそのまま重ねて話をするのが、すごく楽しい。
あの人の姿を幻視しながら、無闇に蓄えた豊富な経験を生かして客をよがらせ、射精させるのが狂おしいほど楽しく、気持ちがいい。
おかげで、自分も気持ち良くなってイッてしまうことがたまにある。
今までは一度も無かったのに。
子供の人形遊び、ごっこ遊びのようなものだ。
でもそれが私程度の女にはお似合いだろう。
あれからすぐに家を出た。
引っ越し先は、お巡りさんが勤めている交番の近くの安アパートだ。
あのあと近場にある交番を見て回り、駅前の交番でやっとあの人を見つけたのだ。
声をかける勇気なんてない。
身の程はわきまえているつもりだ。
ただそれでも、出来るだけ多くあの人を見かけたくて、大急ぎで引っ越した。
でも交番のすぐ前を通ることも出来ず、朝方の決まった時間に立番しているあの人を、車道を挟んだ反対側の道路を歩きながら、横目で見るのが楽しみだった。
三日に一度しか居ないなんて詐欺だと思う。
たまにいなかったりするから、実際には三日に一度ですらない。
大抵は週に1回か、一度も会えないということも珍しくない。
その姿を目に焼き付け、客に重ねて人形遊びに興じる。
今の私の生き甲斐だった。
あとはそう、最近恋愛ドラマや少女コミックを見るようになった。
その登場人物にあの人を重ねると、夢の中にいるようなふわふわとした素敵な気持ちになれる。
はっきり言って病気だ。
恋の病とはよく言ったものだ。
でも、それ以上私は望まなかった。
私自身、何かを望むとか、そういう経験が乏しいせいか、漫画やドラマの力を借りないと、あの人と会話してる姿すら想像できなかった。
だから、あんなことになるなんて本当にまったく、欠片も想像していなかった。
私を指名した客の姿を見て、身体が固まる。
私の不審な反応は、ガチガチに緊張している相手にはわからなかったようだ。
私の愛しのあの人が、お巡りさんが、本物が目の前にいた。
ひどく緊張した様子で視線を彷徨わせ、そわそわと顔を掻く自信なさげな姿が、以前見た姿とのギャップで凄く可愛く見える。
仕事に慣れた私の頭が、これは風俗初体験の童貞の反応だと囁いてくる。
自分の仕事を考えれば、極々低い確率ではあるが、万に一つの可能性でこうやって客としてこの人が現れることもあり得るだろう。
しかしそんなことはまったく想定していなかった私は、仕事モードの自分というものが完全に吹っ飛ぶほどの衝撃を受けていた。
これはいけない。
「は、はじめましてぇ〜?」
声が上ずって変な声が出た。恥ずかしい。
「あ、どうも…」
半袖のシャツにジーパンという普段着スタイルのお巡りさんは、私を見ながら軽く頭を下げた。
どうやら私のことは完全に忘れているよう。
ズキリと痛む胸と、ほっと安堵する気持ちが半々くらい。
ダメだ。慣れたはずの仕事の手順が全然出てこない。
このあとどうするんだっけ。
「初めての、方ですよね。」
「あっ、やっぱりわかりますか?」
そんなつもりで言ったわけでは無かったのだが、お巡りさんは自分が風俗初体験であること、自分が童貞で女性と付き合った経験がないこと、それを職場の上司に笑われ、その人の奢りでこの店を訪れたことを饒舌に語り出した。
名前はサトウさんというらしい。でもこれはさすがに偽名っぽい。
緊張を誤魔化すために、紛らすために必死に喋るこの人を見ているだけで、身体の奥が熱くなって、下着が濡れてきた。
上司の人、ぐっじょぶ。
「ここじゃあなんですから、お風呂に入りながら話しましょうよ。」
サトウさんの剥き出しの腕を、胸で挟むようにしながら抱き込む。
自慢の巨乳だ。
サトウさんの生の感触に、ぞくりと背筋に刺激が走った。
ヤバイ、私、浮かれてる。
太ってるように見えて、筋肉の詰まった腕。
舐めたい。
擦り付けたい。
お風呂場まで引っ張って行き、乱暴にサトウさんをひん剥いてしまった。
今なら私を襲った男たちの気持ちがよくわかる。
こんな美味しそうなご馳走が目の前にあれば、服なんて邪魔なものでしかない。
サトウさんは、そういうものだと思ってくれたのか、少し苦笑しただけだった。
困った笑顔最高。
脱がしながら身体中を触ったりキスしたりしたのが、サービスに見えたのだろうか。
たんに欲望が抑えられなくてやっただけなんだけど。
お風呂場に立って、サトウさんの身体にシャワーを当てる。
普段はお喋りとかしながらやるのに、私は完全に無言だった。
何を言ったらいいかわからないし、それ以上に私自身が興奮しすぎて、鼻息が荒くならないよう呼吸を整えるのに必死だった。
サトウさんは、気にした様子はない。
初めてなら普通はどうかなんて知らないだろうし、それ以前に身体を撫でる私の手が気持ち良くてそれどころじゃなさそう。
だってサトウさんも私と同じように、必死で鼻息が荒くならないよう抑えてるし。
「触ってていいですよ。」
サトウさんの手を私の胸に持ってくる。
どこまでしていいかわかっていないぎこちない手付きが、くすぐったくて気持ちいい。
ここで手加減無しに揉みしだく他の童貞達とは反応が違うあたり、やっぱりサトウさんは優しい人だと思う。
私を気遣う気持ちが、触れた手付きからよくわかった。
人に触られるのがこんなに気持ち良いなんて初めてだ。
正直、これだけでイけそう。
ダメダメ、サトウさんを気持ち良くしてあげないと。
ボディソープを泡立てて、手のひらでサトウさんの身体を撫でさする。
サトウさんのおちんちんは、パンツを脱がせた時からギンギンだったけど、今はもう触れただけで射精しそうな危険域を見せていた。
触りたい、舐めたい、しゃぶりたい。
けど、先端で玉を作った先走り汁が、ビクンビクンと脈動するたびに滴り落ちる様は、ずっと見ていたいほどだ。
愛おしいって、こういうことを言うのかな?
いや、流石になんか違うかも。
触っただけで出そうだけど、一度目はしっかり、一番美味しく味わいたい。
「あの…すみません。こういうのホント初めてなもので…」
全部飲むのと顔にかけて貰うの、どっちがいいか真剣に悩んでいた私は、頭の上から聞こえてきたサトウさんの恥ずかしそうな声で我に返る。
しまった、ガン見しすぎた。
「元気なおちんちんですね。」
私は照れ隠しをかねて、泡立った全身をサトウさんに擦り付けながら、囁くようにそう言った。
「あっ」
サトウさんが小さく喘いで、身体を震わせた。
私は反射的に下を見た。
一切触れていないはずのサトウさんのおちんちんが、激しく脈打っている。
えっ、出ちゃうの? えっ?
今すぐしゃぶりつくべきか悩みながらハラハラしているうちに、サトウさんが荒く深呼吸を始める。
おちんちんの先端は、白い玉が出来るに留まっていた。
「イキそうになっちゃいましたか? ちゃんと我慢出来て偉いですね〜。」
九割以上本心からの言葉だった。
サトウさんの頬にキスをしながら、抱き付いて頭を撫でる。
こんなところで出したくないと、ちゃんと気持ち良くなりたいと我慢してくれたことが、私の気持ちと似通っている気がして凄く嬉しかった。
でもどうしよう。
どうやって射精させてあげるかが、まったく決まらない。
やりたいことがたくさんあるという状況が、こんなにももどかしくて楽しいものだとは思ってもみなかった。
「一回目はどうやってイきたいですか?」
おちんちんに触らないように、サトウさんの後ろに回り込んでタコのように全身を絡めながら聞いた。
どうしたらいいかわからないから本人に聞こうという安直な考えと、私がえっちな言い方をするとサトウさんの身体が反応するからこういうプレイが好きそうだという、二重の目論見だ。
「えっ、いや、あの…」
サトウさんが言い淀む。
その不安そうな態度が、信頼されていないように思えて少し悲しい。
今ここは、サトウさんが何を言っても、何をしてもいい場所なのに。
「なぁんでもいいですよ〜。口に出してもいいし、おまんこでもお尻の穴でもいいんですよ。童貞さんにはサービスしちゃいます。」
アナルセックスなんて中学の時に輪姦されたときぐらいしか経験はないし、痛いだけの記憶しかないけど、サトウさん相手だったら喜んで受け入れるつもりだった。
「あの、それじゃあ口で…」
消え入るような小さな声で言われて、私の身体に電流が走ったような衝撃がくる。
好きな人に求められることが、こんなに気持ち良いなんて。
そもそも、その程度のことでこんな天にも昇る気持ちになれるとは、想像もしていなかった。
「わっ、わかりました! じゃあそこのマットに仰向けになってくださいね!」
シャワーでお互いの泡を流して、サトウさんをエアマットに寝かせる。
サトウさんのおちんちんは反り返り過ぎて、お腹にペッタリ張り付いてしまっている。
咥えるために触って支えたら、それだけで出そうだ。
ここはちょっと工夫しよう。
「そ、そっ、それじゃ、失礼しますね!」
サトウさんの身体の上にうつ伏せに乗っかる。
お尻はサトウさんの顔に向けて、だ。
いわゆるシックスナインの形。
童貞さんなら女の子のおまんこが見たいだろうとの考えもあってこうしたけど、私のアソコって変じゃないよね?
みんな綺麗だとか処女みたいとか言ってくれるけど、自分でマジマジ見たことなんて一度もないし、そもそも数え切れないほどたくさんの男に犯された私のアソコが、綺麗なわけがないじゃん。
あ、なんかちょっと後悔してきた…
「…どうですか? 初めて見た生のおまんこは?」
照れ隠しと開き直りが、私に変な言葉を言わせる。
寝っ転がってるのに見えるくらい上がったサトウさんのタマタマが、私の言葉に反応してキュッと動くのが見えた。
透明な中に白いスジが混じった先走りが、おちんちんの割れ目からとろりと溢れる。
本当に好きなんだなぁ、こういうの。
「凄い綺麗でエロくて…濡れて…る?」
綺麗と褒めて貰えたことと、何もしてないのに濡れている事実を指摘された恥ずかしさとで、身悶えしそうになる。
お腹に力を入れてその気持ちを抑え込んだら、アソコからトプリと自分でもわかるくらい液が垂れたのがわかった。
「凄いヒクヒクして…あ、垂れ…」
わーっ! ばかばかばか!
サトウさんの言葉に耳が熱くなる。
恥ずかしい。でも、嬉しい。
サトウさんの声から、私に夢中になってくれているのがよくわかったから。
両足でサトウさんの頭を抱え込むように挟む。
頭を支えてあげて、より近くで見えるようにしてあげた。
私の眼の前でおちんちんが元気に跳ねた。
よかった、喜んでもらえて。
「このあと筆下ろししてくれるおまんこ、よく見ておいてくださいね。」
「は、はいっ。」
律儀に返事が返ってくる。
おちんちんも何度も頭を振ってうなづいた。
私も、もう我慢できない。
「いっぱい、気持ち良くなってくださひへ…」
私は言い終わる前に、口を大きく開けてサトウさんのおちんちんを一気に飲み込んだ。
ちゃんと洗えてないからか、私の口の中にサトウさんの味と匂いがいっぱいに広がった。
全身をサトウさんの身体に密着させて、この感覚をじっくりと堪能する。
これが、幸せというヤツかもしれない。
ずっとこうしていたい。
私の身体の下で、サトウさんの全身が強張ったのを感じた。
私はそれを気にせずに、もっとサトウさんを味わうためにおちんちんに強く吸いついた。
ビュッ! ビューッ! ビューッ!
そんな感じの音を私の頭の中に響かせながら、サトウさんが射精する。
ちょっとやり方を失敗しちゃったけど、先走りを味わうために先っぽに舌を押し当ててたから、喉に直撃するのは回避できた。
私の口の中で、サトウさんが気持ち良いと言ってくれている。
サトウさんのこの味を知った女は私が初めてなんだと思うと、身体の奥からぞわぞわとしたものが駆け上がってきた。
あっ…ヤバ…
堪えようと思ったけど、ダメだった。
サトウさんの顔にアソコを思いっきり押し付けながら、イク。
咥えてるだけでイケる子がいるなんて噂は聞いた事があったけど、作り話だと思っていた。
まさか自分が、しかも咥えた「だけ」でイクなんて。
口いっぱいに溜まったサトウさんの精液を味わいながら、サトウさんの体温を感じながら、イク感覚を楽しむ。
はぁ……幸せすぎる…
長い長い射精が終わっても、精液を口に溜めたままおちんちんの先端に吸い付く。
少し柔らかくなった、それでも全然硬いままのおちんちんから、残り汁を余さず搾り取るつもりで舌と唇と手で目一杯マッサージした。
物凄くもったいなかったけど、サトウさんを全部自分の物にしたくて、少しずつ味わいながら精液を飲み込んでいく。
口に出されるのなんて大嫌いだったけど、今は全然そんなことはなく、むしろずっとこうしていたかった。
水道の蛇口みたいにもっとたくさん出ればいいのに。
全部飲み切っても離したくなくて、ぼーっとした頭のまま舌を動かす。
サトウさんの味がしなくなるまで舐め尽くして、少し柔らかくなっていた先っぽが、またすぐ出そうなくらいにパンパンになったところで私はハッと我に返った。
なんだか今日はダメだ、自分のしたい事に夢中になっちゃう。
いくら童貞さんとはいえ、立て続けに二回も出したら、残りの時間勃たなくなるかもしれない。
私はゆっくりとおちんちんから口を離すと、サトウさんのお腹に宥めるようにキスを繰り返した。
急に刺激が無くなり、サトウさんが不思議そうに動きを止める。
さっきまでは私の太ももに頬擦りしながら、アソコの周りに焦らすようにキスを繰り返してくれていたのに。
そもそも、そんなことをするのが悪いと思う。
そんなことをされたら、お腹の奥から熱いものが溢れ出して、サトウさんの全てを受け入れたくなってしまうのも、仕方がないはずだ。
私は悪くない…よね?
私はなんとなく気恥ずかしくなり、目の前にあるサトウさんのおちんちんの先っぽをペロリと舐め上げた。
男の人の一番敏感な部分への唐突な刺激に、サトウさんの腰が跳ねる。
ちょっと意地悪をしたくなり、私は先っぽの割れ目のあたりだけに舌先を往復させた。
強めに舐め上げるたびに、サトウさんの身体がピクリと反応する。
今この瞬間は、私がサトウさんの全てを支配出来ているような気持ちになる。
このまま一生私のモノにしたいけど、そんなことは絶対に無理だと私のどこかが悲鳴をあげている。
…少しだけ、冷静になれた。
せめてサトウさんには、今日お店に来てよかったと思ってもらいたい。
そして出来れば、また私のところに来て欲しい。
「今度は、私が下になりますね。」
サトウさんを立たせて、今度は私がマットの上に仰向けになる。
「私の顔の上を跨がって貰っていいですか?」
サトウさんは私に言われるままに動いてくれる。
「もっと、お尻を下ろしてください。」
少しサトウさんの動きが鈍った。
どうしたらいいかわからないという戸惑いが、触れている太ももからよくわかる。
「もっと…もっとです……大丈夫ですから…」
ゆっくりとサトウさんが腰を下ろして、今はもう私の鼻先が触れそうな距離になった。
「よっ…と。」
仰向けの状態から、私は両足をぐっと跳ね上げて、そのままサトウさんの両脇の下に通した。
体勢的に辛い上に、メチャクチャ恥ずかしい、まんぐり返しという格好だ。
全部を見られる恥ずかしさと、全部を見てもらえる嬉しさが私の中で綯い交ぜになる。
こんなことできるのは、さっき綺麗って言ってもらえたことが大きい。
見えないけど、サトウさんの目が私のアソコに釘付けになっているのはすごく良くわかった。
浅く荒くなった呼吸の音とリズムが、サトウさんの太ももから伝わってくる。
「好きに弄っていいですよ。拡げてもいいし、指を入れたり舐めたり、お好きにどうぞ〜。」
言いながら、サトウさんの両手をおまんこに誘導して、自分の手でぐっと拡げて見せる。
それでもサトウさんが動く様子がなかったので、サトウさんの指を掴み、中に入れさせてあげた。
サトウさんの温かい指がゆっくり肉を掻き分けて進むのが、想像以上にハッキリ感じられた。
いつもと違う感覚に、私自身も驚く。
指を入れられるだけで、こんなに感じるなんて。
身体中が敏感になっていた。
意識がサトウさんの動きを全て感じ取ろうとして、過去類を見ない集中力を発揮しているのがわかる。
サトウさんの指が、私の中を傷つけないように慎重に穴の中心を進もうとする様子。
好奇心に負けて、少し指が曲がり、粘膜を擦る。
そのまま私のお腹側を指先が柔らかく滑り、もっと奥に進む。
私が中で一番気持ちいところに触れる直前、サトウさんの指が怯えるようにふっと内壁から離れる。
一番刺激を与えない状態に指を入れたまま焦らされ、私は気が狂いそうになるほどもどかしい快感に、ついサトウさんの指を強引に動かし、押し付けてしまった。
「もっと、強く、強く、して、ねっ?」
目の前にあるサトウさんのタマタマに吸い付き、舐め上げながら、私はみっともなく腰をくねらせた。
我慢なんて、できない。
さっき一回イッたから大丈夫と、男の人がそうだから大丈夫、なんて簡単に考えていたけど、むしろさっき一回イッたせいで、私の中は準備運動が終わった状態になってたみたい。
指一本なんて物足りない。
二本でも三本でも。
いや、早くこのおちんちんを入れて欲しい。
明らかに早すぎるけど、自分から入れてとは何故か言い出せなくて、私は顔中を自分のよだれでドロドロにしながら、サトウさんのタマタマの付け根に顔を擦り付けてアピールした。
サトウさんの指の形をもっと感じたくて、アソコに力を入れて締め付ける。
それに釣られて、私のお尻の穴がヒクヒクと動くのがわかったが、もう恥ずかしいなんて言ってられなかった。
心の奥底の黒い私が、過去の記憶に塗れた汚い私が、これだけやれば童貞なんて、今までの男達と同様に好き勝手放題に犯してくるだろうと囁いていた。
それを否定したい見知らぬ私と、大歓迎している見知った私がいる。
薄汚れた部屋で精液塗れになって、ボロ雑巾のように棄てられたとしても、それが全てこの人にされたものなら、素敵な朝が迎えられそう。
空っぽの頭で作業のように口と胃に溜まった精液を吐き出し、股ぐらから血の混じった精液をひり出して指で掻き出すなんてことは決してしないだろう。
仕事中であることなんて、完全に飛んでいた。
終わったあと殺されてもいいから、サトウさんにメチャクチャにして欲しかった。
そして私は、サトウさんがこの誘惑でメチャクチャに犯してくれるであろうとほぼ確信していた。
私に乱暴をしなかった男なんて、今まで一人もいなかったから。
でもサトウさんは動かなかった。
いや、その指先はおずおずと、確かめるように私の中を動き始めていた。
ゆっくり、ゆっくりと。
私は何がなんだかよくわからないまま、サトウさんのお尻の穴を舐めていた。
逃げるサトウさんの腰にしがみつき、動いてもガッチリついて行っていたら、サトウさんは諦めて私にされるがままになっていた。
私は中に出して貰える精液の量が増えるようにと、一生懸命サトウさんのタマタマと肛門を舌で刺激したが、サトウさんは一向に私を犯してくれなかった。
しばらくするとサトウさんの指が、同じ場所を一定のリズムで動くようになった。
その動きの変化に気付いた瞬間、私は声も出せずにイッた。
おまんこがキュッキュッと締まり、奥から液が溢れる。
それでもサトウさんは指を止めず、それどころか私のクリトリスに舌を這わせ始めた。
最初は、舌の動きも探るようなぎこちないものだった。
しかしそれも短い間のことで、サトウさんは私の突起に舌全体を押し付けるようにしながら、絶え間無く動かし始めた。
私の腰が跳ねる。
もう舐めることもできず、私はサトウさんの太ももに頬を、唇を押し当てて終わらない刺激に耐え続けた。
何度もイく。
いや、イッたまま戻ってこれなくなる。
だんだん上手く息も吸えなくなって、意識が飛びそうになったところで、私はとうとうオシッコを漏らしてしまった。
体勢の関係で、サトウさんの顔に私のオシッコが思い切りかかるが、サトウさんはまったく気にせずに私を刺激し続けた。
ただ、私のオシッコが出始めてからは、労わるような優しい動きに変わり、刺激も少しずつ弱まっていった。
私がオシッコを出し切って完全に脱力すると、サトウさんも動きを止めた。
私はそのまま、仕事中にも関わらず、客を放って意識を失ってしまった。