※この作品はR-18です。

「もしも苦労人がカルデアのマスターだったら」   作:HK416

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よっしゃぁああぁぁ!! 何とか更新!
長らく放置プレイして申し訳ない! 途中でデータが吹っ飛ぶアクシデントがあったんじゃ! お陰様で苦手なエロシーンを一から書き直す羽目になったんだよぉ!

折れた心を立て直すために、色々なキャラを霊基再臨させまくった。お陰様で素材不足だぜ! スキルマ? そんなん夢のまた夢だよ! 

では、スカサハ師匠のエロだ! 待たせたなぁ!



『女好きの苦労人は、影の国の女王の無茶振りでも全力で応えようとする。そうでもしねぇと心までモノに出来ねぇだろうが、このダラズゥっ! とは本人の弁』

 

 

『死を望む女の欲望 後編』

 

 

 

 

 

 虎太郎は自ら服を脱ぎ、上半身を露わにする。

 そのままベッドに押し倒したスカサハの身体の上に覆い被るように肌を重ねた。

 

 

「うっ……ふぅ……はぁ……」

 

 

 これから、思う存分に自らを蹂躙される屈辱によるものか、期待によるものか。

 戦闘中ですら乱れぬスカサハの呼吸は、荒く繰り返されていた。

 

 スカサハに決して体重をかけぬよう細心の注意を払いながら、虎太郎は両腕を背中に回して抱きすくめる。

 

 ベビードールという薄布越しに交わる体温。

 鼻孔から昇り、脳の深い部分を刺激する牡の体臭。

 心まで凍てついた男の、確かな暖かさを感じさせる心臓の鼓動。

 

 それらを感じる度に、スカサハは疾うに消え失せた筈の劣情に火が灯るのを自覚せざるを得なかった。

 男と交わるなど、遠い過去の話。長い年月の中で、蜜月の記憶は薄れ、摩耗し、もうまともに思い出せない。

 在ったのは、自分でもよく分からない、後悔にも似た感情のみ。

 

 だのに、記憶は蘇らずとも身体は覚えているのか。骨の芯から熱くなっていく。

 

 スカサハも、虎太郎の背中におずおずと手を回す。

 ぎこちない仕草は、何も知らない少女のようだ。

 

 そのぎこちなさに笑みを深め、コツンと額同士を合わせあう。

 

 

「ん……押し倒した割りに、悠長、だな」

 

「こういうのは何も、ケダモノみたいに襲い掛かるだけが芸じゃないだろう……?」

 

「それは、そうだが……こう、気恥ずかしいものが、ある……」

 

 

 スカサハは口元を片手で隠し、赤く染まった頬のまま、さっと視線を逸らす。

 多くの才能を、多くの勇士達の末路を――――そして、愛弟子の最後まで見通した紅い瞳も、これでは形無しだ。

 

 虎太郎はスカサハの口元を隠す手を取り、指を開かせる。

 互いの指の先と先を重ね、指を絡め、最後にはぎゅっと握り合う。

 ただそれだけの行為ではあったが、これから先の行為を何処となく連想させ、スカサハは自身の女が熱く濡れていくのを感じた。

 

 ケルトの交わりは、とにかく激しい。

 自らの欲望を曝け出し、相手をただひたすらに求める。

 そこには確かに相手に対する愛は介在しているが、それでもなお自身の欲望が優先という辺り、実にケルトだ。

 

 求められる側も、それを良しとする。

 それだけ求められている以上、自身の価値を認められているようなものだからだ。

 よってケルトの夜は、男女の闘争の場も同然だ。男は女をモノにし、女は男を虜とすることこそを旨とする。

 

 だからこそ、スカサハにとっては今この状況は不慣れ以外の何物でもない。

 互いに求め合った事はあれども、相手を第一とする性交など経験はなかった。

 

 

「――――…………ん?」

 

「……ふぅ、はぁ……な、何だ?」

 

 

 経験豊富な女を翻弄する愉悦に浸りながら、首筋に鼻を押し付けた虎太郎は、違和感からスカサハの顔を覗き込んだ。

 期待に瞳を潤ませながら見つめ返すスカサハだが、虎太郎が何故、手を止めたのかは分かっていない。

 

 虎太郎は首を傾げながらも、再びスカサハの首筋だけではなく、胸の谷間に鼻を滑らせ、すんすんと臭いを嗅ぐ。

 脳髄の奥底にある牡の本能を刺激する、濃厚な牝の臭い。

 発情しきり、隠しようのないスカサハの期待そのものの臭いは何度となく楽しんできたが、今日に限って妙に濃い。

 

 これは己の性技によるものでもなく、スカサハの興奮の度合いによるものではない。

 流石に、この辺りの判断は性技の味方を自称するだけあって、早いものだ。

 虎太郎は周囲を見回し、ベッドサイドのチェストに置かれた小瓶を目に留めた。

 何度かスカサハの部屋を訪れたことはあるが、初めて見る小物だ。

 

 虎太郎が小瓶を手に取ると、スカサハは、あっ、と悪戯でも見つかった子供のような声を漏らす。

 

 

「ふんふん。これは――香油か。でも、これ自体に匂いはないな。おい、どういうものなんだ?」

 

「か、揶揄うな。どうせ、察しておるのだろうっ」

 

「まあ、何となくは」

 

 

 小瓶の中身は、香油であったが、ただの香油ではない。

 本来は植物を漬け込み、芳香を溶け込ませたものが香油と呼ばれるが、これはそういったものとは一線を画す。

 言わば、これは身体に香りづけをするものではなく、元々の香りを増幅させるものだ。

 身体から発せられるフェロモンを増し、更には異性に伝えやすくする効果がある。

 

 部屋で焚かれていた香にせよ。虎太郎が見つけた香油にせよ。スカサハには似つかわしくない。

 スカサハを知る人物であれば、何の冗談だ、と何者かの入れ知恵や、そもそも本物であるのか、と疑いを持つだろう。

 誇り高く、何者にも傅かない。生まれながらの支配階級。常に自信に満ち溢れている彼女には、このような小道具を使うこと自体が相応しくない。

 事実として、スカサハは影の国がまだ世界の内にあった頃には、くだらぬと鼻で笑っていた代物だ。

 

 しかし、今は違う。

 戦士としての自信はある。彼女は生まれついての戦闘狂。自らの腕を磨くのに余念はない。本当に、死ぬつもりがあるのかと疑われるレベルだ。

 師としての自信もある。虎太郎と自身の所業によって、僅かに揺らいでしまったが、多くの勇士を育て上げ、送り出した過去が消える筈もない。

 

 しかし、けれど。

 

 女としての自信は、残ってはいなかった。

 自身の魅力、というものは十全に理解はしているが、世界の外側に弾き出されて幾星霜、実感が伴う事態など起こり得なかった。

 

 戦士としての自信は、影の国で戦えば、いくらでも得られた。

 師としての自信は、数多くの弟子との暖かな記憶で、実感を得られた。

 世界の外側に弾き出された影の国に、彼女以外の“人間”など残っていようはずもなく。

 女としての自信を維持することも、磨くこともできない――――もしかしたら、彼女が虎太郎に語った“人の形をしているとでも思ったのか”という言葉は、事実であったのか。

 

 加えて言えば、スカサハは周囲に美しいと持ち上げられることはあろうとも、実際に求婚されたことはない。

 男と交わったことはあろうとも、その全てがスカサハが認めた上での行為に過ぎなかった。

 

 さもありなん。いと恐ろしき影の国。其処に君臨する女王を口説き落とそうとする男など存在するはずもなく。

 劣情よりも先に恐れが先に立つ。欲望よりも先に尊敬が先に立つ。

 あのクー・フーリンでさえ、素面では口説く真似をしなかっただろう。

 

 スカサハの女としての自信は、ゼロではないものの、かつてほどではない。

 彼女の自信は、性欲と共に立ち枯れていた。虎太郎に真っ直ぐに求められる事で、性欲と同様に取り戻しているものの、まだまだ自信と呼べるものとは程遠かった。 

 

 弱さ、不様。

 今までの用いた香と香油。更には身に着けた卑猥な衣装の全てが、それを覆い隠すものであると見抜かれたスカサハは唇を噛む。

 くつくつと笑う虎太郎に、彼女は屈辱と羞恥を煽られ、脳髄までもが茹だりそうだった。

 

 

「いや。いやいやいや、本当に、アンタのそういうとこ、可愛くて好きだわぁ」

 

「そ、そうやって、お主はいつも人を小馬鹿――――に、ひぃん! な、何を……?!」

 

「馬鹿になんぞしてないだろ。折角、用意してくれたんだ。これも使って気持ち良くなってもらおうと思ってな?」

 

 

 突如として身を襲う、これまでとは違う刺激に、スカサハは甘い悲鳴を上げる。

 

 刺激の正体は小瓶の先から流れ出る香油であった。

 虎太郎は胸元や腹――スカサハの身体のありとあらゆる場所にオイルを垂らすと、中身のなくなった小瓶を放り出す。

 そして、何をしても、抵抗しない。寧ろ、何をされてしまうのか、と期待しているスカサハの身体にオイルを塗り込んでいく。

 

 初めは手の先から。

 

 

「くっ……ふぅん、っ、この香油が、どれだけっ、んぁっ……貴重な、ものか……くっふぅ、分かっておるのか……?」

 

「さあ? まあ、アンタが作ったんだ。現代の魔術師にしてみれば、垂涎ものの代物とは思うがな」

 

 

 指の先から間までも。手首を伝い、肘へと至り、肩に念入りに揉み込み、脇の下まで。

 

 

「ふぅぅっ、……ふぅぅうぅっ、……くっ、うぅぅんっ……」

 

 

 続いて、脚を。

 

 またしても指の先から、足首、脹脛、膝、太腿を虎太郎の手が這い回った。

 足の付け根まで至った虎太郎は、鼠蹊部に指を滑らせる。

 スカサハの呼吸は荒くなり、漏れる吐息は切なさと女の欲情で濡れていた。

 

 

「ふふ、偶には焦らされるのもいいだろう……?」

 

「いい、ものかっ……ふくっ、ふぅぅっ、弄ば、れてっ、おる……きゃふっ、だけ、ではないかぁ……!」

 

「それがよくなってくるのさ」

 

「あぁっ……ふ、ふひぃっ……ッ……んっ、んっ……はっ……はぁぁっ……」

 

 

 最後に胴を。

 

 下着の上から胸と股間ばかりではなく、脇腹や臍までも撫で回す。

 まるでマッサージ師のような丹念さ。だが、手の動きは身体の調整を旨としたものではなく、明らかに官能を刺激するものだが、スカサハにしてみれば、もどかしさばかりが募る手付き。

 普段の愛撫とも違う。オイルによって奪われた摩擦は、愛撫をより繊細なものとし、もどかしい愛撫は電流となってスカサハの理性を犯していた。

 

 一通り、オイルを塗り終わった女体を虎太郎は満足げに見下ろしていた。

 露出した肌はオイルによってランプの暖かな光を反射させ、艶めかしい光へと変化させている。

 それだけではない。オイルによって皮膚に張り付いたベビードールと下着は身体の隆起を、より露わにしていた。

 

 下着を押し上げる乳首とクリトリスは、つんと勃起しており、不規則にびくりびくりと震えている。

 それだけで、男に好き放題にされる屈辱と、それ以上の期待がスカサハの胸中で渦巻いているのが見て取れた。

 

 

「ひっ、くひっ、ふっ、ふぅぅうぅぅぅううぅぅんん……♪」

 

 

 虎太郎は下腹辺り――子宮を肌の上から撫で回すと、スカサハの口から身も世もない甘えた鼻息が漏れてしまう。

 

 刺激としては余りに微弱であるが、子宮から立ち上る疼きは痛みと快楽と化して腰から下が蕩けていく。

 ごぽりと一際大きく漏れた白濁の本気汁は、ただでさえオイルで濡れたショーツを更に汚していた。

 

 下唇を噛んで、せめて声だけを漏らすまいとするスカサハの苦悶と恍惚の表情。

 表情に反して、少しでも快楽を逃そうと独りでにくなりくなりと揺れる腰。

 

 意識的にか無意識的にかは別にして、牡の劣情を誘発するには十分であり、虎太郎は不意討ち気味にスカサハの唇を奪った。

 

 

「ふぐっ!? …………んちゅ……んれ……むぷっ……こくこく……んえぁ……れる……んひゅぅ……」

 

「ほら、アンタの好きなキスだぞぉ」

 

「ら、られが、しゅきなっ、んっ、んっ、ものひゃぁ……んちゅ……んぐっ……ごくっ……ちゅうぅぅっ」

 

 

 口でこそ否定していたが、スカサハの強がりであるのは明白だ。

 舌を浅ましく虎太郎の口腔に差し込み、溜った唾液を自らの口内に送り込んでは飲み下す。

 逆に自らの唾液を送り込み、虎太郎に味わわせて恍惚に浸る。

 舌は歯や歯茎、頬や舌裏までもを舐め回し、じっくりと口腔の味を確かめていた。

 舌そのものへの愛撫も忘れない。舌を絡ませながら自身の口内へと誘い込むと、音を立てながら吸い付いている。

 

 スカサハにとって、口腔からの快感というものは、意外であると同時に新鮮なものであった。

 キスの経験はあったが、此処まで激しいものではなく、ましてや口の中に快楽の神経が集中しているものだとは考えもしなかったのだ。

 虎太郎に未知の口唇愛撫を教えられてからというもの、スカサハのお気に入りとなっている。

 

 虎太郎の首に両手を回し、必死で身体を引き寄せて、より深く、より長く繋がっていようとしていた。

 

 

「ふっ、ちゅりゅりゅ……ちゅ――――んぐっ、ンんんんん゛んんん゛っ!??」 

 

 

 熱烈なキスに夢中になっていた意識の間隙を突いて、虎太郎はいよいよもって女の急所へと指を差し込んだ。

 

 熱く濡れそぼり、熟れた肉壺へと三本の指が何の抵抗もなく飲み込まれる。

 突然の膣で発生した悦楽に、スカサハは目を見開いたが、舌に吸い付いたまま離さない。

 せめてもの抵抗とばかりに腰を浮かせて逃げようとしたようではあるが、余りの快楽にただ迎え腰を披露しているに過ぎなかった。

 

 

「か、かはっ……ふ、不意討ちぃ、ひっ、ひうっ、が、過ぎる……では、あひっ、ないかぁ……!」

 

「いや、いつも言ってるだろ? 真正面から正々堂々、不意を討つってな」

 

「それとっ、これとは、話が――――あっ、あっあっ、ダメだっ、は、激しっ、指が、ふんんっ、あぁあっっ!!」

 

「いい締め付けだぞ。キツすぎず、緩すぎず、とろとろに蕩けていて、ぶち込むのが楽しみになる雄を知った牝穴だ」

 

 

 ぐちゅぐちゅと敢えて空気を混ぜるように、指の抽送を行われる。

 

 制御など聞かない快楽の波に、スカサハは快楽の元である虎太郎の指を止めようと、両手で必死に手首を押さえるが全ては虚しい努力。

 指は膣の襞を掻き分け、奥へ奥へと進んでいったかと思えば、入り口付近にまで引き抜かれる。

 

 その度にスカサハの手からは力が抜け、代わりに腰が高く持ち上がっていく。

 粘り気のある本気汁は指に絡まっては、動きに合わせて掻き出され、膣から漏れ出し、形の良い尻に幾つもの筋を造り、ボタボタとベッドに垂れてはシーツを汚す。

 

 

「まっ、待てっ! こ、これでは、すぐにっ、ひぃぃっ、た、達して、あっ、ひゃっ、あっあっ、しまうぅ……!」

 

「ああ、いいぞ。手始めに、イっちまえよ」

 

「ひっ、そ、そこっ、よわっ! あぁっ! くうっ?! ふっぁああぁぁああぁぁぁぁああっっ♡」

 

 

 膣の中、牝欲によってぷっくりと膨れたGスポットに三本の指が狙いを定める。

 それぞれの指が、別々の動きを見せる。暴虐でありながらも繊細さを損なわない、女体を知り尽くし、如何なる法悦をも極めた指使い。

 

 少しでも淫らな姿を見せまいとしてか、或いは少しでも長く快楽に蹂躙されていたいのか。

 スカサハの腰は、虎太郎の指の動きに合わせ、高く高く持ち上がっていく。踵まで持ち上げて、ブリッジのような体勢になっていた。

 

 

「んんっ、んんっぅううううっ、くぅううぅうぅっっ! あっ、あひっ、ひぃぃ、ひぃいぃいいぃんっっ♡」

 

「声も我慢出来てないぞ? ほら、イけよ」

 

「はぁぁああぁっ、あぁっ! イクっ! イクっ! んひぃいぃいいっ♡」

 

 

 スカサハはショーツを履いたまま、大量の牝潮を噴き上げながら、絶頂に達する。

 高々と持ち上がった腰は上下に揺れながら、悦びを表現しているようだ。

 

 その間も、指の動きは止まらず、徹底的に指による責めを思い知らせ、決して忘れぬように刻み込む。

 

 音を立てて噴き上げていた熱い潮は、やがて勢いを失うと、くたりと腰がベッドに落ちた。

 

 

「はふっ……ひゅ……ふっ、ん……あぁっ……ん、っ……♡」

 

 

 忘我と白痴に染まった思考、身体から重みが消えたような絶頂の余韻の中で、スカサハは恍惚の表情を浮かべていた。

 涙と涎で濡れた情けないアクメ笑みを浮かべ、虚ろな目でボンヤリと虎太郎を眺めているのは、自身を絶頂に誘った男を刻み込む為であろうか。

 

 誇り高く、自身よりも圧倒的に強い女をモノにしていく感覚がゾクゾクと背骨を伝い、虎太郎の股間は更に熱く滾っていく。

 だが、その欲望に身を任せることなく、虎太郎は荒い呼吸を繰り返すばかりのスカサハの淫らな衣装を全て剥ぎ取り、仰向けからうつ伏せの状態にする。

 

 

「んっ……あぁっ……ひんっ……ぅっ……」

 

 

 塗りつけられたオイルを今度は背中に塗り広げていく。

 今までの愛撫とは打って変わった、本来の意味でのマッサージだ。

 絶頂の余韻の中で与えられる快感とは異なる心地良さに、スカサハは眠気すら覚えていた。

 

 しかし、次第に鎮火していたはずの欲情の炎は燃え上がっていく。

 絶頂により、敏感になった身体は、更なる快楽を求めている。この程度では満足できる筈もない。

 

 身体をくねらせ、自重で押し潰れた乳房をベッドに擦り付けて少しでも鎮火に努めるが、その仕草は牡を誘う牝のそれと大差はない。

 

 

「んふっ……くっ……ひ……ンあっ……そ、そんなに、人の身体を撫で回して、楽しい、のか?」

 

「ああ、楽しいぞ。何処も彼処も張りが有って、柔らかい。最高だ」

 

「ふふっ、このような死からも見放され、戦いばかりを重ねた干乾びた身体な――――んひぃっ!?」

 

「それに女の快楽を思い出させてやるのが、楽しいのさ」

 

 

 虎太郎はスカサハの尻を鷲掴みにすると、左右に割り開く。

 其処には茶褐色の肛門と期待に濡れて開き切った牝穴が露わになる。

 ジリジリと視線を感じた菊の花はヒクつき、秘所はこぷりと白濁した愛液を垂れ流した。

 

 優しく肛門にオイルを塗り込まれ、未知の快感に手足の指を丸めてもがくが何の意味も為さない。

 寧ろ、その反応に喜んだ虎太郎は、アナルに人差し指を差し込んだ。

 

 

「かはっ……! そ、其処は、違うぅ、穴、なのだぞぉ……つ、使った、こともない……♡」

 

「成程、道理できつい筈だ。こっちの方はこれから慣らしていこう。ここも立派なケツマンコにしてやるからな」

 

「そ、そんな、ところっ、までぇっ、か? げ、下品な言葉を、使い、おってぇ……♪」

 

「そういうのが大好きなんだよ、オレは。ま、今日はここまでだ。裂けたら大変だから、なっ」

 

「んんっ、んーーっ、おぉ、おぉおおぉぉっっ♡」

 

 

 根元まで差し込まれた人差し指を中で折り曲げ、引っ掻くと一息に引き抜かれる。

 排泄にも似た未体験の快楽に、スカサハは獣の唸りを思わせる嬌声を上げた。ぎゅっと両手でシーツを握り締め、声を抑えようとしていたが無駄な努力だ。

 

 性技に翻弄され続け、逆らう気力すら奪われたスカサハの身体を持ち上げ、今度は膝立ちの体勢を取らせる。

 挿入しやすいように両脚を開かせると、秘裂から漏れた愛液が、糸を引きながらゆっくりゆっくりと垂れていく。

 

 虎太郎は後ろから両手で身体を抱き締め、ぱっくりと開いた女の象徴に、硬く勃り立った男の象徴を擦り付ける。

 

 朦朧とした意識のスカサハにも何を求めているのかは分かった。

 自ら牡にねだる淫らな牝の姿を見せろ、と言っているようなものだ。

 

 だが、誰にも傅かない彼女には、そのような言葉を吐けるわけがないと虎太郎も期待はしていなかった。

 

 事実として、スカサハは身体が倒れぬように後ろに手を回して、虎太郎の首に手を回し、腰をくねらせるだけ。

 

 

(今日も、無理でしたよ、っとぉ……)

 

「……………………か?」

 

「――――ん? くぉ……っ」

 

 

 これはこれで楽しみようがある、と諦めた虎太郎は、スカサハの漏らした言葉に疑問を浮かべると同時に、股間から這い上がる刺激に目を白黒とさせる。

 我慢汁と愛液で濡れた亀頭を、スカサハが片手で撫で回し始めたからだ。

 

 今までは流されるばかりで、ねだることをしなかったスカサハの仕草に、逸物は更に硬さを増す。

 

 

「本当に……本気で、私を救うために、命を捨てる、つもりなのか?」

 

「………………勿論、本気だ。マスターはサーヴァントの力を借りる見返りに、サーヴァントの願いを叶えるもんだ。男と女でも大差はないだろ?」

 

「本当に馬鹿だ、お主は。大馬鹿だ」

 

「安心しろ。自覚はしてる。だがまあ、余り期待はしないでくれ。オレはどっかの猛犬みたいに、強くはないんでね」

 

「それこそ、あの阿呆になど期待しておらん。それに詰めも甘い。肝心なところで、あやつの槍は外れるに決まっておる」

 

「ハハ、ひでぇが光景が目に浮かぶようだ。オレなら絶対にやらんわな、そんな間抜け」

 

 

 自らの愛弟子に対するあんまりな発言に、虎太郎は噴き出した。

 酷い話ではあるのだが、彼の人柄を知っていれば、当然の反応だ。

 恐ろしいまでの獰猛さがあるものの、そういった間抜けさが残っている。それが愛嬌とも言える彼の魅力でもあるのだが。

 

 ひとしきり笑い合うと、スカサハは振り向いた。

 その瞳は不安と孤独で揺れ、唇は震えていた。

 口を開いては噤み、噤んでは開くを繰り返すが、やがて観念したように、心からの言葉を口にする。

 

 

「も、う……一人は、嫌だ……」

 

「――――ああ」

 

「愛した者にも、時間にも、世界にも、もう、置き去りに、されたくない……」

 

「一度でも自分の女にしたら、オレは手を離さないぞ」

 

「“私”に、殺されて、くれるな……」

 

「一番嫌だね、そんな結末」

 

「……た、……のむ、……救っ(助け)て、くれ……」

 

「やってはみる。オレを忘れていても、何度だってお前をオレの女にしてやるさ」

 

「――――んむっ♡」

 

 

 零れた涙に目もくれず、唇を奪う。

 これまでの孤独を少しでも埋めるように、熱く燃え滾るようなキスを交わす。

 

 スカサハが感じたのは安堵か歓喜か。絡み合う舌は、今まで以上に激しく蠢き、交換される唾液も甘露の如く飲み下す。

 

 

挿入()れてくれ。お前の逞しいチンポで、私が従順になるまで、おまんこを捏ね回せっ……♡」

 

「どうした、急に……?」

 

「お、お主は、こ、こういった下品な言葉遣いが、お気に召す、のだろう? だから、それに合わせようと、だなっ……」

 

「そりゃ嬉しいね。どうだ? こういう言葉を吐くのも気持ちいいし、興奮するだろう?」

 

「あっ、ああ……馬鹿馬鹿しいのに、興奮してしま―――――んぐぅううぅうぅぅぅっ♪」

 

 

 スカサハの言葉を遮り、肉棒を最奥まで突き入れる。

 奥へ進む度に圧迫された膣から愛液が迸る。何の遠慮も必要ないほどに蕩け切った膣道を、何の遠慮もなく剛直は突き進んだ。

 

 

「んひっ……き、きておる、一番奥まで、子宮口をがっつりと捕まえて、離さん、ではないかぁ……♪」

 

「そりゃ、御望み通りだからな。だが、オレは――――」

 

「し、知っておるぞ。何度も、何度も仕込まれた、からな。女のみっともない姿を見て、自分の(もの)だ、と、確認するのがっ、お前の、やり口だ。だ、だから、こう、だ…………んっ、はっ、んんっ♡」

 

「…………おいおい」

 

「んおっ、おぉっ、ほぉぉおおぉおおんっっ♡」

 

 

 虎太郎はスカサハの行動に、唖然としながらも笑みを深める。

 スカサハは自ら股間に両手を伸ばすと、剛直を飲み込んだ膣口付近を割り広げる。

 

 そして、獣のそのもの喘ぎ声を上げながら、尿道に込められていた力を解いた。

 自然、堰である入り口は決壊し、黄金水が溢れ出す。じょろじょろと音を立てて、湯気と臭気を立ち上らせながらベッドを汚していく。

 

 女王としても、支配者としても羞恥と屈辱しか覚えないであろうが、虎太郎の女であることを認めたスカサハには脳髄まで犯す快楽へと化している。

 尿道からの排泄の刺激にスカサハは容易く絶頂に達し、膣は差し込まれた男性器を扱き上げ、子宮は亀頭に吸い付き、硬さと逞しさ、果ては浮き出た血管の形までも記憶するように蠕動している。

 

 

「ふっ、ふふ、そんなにビクビクと震えさせおって……んんっ、ひぅ、我慢汁もびゅくびゅく出てっ、あひぃっ!」

 

「そうもなるさ。お前のそんな姿を見て、我慢できると思うか?」

 

「我慢など、するなっ……私もしない。取り繕うのも止めるっ……から……」

 

「じゃあ、遠慮なく」

 

「んあぁっ! ひゃうぅぅっ! 激しっ! お、オォっ! そんなっ、ズコズコ、して、ひぃ、んぐっ! んひぃいぃいいいぃっ♡」

 

 

 スカサハの言葉が切欠であったのか。虎太郎の腰が激しく叩き付けられる。

 腹を両腕で抱き締めたまま、パンパンと腰を打ち付けられる音とスカサハの喘ぎ声だけが部屋一杯に響き渡る。

 

 膣と剛直は白濁した本気汁で濡れ、抽送をスムーズにしていく。

 肉棒が限界ギリギリまで引き抜かれる度に、襞は追い縋り、捲れ上がる。

 オイルの効果によるものか。それとも、極限まで高まった牝の昂りによるものか。甘く饐えた牝の臭いが全身から立ち上っていた。

 

「おっ、あっ、あぁっ、はふっ、んっほぉぉぉっ、おうぅんっ、ひやぁっ、はぁあぁあぁぁんっ♡」

 

「すげぇすげぇ。こりゃ、我慢出来そうにない。このまま出すぞ?」

 

「あっ、あっあっ、射精せぇっ、たっぷり、こってりっ、ぎゅってしたっ、まま、射精してくれぇ♪」

 

「ああ、分かった。出すぞ、()()()()。このまま抱き締めて、出してやる。お前もアクメしろ、()()()()。」

 

「んんっ、はっ、急に、名前ぇっ! ど、何処までもっ、人のツボをっ――――――んはっ、イクぞっ、イクイクイクっ♡ 一緒に、一緒にイクぞっ♪」

 

「………………っ」

 

「くおおおおおお!? おおおンッ!! おっヒぃ! くふぉおおおぉんっ! で、射精て、ひうぅ、ぃぃんっ、おるぅっ!」

 

 

 巻き付けられた両腕はスカサハの胴をしっかりと掴み、決して離さない。

 腰を押し付け、子宮にまで差し込まれた剛直は、一切の躊躇もなく大量の精液を吐き出した。

 

 ビクリビクリと肉棒が脈動して吐精する度に、スカサハは背筋を反り返した身体を同じように震わせる。

 

 

「ぁあやあぁぁあああっ♪ あぁああぁああっ♪ んあぁぁああぁあぁぁぁぁぁっっ♪」

 

「はぁっ、すげぇな。がっつり搾り取りに来てるぜ?」

 

「お、お前も、すごっ、いぃっ、ひゃひぃっ、こ、こんなにっ、ふぅぅ、大量に、子種を、うぅぅんっ、射精しおってぇっ♡」

 

「まだまだ出るぞっ、っっ」

 

「あっ、あっあっあっ、あっへぇぇええぇぇっ! またイク、イッてるのに、またイクっ♡」

 

 

 余裕などない様子で、スカサハは必死で後ろを振り返る。

 ふるふると眼球が震え、だらしなく開かれた口元から涎を垂れ流す舌がはみ出したままの表情で。

 

 まるで、自身の屈服した様子を見せつけるように。

 

 最後に一際大きく、剛直が精液を吐き出した。

 

 

「ひぃぃいっぐぅぅううぅぅううぅぅぅううぅぅっ♪」

 

 

 迸った牝の咆哮。

 それを境に、スカサハの身体から、ぐったりと力が抜けた。

 全身を汗で濡らしながら、くたりと背後の虎太郎に体重を預けながら、まだ硬いままの逸物の感触を楽しむように絶頂の余韻に浸る。

 

 気怠さの中に居たスカサハであったが、虎太郎の動きに笑みを浮かべる。

 

 

「ハァ……はあっ……ふぅっ……はぁぁっ……そうやって、中から外から、子宮を撫で回しおって……」

 

「好きか……?」

 

「あぁっ、ふぅ、す、好きだぞ……もう、自分のものだと、女を仕込むやり方だ、身体が悦んでいるっ♡」

 

「スカサハ自身は?」

 

「そのようなことまで言わせるとは…………む、無論、私もだ。ここまで求められて、悦ばない、女なぞ、おるものかぁっ♡」

 

「じゃあ、暫らくこのままでいようか」

 

「き、キスも、してくれぇ……♡」

 

「はいよ。楽しませてくれるねぇ、ほんと♪」

 

「んきゅ……ちゅちゅ……ちゅるる……ふむっ……じゅ……ちゅりゅ……ぺろっ……あっ……んっ、んっ♡」

 

 

 ぴちゃぴちゃと唾液が混じり合い、零れ落ち、吸い付く音だけが部屋の中で響き渡る。

 普段の凛としたスカサハの姿からは想像もできない、甘え切った牝仕草。

 それはそのまま彼女の心境を表していると同時に、彼女本来の女としての姿なのだろう。

 

 影の国の女王としてのベールの向こう側。今まで誰も辿り着いたことのない境地。

 舌を絡ませたまま、虎太郎は満足げに笑みを深めた。この境地に辿り着く事こそ、楽しみの一つであったから。

 

 ――――そして、此処から先も楽しみでもある。

 

 全く萎えない剛直の逞しさと微弱すぎる愛撫にスカサハが根を上げ、甘い牝声を上げさせてくれとねだるのに、そう時間は掛からなかった。

 

 





はい、というわけで、師匠陥落&オイルマッサージっぽいプレイ&師匠は甘えん坊、回でした。
何でオイルマッサージかって? 最近見たAVにそういうのがあったんや。メチャエロでした(にっこり

因みに、此方で登場している御館様が喰っちまった女性キャラは、それぞれ性癖というか、どういうのに弱いのは既に決まっています。

ジャンヌ
強気に迫られて、ちょいと無理やり目に押し倒された後に、凄く優しくされるのが好み。
ジャンヌ何かを言う→御館様、何かにつけて物陰につれこんだり、ベッドに押し倒されたり→ジャンヌ、もぉぉおおぉぉぉおぉ(顔真っ赤)は黄金パターンなんだよ!

スカサハ
今まで孤独だったので、人肌恋しいタイプ。それ以前も女王としての矜持があったので、人に甘えられなかった反動で、エロの時はすんごく甘えてくる。
その代わり、相手の要求には何でも応える。自分らしくない下品な言葉とか、Mっ気たっぷりなプレイも嫌いではない。いや、むしろ好き。

大体こんな感じですわ。いやー、エロは苦手だけど素晴らしいよね!
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