「もしも苦労人がカルデアのマスターだったら」 作:HK416
この話には男の娘は存在していません。あくまでも此処のエルキドゥは女の子なのであしからず!
いや、2周年始まりましたねー。
皆さんは福袋をもう引いたかな? 自分はダブったで(白目
そしてホームズ参戦。
でもなー、各所で言われてるけど、彼の性格がなぁ。
性能的にも、サポート型を期待していたんだけど、アーツクリティカルバリツゴリラとはたまげたなァ。これ、エロ尼と同じ道を辿らねぇか? それとも宝具打つだけの存在と化すのか。
総じて、個人的にキャラも性能もアラフィフの方が好き。
では、アンケートにありましたエルキドゥちゃんのエロですぞ。あ、クリスマス編とか銘打っていたけど、何時の間にそんな設定は消えていた。いいね?
もう一度注意しますけど、エルキドゥは男の娘でもないからね! 無性でもないからね!
ストーリー的には第六特異点と第七特異点の間ぐらいをイメージしております。では、どぞー!
エルキドゥ編 『お仕置きだねぇ! 分かるとも!』
「………んっ……ふぅ……ぅ…………」
ある日の夜。
カルデアの一角において、世にも奇妙な光景が展開されていた。
美しい緑の人――エルキドゥが、壁に手を掛けて身体を支えながら金属の床と壁で構成された廊下を進んでいたのである。
虎太郎の女となる。
そう決めた時から、無性であったはずの身体を女性のものへと変容させた身体は、彼女が理性を手にする切っ掛けとなった聖娼シャムハトのそれを参考としている。
人間らしい淫靡さと自然の持つ純粋さを併せ持ちながら、簡素な貫頭衣で覆われた小振りな胸も尻も、女をハッキリと主張していた。
弱々しくも荒い呼吸を繰り返し、全身を汗で濡らし、額にほつれ髪を張り付かせながら、辿々しい足取りで一歩、また一歩と進んでいく。
在り得ない姿だ。
エルキドゥは姿形を変えたとしても、カルデアにおいて最強の一騎。弱々しい姿など、まずお目にかかれない。
相手がどれだけの強敵であろうとも、アルフレッドの膨大な魔力と彼女の神造兵器としての性能を発揮すれば塵芥も同然。
消耗、疲弊、憔悴なぞ、彼女から最も遠い科白と言っても過言ではない。
「あら? エルキドゥちゃんよ、どうかしたのかしら?」
「ほんとーだ。凄い汗。だいじょーぶ?」
「あ、あぁ、大丈夫だから、気にしないで、二人共」
廊下を歩いてきたエルキドゥの姿を見つけたのは、風呂上がりと思しきジャックとナーサリー。お揃いのパジャマ姿であった。
幼児向けのパジャマを参考にしたのか、カルデアのマスコットキャラであるフォウを模して作られており、フードには顔が、ズボンにはシッポまで付けられている。
無論、市販品などではない。服の解れを見つけた虎太郎から裁縫を学び、モノを造ることの楽しさを知ったマシュが作り上げた渾身の作品である。
これを見たアタランテとヘラクレスの保母保父組はホッコリと笑い、虎太郎に頼んで買っておいた思い出作成用のデジカメで二人のパジャマ姿を撮りまくった。
因みに、アステリオスも同様のパジャマを着ている。
此方は保母保父組に詰め寄られた虎太郎が、何故オレが、と呟きながら夜なべして作った特大サイズのものだ。
アタランテ、ヘラクレス以外のサーヴァント達にも、このパジャマ姿は好評で、見る者の頬を緩ませる愛らしさであった。
「じゃ、じゃあ、ボクはいくから、二人も早く休むといい」
「はーい、エルキドゥちゃんも早く寝てね?」
「お休みなさーい」
子供らしい安直さであったのか、エルキドゥの変化をさして気にも留めずに部屋へと戻っていく。
基本、一人一部屋が与えられている英霊達であるが、この二人に関しては別。仲の良さを鑑みて、二人一部屋である。
ホカホカと上気した頬のままニッコリと笑って去っていく二人に、エルキドゥは二人とは別の理由で上気した頬を引き攣らせて笑いながら見送った。
「はぁ、これは堪ら――――ひぃっ♡」
二人の姿が完全に見えなくなったところで安堵の溜め息を漏らしたエルキドゥであったが、次の瞬間に膝を折った。
次に漏れたのは熱く濡れた吐息。内股気味に膝をつくと唇を噛み締め、眉根を寄せる。
身体の内側から湧き上がる衝動を抑えるように、股座を片手で押さえた。
「ふぅぅううぅううぅーっ、ふぅ゛ううぅううぅ~~~~っっ♡」
くるんと眼球を上に向け、噛み締めた口の端から涎を垂らし、更に噴き出した汗が顎を伝う。
時折、丸めた背中や腰を痙攣させながらも、口から漏れる声を抑えようと必死であった。
一度でも抑えが途切れれば、何から何まで溢れ出てしまう、と言わんばかりだ。
「はぁ……はっ……はぁ……あぁ、もうっ…………こんなの、堪ったものじゃない、な……これ、ほんと悪趣味……」
波は去ったのか。
エルキドゥは心底から弱りきりながらも怒りの篭った声を上げ、よろよろと立ち上がって覚束ない足取りで廊下を進む。
後に残ったのは、鋼鉄の床の上で光を照り返す粘液だけであった。
―――――
――――
―――
――
―
「はぁっ、ふぅ……ふぅぅっ……はぁーっ、ふぅぅぅうぅぅーっ♡」
「おっと、来たか」
「ええ。ようやく、ね」
エルキドゥが辿り着いたのは、マスターである虎太郎の部屋。
部屋の主は、弱々しいエルキドゥの姿に笑みを浮かべるでもなく、かと言って無断での侵入に怒るでもなく、手にした書類に視線を落とすだけ。
余りにも無関心過ぎる姿にエルキドゥはプッツンきそうになり、虎太郎の持つ書類を吹き飛ばしてやろうとしたものの踏み留まった。
どれだけ悪趣味でも、どれだけ悪辣でも、どれだけ人道を踏み外していようとも、仕事と称して人理焼却に立ち向かうマスターである。その仕事を邪魔するべきではないだろう。
その当然ながらも細やかな心遣いに虎太郎も気付いたのか、ようやく書類からエルキドゥへと視線を向ける。
普段の穏やかさは何処へ行ったのか、誰の目からも明らかに苛立っていた。
ここまで彼女が感情を露わにするのは、友たる英雄王か、心底嫌っている女神イシュタルくらいものだ。
彼女にとって、それ以外は庇護の対象。必要以上に己の心に波風を立たせては相手を不安にさせてしまうという気遣いから。
実に、エルキドゥらしい。自身がどれだけ強大な力を、或いは優れた能力を有しているかを理解しているからこその姿勢。
そんな彼女が虎太郎に対して怒りを露わにするということは、彼もまた単純な庇護の対象ではないことを示している。
「怒るなよ。元はと言えばお前が悪いんだぜ?」
「まあ、分かるよ? それは、分かる。けれど、いくらなんでも、これは、ないじゃないか。んんっ♡」
「――――おいおい」
いい加減にしてくれ、とばかりに貫頭衣を脱ぎ捨てたエルキドゥに、虎太郎も思わず苦笑を漏らした。
電灯の無機質な光に晒された彼女の裸体は生唾を飲み込むほどに淫靡であり、同時に息を呑むほどに清廉だ。
何者にも踏み荒らされていない新雪の如き白い肌。無駄のないように見えて、確かに存在している女の脂肪。身体の表面を伝う無数の玉の汗。
淫らさと清らかさが合一した身体――――であったのだが、それ以上に目を引くものがあった。
両胸と股間が黒い何かで覆われている。
その物体はエルキドゥの背中側で繋がっており、質感は明らかに下着の類ではない。身体と何かの隙間からは汗とも愛液とも違う粘液が滴っている。
まるでヒトデやナマコのような
よくある魔界技術によって作り出された触手生命体ではない。
「人の能力を奪っておいて、こんなものを作り出すなんて、ほんと悪趣味」
「仕方ないだろ。そうでもしなきゃ収まりが付かなかったんだから」
虎太郎がエルキドゥから能力を奪い去り、作り出した拷問器具だ。
事の発端は三日前。
第六特異点を修復し、次の戦いの更なる激化を誰もが予見していた。そして、女性陣は戦いの激化によって、虎太郎との蜜月が減ることも。
女好きではあるものの、虎太郎は基本仕事優先の苦労人。
戦いが激化すればするほどに、仕事に傾倒していく。それはこれまでの特異点修復から明らかな事実。
であるのなら、そうなってしまう前に、やれるだけのことはしておきたいと思うのは当然であろう。
何も性交だけの話ではない。
何かを語らうのも、何かを共にするのも。ただ、同じ時間を過ごすことすら難しくなってしまうのなら、その前に、と考えるのが人情。
虎太郎を愛していると口にする女性は誰もが情愛深く、懐も深く、思慮深い才女にして女傑ばかり。
自分以外の邪魔はすまいとしつつ虎太郎個人の時間を確保しようと、時に顔を突き合わせて話し合い、時に察して身を引いて、それぞれの時間を作っていた。
――――のではあるが、其処はアクティブモンスターたるエルキドゥ。他の女性陣が何をやっているかは知っていたものの、止まる筈もなく。
思い立ったが吉日、と虎太郎の部屋へと突撃していったまでは良かった。
だが、T-1000型ターミネーター並の力技で虎太郎の部屋へと侵入した時には、カーミラと睦言の真っ最中。
『おっと、済まないね。ハハ、じゃあボクも随伴しても構わないかな?』
『………………いや、オレは良いんだけど』
『良い訳ないでしょうが! 何を考えてるのよ、貴女は!!』
『あーっ、困ります! カーミラ様カーミラ様! 困ります! あーっ! あーっ!!
カーミラ怒髪天を衝く。
パンツ一枚の状態で宝具たる
他の女性陣であれば、何やかんやと有耶無耶に出来たのだが、カーミラだったのが不味かった。
虎太郎の前では極上のドMであるが、本来の彼女は美しい少女から血を絞ったり、拷問しちゃう弩級のS。
これからという所で邪魔されては、カーミラとしても怒りは収まらない。
カーミラに暴走されても、自室が吹き飛んで困る。
エルキドゥが応戦しようものなら『アルトリア怒りのエクスカリバーぶっぱでカルデア半壊事件』の再来になりかねないので非常に困る。
『じゃあ、こういうのはどうだ?』
『え? ちょ、虎太郎、何――――ひぃぃっ♡』
カーミラの怒りを収めつつ、嗜虐心を満たす方策。
それが、エルキドゥの能力を奪い、その力で性感を高める生物を作り、焦らし続けるというもの。
カーミラもこれを認め、矛を収めた。見るからに渋々であったが、内心は嬉々としてだっただろう。
彼女は同性愛もイケる口。いや、その嗜虐心、残虐性を発揮するのならば、美しい少女の方がいいと考えている節すらある。
虎太郎と出会ってから、すっかりと鳴りを潜めた性癖であったが、決してなくなったわけではないのだ。
それから三日間、エルキドゥは悶々とした日々を送る羽目となった。
虎太郎に能力を奪われれば、如何な英雄王と肩を並べるエルキドゥと言えども、諸人と大差はない。
本来であれば、身体の感覚ですら鈍化、遮断すら可能であった彼女であるが、それも叶わない。
胸と股間に張り付いた拷問器具は、生き物のようにエルキドゥの女の象徴を絶えず、刺激し続けた。
控えめな乳房の頂点で恥ずかしげもなく乳輪から勃起した乳首を覆い隠した内側では、無数の肉突起が全体を撫で回し、時折、口のような器官で乳首を噛む。
それがまた辛い。口の内側は歯に相当するらしいものがあったが、人のそれとは違いエナメル質ではなかった。
歯すらも肉で出来ているのか、噛み付いたとしても大半が滑る。滑らなかったとしても、もどかしいばかりの刺激しか与えてくれない。
触手が伸び、乳首に巻き付いて締め上げることもあったが、それもまた決して絶頂には至らない絶妙な加減で行われた。
女性器を責める方は、より悲惨だった。
勃起したクリトリスは乳首と同じように口と触手によって肥大化し、常に撫で回される女陰は見るまでもなく興奮から充血して膨らんでいるのが分かるほど。
時には無数の細い触手が膣内と菊門へと入り込み、淫肉や腸壁を掻き毟る。
入り込んだ触手は複数に折り重なり、張り型のように太い形状を取って抽送を開始することもあれば、吸盤のように吸い付くことさえあったほどだ。
潮を噴いてしまうほどの快楽であったが、それでも虎太郎の形と違う、という理由だけで決して絶頂することは出来なかった。
頭がおかしくなるほど気持ちがいいのに、決して絶頂できない。
生半可な拷問よりも、遥かに肉体的にも精神的にも追い詰められる性的な拷問。
まして、それが虎太郎の手によるものであれば、より悲惨さは増していく。
何せ、エルキドゥの身体は知り尽くしていると言っても過言ではない。
どのようなレベルの快楽を与えれば、絶頂するのかを知っているのならば、その逆もまた容易い。
時間と共に高まっていく性感に対して、快感の度合いを調整するなぞ、造作もないことだ。
不様な姿は晒すまいとしながらも、上気する頬と高まっていく性感を抑えられないエルキドゥの姿に、カーミラはこの三日間、ほくそ笑むのを隠すのに苦労した。
そんなカーミラに怒りを覚えるエルキドゥであったが、そこはそれ。自分のタイミングが悪かったと堪え続けた。
様子のおかしいエルキドゥに、何名かはあっ(察し、となり余裕のスルー。
何名かは、そういうプレイか(白目、と受け入れた。
何名かは、馬鹿な真似は止めなさい、と虎太郎に直接抗議を入れるも、事情を知るとああ、もう、と頭を抱えて引き下がった。
そして、虎太郎がエルキドゥの限界を見極めていたのが三日目である今日。
もうエルキドゥの頭は女の情念で煮立っている。極限まで焦らされているが故に、苛立ち易くもなろう。
寧ろ、今まで他の誰かに当たらなかったでも凄まじい理性の持ち主であることを物語っている。
「ねぇ、もういいだろう? いい加減に、許してよ」
「許すも許さないも、それを決めるのはオレじゃないからな。ああ、それから、カーミラからの注文もあってね」
「あっ、ちょ、ちょっと、何を?!」
「撮影してくれとさ。オレが手を抜くんじゃないか、と疑ったらしいな。いやいや、それこそまさか、なんだがねぇ」
ニッコリと微笑んだ虎太郎は、既に仕込んでいただろう鎖を天井から出現させた。
鎖はそのままエルキドゥの両手首に巻き付いて、頭の上で固定させる。
キッとエルキドゥが虎太郎を睨みつけるが、本人は気にした様子もなく、机の上にカメラをセットしているではないか。
抵抗しようにも、能力を奪われたエルキドゥの力では、鎖を引き千切れる筈もなく。
「さて、カーミラを精々楽しませてやるんだな」
「御断りだよ。君を楽しませるならまだしもね」
「む。今のはちょっと嬉しかったな。オレを楽しませるのに拘るほど、今の立場と自分を気に入っているとは」
「それは、まあ。こんな体験したことないし。自分を女として再定義するなんて、考えてもみなかったからね――――んんっ♡」
拘束されたエルキドゥの背後に回った虎太郎は、艶のある美しい薄緑の髪を掻き分けて露わになった耳に舌を這わせた。
カーミラを楽しませるような不様な姿は晒すまい、甘い声など決して漏らすまいとしたエルキドゥであったが、それだけの刺激で全てが蕩けた。
元々、性感は限界まで高められている。
微弱な刺激であったとしても、それが虎太郎によるものであれば喘がせるなぞ訳はない。
ぐちゅぐちゅと耳から伝わる音と舌の感触に、脳を直接掻き回されるような錯覚を得る。
全身に鳥肌が立ち、頭から女の象徴たる子宮へと走る法悦に、腰は痙攣を繰り返し、股間を覆う拷問器具の隙間から愛液が漏れ、足の内側を伝う。
(こ、これ無理、無理だよぉ……耳、舐められただけで、こんなになるなんて……♡)
何とかこの快楽から逃れようと身体をくねらせるが、鎖の拘束によってそれも叶わない。
美しくも不様な女の姿に、虎太郎は文字通りの魔の手を胸へと伸ばす。
「はっ……はぁっ……ぁ……あぁっ……くぅっ……♡」
胸を這うかと思われた手は、両胸を覆う拷問器具へと向けられた。
まるでシールを剥がすように指によって端から摘み上げられる。
ゆっくりと剥がされていく器具は、それ自体が意志を持つかのように、エルキドゥの胸へと張り付いた。
触手や口は何とか離れまいとしたものの、創造主に逆らうことは出来ないのか、剥がされていく。
器具自体が吐き出す粘液とエルキドゥの汗の混合液が銀の橋となって伸び、プツリと途切れるだけで、彼女は絶頂してしまいそうだった。
露わになった両胸は、エルキドゥが参考にしたシャムハトのものとは明らかに異なっていた。
この三日、撫で回され、巻きつかれ、吸いつかれた乳房は張りを増しており、乳輪と乳首は痛々しいまでに腫れ上がっている。
体温と変わらない暖かな肉の感触から冷たい空気に晒されただけで、仰け反ってしまうほどに気持ちがいい。
「ふぅぅうぅぅーーっ……ふむぅぅううぅぅぅっっ……ぐ、くぅうぅぅうぅぅうぅぅうっっ……ふぎぃいぃぃぃぃいぃっっ……♡」
そのまま背中で繋がった器具を剥がされていくエルキドゥは、雌声が漏れるのだけは避けようと耐えた。
だが、絶頂を望む雌欲は滲み出ている。
エルキドゥにあるのはカーミラに対する反抗心だけだ。
彼女を楽しませまいとしていたが、全身から溢れてしまいそうな絶頂への渇望は消しきれない。
口の端から溢れる涎は顎を伝い、長い糸を引いて、床へと落ちる。
絶頂を貪りたい欲求と、不様な姿を晒すまいとする克己心が鬩ぎ合っていた。
ぎゅっと拳を握り締めるが、全身は細波を立てるかのように痙攣を止められない。
「さぁて、お待ちかねだ」
「だ、誰がぁ、…………あひっ、ひぃぃっ、ふむむっ、ふぐっ、ふっひぃぃいいぃぃぃいぃ♡」
いよいよ、背中側の繋ぎを剥がし終えると、続いて尻の合間と股間へ向かった。
尻穴と膣へと入り込んでいた触手が、ぞるぞると引き抜かれていく。
ご丁寧に触手の表面にはイボと細毛があり、菊紋と膣の襞を引っ掻き、撫で回す。
エルキドゥの両膝は余りの快感にガクガクと震え、何度となく熱い雌潮を噴くが、頂点にまでは達しない。
仰け反り、腰を振りたくって少しでも刺激を強めようとする。
本当にあと一歩、ほんの一擦りで待ち望んだところに到達できる必死さに、虎太郎は笑いを堪えながらも手を抜かない。
まるで、蜘蛛の糸を渡るような慎重さと繊細さ。
右に左に、前へ後ろへ動くエルキドゥの腰に完璧に合わせ、あと一歩を踏み出させない。
「――――んっへぇっ♡」
途方もない快楽を与えられた悦び。絶頂へと至れないもどかしさ。
相反する二つの要素を、生臭い女の吐息と共に吐き出した。
膣から本気汁が垂れて長い糸を引き、エルキドゥの痙攣に合わせて切れ落ちるを繰り返す。
虎太郎は、これまで三日も己の思う通りにエルキドゥを責め続けた器具を興味を失ったかのように投げ捨てる。
器具はエルキドゥが形を変えて扱う一部のように、黄金の砂となって消え失せた。
「クク、酷い臭いだな」
「はぁーっ、はぁーっ……ふっ、ふぅっ……だ、だって、仕方が、ないじゃないか……ひふっ……そこだけは、三日も、洗ってないんだから。に、匂いなんて、嗅がないでよぉ……!」
そのまま虎太郎は拘束されたエルキドゥの前へと回り込むと、その前で跪く。
目の前には、控えめな薄緑の陰毛と包皮から飛び出た陰核、充血して膨れた大陰唇があった。
湯気が上がるほどに熱くなった女性器はひくひくと蠢き、雌の発情した臭いを漂わせて雄を誘う。
陰毛を弄りながら、鼻を鳴らせて雌の香りを楽しむと、さしものエルキドゥも泣きそうな顔になった。
酷い匂いの筈だ。いくら女と言えども、汗などの老廃物は男のそれと変わらない。
だが、虎太郎はそれを楽しむ。
酷い臭いではあるが、悪臭とは感じない。雄を求める雌の香りが、雄にとって悪いものであるはずもない。
何より、エルキドゥの表情は嗜虐心を唆る。匂いと相まって、股座の一物は更なる熱を以て猛り狂う。
「あっ、あっ、あぁっ…………はひっ、あぁっ、ふぅうううぅぅううぅうぅっ♡」
虎太郎は舌を出しながら、エルキドゥの股間へと迫る。
その光景に、紛れもない期待で瞳を濡らし、歓喜の吐息を漏らしていた彼女は、舌が触れた瞬間に仰け反った。
目の前が白く染まり、全身が泡立つほどの快感。
思わず仰け反り、爪先立ちになって絶叫した。
彼女自身、見たこともないほどに勃起したクリトリスを一舐めさせただけで、カーミラへの反抗心は吹き飛んだ。
最早、頭にあるのは虎太郎によって、絶頂へと押し上げられることのみに染め上げられる。
「あぁっ、はっ、はぁぁっ、これ、イクっ、もうイクっ♡ あひぃっ、ふっ、ふぅっ、ぐっ、くっ、ふあぁああぁっぁぁぁぁあぁっ♡」
エルキドゥは無意識の内に、虎太郎が責めやすいよう両足を大きく開いて腰を突き出す滑稽な姿を取る。
ぶしっ、ぶしっ、と何度となく潮を噴き、迫ってきた頂きに悦びを示す。
噴き出した潮と愛液は虎太郎の顔を汚していくが、当人は気にした様子はなく、寧ろ、楽しげに目を細めるだけ。
チロチロとクリトリスを弾く舌は激しさを増し、石のように固くしこった感触を楽しんでいるかのよう。
「イク、いくいくいくぅ――――はぁぁっ!?」
しかし、すんでのところで虎太郎は舌を離してしまう。
陰核をヒクつかせながらも、エルキドゥは瞼を限界まで開き、信じられないものを見る目で虎太郎を見た。
この期に及んで、彼はまだ焦らすと言うのだ。
「ほらほら、もっと気をしっかり持てよ。これから辛いぞ?」
「うそ……うそ、だよね? ……む、無理……虎太郎、無理だよぉ……ぼ、ボク、これ以上、我慢――――」
「そこら辺は、オレが加減してやるから」
「~~~~~~~~~~~っっっ♡♡」
哀れみを誘う瞳と声で、再び背後へと回った虎太郎へ哀願したエルキドゥの全てを無視し、虎太郎は淫穴へと指を滑り込ませる。
既に濡れそぼった膣は簡単に三本もの指を飲み込むだけには収まらず、程よく指を締め上げる。まるで、ボクの穴は気持ちいいんだよ、と示すように。
声にならない叫びを上げたエルキドゥは一瞬、意識を失いかけたが、すぐさま現実へと引き戻される。
余りにも的確に、自身の弱りどころを擦り上げる指の前では絶頂できなくとも、気を失うことすら許されない。
「あっはぁっ♡ あっあっあっ、あひぃっ、イクっ! じ、Gスポットォ、そんなに擦られたら、いひっ、あっへぇぇぇぇぇ♡」
このまま階段を駆け上ろうとするエルキドゥであったが、またしても指はピタリと止まった。
「くっひぃぃいぃぃぃぃぃっっ……! ど、どうしてぇ! どうして止めちゃうんだよぉ……! あ、あと、あとちょっとだったのぃ……!」
「そりゃ、楽しいからな。女の泣く顔ってのはどうしようもなく男を唆らせるもんだ」
「こっのぉ…………ほぉっ、こ、今度は、お尻ぃぃぃっ♡」
エルキドゥの恨み言の全てを無視し、虎太郎は今度は尻穴を責める。
割り開いた尻肉の最奥に位置する菊門に舌を滑らせた。
たったそれだけで触手を挿入されていたアナルは簡単に解れ、開かれる。
腸液を零す穴へと容赦なく舌を突き入れ、門の締りと味を楽しんだ。
「ひっっ♡ はぐぐっ♡ や、ダメェっ♡ 凄い音でちゃうぅっ♡ 恥ずかしい音、止まらなひぃっ♡」
口ではそう言いながらも、もっと奥へとねだるように、尻を差し出す。
舌が引き抜かれる度に、ぶぴっ、と音が漏れる。
入った空気が漏れたのか。それともガスが噴き出たのか。
どちらにあるにせよ、女にしてみれば恥ずかしいことこの上ない。他人には決して聞かれたくない音だ。
己を女として再定義したエルキドゥであっても同じ。
だが、その表情は、誰の目から見ても明らかな喜悦に染まってる。
そこまで晒すことにも、そこまで知られてしまうことにも、彼女の“女”は悦びを覚えていた。
「はぁぁっ♡ はっ、くぅっ♡ イックっ♡ キモチいいキモチいいっ♡ お、お尻、ホジられてイクっ♡ このまま、このままホジホジされて、イクぅぅーーーっ♡」
「おっとっと」
またしてもアクメ寸前で、舌が引き抜かれる。
虎太郎の緩急つけた責めを前に、またしても絶頂から遠ざかる。
ポッカリと開いた尻穴は、エルキドゥの精神状態を表すかのように、或いは穴自体が虎太郎へ抗議するかのようにヒクついて腸液を垂れ流す。
「んんっ、はぁあぁぁあぁぁぁぁあぁっ………ど、どうしてぇっ!? ど、どうして止めちゃうんだよぉっ! やだ、やだやだぁっ! もうイカせてよぉ!」
「ダメだろ? お仕置きなんだから。お前の意見を聞いてたら立ち行かなくなる」
「ふ、ふざけ――――はぁあぁんんっ♡」
今度は尻穴の上へ舌が登っていく。
尻の間、腰、背中。涎を残しながら、伝う汗の味を楽しみながら上へ上へと。
これまでの舌によるペティングに比べれば、随分とお優しい。
だが、左手は疼く子宮を更に疼かせるように下腹部の上からぐっと押され、右手は乳輪をなぞり、今までのヴァギナ責め、アナル責めと何ら遜色はない。
背中に立った鳥肌は更に際立ち、伝う汗は更に量を増す。
背中だけではなく、脇腹や脇の下まで舌を這わせ、時に吸い付き、エルキドゥの汗を味わっていく。
「ひぅうぅっ、ひっ、ひぐっ……ふぅーっ、ふぅぅうぅううぅうぅーーーっっ♡」
今度は、虎太郎に知られることなく絶頂に達しようとしたのか、エルキドゥは再び歯を食い縛る。
漏れる熱い吐息までは無理ではあったものの、喘ぎ声は辛うじて漏れていない。
勝手に痙攣しようとする身体を全身の筋肉で抑え込み、拳を握り締めている。
「そういう、ズルはいけないんじゃないのかなぁ?」
「ふぅううっ、くぅううぅううぅうぅぅぅうぅぅ……っっ!!」
悪かったのは自分も理解している。
カーミラとて、虎太郎との睦み合いを楽しみにしていた。それを邪魔したのだ。その件に関しては言い訳のしようもない。
けれど、本当にこれ以上は限界だ。
この三日間でどれだけのお預けを喰らったことか。高めるだけ高められ、伸ばした手が求める頂きに届かなかったのは何度であったか。
「い、いい加減にしてよぉ!!」
ついに、エルキドゥの理性が崩壊した。
高められること数百度。それはそのままエルキドゥが絶頂を逃した回数となる。
「なにを考えてるんだよぉ! もう何回目だと思ってるんだ! イカせてって言ってるだろうっ! 何回寸止めすれば気が済むんだよぉっ!」
それだけ焦らされれば、誰とて怒りもしよう。
普段の穏やかな彼女からは考えられない、低い罵声と血走った目。
真実、限界なのだろう。
罵声の一つも浴びせたくなるだろう。
虎太郎はその全てが心地良いとエルキドゥの怒りを受け止め――――表情から一切の笑みを消した。
「……あ、あぁっ……はっ、ま……」
「あーぁ、随分と生意気な口を利くな? 今度は、と思ったんだが……これは、覚悟して貰わないとな」
「あ、ぁっ、こ、虎太郎。ま、待って。や、やだぁっ! ごめんなさい! ゆ、許して! も、もう生意気な口なんて、利かないからぁ……」
「駄目だな。もう遅い。気が狂うまで焦らしてやる。簡単にイケるなんて思うなよ……?」
「あっ、あぁあぁぁっ、いやぁああぁあぁぁあぁぁぁ……っ」
虎太郎は掛け値なしの懇願をまたしても無視し、目隠しでその両目を覆う。
エルキドゥは蒼褪めた表情で、これから襲いかかる拷問染みた寸止め地獄に絶望の声を上げるのだった。
寸止めは続いた。エルキドゥの心が折れるまで、徹底的に。
―――――
――――
―――
――
―
「はぁあぁあぁあぁっ、うぐぅぅうぅ~~~~っ、はっ、イぐぅっ、今度は、今度こそイクっ、イクっ、いくっいくぅぅっ♡」
「…………」
「ひあぁあぁあぁあぁああぁぁぁ~~~~っ! また、とまったぁああぁあぁぁぁぁっ! はっへぇぇえぇっ♡ イカせてぇぇぇえぇっ♡ イカせてぇぇえええぇっ♡」
あれから三時間。
お仕置きが始まった三日前から換算すれば、七十五時間が経過した。
エルキドゥの姿は、まさに狂乱と言っても過言ではない。
徹底した焦らしからの虎太郎の齎す快楽によって、エルキドゥの精神は崩壊寸前だった。
最早、頭の中はイくことしか考えていないだろう。
エルキドゥは涙と鼻水、涎塗れの顔で情けない声を漏らし、もうまともな言葉も発せられないほどだ。
焦らし攻めの過程で鎖が一本加わり、右足を持ち上げるような体勢を取らせている。
びくびくっ、とキスマークだらけになった身体を絶え間なく痙攣させる姿は、壊れかけた人形のようだ。
「これぐらいでいいかな。さて、イキたいか、エルキドゥ?」
「イキたい♡ イキたいイキたい♡ なんでもするっ! 虎太郎の肉便器でも、メス奴隷にもなる♡ 虎太郎のしたいことなんでもやるからぁ♡ もう、ホントにおかしくなっちゃうよぉ! イカせてぇ♡ イカせてぇぇええぇっ♡」
「…………よしよし、良い子だ」
「あっ……♡ あぁあぁぁあぁぁっ……♡」
エルキドゥの返答に満足すると、虎太郎は目隠しを剥ぎ取る。
その顔を見た彼女は歓喜の声を上げながら、涙を溢す。にやついた笑みは、いよいよもって絶頂を味合わせることを示していたからだ。
「何でもするって言ったな? じゃあ…………」
「はぇ……? な、何で、そんなぁ……?」
「何だ、嫌か?」
「い、嫌じゃない! 嫌じゃない! だ、だから、ちゃんとやるからぁ……♡」
「怯えなくてもいい、嘘じゃないよ。ちゃんと、イカせてやるからな」
虎太郎が何故そんなことをさせたがるのか理解できなかったが、エルキドゥは聞いているかも怪しい速度で何度となく頷く。
何度となく生唾を飲み込み、荒い呼吸を必死で整え、舌で口唇を舐め潤して、撮影しているカメラを見据えた。
「はっ、か、カーミラ、この前はごめんねぇ……で、でも、虎太郎は……しっかりキスアクメきめたら、許してくれるってぇ……」
「だから、カーミラはこれを見て、一人で寂しくオナニーしてね? ボクはこれから、虎太郎にたっぷり、ねっとり、こってり、愛して貰っちゃいまぁす……♡」
「こ、虎太郎っ♡ 早くっ♡ 早く早くぅっ……♡」
明日にでもこれを見るであろうカーミラに向けてのメッセージ。
カーミラを女として煽るために虎太郎がやらせたことだが、エルキドゥには関係がない。
虎太郎の言いつけ通りに、キスでアクメをすることしか頭になかった。
カメラへと向けていた顔を背後に立つ虎太郎へと向け、犬のように舌を伸ばして懇願する。
「んむっ……ちゅる……ちゅちゅっ……んへぇぁ……じゅるりゅ……ちゅぅうぅぅっ……♡」
「少しがっつきすぎじゃないか?」
「しふぁらないぃっ……はっ、へっ……んぐ、ごくっ……んむっ……じゅるるるるっ……♡」
舌を絡ませ、唾液を交換する。
初めは虚空で舌を突き合い、舌の腹同士で擦り合わせていたが、次第に激しさを増していく。
遂には口唇を押し付け合い、口腔のあらゆる部分を互いに撫で回す。
その度に、広げられた秘裂は歓喜を教えるようにヒクつき、新たな本気汁を溢し出す。
「はっ、じゅりょ……こ、こひゃろう……イクね……ボク、イクからね……きしゅあひゅめすりゅ……んむっ、はむむっ……ぷぁっ……ちゅぅぅ……」
「よしよし、いいぞ。イケっ」
「はむぅううぅううぅぅっ♡ んんっ、んむっ、んんんんんんんんん~~~~っっ♡」
エルキドゥのねだるような舌の動きに合わせ、虎太郎はその舌に噛み付いた。
瞬間、待ち望んだ時が訪れる。
片足の爪先だけで支えられていた身体は、胸を、腰を、膝を痙攣させた。
開いていた膣穴からは本気汁が噴き出し、尿道からは黄金水が漏れ出す。
その間も、エルキドゥは少しでも長く虎太郎にアクメ姿を見せられるように、懸命に舌を動かし続ける。
唾液の交換も、相手の口腔を擦り上げる舌も、己の口腔へと侵入してきた舌も、何もかもが気持ちがいい。
「んんんんんんっ、ぽぉんっ♡ はっへぇぇえぇっ♡ イったぁッ♡ イッたよぉ……♡」
音を立てて、舌を口から引き抜いたエルキドゥは余韻に浸りながらも、絶頂を報告した。
白痴の笑みを浮かべる姿は、どうしようもなく男の劣情を刺激する。
虎太郎は鎖を消し去り、倒れかけたエルキドゥの身体を抱え、ベッドへと連れて行く。
求めていた絶頂を与えられ、恍惚の表情を浮かべるエルキドゥをベッドへと寝かせ、愛液と潮で汚れた衣服を脱ぎ捨てる。
股間で隆々と反り立つ一物は、熱を帯びて自らの役割を全うするのを待ちわびていた。
「はぁっ……はっ……ひぅっ……ふっ……ふぅ……あ、あぁっ……んぐぐっ♡」
「ようやく、戻ってきたみたいだな」
忘我の彼方から帰還したエルキドゥは、虎太郎の言葉すら届いておらず、自らの股間に押し当てられた男性器へと釘付けとなっていた。
ようやく、いやいよ、やっと。
これまで貯めに貯め込んだ不満と性感が解放されると理解し、何度も生唾を飲み込んでしまう。
「こ、虎太郎っ♡ は、早くっ♡ ボクのおまんこ、オナホールみたいに使っていいから早くぅっ♡」
「おいおい、それはないだろう。ちゃんと言えよ」
「も、もう、本当に酷いな、君は……♡ こ、虎太郎のバッキバキの勃起チンポで、ボクのとろとろの欲しがりマンコ、ぐちょぐちょぉ、ぞりぞりぃってぇ、いっぱい愛してぇ……♡」
やることは変わらずとも、エルキドゥを道具ではなく女として扱うことを良しとする。
その姿勢に、ようやく虎太郎の肉槍から視線を離し、エルキドゥは拗ねたようにおねだりを口にした。
けれど、それも仮初のものと一目で分かるほどに、彼女の目にはハートマークが浮かぶほどに蕩け潤んでいる。
その言葉に、虎太郎はエルキドゥの両足首を掴み、一息で子宮口まで挿入した。
「おぉ……♡ はあああぁぁあぁぁあぁぁああぁあぁぁっっ♡」
待ち望んでいた快楽、ようやく訪れた法悦にエルキドゥは潮を噴く。
びくびくと痙攣する腰が止められない。
仰け反る身体を元へと戻せない。
呼吸すら忘れてしまうほどの気持ちよさ。
歓喜の咆哮を上げたエルキドゥは預けた枕ごと両腕で頭を抱き締める。
「はぐぅぅううぅぅっ♡ イクっ♡ はひぃいいぃぃっ♡ どちゅ、ってェ♡ すっごぉぉっ♡ 虎太郎のチンポ、凄いよぉっ♡」
「エルキドゥも凄いぞ。締め付けも、熱さも、吸い付きも」
「だってぇっ、だってぇぇえぇっ♡ あ、頭おかしくなっちゃうくらい焦らされたら、誰だってぇ♡ はっ、はへぇぇええぇええぇっ♡」
どちゅどちゅと音を立てて抽送される肉棒に、襞を掻き分けられ、子宮口を突かれ、またも襞を引っ掻かれる。
カリ首の高さも、亀頭の大きさも、陰茎の固さも、全て知っているにも拘らず、限界まで焦らされ敏感になった淫肉には新鮮であった。
今までの焦らしが嘘のように、容易くアクメを迎えさせてくれる。
その感謝を伝えるように、膣肉は怒張を必死に喰い締め、子宮口は亀頭にキスをしようと吸いついた。
「ふっ、ふぐっ♡ あっ、あっへっ♡ イク、イクイクいくっ♡ イッてるのに、またイックぅううぅっ♡」
「今まで我慢した分、たっぷりとイけよ。ほらほら」
「ふににぃっ♡ あーっ♡ あひぃ、ひぃぃっ♡ こ、こた、虎太郎も、おぉっ、一杯、ひぅうぅっ、気持ちよく、なってぇ♡ オマンコでチンポ一杯、締めるからぁ……あひっ、我慢汁びゅーってっ、来たぁっ♡」
「済まん済まん。お前が可愛いことを言うから、つい、な」
「またびゅびゅってぇっ♡ すき、それ好きっ♡ 我慢汁びゅっびゅされながら、子宮口ぐりぐりするのいいよぉぉぉおぉぉっ♡」
子宮口に亀頭を密着させた状態で、腰を回して撫で回す。
白い喉を晒すほどに仰け反り、痙攣するエルキドゥであったが、彼女の弱点から虎太郎の肉棒は全くと言っていいほど外れない。
開発されきった彼女の身体は何をされても絶頂し、膣は何処を擦り上げられ、削り落とされても快楽を齎す。
「あっはぁっ♡ こ、虎太郎のチンポ、大きくなったぁ♡ ボクもっ、イクの止まらないから、はぐっ、何時でもイってぇ♡ はおぉおぉっ♡ ああぁあ゛あぁっ♡」
「じゃあ、イクな。きっちり中出しアクメ決めろよ」
「うんっ♡ うんうんっ♡ イクね、虎太郎と一緒にイクからっ♡ 降りてきた子宮にいっぱいザーメン注いでぇぇっ♡」
エルキドゥは、びゅーびゅーとアクメと同様に潮まで止まらなくなり、また止めるつもりもない。
為す術もなく絶頂する女の姿。虎太郎が、その姿にこそ興奮を覚えることを、これまでの経験から知っていた。
女の幸せと牝の悦び。
その全てを見せつけながら、エルキドゥは緩みきった子宮の中にまで入り込み、全てを開放した剛直と同時に達していた。
「あっあぁっーーーーーーっ♡ 精液ぃっ、きてるぅううぅぅうぅうぅっ♡ イッ、あっ、イっ、イグぅっ♡ いぐぅうううぅううぅううぅっ♡」
「中出しザーメン、熱いぃ、熱いよぉっ♡ あ、あがっ、ひっ、いっぱい、いっぱいでて、ひぃいいぃいいぃいぃっ♡」
「はひぃっ、ひっ、ひぃぃっ♡ 中出し絶頂アクメェっ、癖になっへるぅっ♡ イっ、イクの止まらないぃっ♡」
「子宮、痙攣しへるっ♡ ひぐぅっ、ふぐぐぅっ♡ イクっ、ひへぇぁああぁああぁああぁああああぁあぁぁあぁっ♡」
最後の一滴まで、子宮内で精液を放つ。
心臓の鼓動のように音を立てて放たれる精液弾に、足の指を丸めて藻掻いたが、虎太郎が足首を押さえている故に無駄な足掻き。
無意識であったのか、諦めであったのか。エルキドゥは搾り取るように襞を蠢かせ、迎え腰をくねらせて、精液を搾り取る。
やがて、怒張の痙攣が終わると同時に、エルキドゥの全身からも力が抜けた。ようやく、長い互いの絶頂が治まったのだ。
「はぉおぉっ♡ ……はっへえっ……ひぅうぅっ……ザーメン、おもぉいっ……♡」
大量の精液をしっかりと子宮で受け止めたエルキドゥは、ぽっこりと膨らんだ下腹部を手で撫で回す。
絶頂の余韻は治まっていないのか、身体は痙攣を繰り返している。
ぬぽりと音を立てて陰茎を引き抜かれ、ようやく子宮から溢れた精液が下品な音を立てる。
ねっとりと濃厚過ぎるザーメンは蟻の戸渡りを越え、菊門までも伝っていった。
虎太郎はエルキドゥの両脚首を掴んだまま頭の側に回る。
うっとりとした表情で妊婦のように膨らんだ下腹部を撫で回していたエルキドゥであったが、虎太郎の行動を察したらしく、顔の横に差し出された剛直に舌を這わせた。
「んっ……ちゅる、ちゅちゅ……んれぇぇぇ……じゅるるるっ……♡」
気怠さしかなく、思うように動かない身体に鞭を打ち、自分を散々苛め抜いた肉棒から精液と愛液を舐め、吸い落とす。
カリ首の間に隠されたものも、陰茎にこびり着いたものも、尿道に残されたものも。
「ほら、エルキドゥ」
「じゅる……んもうっ♡ 分かったよぉ……♡ …………い、いぇーい、カーミラ、ボクの嬉ション姿を見てるー? ちゅる、じゅぶぶっ、ボクはこれから朝までいっぱい中出しされて、愛されちゃいまーす♡ ぴ、ピースっ、ちゅば、りゅりゅ……♡」
カメラから視線を外さないまま虎太郎の一物のお掃除を怠らずに、緩んだ膣からは精液を、尿道からは小水を垂れ流す。
そして、恍惚としながらも女としての優越感に浸った淫猥な笑みを浮かべ、エルキドゥは両手でピースサインを作ってみせた。
エルキドゥはカメラのことも、カーミラのことも、もう忘れ去ったように虎太郎を媚びた目で見上げる。
それから、肌を打ちつけあい、アクメを示す嬌声が響くのに、そう時間はかからなかった。
その間も、カメラは無機質な瞳で二人の姿を写し続けていたのであった。
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全くの余談であるが、後日このビデオはカーミラの下へと届けられることとなった。
常夜の女主人が、話が違うじゃないのよ! と怒り狂い、エルキドゥがプークスクスしたのは、また別の話。
更に、これが第一次エルキドゥVSカーミラ ビデオレター合戦勃発の引き金となった。
更に更に、これを何処からか聞きつけた女性陣が、新たなスパイスとして戦いに参戦し、カルデアビデオレター大戦にまで発展。
虎太郎は大喜び。ビデオレターの管理を任されることになったアルフレッドが静かに涙を呑んだのは、またまた別の話である。
はい、では、エルキドゥちゃんへの焦らしプレイ&アヘ顔ダブルピースビデオレター(ハーレム要員に向けて)&アルフレッド、どうでもいい動画を管理させられて泣く。でもこれでセキリティは万全だ。動画流出とかありえへんよ、彼ならなぁ! の回でした。
我ながら、業が深い話を書いてしまった。しかもこれ、過去最長じゃねぇ……?
因みに、これからも幕間の物語・蕩々と銘打って、他のキャラも書いていく模様。
自分がエロを書きたくなったらなぁ!(ゲス顔