「もしも苦労人がカルデアのマスターだったら」 作:HK416
ふぅ、何とか書き上げたぜ!
やっぱりエロは苦手ですわ。
だが、エロエロのぬちょんぬちょんにしてやったぜ!(自分基準
お待ちかねのエロシーンじゃよ!
本編、どぞー!
『聖女様と一緒! 後編』
「ふぅ……ハァ……すぅ……ふーっ……」
「――――ふふ」
ジャンヌの一人部屋に備え付けられたベッドに虎太郎は腰掛けた。
正面には羞恥と期待に頬を上気させたジャンヌが、視線をあちこちに飛ばしながらも立っている。
彼女は時折内腿をすり合わせ、ピクンと肩を震わせる。潤んだ瞳を合わせたかと思えば、すぐに外す。誰の目にも明らかな期待が見て取れた。
けれど、これから行われる行為に忌避と恐怖があるのもまた事実。ジャンヌの過去と最期を思えば当然だ。
「――――あっ」
それを目聡く見つけた虎太郎はジャンヌの両手を取ると手の甲や掌にキスをした。
まるで恐怖を和らげるように。まるで忌避感を追い出すように。
かつての凌辱をどうすれば忘れさせてやれるのか。敬虔な
――今は、それだけしか考えない。
自身の気持ちを伝えるキスに、ジャンヌは小さな喜びの声を漏らした。
自身の行為の結果に対してすらも開き直った、どうしようもない男。救いも報酬も求めず、仕事と称して自らの定めた役割を果たすだけの男。
最早、その在り方はある種の舞台装置に近い。何の感情もなく淡々と、理性と知性のみで戦いに赴いて、人と世界に仇為す存在を駆逐するだけ。
他者の意見を聞き入れようとも其処には人間らしい感情などなく、あるのは打算と損得勘定だけ。
もし仮に、ある日突然、自分以外の全てが死に絶えたとしても、この男は眉一つ動かさずに死ぬまで生きるだろう。
現実を受け入れ、理不尽を受け入れ、不条理を受け入れる。他人に求めるものは能力だけであるが故に、彼は自身の能力が通用する限り、一人でも生き続ける。
本当にどうしようもない。救いなど何もない。どうしようもない――――――どうしようもなく孤独な魂。
そんな男が。そんな魂が。
今はただ自分だけを望んでいる。ジャンヌが暖かな喜びを感じたのは、そこだった。
「――――ん」
彼女は虎太郎の頬を両手で包むと瞼を落とし、額に唇を押し当てる。
洗礼を施すように。祝福を祈るように。ただ優しく、慈しむように。
虎太郎はジャンヌのキスに答えるように、頬を包んだ手に手を重ねる。
どれだけ言葉で否定しようと、どれだけ言葉で拒絶しようとも、ジャンヌは彼に惚れている。
同じ時間を過ごす内に、同じ戦場を潜り抜ける内に、同じ苦難と悲嘆を乗り越える内に、聖女はすっかりと絆されてしまっていた。
それからは互いの顔に、唇だけを避けてキスを与え合う。
額、瞼、鼻、頬、顎。互いの愛情だけを確認し合うように。
「――――はは」
「ふふ――――」
どれだけの時間、繰り返しキスをしていたのか。
二人は顔を放すと、虎太郎は目を細めて楽しげ笑みを浮かべ、ジャンヌははにかんだ笑顔を刻んだ。
虎太郎は彼女の表情が満足と安堵で形成されているのを確認すると、ネクタイに指をかけた。
ジャンヌは現状を受け入れたのか、これから与えられるであろう快楽を期待してか、自らも服に手をかける。
しゅるしゅると布ずれの音が耳朶を打つ。ジャンヌがボタンを外し、虎太郎が開かれた服を脱がせていく。
瞬く間にジャンヌの下着姿は電光の下に晒され――――虎太郎の目が丸くなった。
「…………この下着、お前が選んだのか?」
「はい。普通に可愛い、と…………あっ、何か、おかしい、ですか?」
「いや、何も。すげー興奮するよ」
「~~~~~~~~~っ」
(てっきりブーディカかマシュ辺りが吹き込んだのかと思ったが、ジャンヌの趣味か。う~ん、このエロ聖女は)
ジャンヌの纏っていたのは黒い刺繍レースの上下。
華の刺繍は確かに愛らしさを感じないこともないが、布の薄さも相まって淫靡さを強調しているかのよう。
ショーツは綺麗な逆三角形を象り、紐でサイドを結ぶタイプのものだ。淫らには見えなさそうで、実際に身に着けてみれば、真逆の印象を受けるだろう。
ジャンヌという少女は、どうにもそういった部分がある。
仕草の一つ一つに男を誘う色気があるのだ。当人にそのつもりが一切ない辺りが、また男心を刺激する。
無意識に色香を振りまく様は、さながら食虫植物。当てられて手を出そうものなら、ピシャリと手を叩かれた後説教が入る。その後、男は罪悪感で押し潰されそうになるのは間違いない。
ただ、その人間城塞が如き在り様を越えた先にあるものは、男にとって堪らないものでもあるということだ。
はぁ、と漏れた吐息は欲情に濡れ、表情は熱で蕩けていた。
黒い下着のクロッチは既に愛液で色を変えており、自覚があるのか今にも泣き出しそうな表情だ。
ジャンヌがブラのホックに、虎太郎がショーツの紐に手を伸ばしたのは、同時であった。
「…………うぅっ」
「駄目だ、隠すな。今、お前をどんな風に悦ばせたのか、思い出してるからな」
「――――あぁ」
ビチャと音を立てて床に落ちたショーツに、ジャンヌの頭は更なる羞恥に茹で上がる。
辱めなど、生前には腐るほど受けた。人前で裸になる程度、鋼鉄の信仰心は揺るがない。
何より、彼女の身に降りかかった凌辱は恐怖と憎悪に起因するもの。
フランスの窮地を救った乙女は確かに聖女と呼ばれたが、対するイギリス側は彼女を魔女と呼んだ。
貴族はその聡明な頭脳と戦場での凄烈な戦いぶりに自らの立場を崩されることを怖れ、兵士達は多くの仲間が犠牲となった悲しみから彼女を憎んでいたのだ。
だから、その時に在ったのは僅かな恐怖と確かな悲しみだけだった。
だが、虎太郎は違っている。純然たる男の欲望。歪ではあるが、確かな愛に起因するもの。
大事な部分を何も隠せない、ニーハイソックスだけに包まれた裸体に向けられる視線に熱すら感じる。
その
いけないことなのに。恥ずかしいことなのに。はしたないことなのに。
虎太郎に抱かれる度にジャンヌはそう思う。
快楽に流され、自分の信仰とは程遠い、悦楽のみを追求した性交に興じてしまう。
だが、その度に虎太郎の視線が語る。
お前は悪くない。お前はオレの性癖に付き合っているだけ。悪いのはオレの方だ。お前が可愛いくて、ついな、と。
今もその視線を向けている男に、ついつい甘えてしまうのだ。
「何度見ても、生唾を飲み込みたくなる身体だ」
「それは、その……………………ありがとう、ございます?」
「どういたしまして。一々反応が可愛いのも堪らないな」
「そ、そうやって、人のことをからかっ――――ひぃん♡」
「これだもんな」
怒ればいいのか、嘆けばいいのか。
ジャンヌは自分には理解できない褒め言葉に返答に困り、的外れな礼の言葉を疑問のままに口にした。
虎太郎のくつくつと笑いながらの台詞に、ジャンヌは僅かに立腹してしまうも、すぐに甘い声を上げる。
つんと自己主張した乳首を指で弾かれ、彼女は全身を震わせて応えていた。
最早、虎太郎に彼女の身で知らぬ部分はない。
全身隈なく口付けをし、舌を這わせ、指で撫で上げている。ジャンヌが何をどうすれば悦ぶのかなど、分かり切っていた。
「あっ、ひ……そ、それ……指で、撫でられるっ、の……っ」
「駄目か? 嫌か? それとも、好きか?」
「……くぅぅ、ふぅ……す、きっ……ですっ」
乳頭を指で撫でられ、様々な方向に押し倒される。
たったそれだけで腰砕けになりそうな感覚が脳の芯を貫き、子宮が震えるのが分かった。
「はっ……はぁっ……ふっ……は、っひ……――――あ、そこっ!」
「ほら、こっちの方も、泣いて悦んでるぞ」
「い、いきなりっ! あっ、あっ、あぁぁああぁっ!!」
胸に向いていた意識は、虎太郎の指で秘所へと向けさせられた。
親指で包皮で包まれた陰核を露わにされ、人差し指と中指が濡れそぼった膣へと何の抵抗もなく吸い込まれ、愛液が零れ落ちる。
ジャンヌは思わず腰を引いたが、クリトリスとヴァギナを繊細に愛撫する指先に捕らえられてしまう。
クリトリスは痛みを感じないギリギリの一線を見極めて。ヴァギナは襞の一枚一枚を刺激しながら、遂にはGスポットに辿り着く。
ぷっくりと膨らんだ女の前立腺は指紋すら理解できそうなほど鋭敏になっている。
生前は蹂躙されるだけ。今は虎太郎の手によって嫌というほど開発されきっていた。
「あっ、くうぅぅっ、ひあっ、ふっ、ぅぅん、はぁっ、こ、こひゃ、ろぉ……!」
「ん? どうした?」
「もっ、もうっ、やめっ、て……達しっ、て、しま、あっ、ひぃっ!」
「我慢しなくていい。それから、達するじゃないだろう?」
「あっ、くっ、あっあっ――――いっくぅぅううぅぅ♡」
虎太郎の指先から与えられる性感に、ジャンヌは手をぎゅっと握り込むと爪先立ちになって上半身を逸らす。
同時に熱い牝潮を噴いた。引き攣らせた全身に合わせて吹き出る潮の勢いは、ジャンヌの味わっている快楽そのものであるかのように激しい。
目を見開き、口を大きく開け、呼吸すら忘れてしまっていた。口の端からは涎が零れ、獣染みた喘ぎ声が漏れている。
やがて潮が止まると忘れていた呼吸を思い出し、法悦で力の入らない身体でジャンヌは虎太郎にもたれ掛った。
身体をビクつかせながらも、はしたない顔だけは見られまいと虎太郎に抱き着いたが、そのままベッドに仰向けで寝かせられてしまう。
恍惚の中にあっても虎太郎にしか見せない醜態に羞恥を覚える。
いや、違うか。ジャンヌの中で絶頂に達することは醜態ではなくなってきている。
どんどん淫らに、どんどん虎太郎の女になっていく自分に恥じらいを感じてはいるが、それを上回る女としての幸せで心の大半が満たされてしまっていた。
それが堪らなく恥ずかしい。それが堪らなく愛おしい――――これより先も、堪えきれずに求めている。
「ほら、汚れちまった。綺麗にしてくれ」
「んぶっ……ちゅ……んれ……れろ……ちゅるる……れるぅ……」
自身の愛液と潮で汚れた指を口元に差し出され、ジャンヌは迷いなく舐めしゃぶる。
虎太郎に覚え込まされた男を誘う舌の動きで、自身の興奮と絶頂の味を確かめた。
(酷い、味……女が、男に屈服させられた卑猥な味……でも……でもぉ!)
痛みと大差のない疼きが子宮から駆け上ってきていた。
早く早く、と急かし、もっともっと、と貪欲にねだる女の
綺麗になってなお舐め、吸い付いて離さないジャンヌに、虎太郎は笑みを浮かべながら指を引き抜いた。
指と繋がる粘ついた銀の糸は、そのまま彼女の欲情を示しているかのようだ。
ジャンヌは荒い呼吸を繰り返したまま、絶頂の余韻に浸っている。
肉付きの良い太腿は閉じられていたが、その奥にある女の象徴を少しでも慰める為にか、もじもじと動いている。
女体の美しさと淫らさが絶妙なバランスで同居した肢体。
それを見下ろしたまま、虎太郎は笑みを浮かべて服を脱ぎ捨てていく。
裸になった彼の股間は大きく膨れ上がっていた。
雄々しさと逞しさ。男の欲望が煮詰って膨張した逸物は一種の怪物のようだ。
ジャンヌは鎌首をもたげた亀頭に、かつては恐怖を覚えたものだが、今向ける眼差しはうっとりと恍惚と期待に染め上げられている。
これから与えられる法悦に、これから向けられる愛情に、ジャンヌは恥じらいと共に備えるが、虎太郎はピタリと動きを止めた。
深まる笑みと静止に、ジャンヌはそれだけで彼の意を悟る。
言わば、確認作業。
自ら望んで己を求める行為こそ、自らの女の証と言わんばかりに。
なんて底意地の悪い、と思いながらも、とろりと溢れ出た愛液に、自分も似たようなものだと受け入れる。
いや、その行為を受け入れてしまえる――――もっと言えば、虎太郎を受け入れた時点で、彼女は確かに虎太郎の女となっていた。
恥ずかしさに一筋の涙を流しながらも、ジャンヌは蕩けた笑みを浮かべて、自らの両脚を開いて膝を抱えながら求愛の言葉を口にする。
「もう、来てください……我慢、できません♡」
「――オレもだ」
本心、だったのだろう。虎太郎の両目には確かな情欲と愛情の炎が宿っている。
仕事であれば、何時までも、何処までも冷静で、性行為ですら作業と割り切っている男だが、プライベートでは真逆である。
何時までも、何処までも、目の前の女を如何にして絶頂に導くか。如何なる行為が女を悦ぶのかを考え、行動に移すのみ。
このような形でしか愛情を示せない自覚があるのだろう。だからこそ、彼の性行為における手練手管に妥協はない。
ただ、女の求めるままに。ただ、自分の求めるままに。互いの満足を追求するだけ。
虎太郎は求められるままに、求めるままに剛直をジャンヌの膣道に突き入れた。
「あ、はぁぁああぁぁぁ…………♡」
ジャンヌは生々しい女の吐息を漏らす。
自分自身ですら、こんな快楽に染まった息を漏らせるものなのか、と驚くほど。
侵入――と言うよりも、
剛直が奥へと進んでいくのではなく、膣の動きと吸い付きに奥へ奥へと誘われていく。
「はっ、はっ、はっ、すごっ、ぃ、おっき……くっ、ひぃっ!」
「――っぅ、何時もよりも吸い付いて締め付けてくる」
「だって、らって、コタロー、の、優しく、て、気持ち、よくてぇっ」
「オレのなんだ? 教えてやったろ?」
「うぅ、意地悪ぅ、いじわるいじわる! お、お、おちんぽ、ですぅ♡」
勇気と呼べばよいのか。自棄と呼べばいいのか。
とても日常の中では口に出来ない言葉を口にする。
それだけで膣は更に締まり、襞は蠕動して屹立した肉棒を扱きたてた。
ジャンヌが自ら卑猥な言葉を口にしたからか、剛直は嬉しげに跳ね上がり、カリ首は興奮から傘を開く。
秘裂を割り進んでいくだけにも拘わらず、ジャンヌは軽い絶頂に何度となく晒される。
遂に、ようやく、やっと。亀頭と子宮口が邂逅を果たした。
「く、ふっ、くぅぅぅううぅぅうぅんんっっ!!」
「おや、イったな。これ、分かるか?」
「ひゃ、ひゃいぃ……わらし、の子宮、こたりょぅ、の、おひっ、んぽ、にっ、きしゅ、してるぅっ!」
「ああ、ちゅうちゅう吸い付いてくる。こりゃ、堪らんなっ」
「あ! あひっ、あちゅいの、ぴゅっぴゅしないでぇぇっ!」
呂律の回らなくなった声で、ジャンヌは形だけの懇願を口にする。
子宮口は亀頭に吸い付き、我慢汁を吐き出す度に悦びで慄いていた。誰がどう考えた所で、更なる快楽を求めているのは明らかだ。
虎太郎は小刻みな腰使いで、子宮口を責めた。
子宮の形が変わるような力強さはなく、自らしゃぶりつく子宮を嬲り、その哀願を楽しんでいる。
ちゅうと吸い付いた子宮口を引き剥がしては、再び吸い付かせる繰り返し。
突かれる度に、吸い付く度に、子宮にはマグマのような快楽が溜っていく。
ジャンヌは何度となく絶頂に至り、潮を噴いているにも拘わらず、熱は解放されることはなかった。
ぬちゃぬちゃと淫猥な粘ついた水音が響き、思わずジャンヌは交接した下半身に目を向ける。
そこには前後に動く虎太郎の腰の動きに合わせ、自分は無意識に腰を揺り動かして迎えている光景。
粘ついた愛液は動く度に幾本もの糸を造り出しては途切れ、途切れては造り出して、潮まで吹く淫猥な光景に脳が蕩けていく。
強張った両脚の先端では指が丸められ、快楽を堪えているのか受け入れているのか。
「あっ、あぁぁっ、もっ、むりぃ、我慢、むりです! ゆ、ゆるしひて、こた、こたろぅぅっ」
「早いな。もう無理か。その先もあるんだが、まだお前にはちょっとな。んじゃまぁ、イっちゃえよ」
「な、なにぃっ!? こ、これ、なんなんれすかぁっ!」
「ぐりぐりってな、ほらほら」
「ぐりっ、ぐりりっ、て、おちんぽ、子宮にぃっ♡」
動きを変えた腰使いに、ジャンヌは目を白黒とさせ、歯を喰いしばる。
前後に動いて子宮口を嬲っていた剛直は、今後は押し付けて回転するように責め立てていた。
子供の頭を撫でるような動き。
けれど、幼子へと向ける無償の愛情ではなく、男女の欲望に塗れた愛情から齎されるもの。
限界など疾うに超えていたジャンヌに耐えられる筈もなく、緩んだ子宮口はあっさりと亀頭を受け入れた。
瞬間、ジャンヌは一際大きい絶頂を迎える。合わせて尿道までも決壊し、はしたない黄金水が溢れ出た。
「あ゛っ、あぁっ、い、いやぁあっ、お、おしっこ、でちゃってるぅっ」
「気にするな。女は尿道が短いから我慢が効かん。そら、オレも出すぞ」
「ま、待って、こんにゃ、こんなの、あたま、おかしく……!」
「だ・め・だ♪」
「あひぃっ、イくぅ、イクイクっ、またイくっ、お漏らししたまま、イくううぅぅぅうううぅうぅううぅっっ♪」
「――――っ」
「ひぃぃ、ひぃいっ! 出てる! びゅーびゅー、こたろーのザーメンでてるぅぅぅうううぅうううぅぅうぅっ♡」
足の指を丸めたまま、虎太郎の腰に脚を絡めてジャンヌはアクメに至った。
逞しい剛直を締め付け、更には襞が蠢いて射精を促す。
両腕で虎太郎の身体に抱き着き、彼もまた反り返った上半身に腕を回して温もりを確かめあう。
漏れる黄金水とは別の熱を子宮で体感し、更には凄まじい量の精液が子宮を満たすだけでは飽き足らず、膣を逆流して零れ落ちる。
「んぐっ、んんっ、待っへ、こひゃりょっ、いま、きふ、んれろ、ちゅ、ちゅっ、しゃれたら、わらひ、みたしゃれ、んんんっ」
「駄目だ。ほら、もっと気持ち良くなってみな?」
「んれ、れろ、ちゅりゅりゅ、こくこく、じゅる―――――ん! んんんんんんんんんんんんんんんっ♡」
唾液を飲まされ、口内を犯され、これで打ち止めとばかりに最後の射精を受ける。
そして、ジャンヌの手足から力が抜け、プツリと意識の糸が途切れた。
彼女が意識を失う直前に感じていたのは、今まで幾度となく体感してきたのに一向に慣れない多幸感と女の悦びであった。
―――――
――――
―――
――
―
「あっ……う……ふぁ…………?」
「おはよう。お目覚めか?」
「………………おはよう、ございます――――と言うには、少し早いみたいですね」
「まあ、そうみたいだな」
ジャンヌが目を覚ました。
全身に残る幸せな気怠さと僅かに回復した体力から、今の時間を割り出したようだ。
深夜と明け方の中程。目を覚ますには早過ぎる時間帯だ。
ジャンヌの首の後ろに回された虎太郎の腕を枕に眠っていたらしい。
少しだけ首が痛かったものの、不満はない。寧ろ、喜びの方が勝っていた。
身体を横に向け、虎太郎の胸板に頭を預けた。
確かな温もりと一定のリズムを刻む心音に、ほんの少しだけジャンヌは安堵の吐息を漏らす。
確かに、彼は今此処に居る。その事実が嬉しく、同時に悲しかった。
始まりはコインの裏側、存在しない筈の自分自身――ジャンヌ・オルタとのオルレアンにおける死闘と旅。
本来、サーヴァントは眠る必要はないが、生前行っていた生理現象に逆らうのは精神衛生上よろしくない。
旅の中で出会った仲間達の精神的な疲労を鑑みて、たまたま見張りとして寝ずの番をしていた時のことだ。
何時まで経っても眠らない虎太郎に、注意と勧告のつもりで声をかけた時だ。
――いやな、オレは他人が近くにいると眠れないんだよ。敵だろうが味方だろうが、自分の女だろうが関係なくな。
その言葉に、ジャンヌはこの男の本質を悟った。
誰一人として信頼していない猜疑心の塊。転じて、決して癒されることも安らぐこともない孤独な魂。
余りにも悲しい在り方に、彼女の心は締め付けられたことを覚えている。
サーヴァントは単なるコピーだ。本体――と呼んでいいのか、彼女自身も分からないが、コピーの元は“座”と呼ばれる場所に居る。
故に現界した際の記憶は実感のない情報に過ぎないのだが、今は状況が変わっている。全ては人理焼却の影響だ。
その結果として、サーヴァントに適応される記憶の法則までもが捻じ曲がりつつある。
事実としてジャンヌやマリーはオルレアンでの記憶を有している。
ドレイクなど
この魂に救いなどない。
どれだけ多くの仲間を得ようと、どれだけ多くの女と愛を交わそうと、本質的に孤独なまま。誰一人信じないとはそういうことだ。
ジャンヌは自身は死者という認識が極めて強い。
死者が生者を導き、共に寄り添うなど烏滸がましいと感じているほどだ。
それでも、この魂に救済を、と望んだ。
だからこそ、死者としての領分を超えて、寄り添う事を選んだ。
故に、サーヴァントとしてアルフレッドの召喚に応えたのだ。
「あー、その、なんだ。感慨に耽っているところ悪いんだがな」
「何でしょう? ――――――あ」
「こんな風に、オレのナニはまだまだ元気なので、付き合ってほしいんだが」
「あ、貴方と言う人は……!」
自分の心境も理解しているだろう虎太郎は、珍しく申し訳なさそうな声と表情でジャンヌの手を取った。
不思議そうな顔をしていたジャンヌであったが、布団の中で手に生じた熱と硬さに全てを悟って呆れとも怒りともつかぬ声を上げる。
「も、もう! 本当にどうしようもない人ですね、貴方は!」
「すまない。性欲の権化で本当にすまない」
「すまないと思うのなら、もう少し悪びれた態度を取ったらどうです?!」
「テヘペロ☆」
先程の表情は何処へやら。虎太郎は、笑うだけであった。
自分に複雑な思いを抱かせたくなかったのか、憐憫など不要とでも思っているのか。
複雑怪奇な虎太郎の心境などジャンヌに理解できようはずもなかった。
「はあ、もう、好きにして下さい。付き合いますから」
「え? マジで?」
「はい、本当です。その、このような物言いは自分でもどうかと思うのですが――――私は、貴方の女です」
「おぉ……」
「その、あの、それから……もう、コタローに抱かれるのは、怖くないので、だから、あのあの――――皆と同じように、激しくしてもらっても大丈夫、です、よ?」
「じゃあ、お付き合い願おうかねぇ」
「あっ、そんないきなり――――あぁん♡」
布団の中で組み敷かれたジャンヌは、嬉しそうな声を上げた。
女の甘い匂い。男の獣臭。アンモニアと汗の臭い。
腰と腰とを打ち付ける荒々しい打擲音が響き、普段のジャンヌからは考えられない、獣のような快楽に咽び泣く嬌声が夜明けまで続いたのは言うまでもなかった。
という訳で、ジャンヌ陥落!&御館様に着いて来てくれている理由&記憶のアレコレ説明回でした。
まあ、記憶に関しては人理焼却の影響だけでなく、他にも召喚された英霊にとって強烈な記憶となった場合、現世に対するスタンスの違い、精神の強さ、霊格の高さで変わるんじゃ、ちう独自解釈も入ってますが。
ほんま、カルナさんとか何やねん。エリザベートとかも訳分からんわ。Extraの記憶持ってたり、どうしろと!?
まあ、そんなのおまけですけどね。
ジャンヌとのエロが書ければ、ええんや! 細かい設定はポイーで!