その日、バロンの牢獄では、看守を任されている5人の男が一堂に会していた。
「本当にやるのか?」
「カイン様がやってよくて、俺達が駄目って事はないだろう。
相手は人間じゃないし、あのゴルベーザの側近だった女だぞ?」
「カイン様も、尋問と称して犯しているんだから。何も問題ない相手が違うだけだ」
看守達は、バルバリシアとカインが恋仲だとは全く思っていなかった。
カインが自身の立ち場を利用して犯しているだけだと解釈している。
カインはバレないように秘密裏に行為をしているつもりだったが、ある時、バルバリシアを大きく喘がせてしまい、それを聞いた看守が不審に思い、部屋を確認しにきていた。
看守は鍵穴から部屋を覗き目撃してしまう、一方、行為に夢中になっているカインは見られている事に気付かなかった。
「まあ、敵とはいえ、あの美貌だからなカイン様の気持ちはわかる。
だが、俺達の気持はどうなる?」
男達にとって、絶世の美女を前にしてやれないのはある意味拷問に近かった。
勿論、カインにこれがバレても多少お咎めを受けるかもしれないが、多少で済むと思っている。
それだけ、ゴルベーザの行った功罪は大きく、バルバリシアを幽閉は一般的に見れば甘すぎる措置だったのだ。
一方、バルバリシアは個室で退屈していた。
今日は遅くなるとの事だが、一体カインはいつやってくるのだろう。
何もない部屋、待ち続けるのは苦痛といえた。
扉から鍵を開ける音が聞こえ、思わず期待するが、入ってきたのは5人の男性。
「何のようかしら?」
「今日は、俺達で尋問しようと思ってな」
バルバリシアの顔が険しくなる。
男の下卑た顔をみて、何を考えているか察しつく。
この場で即座に殺してやりたいが、力を封じられているせいでそれもできない。
重い足枷があっても、男が二人くらいまでなら体術でなんとかなるだろう。
しかし、5人ではどうあっても倒すのは不可能だった。
「お前達は勘違いをしているわ。
カインと私はれっきとした恋人同士。
私に手を出したらカインに殺されるわよ?
嘘だと思うならカインに聞いてみなさい」
戦っても勝ち目がないと判断し、正直に関係を伝え、相手が引く事を願う。
男達に理性があれば、裏を取ろうとするだろう、しかし、目の前に絶世の美女が、ほぼ全裸に近い格好で立っていれば、それも無理な話だった。
「ハッタリ言うんじゃねえ!」
男はバルバリシアを平手でぶった。
バルバリシアは、バランス崩し、膝をつく。
「お前がカイン様と恋仲だと?
お前みたいな化け物に、カイン様が靡くわけないだろ」
男はバルバリシアの髪を掴んで強引に持ち上げる。
「化け物? ならお前はケダモノね」
バルバリシアの言葉は男を激昂させる。
男はバルバリシアの胸当てを剥ぎ取ると乱暴に胸を掴み揉みしだく。
「感じたか?」
「ゲスがっ」
バルバリシアは男を睨みつける。
男の口元が笑う、男は乳首を摘むと力の限り、強引に押し潰し、激痛が走った。
「ぐっ!」
バルバリシアが呻く。
「まあいいや、別に前戯をしてやる義理なんてねーしな。
押えろ!」
男二人がバルバリシアを這いつくばらせると右腕と左腕を押さえ、身動きがとれないようにする。
男は唾液を自分の陰茎につけて滑らせると、バルバリシアの膣に強引に突っ込んだ。
「!!」
バルバリシアは歯を食いしばり、あげたくなる悲鳴を必死で堪える。
男は腰を振り、バルバリシアは激しい性交痛を感じていた。
男はどんなに力任せに乱暴に腰を振っても、声を出そうとしないバルバリシアに苛立ちを覚える。
「おい、もっとお前も腰をふって声だせよ!」
平手でバルバリシアの尻を何度も叩く、白い肌は次第に腫れていき赤く染まった。
「あ、あの俺もできれば口に入れさせていただきたいんですけど、いいですか?」
看守の中では下っ端なのか、一人の男がおずおずと尋ねる。
「おう、いいんじゃねえか」
リーダー格の男は、それを承諾した。
下っ端の男はバルバリシアの前へと回ると、リーダー格の男が髪の毛を掴み頭部を持ちあげる。
「へへっ、それじゃ遠慮なく」
下っ端の男は、いきり立った自分の陰茎を取り出すと、バルバリシアの口に咥えさせた。
その瞬間、思いがけない悲鳴が木霊する。
「ぎゃあああああああ!!」
バルバリシアは男の陰茎を噛みちぎったのだ。
リーダー格の男は自分の陰茎を引き抜きバルバリシアを自分の方へ向けさせる。
バルバリシアは唾を吹きかけるように、陰茎の先を男に向けて飛ばした。
「私はやすくないわよ? 抱きたいならそれ相応の覚悟をすることね」
リーダ格の男は青筋をたてながら、バルバリシアを仰向けに押し倒す。
その上に跨ってマウントポジションを取ると、拳を振り降ろし、頬を殴った。
右、左、右と左右の手で三発殴り、バルバリシアを大人しくさせると。気を取り直して再び挿入する。
バルバリシアはもはやされるがままであったが、それでも声はあげなかった。
「カイン……」
声こそあげなかたが、バルバリシアが弱々しく名を呟いた。
その言葉は男達の神経を逆なでする。
「自分はカイン様の女だと? ふざけやがって!」
男の動きが加速する。男の動きが激しくなればなるほど性交痛も激しくなった。
バルバリシアの性器は既に裂傷を起している。
ドクッ
男の精が、バルバリシアの子宮に注がれる。
リーダー格の男が、陰茎を引き抜き離れると、直ぐに別の男が無理やり挿入した。
「今度は俺の番だ」
バルバリシアの悪夢は始まったばかりであった。