…
-研究所 女研究員自室-
孫提督「ねぇ~…女研究員ちゃん?」
女研究員「はぁ…何度、来ても答えは
同じなんだがね…」
孫提督「そんな事も言ってられないんじゃない?」
女研究員「あ?」
孫提督「君の大事な大事な…なんて言ったっけ」
孫提督「ああ!!そうそうイ-505!…
いや、『イーゴ』だっけぇ?」
女研究員「…」
孫提督「とってもとっても大切なんだよねぇ~?
『何か』あったら悲しいよねぇ~?」
孫提督「だからちょっと協力してほしいんだよぉ~、
ほら、前も言ったけど
僕の所にいる『ル級モデル』を」
孫提督「ちょ~っと改造してくれるだけで良いんだよ!」
ツカツカツカ…
孫提督「そしたらアレには手を出さないで
あげるよ?」アゴクイ
女研究員(こいつ臭いなぁ…)
孫提督「それに特典で!報酬も弾んじゃうよぉ!!
一生遊んで暮らせるくらいのさぁ!!」
女研究員「興味無いさね」
女研究員「それに…できるもんなら、やってみな…」
孫提督「んん?」
女研究員「あいつはね…『紳士』はね…
そんな弱くないからね…なにがあってもアタシは不安じゃないさ」
孫提督「ふ~~~ん…」イラ
孫提督「優秀な君ならもっと
賢い選択をすると
思ったんだけどね~」ピキピキ
孫提督「じゃあ良いよ…君なんかよりも
よ~~っぽど優秀な研究者なんかいっぱいいるもんね!!」
孫提督「あばよ年増ババァ!!!」ベェ
ツカツカツカ…
…バタン!!
女研究員「紳士はもうちょっと静かにドア閉めるもんだよ…」
女研究員「あと20代後半はババァじゃねぇ」
…
-研究所 入り口-
蒼龍「あれ?孫提督用事終わったんですか?」
孫提督「ふん!まったくあのババァじゃハナシに
なんねぇよ!!帰るぞっ!!さっさと車を用意してこい!」
蒼龍「はぁ~い」ズゾゾゾ…
孫提督「?」
蒼龍「」ズゾゾゾ…
孫提督「お前何飲んでんの?」
蒼龍「○ックシェイクのバニラ味ですけど?
Lサイズの」チュポン
孫提督「僕のぶんは?」
蒼龍「ありませんけど?」
孫提督「なっ…!じゃあソレよこせ!!」バッ
蒼龍「やだやだやだぁ!!まだ半分残ってるんですよ~!」
孫提督「うっさいうっさい!!僕の分を買ってこなかった
お前が悪いんだい!!だいたいまた太るぞ!」グググ…
蒼龍「孫提督も同じじゃないですかぁ!健康診断で
血糖値の項目ひっかかったじゃ無いですか!!」
孫提督「知るかっ!」バッ
蒼龍「ああ!私のバニラシェイクゥ~!!」
孫提督「」ズズズズッズゥゥ~…
孫提督「」プハ
蒼龍「うう」シュン
孫提督「さ、帰るぞ」ゲフッ
蒼龍「もう…」クスッ
…
-鎮守府 遠海-
阿賀野「満潮!そっち行ったわ!」
満潮「任せなさい!撃つわ!!」ドン!
ロ級[Gyaaaa…!!]
満潮「ざまぁみなさい♪」
ハ級[Fuuuuuu!!!!]ドォン
イーゴ(満潮お嬢様に砲身が!)
イーゴ「満潮お嬢様!!」
満潮「…!?」
ヒュルルル…
…ズゥン!!
満潮「っ!…」
満潮「いたく…ない…?」
イーゴ「…」ギシッ
満潮「あ、あんた…アタシを庇って…!?」
イーゴ(シャツが…破けてしまった)ブスブス
榛名「勝手は榛名が許しません!!!」ドドン!
ズ…ドドン
ハ級[Giaaaaaaaa…!!]ゴォン…
榛名「イーゴさん!」
初雪「おぉ~い大丈夫かぁ~?」
イーゴ「大丈夫ですご安心ください。」ケホッ
イーゴ「満潮お嬢様、お怪我は?」クルリ
満潮「」ポケ~
満潮「っは!」
満潮「あああんな砲撃…回避できたわよ!!
余計な事しないで!!」
イーゴ「…」
イーゴ「申し訳ありません」ペコリ
榛名「満潮ちゃん!!」
満潮「で、でも、特別にお礼は言ってあげるわ!!」
満潮「あ、ありがと///」ボソッ
イーゴ「どういたしまして」
榛名「…っ」ズキッ
…
-孫提督 執務室-
ゴチャァ…
蒼龍「まったくも~、またこんなに散らかしてぇ」
蒼龍「おっきな子供と変わんないわよね~」
蒼龍「…」ホウキ サッササッサ
蒼龍「…」ハタキ パタパタ
蒼龍「…」ショルイ マトメマトメ
蒼龍「ふ~」キレイキレイ
蒼龍「ふふっ♪」
-十数年前-
元帥「また失敗したのかね蒼龍?」
蒼龍「申し訳ありません」
元帥「同じ事を何度も何度も何度も…!」
元帥「」フゥ~
元帥「もういい…」
元帥「おまえには失望したよ…」
蒼龍「…」
元帥「その顔…今後私の前に出すな、不愉快だ」
蒼龍「…申し訳ありません」
元帥「…さっさと引っ込め」
蒼龍「…失礼…します」
-波止場-
ザザーン
蒼龍「はぁ」タイイクスワリ
蒼龍(私…なにやってんだろ…)
ザザーン
蒼龍(艦娘としてこの世に蘇ったのに…)
蒼龍(ミスばっかり…)
蒼龍(はぁ~あ…)
ザザーン
蒼龍「う~み~は…ひろいぃ~なぁ」
蒼龍「おおきぃ~なぁ~…」
蒼龍「はぁ~あ…」
蒼龍「飛龍…会いたいよぉ」グスッ
???「どうしたの?」
蒼龍「?」クルリ
???「おねえちゃん
泣いてるの?どうしたの
お腹空いたの?」
蒼龍(この子…たしか、小学生に
なったばっかりって言う
元帥のお孫さん?)
孫「どうしよう…う~んとぉ」ゴソゴソ
蒼龍(こんなに細くて…肌も白くて…女の子みたい)
孫「あ!あったぁ!!…はい♪おねえちゃんにあげる♪」
蒼龍(これ…キャンディ?)
孫「うんとね!あのね!悲しくなったり、
お胸がしくしくしたらね!誰かとね、
おいしーもの食べると元気でるよ!」
蒼龍「…」
孫「一緒に食べよっ♪」
蒼龍「…ッ!」ブワッ
蒼龍「ふえぇ~ん!!」
孫「お、おねーちゃん!?」
蒼龍「あ、ありがとね~!
お、お姉ちゃん元気でたよ♪」ボロボロ
孫「ほんとー!?やったぁ♪」
蒼龍「うん♪一緒に食べようねキャンディ♪」
-現在-
蒼龍「あんなこともあったなぁ~」ホッコリ
蒼龍「今じゃああの頃の美少年は
見る影もないけどね~」タハハ
ソウリュー!!
ソウリュー ハ ドコダー!?
蒼龍「はぁ、もう…」
蒼龍「はいは~い、今いきますよ~っと」
…
-鎮守府 廊下 深夜 -
イーゴ「ブッ…!ゴブフッ…!!」
ベチャッ
ビタタ…
イーゴ「」ハァハァ
イーゴ(おかしい…)
-侵食率 31%-
-汚染臓器 『肺』『食道』『胃』-
イーゴ(何故…)
イーゴ(何故…汚染が止まらない…?)
…