=スペック判別不能=
=スペック判別不能=
=スペック判別不能=
=『イ-505』のカタログを検索中=
=…=
=このような変異は仕様上 有り得ません=
=ダメージ表示します=
=両肩 大幅破損=
=体液 流出中=
=射突機 使用不能=
=16inch三連装砲 使用不能=
=フレーム 歪度 大幅に上昇中=
=接合部 破損=
=危険です=
=出力変更しますか?=
→[YES]
[NO]
=出力修正=
[60%]→[80%]
ル-101[深海棲艦覚醒薬 限界値まで再注入]
=!警告!=
=規約に則り、独自の判断での限界値までの使用は禁止されています=
=規約に則り…
ル-101[強制…コマンド使用]
ル-101[パスワード入力]
ル-101[********-***]
=…=
=パスワード一致 生産臓器より覚醒薬 使用=
=幸運を祈ります=
ル-101[[…]]
ル-101[[にんMU…ぞっKOう…しま…SU]]
ル-101[[…Iiiiaaaa…!!!]]
…
…
市長「深海棲艦ですか?」
初雪「ん…でっかいの…」
春雨「なんとか皆さんを避難させることは可能でしょうか?」
市長「可能ですが…それなりの時間は必要です艦娘さん…」
市長「避難勧告をだして、
消防署と警察署に指示を出して
各町村の指定された避難所へ移動するに…
どれほど時間が…かかるか」
市長「それに…
避難が必要な程、おそろしいヤツなんでしょう?
艦娘さんたちがここにいて…
今はだれが食い止めてるんです?」
初雪「わたしたちの仲間」
初雪「とっても弱くて、とっても強い…だいじょうぶ」フンス
市長「…」
市長「どっちですか?」
春雨「えと…えと…」アセアセ
満潮「安心して…本当に『強い』から…」
初雪「ほう」
春雨「ふふ♪」クスッ
満潮「なによ!///」
初雪・春雨「べつに」ニヤニヤ
満潮「ニヤニヤすんなぁぁ!///」
市長「?」
…
-執務室-
提督「―本当に助かる」
提督「―ああ…すまん…頼もしいよ」
提督「―詳しい事はまた…ああ、ありがとう」
ガチャ…チィン
榛名「提督…
こちらは駄目でした…やはりここの場所まで
距離があるようで…」
提督「ああ、すまんな…こっちは大丈夫だった、
昔馴染みの連中が、応援に戦艦を手配してくれたよ…」
榛名「そう…ですか」
提督「…」
榛名「…」
榛名「提督…あと…出来る事は…」
提督「…」
提督「もう…ほとんど無ぇけど…
まだ一つ残ってるさ」
提督「なぁ榛名…
俺達、提督がお前ら艦娘を遠征であれ出撃であれ」
提督「海に送り出した後に思う事は一つなんだよ…」
榛名「…」
提督「何でも良いから帰ってこい」
榛名「…!」
提督「だからお前も強く祈れ、
『無事に帰ってきてほしい』
『生きて帰ってきてほしい』
んで戻ってきたら―」
提督「今度はお前があいつの
頭を撫でてイイコイイコしてやれよ」
榛名「…は…い、…っはい!!」
榛名「榛名!一生懸命!祈ります!」
…
グジュル…
ジュルル…
ブジュル…
ニチュブチュ…
……ブヂン
イーゴ「Haaaa…aa…a」クチャクチャ
…ゴクン
その巨体を押し倒しマウントポジションから
両腕の顎、人間の口で
肉を貪る、胸の肉、腹部、肩、首
美味…
舌に乗るドロドロとした液体を啜り
口の中に含んだ肉を嚥下する
両腕の顎も、変異により
消化器官が生まれ何度も咀嚼し
飲み込む
体に組み込まれた機関が取り込んだ体液を
エネルギーに変える
力が満ちてくる
体の末端まで力がみなぎってくる
しかしそれと同時に一回咀嚼するたびに
頭の中から大切な何かが失われていく
己が持つ、本来の
暴力を抑えつけるはずの理性、
弱きに手を差し伸べる思いやり
それら僅かに残っていたはずの『人間性』が
メッキのように剥がれていくのを感じる
それとは逆に剥き出しになっていく
貪欲なまでの『食欲』
美味い…うまい…uまi…
?
コイツ…
目が…段々
『金色』に…?
…
=覚醒薬 適応完了=
=Flag Shipモード に移行します=
ル-101[[ I I I I A A A !! ]]
…
-対象の…変異を確認…-
-カタログにない変異です-
-注意して下さい-
青白い目が一瞬で金色に輝き始めた
瞬間
両腕が弾かれた
対象の体と義手の接合部分から俺と同じように
触手が勢い良く生える
その勢いに負けてがっちりと固定していた
はずの両腕がほどかれたようだ
俺とは
比較にならないほどに多い肉の束
それが同じ様に義手にまとわりつき始め
巨大な『肉の盾』を形成し始めた
大きく脈打つ筋肉の束
そして束の隙間から飛び出るヘドロのような液体
それが筋肉を覆い尽くし瞬時に頑強な黒い装甲に変化し始める
己の両腕とは比較にならないほどの強大な質量
その威圧感に気圧されてしまった
現れたソレは紛れも無く『戦艦ル級』の両腕に
装備されている兵装だった
ル-101[[AAAAAiiii!!!!]]
イーゴ[[ !? ]]
グワシュ!!
隙を突かれた
ル-101が両腕のソレを
俺の体に両脇から挟み込むように
叩きこんだ
積層構造の体の装甲が凹んで、
内部を強烈に圧迫する
衝撃に耐えかねて胴体が悲鳴を上げた
ギシギシギシィ…ベキン
イーゴ[[Buu…!!fuu]]ゲボゴボ
体液混じりの未消化の
肉を口からぶちまける
カタカタと体が再び痙攣する
早く…防御姿勢を取らないと
目の前に迫る黒い塊
ズゴン…
体勢を整える暇を与えられず、顔面を殴られる
体がバラバラになりそうな感覚を感じつつ
体は吹き飛ぶ
水しぶきをあげて背面から海面に倒れ込む
バッシャァ
イーゴ[[グッ…ッゲェ…!]]
スゴンスゴンズゴン!!!
轟音を上げてめちゃくちゃな角度で
黒い巨体が、砲を俺に向けて撃ちまくる
当らないこそ爆風で体が蹂躙される
顔が、衣服が、皮膚が焼かれ爛れる
髪が燃え始める
イーゴ[[u…a…]]
バシュ!
ル-101[[ooooooo!!]]
巨体が海面を跳び凄まじい勢いで近づく
そしてその勢いを利用して体を大きく回転
加速と遠心力、そして巨体が持ち得る腕力
から打ち出される質量に対して、この細い体が
耐えられるはずもなかった
ゴォォォォン!!!
イーゴ[[…a……]]
折れるフレーム
ゴッ!…ゴッ!…ゴッ!…
馬乗りに覆いかぶさり
マウントポジションを逆に取られ
幾度も顔面を右に左に殴られる
…バキン
再び頭蓋骨が割れる
ガシ…メキ…メキメキメキ…
両肩を掴まれ左右に思い切り引っ張られる
真反対の強烈なベクトルが働き
軋みをあげて―
…ブチィ
―ちぎれた
ブシュゥゥゥ
肉と義肢を繋ぐ接合部のパーツごとゴッソリと
『持って行かれた』
露出した肉から今度はこちらが青黒と赤の混じり合った
シャワーを吹き出す事となった
噴水のように噴き続ける体液
馬乗りになったル-101の体を濡らしていく
対象のソレは、俺の腕を背面にまるで
気に入らない玩具を与えられ駄々をこねる子供のように
乱暴に放り投げた
- da…だmeーじ…計測…不nou -
-シス…ム……しゃっ…と…down…-
体が大きく二、三回
陸に打ち上げられた
魚のようにビクンビクンと跳ねる
イーゴ[[…a……ッ…]]ガクン
段々…瞼が…重くなってきた…とても…眠い…
ねむいなぁ…
…ぁぁ…
…
=タイショウ…沈黙 を…カクニン=
=最重要任務 『榛名』捕獲 ゾッコウ可能でス=
…