※この作品はR-18です。

復讐の唄ーリアルエンドー   作:lOOSPH

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現在、21人、11人


十一人目,13人目

ある場所

 

そこで何かを

飲んでいるのは

 

一人の少年

 

そこに

 

「・・・結子ちゃんか」

 

「うん・・・

 

 ちょっと伝えておきたいことがあってね・・・」

 

一人の少女

 

3年3組 出席番号16番

 

滝嶋 結子

 

彼女が訪れる

 

「何?

 

 彩奈ちゃんの復讐で

 何か問題があった?」

 

「ええ

 

 実はターゲットだった

 川本 大輔のことなんだけれど・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 死んだって・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・何だって?

 

 まさか彩奈ちゃんが・・・」

 

「いいえ違うわ

 

 彩奈はあいつの命までは

 取っていないわ

 

 拷問こそしたけど

 そこまではしてない

 

 私もその場にいたから

 間違いないわ」

 

動揺している様子を見せる結子

 

「まずいかもね・・・

 

 恵美ちゃんの時は

 容疑者もつかまって

 彼女も出頭したからすぐに終わった

 

 でも、彼を殺した人物が捕まらない限り

 警察も執拗に捜査を始めていくだろう

 

 死因のほうは?」

 

「ええ・・・

 

 頭部を真っ二つに

 切られていたそうよ

 

 少なくとも並の人間に

 できることじゃない・・・

 

 一体だれが・・・」

 

「・・・一人心当たりがある」

 

と一枚の封筒を見せる芳人

 

「この制服・・・」

 

「群豪高校 3年4組

 

 出席番号 23番

 

 文曲 虎太郎・・・

 

 厄介な相手だよ・・・」

 

と述べる

 

「そうね・・・

 

 群豪高校と言えば

 地元でも有名な軍人学校だもの

 

 とするなら彼も軍人としての

 最低限の訓練は受けてるはずね」

 

「表向きは真面目な訓練生

 

 でもその裏の顔はその強さをもって

 不良の世界を牛耳るチンピラたちの親玉だ

 

 プライベートではふつうである分

 陥れるのもとても難しい・・・」

 

「どうしてそんなことがわかるの?」

 

「・・・僕は彼の強さをよく知ってるからね・・・」

 

「まるで彼とは面識のあるような言い方ね・・・

 

 どういう知り合いなの?」

 

「知り合いじゃない・・・

 

 同じ中学なだけだよ」

 

「その言葉・・・

 

 信じていいのね・・・」

 

結子は聞いた

 

すると・・・・・・・・

 

「それを僕にゆだねるのは筋違いだ

 

 ぼくがどんな人間であるのかどうか

 

 実際見てみないとわからないものだよ・・・

 

 他人の評価ほど、あてにならないものはないからね」

 

芳人はそう答えた

 

「見てみないとわからないか・・・

 

 そうよね

 あなたの言うとおりね」

 

結子は芳人を見る

 

「あなたは私を何度も助けてくれた・・・

 

 そんなあなたを私は信じるわ」

 

結子は答えを告げるのであった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・

 

「しかし何度聞いても解せんな・・・・

 

 三年前にかかわった者たちのうち

 三人が何らかの不祥事で落とされるとは・・・・」

 

「貪狼、巨門、禄存

 

 この三人の不祥事は

 しっかりささやかれていたからな」

 

「俺たちも同じ穴の狢とはいえ

 

 ここまでくると次は俺たちのうちだれかを

 ターゲットにしてもおかしくないぜ」

 

三人の人物が話し込んでいる

 

「まさかアイツが

 俺たちに復讐を!?」

 

「ありえねえよ

 

 あいつは破軍の家に

 火をつけてあいつの両親殺して

 

 挙句自分の起こした火によって焼死したんだぜ」

 

「破軍か・・・・

 

 そういえばアイツ

 白咲に転校してきたんだったな

 

 あの火事の時にお見舞いに来て以来

 会ってなかったな・・・・」

 

「そういえば

 

 貪狼と巨門が捕まるときに

 白咲の女がいたな

 

 あいつ確か破軍と一緒にいたとこ見たぜ?」

 

「へえ?

 

 どんな奴?」

 

と写真を見せる

 

「こいつか

 

 破軍の奴いい女捕まえたじゃねえか?

 

 だったら俺にやらせてくれよ

 尋問ついでにこいつの体を好きなように

 させてもらうからよ・・・」

 

「だったら・・・・」

 

「俺が行こう・・・・」

 

と前に出たのは

文曲 虎太郎であった

 

「なんだよ俺より先に

 楽しもうってか?」

 

「相手は他の三人を

 陥れたほどの手練れ

 

 それと行動を共にしている以上

 黒幕が現れるのは必須

 

 今いる中で戦闘に覚えがある

 この俺が行くのがじょうとうだろう」

 

「なるほど

 

 ではその黒幕を

 お前が始末した後

 

 ゆっくりこの女で楽しませて

 もらいますか」

 

「では行こう・・・・」

 

と虎太郎はその場を去っていくのであった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・

 

後日

 

「(どういうこと

 

  どうして川本 大輔が・・・

 

  いったい何が起こっているのよ)」

 

歩いているのは

3年3組 出席番号22番

 

藤沢 彩菜

 

彼女も川本 大輔の死に

大きな疑問を浮かべている

 

「(まずい・・・

 

  もしも警察が動けば

  今後の復讐に狂いが・・・)」

 

だがそれゆえに

彼女は気が付けなかった

 

後ろに迫る一人の影に

 

「藤沢 彩菜だな・・・・」

 

「え?」

 

その後彩奈の意識は遠のいたであった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・

 

「う、うん・・・

 

 はっ!?」

 

目が覚めるとそこに映ったのは

一人の男であった

 

「目が覚めたようだな・・・・」

 

「あ、あなた確か・・・

 

 レン達不良グループを一人で

 圧倒してた・・・」

 

「・・・・あいにく倒した相手のことなど

 いちいち覚えていない

 

 この間も一人の白咲の生徒を殺したが

 

 おびえていた様子だったのでね

 

 拷問も尋問も行わず

 

 楽にしてやった・・・・」

 

「っ!?」

 

「そしてこれからお前には

 拷問と尋問をさせてもらう

 

 喜ぶがいい」

 

とサバイバルナイフを取り出し

頬に傷をつける

 

「・・・・私を捕まえてどうするつもり?

 

 あいにく殴られるのにも襲われるのにも

 慣れてるからね

 

 そう簡単には屈しないわよ」

 

「なあに・・・・

 

 聞きたいことがあるだけだ

 

 貪狼 洋一

 

 巨門 和仁

 

 禄存 鎮

 

 この三人を嵌めたのはお前か?」

 

それを聞いてさらに驚きを見せる

 

「・・・・あなた

 

 あの三人と知り合いなの

 

 どういう関係なのよ?」

 

「同じ中学校の同級生だよ

 

 お前の男、破軍 芳人と合わせてのな」

 

それを聞いて驚く

 

「同じ中学校・・・」

 

「俺たち七人はある一人のクズの犯した罪を

 告発してね

 

 それで表彰もされた

 

 知っているか?

 

 榮角中学という名前を・・・・」

 

それを聞いて

思い出すように見上げる

 

「知ってるわ

 

 三年前にワイドショーを

 賑わせていたからね

 

 一人の男子生徒が

 四人の女子生徒を強姦

 

 その女子生徒の一人が

 自殺未遂をして

 

 彼の悪事を告発しようとした

 七人の男子生徒のうち一人が

 犯人の男子生徒に暴行を

 与えられたっていう」

 

「その七人が俺たちだ

 

 破軍も含めてな・・・・

 

 その後その生徒は自殺した女子生徒の父親とともに

 裁判を起こしたが証拠不十分で敗訴になった

 

 さらにそのあとその男子生徒は

 破軍の家に押し入り、家を燃やして

 あいつの両親を殺害、だがどじって

 てめえの放った炎に焼かれて自殺した

 

 そのあとその七人で

 破軍の見舞いに行った時のこと

 今でも覚えている

 

 あの事件のおかげで俺たちは

 ゆるぎない名誉を得た

 

 だが・・・・

 

 あの事件の告発者の七人のうち

 三人の周りに起こったあの事件・・・・

 

 貪狼の時は大したことはないと放置していたが

 

 立て続けに巨門、禄存が落とされたとなると

 俺としては放っておけなくなってね

 

 お前を呼び出したのは・・・・」

 

と写真を見せる

 

「っ!?」

 

「お前は三つのうち

 二つの事件にかかわっている

 

 そうにらんでね

 

 だからはいてもらおう」

 

とナイフを突きつける

 

「し、知らないわ・・・

 

 あの時は近くにいただけ」

 

「とぼけるな!

 

 巨門の時はいざ知らず

 貪狼の時はなぜ白咲の生徒であるお前が

 城ケ崎にいたのだ!!」

 

と彩奈の顔を思いっきりけって言う

 

「ぶふっ!」

 

「知っていることをすべて吐け!

 

 そうすれば楽になるぞ」

 

「・・・・はあ・・・

 

 はあ・・・

 

 だから・・・

 

 知らないって」

 

「ほほう

 

 この手の拷問は

 効かんようだな

 

 ならば仕方ない・・・・」

 

とナイフで彩奈の口を開けさせて

ナイフの切っ先を突きつける

 

「吐け

 

 そうすれば

 

 お前をこの手で葬るのを

 見逃してやる

 

 まあしやべれば舌を切るかもしれんが・・・・

 

 しゃべらぬ舌などいらないだろう?」

 

彩奈は相手の目を見る

相手は本気で自分をためらいなく

殺せる

 

そう思えたと同時に

恐怖を覚えた

 

かつてない恐怖を

 

「(どうして・・・

 

  あの時以来

  怖いなんて思ったことは

  ないのに・・・

 

  何で・・・

 

  何でこんなに怖いって・・・)」

 

「そうか・・・

 

 これでもしゃべらないか・・・

 

 ならば仕方ない」

 

とナイフを首元に向けていき

 

「(いやだ・・・

 

  死なない・・・

 

  死ぬわけにはいかない・・・

 

  だって私には・・・)」

 

「さらばだ・・・」

 

とナイフを突き出さんとした

 

その時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文曲の腕が落ちる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何!?」

 

思わずナイフを引き

後ろを向く

 

そこには・・・・・・・・

 

「やれやれ・・・

 

 ここまで来るのに

 ずいぶんと苦労したよ」

 

「・・・・芳人・・・」

 

「は、破軍・・・・

 

 なぜここに!?」

 

「お前の部下からようやく聞き出してね!

 

 おかげで駆け付けるのにずいぶんとかかったよ!!」

 

と手にした日本刀を抜く芳人

 

「君の武器庫から拝借したよ

 

 悪いけど彼女から離れてもらおう!」

 

「ぬう・・・・

 

 ぬああああ!!!!」

 

文曲は勢いよく

足を振るっていく

 

芳人はそれを

体をそり返して

 

かわすのであった

 

すると

 

「何!?

 

 ああああ!!!!」

 

文曲の足が落とされる

 

「な、なぜ・・・・

 

 俺たちは三年前

 ともに奴をこの手で・・・・」

 

「失せろ

 

 このクズが・・・」

 

「ぬう・・・・

 

 このことは

 ほかの者達に・・・・」

 

と片足のみで

その場を去っていく文曲であった

 

「大丈夫・・・?」

 

「芳人・・・」

 

と彩奈を開放する芳人

 

「・・・・・・・」

 

「なにもされてないみたいだね・・・」

 

すると

 

「あなたのことを聞いたわ・・・

 

 あなたあの事件の関係者だったのね・・・

 

 あなただけじゃない

 

 貪狼も巨門、禄存も

 

 さっきの文曲も・・・

 

 文曲は自分たちを功労者みたいに

 言ってたけど

 

 あの様子だと何か裏があるように

 思えるわ・・・

 

 教えなさい・・・

 

 あなたたちは何なの?」

 

「・・・・知ってどうするの?」

 

「はぐらかさないで!

 

 ちゃんと教えてよ!!

 

 どうして話してくれないのよ!!!」

 

必死に頼み込む彩奈

 

だが芳人は何も言わない

 

「言わないのね・・・

 

 わかった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私はあなたが信用できない

 だからあなたの協力はもう受けないわ!

 

 もう私たちに近づかないで!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言って去っていく彩奈であった

 

だが

 

「好きにしな・・・」

 

芳人は冷たくそう告げるのであった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・

 

「ぬう・・・・

 

 どうして破軍は

 俺たちに刃を・・・・

 

 まあいい・・・・

 

 このことを告げれば・・・・

 

 あいつもあいつの女も終わりだ・・・・

 

 フフフフ・・・・」

 

足を引きずって歩き続ける文曲

 

そこに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい」

 

「ぬ?」

 

後ろから現れた人物が

文曲を歩道橋から突き落とす

 

「うわわわわ・・・・

 

 あーあーあーあー

 

 ああああ!!!!」

 

文曲はその後通ってきた

車に引かれて

 

ふっ飛ばされて行ってしまうのであった・・・・・・・・

 

「事故だ!!」

 

「おい大丈夫か・・・

 

 う うわあああ!!」

 

「何? 事故?」

 

「だれか早く

 通報しろ!」

 

周りの人々が騒ぎ始めていく

 

その様子を見ているのは・・・・・・・・

 

「けが人はいるか!!」

 

「救急車・・・!」

 

「いや もう・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年3組 出席番号8番

 

北浦 亮

 

彼であった・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文曲の行動により

引き裂かれた少年と少女のきずな・・・・・・・・

 

さらにこの出来事が二人の運命を狂わせていく・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




残り 21人、10人

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