13、5人目
夜の街
そこに鳴り響く
着信コール
「もしもし
悪いこんな夜中に
受験だって近かったのに
え?
・・・・いや いいんだ
その通りだし
でも昔っからお前に
隠し事できないよな
迷惑だってわかってるけど
でも俺
そういえばさ
覚えてるか?
俺たち三人と
あいつら三人
六人そろって
冬のダイヤモンドって
よく一緒につるんだ
あの時のこと
あの事件から俺
あれは信じられないって思ったけど
実は・・」
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燃え尽きた家
そこには
一人の少女がいた
その手には
本があり
しっかりと握りしめている
「・・せいちゃん・・・」
するとそこに
誰が歩いてくる音が聞こえる
「っ!」
そこにいたのは
黒いフードで顔を
深く覆っている
うっすらと見える
口元から
女性であることがうかがえる
「・・・・・」
「・・・・・・」
二人は互いに見つめあう
「・・あなたは誰・・・?」
「・・・あなたもひょっとして・・・
この家で起こった事件のこと・・・
知ってるの?」
本を持った少女の問いに
フードをかぶっている少女は
そう答えた
「・・せいちゃんのこと・・・
知ってるの!?」
「・・・知っているわ
彼のすべてと
彼が引き起こしたとされる事件の真相・・・
すべてをね・・・」
黒いフードの少女は
ゆっくりと少女に近づく
「あなたは確か・・・
彼とあの女とよく
一緒にいた子よね・・・」
「え?」
するとフードの少女は
本を持った少女に突きを繰り出した
それを受け止める少女
「・・・・・・」
「あなた・・・
せいちゃんと
どういう関係!?」
すると
「私にとって彼は・・・
すべてよ・・・」
「え・・・」
と少女は去っていくのであった・・・・・・・・
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二人の復讐者によって
狂わされていく現実
だが
そのせいで
彼らとは別の何者かが
大きく彼らの運命を
変えていく
「よかったの?
あの時のあいつ・・・
放置して
彩奈ともたもとを分かって・・・」
「別に大したものじゃない
ぼくと彼女はあくまで
不可侵条約のようなものだ
こうなっても不思議じゃなかった
それだけのこと・・・
それよりも君はどうするの?
君は彼女と僕・・・
どっちの側につくのか」
夜の屋上に手
会話をする二人の少年少女
「選択なんてしないわ・・・
彩奈も見捨てないし
あなたにも協力する・・・
この決意は変わらないわ・・・」
「そっか・・・
離れたかったら
別にそれでもいいからね・・・
去る者は追わず、っていうし・・・」
そんな会話をして
空を見つめている二人であった・・・・・・・・
狂いながらもその計画は
止まることを知らない・・・・・・・・
現在、21人と10人
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