※この作品はR-18です。

復讐の唄ーリアルエンドー   作:lOOSPH

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現在、12人と六人


第五章 黒幕の正体
27人目、28人目、29人目,二十六人目、二十八人目、二十九人目


夜の街

 

そこを必死で

走り回る一人の男子

 

すると

 

「何か探し物か?」

 

上の歩道橋から声をかけたのは

 

「レン・・」

 

「久しぶりだな亮・・」

 

白咲高校 元3年3組 出席番号8番

 

北浦 亮

 

同じく元3組 出席番号19番

 

常盤 蓮

 

疎遠になった幼馴染が

こうして巡り合った

 

「お前に訊きたいことがある・・

 

 降りて来い!」

 

「・・・・・」

 

激しく叫ぶように言う亮に

蓮は冷たく言い放つ

 

「まったく・・

 

 軽い気持ちで

 好きな女に告白して

 振られたらあっさり

 寄り付かなくなって

 

 とうとう取り返しがつかなくなったら

 許さないと喚き散らす・・

 

 お前には失望した・・

 

 あるやつからの伝言だ・・

 

 ったくとんだ正義の味方が

 いたもんだな・・」

 

「黙れ!

 

 お前が・・

 

 彩奈を散々傷つけて

 苦しめてきたお前が・・

 

 それをいうなああああ!!」

 

叫ぶ亮

 

「いいたいことはそれだけか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 殺人鬼さんよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ!?」

 

蓮の発言に

驚きを見せる亮

 

「裕也に訊いたのか・・?」

 

「お前にあいつは救えない・・

 

 お前はもっと別のことの心配を

 するんだな・・

 

 出ないと手遅れになるぞ・・

 

 あいつらみたいにな」

 

「あいつら・・?

 

 どういうことだ?」

 

と去っていく蓮

 

「待て蓮!

 

 まだ聞きたいことがある!!

 

 お前は知ってたのか!!!

 

 文曲が・・

 

 破軍があいつを陥れたって!!!!」

 

「・・・・・」

 

蓮は黙って去っていくのであった

 

「れええええん!!」

 

・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・

 

「まったく・・

 

 ずいぶんと酷なことを

 させるもんだな

 

 俺を使いっぱしらせるとはよ・・」

 

蓮はある場所に行くと

自分のグループの男子生徒と

ともにいる一人の少女に目をつける

 

その少女は

 

「あの男はもう

 使い物にならない・・

 

 引き入れてももうどうにもならないわ・・」

 

「そうか・・

 

 ところでお前・・

 

 あいつに声をかけたらしいな・・

 

 どうだったよ?」

 

「・・・・ダメだったわ・・

 

 残念だけど彼はもう人の道を

 外れてしまった・・

 

 あの男はただの脅威でしかない・・

 

 それにしても・・

 

 あなたは彼に合わなくていいの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あなたは彼の友人だったんでしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「昔の話だ・・

 

 お前はまず

 自分の体を心配するんだな・・

 

 病院言ってねえだろ?」

 

「・・・・・・」

 

苦しそうにする美穂を

蓮が抱える

 

「ずらかるぞ

 

 お前らは引き続き亮とあいつの

 監視を続けていろ」

 

「「「「はい!」」」」

 

グループとともに引き上げる蓮

 

「ねえ・・

 

 泣いているの?」

 

「・・・いいから

 休んでろ

 

 いつものとこまで

 飛ばすぞ・・」

 

・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・

 

別の場所では

 

「美咲町で少年が言い争うような声?

 

 わかったすぐにいく!」

 

「行くぞ!」

 

とパトカーを鳴らして

その場を離れていく警察

 

その様子を見ているのは

 

「行ったか?」

 

「ああ・・・

 

 今見つかったら

 アウトだな・・・」

 

元3年3組 出席番号18番

 

辻村 健太郎

 

同じく元3組 出席番号1番

 

阿部 祐樹

 

亮の友人の二人だ

 

「・・・・なあ

 やっぱ一度帰ろうや

 

 一晩中走り回って

 お前かて

 しんどいやろ?」

 

「・・・・・」

 

健太郎の問いに

答える様子を見せない祐樹

 

「なあ・・パトカー

 多いよな・・・

 

 まさかもう

 亮は・・・」

 

「あほいいな!!

 

 友達を

 あきらめるんか!?

 

 俺はいやや!

 絶対に

 見つけるんや・・・・・

 

 だから無理して

 ぶっ倒れるわけにも

 家族に怪しまれるわけにも

 いかへんやろ!!」

 

「・・そう・・・だな・・・・・」

 

と二人は一度別れるのであった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・

 

「今日は土曜やから

 

 昼頃にまた落ち合って・・・・・ん?」

 

祐樹と別れた健太郎は

ある少年の姿を見た

 

「(あいつ・・・・・

 

  破軍!?)」

 

そう

 

クラスメートの

元3年3組 出席番号22番

 

破軍 芳人

 

彼の姿であった

 

「(どういうことや・・・・・

 

  何であいつ・・・・・)」

 

すると

 

携帯がかかる

 

祐樹からだ

 

内容は

 

藤沢を見つけて

尾行しているというものであった

 

「(!

 

  こっちも破軍の奴見つけた・・・・・

 

  でもどういうことや?

 

  あの二人最近、一緒にいること

  なかったのに・・・・・)」

 

すると

 

「(やっぱりあの二人

  なんかあるんかもしれん

 

  しばらくしたら

  また合流や・・・・・

 

  場所は・・・・・)」

 

健太郎の後ろに

長い何かを構えた影が迫り・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈍い音があたりに響いた・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・

 

「うう・・・

 

 はっ!?」

 

祐樹は目を覚ますと

 

「ここは・・

 

 これは一体」

 

何かの作業に使う機械に

頭部を突き出されていた

 

体は鎖で拘束されている

 

まるでギロチンのように

 

「フフフフ・・・

 

 人がちょっと

 気分直しにぶらぶらしてたら

 誰かにつけられてる気がして

 

 もしかしたらと思って

 ここに連れ込んだら・・・

 

 こうもあっさり引っかかるなんてね・・・」

 

そこに現れたのは

 

元3年3組 出席番号23番

 

藤沢 彩菜

 

「藤・・沢・・・!

 

 どういうことだ・・・

 何っ・・でこんな・・・!!」

 

「まったく・・・

 

 なってないわね

 

 か弱い女の子を

 こっそりつけるなんてね」

 

と笑みを浮かべ気味にこたえる彩菜

 

「そ そんな

 ことで・・・!?

 

 シャ シャレになって

 ないぞこれ・・・!!」

 

祐樹の言葉に彩奈は笑みを崩す

 

「・・・・「そんなこと」・・・か・・・・・・・

 

 そうよね・・・

 

 あんたたちにとっては所詮

 全部そんなこと

 

 服を切り裂かれ

 あられもない姿をさらされて

 

 「殺される」って

 何度思ったか・・・

 

 「助けて」って叫びたかったのに

 怖くて声が出ない

 

 そんな状態の私に

 あなたたちはなんていったかしら?

 

 ざまーみろ

 

 自業自得だ

 

 といじめられてる私を悪者扱い

 

 ふっ・・・

 

 く・・・

 

 ウフフフフ・・・」

 

ゆがんだ笑みを浮かべる彩菜は

機械のレバーに手をかける

 

「や・・やめろ・・・

 

 待ってくれ!

 

 お前に訊きたいことが」

 

「答えることなんてないわ

 

 あんたが言っていいのは

 命乞いだけよ

 

 大輔は

 簡単に落ちてくれたのに」

 

「大輔・・・

 

 まさか・・川本・・・大輔・・か・・・?」

 

疑問符を浮かべる

 

「・・・・?

 

 そうよ?

 

 あいつも私がこうやって・・・」

 

「・・どういう・・・ことだ・・・・・?

 

 だって川本を殺したのは文曲で・・・

 

 その文曲を殺したのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 亮じゃ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・亮・・・

 

 なんですって・・・?」

 

「あ・・・

 

 いやその・・・」

 

「答えなさい!」

 

彩奈は激しく問う

 

「っ・・・

 

 俺とケンは・・・

 亮にあんなひどい振り方をしたお前が

 許せなかった

 

 だからお前が

 いじめを受けるたびに

 亮をその場から遠ざけてた

 

 あいつは正義感が強いから

 自分を振ったお前のことも

 助けると思って・・・

 

 だからお前が文曲に拉致られた時も

 黙ってて・・・」

 

「あの時のこと

 

 知ってたのね!」

 

「でも・・・

 それは間違いだった

 

 文曲はあの後

 またお前を狙おうとしてたんだ・・・

 

 それを亮は偶然聞いてしまって

 あいつを・・・」

 

「何よそれ・・・

 

 そんなくだらない作り話で

 ごまかそうっていうの・・・!?」

 

「作り話なら

 どんなに良かったか・・・

 

 亮は今でも探してる

 

 お前のいじめの黒幕の蓮を・・・

 

 文曲と同じ中学校の破軍を・・・」

 

「破軍・・・?

 

 何で亮があいつを?」

 

彩奈は聞く

 

「あいつと蓮と裕也は

 幼馴染で昔よく遊んでて

 

 そこに違う中学だけど

 仲の良かった親友たちがいた

 

 でも・・・

 

 その親友が事件を起こしたせいで

 三人は離れ離れになった・・・

 

 でも実際は違った・・・

 

 その親友は嵌められたんだよ!

 

 そいつを告発したっていうやつに

 

 その一人が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 文曲 虎太郎と

 破軍 芳人だったんだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんな・・・」

 

「亮は許せなかったんだ

 

 自分の友人を陥れて

 挙句に自分の好きな女を

 だましているあいつのことが・・・

 

 だってあいつは・・

 

 お前のことが・・・」

 

「黙れ!

 

 亮が私のことを

 まだ好きですって?

 

 それで私をだましてる

 破軍を探している?

 

 そんなの・・・

 

 そんなの・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 嘘だああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・

 

「あ・・・・・

 

 ああ・・・・・」

 

「まったく・・・

 

 ずいぶんとなめたこと

 してくれるじゃない・・・

 

 まさかこの僕を

 尾行するなんてね

 

 僕に何か用?」

 

破軍は健太郎を橋の手すりに押し付けて

のけぞらせている

 

下手をすれば落とされてしまう

 

「俺・・・・らは・・・・・

 

 知っとるんやぞ・・・・・

 

 お前が亮の親友に・・・・・

 

 何をしたんかを・・・・・」

 

「亮?

 

 ひょっとして

 まだあってないんだ

 

 まったく・・・

 

 君たちのところに帰るんだねって

 忠告しておいたのに」

 

「おい

 

 お前まさか・・・・・

 

 亮に会ったんか!?」

 

「逆に聞くけど

 君たちあってないの?」

 

健太郎はのけぞって

破軍につかみかかる

 

「答えろ!

 

 亮はどこにおるんや!!」

 

「さあね

 

 別れてからは

 それっきりさ・・・

 

 心配なら会いに行けば

 いいじゃない?

 

 もっとも・・・

 

 生きてたらね?」

 

「え、ちょっとま・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 うああああ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

破軍は健太郎を

川に投げ落としてしまった・・・・・・・・

 

「無事に戻ってきなよ?

 

 亮君の親友B君・・・

 

 ウフフフ・・・

 

 あははは・・・

 

 あーっはっはっはっ!!!」

 

高笑いを上げる破軍

 

すると

 

「きゃ!」

 

声が聞こえた

 

「っ?」

 

不意にそのほうを見る破軍

 

そこには

 

・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・

 

「はあ・・

 

 はあ・・」

 

走っていくのは

元3年3組 出席番号30番

 

若槻 梨乃

 

真莉グループの一員だが

いじめには参加していない唯一のメンバーである

 

「何なのあれ・・

 

 破軍君が・・

 

 辻村君を・・」

 

ある程度走って

呼吸を整えていたその時

 

「こんなところまでジョギング?」

 

「っ!?」

 

目の前に破軍が現れた

 

「そういえば自宅待機じゃなかったっけ?

 

 僕が言うのもなんだけどさ」

 

「あ、えっと・・・・その・・

 

 ず、ずっと家にいたら

 気がめいっちゃうから

 

 近くをちょっとね・・」

 

何とかごまかそうとする梨乃

 

「ここって確か?

 

 君の家から遠いよね?

 

 ちょっと矛盾してない?」

 

「ひぃ!?」

 

だが破軍の見透かしたような雰囲気に

押され気味になっていく

 

「そうだ?

 

 せっかくだし

 ちょっとそこまで

 一緒に来ない?

 

 僕ね前から若槻さんと

 話をしてみたかったんだ?

 

 いいよね・・?」

 

「あ・・

 

 ああああ・・」

 

・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・

 

そのころ

 

「は、はははは・・・

 

 そうよね・・・

 

 結局はみんなそう・・・

 

 お互いがお互い

 腹の底を探って

 最後は裏切り蹴落とす

 

 それでどうなろうが

 結局は他人事・・・

 

 自分に何もなければ

 それでいいんでしょ!?

 

 あんたたちのそれだってそうよ

 

 亮のため?

 

 結局は自分のためじゃない!?

 

 亮にしたってそうよ

 

 結局はただの人殺しよ

 

 私をいじめてきた奴と

 何にも変わらないクズよ

 

 だったらあんたの携帯を使って

 亮を誘い出して・・・

 

 殺してあげるわ

 

 人殺しだもの

 誰もせめなんて・・・」

 

「やめろ!」

 

彩奈の言葉を

祐樹は遮る

 

「俺のことは

 何を言ってもいい

 

 でも・・・

 

 あいつを・・・

 

 亮を悪く言うな!」

 

「悪く言う?

 

 本当のことを言ってるだけじゃない・・・

 

 はあ・・・

 

 このままだと埒が明かないわね・・・

 

 こうなったら

 あんたの携帯で亮と辻村を呼び出して・・・」

 

すると

 

倉庫の扉が開いた

 

「ふうん・・・

 

 ずいぶんと手が込んでるね・・・」

 

「あ・・

 

 ああ・・」

 

そこに二人の人物が入ってきた

 

「破軍・・・!?」

 

「若槻・・・」

 

入ってきたのは破軍と若槻であった

 

「何の用・・・!?」

 

「なんの用って?

 

 若槻さんを楽しいところに

 案内してあげただけさ?」

 

「あ、阿部君・・

 

 彩奈・・・・ちゃん!

 

 これって一体・・」

 

余りの出来事に

梨乃は言葉が出ない

 

「破軍・・・

 

 どうしてここに・・・

 

 いやそれよりも・・・

 

 あいつは・・・

 

 ケンはどうした!?」

 

「冷たい水の底さ・・・」

 

「「!?」」

 

破軍の冷たい声に

祐樹と彩奈はともに

驚愕の表情を浮かべる

 

「破軍・・・

 

 お前!!」

 

「だって僕のこと

 散々付け回して

 気持ち悪かったもん

 

 女の子ならわかるけど

 男だよ僕?

 

 そっち系でもないのにね?」

 

破軍は日本刀を抜くと

 

と破軍は祐樹を縛っている鎖と

機械を共に切り裂き祐樹を救い出した

 

「さあ・・・

 

 ゲームを始めよう」

 

・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・

 

図書館

 

そこにいるのは

一人の女子

 

「あの・・・」

 

「?」

 

その女子に

話しかけてきたのは

 

元3年3組

 

滝嶋 結子

 

彼女であった・・・・・・

 

「あなたに訊きたいことがあるの

 

 三年前の事件のことについて」

 

「っ!?」

 

本から目を離さないまま

結子をにらむ少女

 

「ごめん

 

 ただ聞かせてほしいの・・・

 

 あの事件の加害者・・・

 

 ううん、被害者の彼について・・・」

 

「・・・・え?」

 

「だってあなたは

 彼の幼馴染の

 

 神藤 栞さん・・・・でしょ?」

 

その問いに少女、神藤 栞はゆっくりと

うなずいた・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・

 

「ああ!」

 

「ぐう・・・」

 

地面にたたき伏せられる祐樹

 

鎖に縛られた影響で

力が入らない

 

「そういえば辻村君から聞いたよ?

 

 知りたいんでしょ?

 

 僕が君たちの友人の亮君の親友だった彼に

 何をしたのかをね」

 

「え・・・?」

 

「え・・・!?」

 

「・・・・・・」

 

と梨乃の服を脱がせて

下着をあらわにさせていく

 

「彩奈ちゃんから聞いてたよ

 

 君たち二人

 いっつも仲が良くって

 

 一緒の大学にも行こうって

 言ってるくらいだってね

 

 うらやましいなあ

 

 こんなにかわいい女の子と・・・

 

 そんな約束するなんてさ」

 

「た、確かに若槻は

 俺の部活のマネージャーだ

 

 でも・・・

 

 そこまでの中じゃ」

 

「まったまたぁ

 

 素直になった方がいいよ?

 

 出ないと・・・

 

 彼女傷ついちゃうからさ」

 

「え・・・?」

 

「・・・・・・・」

 

そして破軍は

祐樹に言う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「祐樹君・・・

 

 今から若槻さんを

 犯して?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、何を言って・・・」

 

「そうだ!

 

 何でそんなこと・・・」

 

「君が言ったんだよ?

 

 僕が過去に

 何をしたのかを知りたいってね

 

 だから教えてあげるんだよ・・・

 

 体でね」

 

と破軍は日本刀の刃を

若槻の喉元に突き付ける

 

「ま、待て!

 

 殺すなら

 俺を殺してくれ!!

 

 だから頼む・・・

 

 若槻は・・・」

 

「だったらいうとおりにして?

 

 でないと・・・」

 

と梨乃の喉に

刃をゆっくりと押し付けていく

 

すると血が流れ始める

 

「あ・・・・ああ・・」

 

おびえている梨乃

 

「やめろ!

 

 頼む!!

 

 わかったいうとおりにする!!!

 

 だから・・・」

 

「だったらこっちに来て

 

 早く始めてくれる?」

 

祐樹はおぼつかない足取りで

梨乃の前に立ち

 

ズボンのチャックを脱ぎ

自分のそれをあらわにする

 

「若槻・・・」

 

「ああ・・」

 

そして

 

「ごめん!」

 

「うぐ・・!!」

 

梨乃の体に自分のそれを

入れたのであった

 

「・・・・・・」

 

「あ・・・

 

 ああ・・・」

 

それを見て

無表情で見つめる破軍と

 

動揺を見せる彩菜であった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・

 

「残る生徒は・・・うん?」

 

警察は河原を歩いていると

そこに気を失った人物がいた

 

「おい君!

 

 大丈夫か!?

 

 しっかりしろ!!」

 

警察は慌てて

その人物を助け起こす

 

「彼は確か

 

 白咲高校の・・・」

 

「辻村・・・・健太郎・・・・・」

 

こうして

 

健太郎は助け出されるのであった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・ ・・・・・・

 

「はあ・・・

 

 はあ・・・」

 

「ああ・・

 

 あ・・」

 

行為の後

 

放心状態になる

祐樹と梨乃

 

「少しは理解できた?

 

 あの時俺は

 こうやって奴らの罠に

 嵌められた

 

 そしてこの後俺は

 それを見ていた女子連中と

 さらに行為をさせられた・・・

 

 おかげで俺は

 表は恋人をはじめとした

 四人の女の子を強姦した

 

 最低最悪の人間さ・・・

 

 君に一つ聞くね・・・

 

 この状況・・・

 

 どっちが最低だと思う?」

 

話しかける破軍

 

だが

 

「ありゃま・・・

 

 コワれちゃったみたいだね・・・

 

 二人共・・・

 

 これだったらまだ

 彼女のほうが強かったよ・・・」

 

「・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

二人の目はうつろで

心ここにあらずの状態であった・・・・・・・・

 

「まあどっちにしても

 この事件で僕たちが関与した

 証拠は何一つない

 

 つまり・・・

 

 この場に警察がきても

 阿部君が若槻さんを犯した

 

 それで片付けられるだろうね

 

 フフフ・・・

 

 ウフフフ・・・

 

 あーっはっはっはっ!!!」

 

「・・・・・・・」

 

と去っていく破軍と彩奈

 

残された二人は

まだうつろ

 

すると・・・・・・・・

 

「・・・・祐樹・・君・・」

 

「・・!?」

 

二人きりになったところに

梨乃が口を開いた

 

「私・・

 

 楽しかったよ・・

 

 サッカー部の

 マネージャーをやったこと・・

 

 冬の朝練とか・・

 つらかった・・・・けど・・

 祐樹君が・・

 頑張っ・・・・て・・・から

 

 私・・・・気が付いたら・・

 

 祐樹君の・・・・こと見てた・・

 

 だって・・・・私・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 祐樹君の・・こと・・・

 

 大好きだから・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「若槻・・・」

 

「だか・・・・らね・・

 

 うれしかっ・・・・た・・

 

 どんな形・・・・でも・・

 

 祐樹君と・・・・一つになれて・・

 

 だから・・」

 

「・・若槻・・・

 

 実は・・・

 

 実は俺も・・・」

 

だが祐樹の言葉は

続かなかった

 

なぜならそこに

 

警察が現れたから・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・ ・・・・・・

 

「ね、ねえ・・・

 

 あそこまでする必要あったの・・・?

 

 だってあんなの・・・」

 

彩奈は恐る恐る聞いてくる

 

「やれやれ・・・

 

 つくづく君はおめでたい子だね

 

 相手に自分の痛みをわからせるには

 相手にもその痛みを与えてあげなきゃいけないんだよ・・・

 

 特に・・・

 

 彼のように人の過去を

 土足で踏みにじるような人にはね・・・」

 

と別れようとする破軍

 

「アイツから聞いたわ・・・

 

 あなたも昔あいつと同じことを

 ほかの奴にもさせて

 

 それを告発したって・・・」

 

「・・・だったら何?

 

 もう昔のことだ

 

 所詮法律も友情も

 力の前には何の意味もなさない

 

 僕はそれをあの時思い知った・・・

 

 ううん・・・

 

 思い知らされたっていうべきかな?

 

 君はそんなことより

 自分のほうを心配したらどう?

 

 警察はきっと

 君のことを探し始めているよ」

 

「・・・・・・・」

 

「それじゃあ僕は行くよ・・・

 

 行くところがあるからね・・・」

 

と去っていく破軍であった

 

「フフフフ・・・

 

 そうよね・・・

 

 私も彼も何も変わらない・・・

 

 もう私の心は決まった・・・

 

 下衆になり下がってしまったのなら

 下衆として生きていくだけ・・・

 

 もう私は、フフフフ・・・」

 

と空を見上げる彩菜であった

 

そこでは三つの星が

三角形を描いていたのであった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・ ・・・・・・

 

警察に連行されていく祐樹と

警察に保護された梨乃

 

そして

 

その様子を見ていたのは

 

元3年3組 出席番号28番

 

結城 真莉

 

その手には花の咲いた小さな鉢があった・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すべてに見捨てられた少年と少女は

更に動きを見せていく・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 




残り、9人と六人

・・・・・・・・・ ・・・・・・
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