※この作品はR-18です。

復讐の唄ーリアルエンドー   作:lOOSPH

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現在、24人と12人・・・・・・・・


第一、五部 狂い始めた少年と少女
8.5人目


恵美が自ら警察に

出頭し

 

巨門 和仁が逮捕され

 

更に巨門の父親が

警察で押収した麻薬を

息のかかった警察官に命令じて

 

何と、息子に横流ししていた

 

それが発覚し

巨門の父親および

その息のかかった警察関係者数名を

逮捕・・・・・・・・

 

その隠ぺいにかかわった数名の警察官も

それ相応の刑罰を受けることとなった

 

どこから証拠が出てきたのか・・・・・・・・

 

それは誰にもわからない・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・

 

ある場所

 

そこでは

事件のことが

テレビで報道されていた

 

被疑者も被害者も未成年のため

名前は伏せられているが

 

それが誰なのかは

 

彼女には見当がついた

 

「恵美・・・」

 

テレビを見ていた

一人の少女

 

3年3組 出席番号16番

 

滝嶋 結子

 

彼女はそれを見てやや落ち込んだ様子を見せたのであった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・

 

外は雨が降り続いている

 

そこに一人の少年がやってきた

 

「どう?

 

 この施設の中を

 見てみた感想は?」

 

その少年の面会相手は

 

「はあ・・

 

 そんなこと言える気分じゃないよ・・

 

 それにどのみち、堅苦しい生活になるんだから

 贅沢なことは言えないからね・・」

 

3年3組 出席番号9番

 

窪田 恵美

 

彼女であった

 

「やっぱり彩奈ちゃんのことが心配?」

 

「うん、結子がついてくれてると

 思うけれども・・

 

 あいつが何かを仕掛けてくるかもしれないと思って・・」

 

「あいつ?」

 

「実はね・・

 

 私と結子はね

 あることを調べて突き止めたの・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 彩奈いじめの黒幕をね・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・」

 

「破軍・・・

 

 お願いがあるの・・・

 

 結子と一緒に

 彩奈のこと・・・

 

 守ってあげて・・・」

 

恵美は涙を流しながら

彼にそう告げるのであった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・

 

その帰り

 

芳人はフードをかぶって

家路についていると

 

そこに一人の人物と出会う

 

それは

 

「・・・・・・・」

 

3年3組 出席番号23番

 

藤沢 彩菜

 

彼女がボロボロになって立っていた

 

「・・・何かあったの?」

 

「恵美を警察まで送ってあげた後に

 大輔に乱暴されちゃってね・・・」

 

「大輔・・・?」

 

「3年3組 出席番号7番

 

 川本 大輔

 

 蓮や一真に引っ付いてるやつよ・・・」

 

「ふうん・・・

 

 それで?」

 

と彩奈はあるものを見せる

 

それを再生させると

 

『・・・・に乗んなよ彩奈ァ!

 

 レン君のいないところで

 おめーに手を出すなって

 言われてるけどな・・・・

 

 関係ねえ!!

 

 てめーは俺らの

 玩具だって

 わからせてやるよ!!』

 

そこには大輔の声がしっかりと

録音されていたのであった

 

「それが・・・

 

 君の答えか・・・」

 

「フフフフ・・・

 

 不思議よね・・・

 

 まさかここまで

 冷静になれるなんてね

 

 友達が麻薬付けにされて

 悲しかった、憎らしかったけど・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それ以上にあいつらをこの手で

 地獄に落としてやりたいと思ってしまっているんだからね!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・フフフ・・・」

 

「・・・・ハハハハ・・・」

 

「「あーっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!!!」」

 

二人の笑い声が大きくこだましていく

 

「いいね・・・

 

 それでこそ僕の

 お眼鏡にかなった同志・・・

 

 やはり僕と君は双子のようなものだね」

 

「双子・・・

 

 そうかもね・・・

 

 ねえ、芳人?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私と一緒に地獄に行かない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・いいよ

 

 その方がきっと

 僕にとっても面が白味がある・・・

 

 どこまでもついていくさ・・・」

 

「やっぱり・・・

 

 あなたは話が分かるわね・・・」

 

と彩奈は芳人に抱き着く

 

「フフフフ・・・

 

 ハハハハ・・・

 

 アハハハハ・・・」

 

彼にすがりつつ笑って居続けたが

次第に声がくもっていく

 

「(・・・はあ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  残念だよ、彩奈ちゃん・・・)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見ると彩奈は泣いていた

芳人もそれに感づいていたのであった

 

「(確かに君と僕は双子の兄弟・・・

 

  常に一緒にいるが

  決して交わることのない平行線・・・

 

  君はまだ、本当の地獄というのを

  知らないんだね・・・

 

  だったら教えてあげるよ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本当の地獄ってやつをね)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と彼は不気味な笑みを浮かべつつ

自分に抱き着いた彩奈の頭をそっと

 

なで続けていたのであった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・

 

「恵美のほうはどうだった?」

 

「問題はないよ・・・

 

 薬が抜けたら、元通りさ・・・

 

 まあもっとも、学校にはもう

 来れないだろうけどね・・・」

 

「そうね・・

 

 それと、学校のほうも

 臨時休業にするって連絡があったわ

 

 あんなことがあったばかりだし・・・」

 

すると

 

「君のほうは大丈夫?

 

 友達があんなふうになったんだもん・・・」

 

「・・・・そうね・・・

 

 知らなかったとはいえ

 恵美にそんな手が迫ってるなんて

 思ってなかったんだもの・・・

 

 ショックじゃないっていえばうそになるわ・・・」

 

ゆっくりと口を開いていく

 

「・・・・でも

 落ち込んでばかりもいられないわ・・・

 

 恵美がああなった以上

 私がしっかりしないと

 

 彩奈を、守ってあげないとね・・・」

 

「・・・そういえばさ

 帰りに彩奈ちゃんに会ったよ?」

 

「え・・・?

 

 そうだったの・・・

 

 どうだった?」

 

「・・・・強がってたけど・・・

 

 結局最後はないちゃった・・・」

 

「え・・・」

 

すると

 

芳人は結子をそっと

抱きしめた

 

「我慢しなくていいよ・・・

 

 君だって本当は

 つらいはずでしょ・・・?

 

 友達の人生が滅茶苦茶に

 されたんだもん・・・

 

 もう、いいでしょ・・・?」

 

「・・・・うぐ・・・

 

 ヒック・・・

 

 グス・・・

 

 ああああ!!!」

 

結子はそのまま彼に顔をうずめて

泣き始めるのであった

 

「・・・・・・」

 

「うああああ!!!」

 

そして・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・

 

「ねえ、結子ちゃん・・・

 

 残酷なことかもしれないけれど・・・

 

 今の世の中には

 貪狼や巨門と同じように

 

 罪を犯しながらも平然と日常を

 生きていこうとしている奴らもいる

 

 結子ちゃんはさ・・・

 

 そんな奴ら許せる?

 

 君や恵美ちゃんをあんな目に合わせたような

 奴らとおんなじような輩が何人もいる・・・

 

 どうしたい?」

 

「・・・・私を

 あなたや彩奈とおんなじ道に

 引き寄せようとしているの?」

 

結子は聞いている

 

「結子ちゃんならわかるはずだよ?

 

 僕や彩奈ちゃん、恵美ちゃんの受けた痛みが?

 

 その痛みを少しでも分かち合いたいと思わない?」

 

「・・・・・・・」

 

結子はそこまで聞くと

その場で服を脱ぎ

 

上半身の下着があらわになる

 

結子は彼に背中を向けた

 

そこには・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを模した傷がついていた

 

「この傷をあなたにつけられた瞬間から

 もう覚悟は決めていたわ・・・

 

 それにいくらあなたや彩奈でも

 二人だけで復讐を果たせられるとは思えない・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だから私も協力してあげる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・いい返事だ・・・

 

 それじゃあ改めて・・・

 

 ようこそ・・・

 

 地獄へ・・・」

 

と手を伸ばす芳人に

それを取る結子であった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・

 

ある場所

 

そこに来たのは

彩奈と藍の二人であり

 

芳人はすでに来ているのであった

 

「久しぶりだね彩奈ちゃん

 

 それからそこの・・・」

 

「野村 藍よ

 

 出席番号 21番の」

 

「こ、こんばんわ」

 

と頭を下げる藍

 

「へえ・・・

 

 君も次の舞台に

 ふさわしい相棒を

 連れてきたわけだね・・・」

 

「ええ・・

 

 なんて言ったって

 私と藍は、親友だもの」

 

「し、親友・・うん!」

 

彩奈に親友と言われて少し恥ずかしそうにする藍だったが

 

すぐに肯定する

 

「それじゃあ・・・

 

 僕も親友を連れてきてあげようかな・・・

 

 おいで・・・」

 

とそこに来たのは・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結子・・・!?」

 

「滝嶋さん!?」

 

そう

 

滝嶋 結子なのであった

 

「よろしくね彩奈・・・

 

 野村さんも」

 

「は、はい・・」

 

「・・・・芳人・・・

 

 これは一体どういう!?」

 

「見たまんまだよ・・・

 

 これで僕たちは

 復讐という絆で結ばれた

 

 友だ・・・

 

 まあ気にせずに行こうよ」

 

芳人は笑みを浮かべて答えて見せる

 

「結子・・・

 

 いったいどういう・・・」

 

「彼の言うとおりよ・・・

 

 私もあなた達と同じ道に

 行くことを決めただけよ・・・」

 

結子はそう告げた・・・・・・・・

 

「乙女座と獅子座は

 こうしてそろった

 

 君たちは牛飼い座のアークトゥルスに

 猟犬座のコル・カロリ・・・

 

 春のダイアモンドだ・・・

 

 春の夜空に浮かぶ

 満点の春の四角形・・・

 

 フフフ・・・

 

 ハハハ・・・

 

 あーっはっはっはっ!!!」

 

不気味に笑う芳人

結子は真剣な表情を浮かべ

藍はやや戸惑った様子を見せ

 

彩奈は・・・・・・・・

 

どこか動揺した様子を見せているのであった・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

復讐の唄は

こうして狂気を奏でていくのであった・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




残り、24人と12人・・・・・・・・

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