桔梗お姉さんの授業がはっじまるよ~!!
うん、全く訳が分らない。どうしてこうなった? 寧ろ何が在ってこうなった?
「所謂、後天的に人が修める事が出来ない超常的な力を…聴いているのですか顎!!」
「はい、聞いていますので説明をお願いします。」
何故に異能についての講義を受けなくてはならないのでしょうか? いや、嫌いでは無いんですけどね。全く未知の法則から成る術式とか生唾モノです。
「…顎、貴方には悪魔召喚士として必要な才能が一つ、確実に在ります。」
生態マグネタイト、所謂生体エネルギーの一種を大量に保有している。まぁ、ソレは前から聞いていたし、実際の所は本当に在るんかと言いたいぐらいに何も感じない訳でして…
「余り実感出来ていないと言いますか、本当に在るのかも怪しいのですが?」
「体も出来ていないのに感じる事が出来たら、その人間は天才と呼ばれるモノでしょう。貴方が感じれないのは幼く、体も出来あがって居らず、悪魔に合った事が無いからです。」
そうなんですか…いや?! 悪魔に合ったらデットエンドなんだよ!!
俺=MAG多量に保有している美味しそうなご飯が悪魔側から見た現実でしょうが!!
「…あの、実際に悪魔に合っていたら死にそうなんですが」
「えぇ、死にます。スライム(Lv1)に余裕で十回は殺されているでしょう。」
スライム。打撃、斬撃、銃撃、属性魔法全部が弱点という悪魔に成りそこなった悪魔。最弱の悪魔なのですが…
「もう一度最初から説明しましょう。悪魔と人間では基本的に悪魔の方が強いのが当たり前です。」
いや、もう聞いたよ。お願いだから寝せてください。この体に夜更かしはキツイ
月が雲に隠されて、明りの無くなった部屋は夜に包まれた。
そんな中、桔梗は溜息を吐き腕の中で眠る童に視線を落とす。こうして触れれば悪魔召喚士になら確かに分ってしまうMAGの胎動。
高位の悪魔を二体従えても毛ほどにも感じないであろうの奔流。
「本当に…困った娘ね」
これ程のまでのMAGが幼い童の中に眠っている。
悪魔たちには良い餌にしか見えないだろう。子供の頃のMAGと言うのは無色であり、食事に例えるならば無味。
故に、己の好ましい味に変えられる。
良くもまぁ、今まで妖精一匹にも近付かれなかったモノだ。
薄い煎餅の様な布団に横にして、薄い掛け布団をかける。
「どう思いますか? オモイカネ」
管が輝き一体の悪魔が現れる。一言で言えばその姿はグロテクスと言って良い。
人間の脳味噌に目玉を一つつけ鎌の様な鋭い先端を持つ触手を複数付けた浮遊する物体。
それがオモイカネと呼ばれた悪魔の姿だ。
「ワタシニ聴クノカ…ソレヲ?」
「えぇ、八意思兼神」
桔梗の言葉にオモイカネは笑う
「ハハハハハ…コノ様ナ見ルモ無残ナ姿ニ成リ果テテ、コノ様ナ劣化も甚ダシイ分霊ヲ送リ出ス事シカ出来ヌ私ヲ未ダニ神トシテ敬ウノハ君クライダ」
知恵の神はそう笑う。
「人化の術を使えば人の姿に成れますでしょうに」
「否、コノ姿ガ私ダヨ。マァ子供ニハキツイ格好ダガ…サテコノ童ノ事ダッタネ。」
桔梗は悪魔の言葉を待つ。大体は予想出来ていた。
「ヒドイ。ヒドスギテ素晴ラシクテ……不完全デ有ルカラソノ先ヲ夢想シテシマウ」
「そうですか」
そんな事は分っていた。初めてこの童に触れた時から分っていた。
「在リシ日ノ三貴子方三柱ヲ従エテ尚、足リナイ。コノ童ノMAGノ量ハソウ言ッタ次元ノ物ダ。故ニ…苦労モ多ク成ロウ」
「はい」
「私ハ賛成ダ。コノ童ニ知識ヲ与エルノハ…神トシテ、悪魔トシテ」
「はい」
そんな短い会話を終えるとオモイカネは管に戻った。
「本当に困った親子ねぇ…」
困ったと言えば、あの里長もだ。私を探ろうと、あの様な事を言うとは思わなかった。
さぁ、本当に殺すつもりで接しないと予定を早められてしまいそうだわ。
私事ね。
朝日が昇る前に起きるのが習慣に成ってしまっているこの体は、今現在睡眠に飢えている!!
(眠い。めちゃくちゃ眠い。)
「朝食後は悪魔の分類から始めます。その前に仕事を終わらせますよ」
「…ふぁい」
欠伸と一緒に返事が出るよ。眠い。
眠い意識とは裏腹に、体は動くのだから人間って凄いなって思う。
雑草抜きも大変だけど、蟲を取るのも大変だよ。奴等何処からともなくやって来やがる。山の中でゴキブリを見つけた時は本当に驚いたよ。
今は夏だから良いけど、冬に成ると朝とかめちゃくちゃ厳しい。死ぬんじゃないかって思う。ホント。体に筋肉も脂肪も少ないから余計にそう感じるのかもしれないけどね。
(あ~やっべぇ、つれぇ、逃げ出してぇ)
チラッと横目で桔梗さんを見ると、心なしかやる気に満ちている様な表情をしている。
(あ~ぁ…まぁ、悪魔に対する何らかの対抗手段覚えるのは必須。出来れば
そう、必要不可欠な事だ。相手を知るのも自分を高めるのも必要な事。
だから、まぁ
(逃げは打てないなぁ。)
美人は卑怯だ。ちょっとした変化で誰もを魅了する。
悪魔
と言われれば今の人類は禍々しい存在達を思い描くだろう。
だが、悪魔とは総称である。
神も、精霊も悪魔に含まれる。
魔界・天界から派遣される、又は送り込まれる彼等彼女等の分霊は多岐に渡る。
高位分霊
正当分霊
劣化分霊
の三つに分かれた後に
変異分霊
と言うカテゴリーに成るか成らないかが在る。
例えば、妖精種・ピクシーは変異と言う成長を稀に起こす。その身に蓄えたMAGと自身の
悪魔の成長や生態は解明されていない事が多く、これも絶対ではない。ただ、
故に、慎重に成らなければならない。
「何か質問は有りますか?」
いや、大変分り易いっちゃぁ分り易いんだけども。暈してる部分多くね?
いや、まず大前提の部分を知らないし…
「はい、悪魔との契約ってどうやってやるんですか?」
「悪魔との契約はそれなりに多いです。一つずつ行きましょうまずは…」
悪魔会話
異界で出会った悪魔と戦わずに交渉する事を指すが、滅多に成功する事は無い。
交渉の際に金品や宝石、MAGの譲渡等で話を付けるのがこれに入ります。
戦闘行為
肉体での会話です。悪魔会話と併用すれば金品やMAGを譲渡せずとも従える事が可能です。
契約召喚
魔道書等の曰く在る品を使って契約する方法を指します。
召喚の際に術者の命を捧げるという極端なモノから、湯のみ一杯分の新鮮な血液を捧げると言う比較的に危険の少ない契約代償が在ります。
「が、相手は悪魔です。桶を持って一杯と言われれば普通に死ぬので注意しなさい。そして、大前提ですが…契約召喚以外の方法には一つ重大な事があります」
(いや、うん。大体ソレは分るよ。其処はアレでしょ? どこでも一緒だよ。)
「相手の悪魔より強い事。Lvがその秤に上げられますが…それ以外にもそのも術者の力強さ。悪魔が言うには魂の輝きや、MAGの質や量も関係する
「らしいって言う事は…」
「…その悪魔の好みに因ると言う事です。」
気持ちは…! 気持ちは分るけど!! もうちょっと人に優しくても良いのではないでしょうか?!
あっ、肝心な事聞いていなかった
「俺のLvってどれくらいなんですか?」
「
「はい」
「昼食の後は、水撒き。その後は自由です。夕食後は人が習得できる異能について軽く話しましょう。」
「はい!!」
よっしゃー!! 今日は昼寝すっぞ!!
(本当は異能を見させて、MAGの流れを認識させたりとした方が良いのですけど…八意思兼神が酷いと言うだけの事は有ります。)
桔梗は今日ほど自身の【異能】を疑った事は無い
Lv2
力:3
知:50(リミッター付いてるので実質10)
魔:40(同上にて実質10)
体:4
速:6
運:2
スキル
魔法使いの妙技(魔術の素養の上位互換消費3分の1)
氣功・大(数秒ごとに体力回復)
頭痛くなるな、コレ。でも、LV補正が在るから強い奴に魔法使っても其処までの威力は…望めるなぁこれだと
追記、付け加えてなかったので急遽修正
実際の所、高位悪魔の転生者や、高レベルでは無いのでリミッター掛かってます。
知識については、条件に見合った状況で死にかけながら強く思えば少しずつ知識が解放されます。
コイツの知識そのまま赤子に詰め込んだら死ぬ。
一応ですが、今のアギくんもとい顎君も身体スペックはかなり高いんですよ。
魔力も同じです。
10という値は、この作品でいう一般人で居られるステースの最大値です。
力が10を越した場合はオリンピックでの腕力系は優勝しなければおかしい値。
鼻くそほじりながら金メダルが当たり前です。
勿論個人差があります。
lv3の人間でもソレに特化して居れば力が6~8有る人間が居ます。具体的に重量挙げの金メダリストが大体6~8のドレかです。
lvについては下見たいな感じです。
1~5 一般人
5~10 裏の闇社会の人間兼駆け出しサマナー
10~15 平均的なサマナー
15~20 人類の一般的な成長限界中堅所のサマナー
20~30 逸般人。上位のサマナー
30~40 超一流のサマナー。英雄。
40~50 魔人
50~60 葛葉ゲイリン等の葛葉四天王
60~70 一代目以降の平均的なライドウ
70~80 13代目ライドウ(lv78)
80~90 勘弁して下さい
↓以降似たようなモノ
~225 人修羅さん