※この作品はR-18です。

貧乳派団長とリンゴちゃん R   作:やーなん

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随分待たせてしまいましたが、なんとか書き上げました。
当初はタイトル通りの内容にしようと思ったのですが、なぜかこんな感じに……。

例によって実用性は保証しません。
逆に考えればいいんだ、実用性をかなぐり捨てちゃってもいいさ、と。




ニシキギの大火傷

 ウインターローズのとある宿場町にある温泉旅館。

 その一つを貸し切ったブラックサレナ部隊の面々は長旅の疲れを癒すため、温泉へと浸かっていた。

 

「いやぁ、雪原での雪合戦でみんな力尽きた時はどうなることやらと思ったが、無事に着けて良かったなぁ」

「もぐもぐ、温泉まんじゅう、温泉たまご、温泉アイス、ちょーうめぇ!!」

「お前は満喫してるなぁ」

 混浴温泉に浸かっているリンゴ団長は、膝の上で温泉を満喫しているランタナを眺めながら優しく笑った。

 

「今の混浴って水着着用有りなんですね。

 まさかここで故郷の水着が役に立つとは思いませんでした」

 隣でいつものかぼちゃ帽子ではなくタオルを頭に乗っけているペポが、気持ち良さそうに眼を閉じて大きく息を吐く。

 彼女にしか見えていないが、ペポのお友達も温泉に浸かって今にも成仏しそうであった。

 

「な? 来て良かっただろう?

 わざわざ今日の為に混浴のみの露天風呂温泉宿を貸切にしといてやったんだ」

「団長さん、策士ですねぇ」

「だろう?」

 リンゴが恍惚の笑みの浮かべているのは、絶妙なお湯加減の所為ではないだろう。

 

「団長さん、お酒をどうぞ」

「ああ、悪いな」

 御猪口にお酒を注いで差し出してくるサクラに礼を言いながら、ぐいっと彼はその中身を飲み干した。

 

「ふぅ、やっぱり雪見酒はたまんねぇなぁ」

「うふふ、それにしても、よく温泉宿を貸切なんて出来ましたね」

「ああ、実はこの宿のオーナーが、俺の知り合いのお金持ちのお嬢様でな。

 花騎士としても活動してて、避暑の為に休みは温泉に入って過ごすそうなんだが、吹雪の所為で不定期だからひと月ぐらいまとめて貸切にして、自分が使っていない間は駐屯している部隊とかにゆっくりと温泉に入れるように解放してるんだと。

 お嬢様から貸し切っている間は自由に使っていいと伺っている。旅館の方も手持無沙汰だから、是非ともどうぞってな」

「お金持ちは考えることはすごいわねぇ」

「明日行く任務があれだからかもしれないがな」

 団長がそう言うと、サクラも表情が真剣なものとなった。

 

「霊峰の悪夢、ですか」

「ああ、毎年死人が出ている危険な討伐任務だ。

 霊峰の気候が穏やかなこの時期にしか行えなくてな、我が隊でも一人の死人も出さずに撃破できるなんて楽観的なことは言えん」

 彼は反対側で楽しそうにお喋りしたりしながら温泉に浸かっている部下たちを見た。

 

 混浴に文句を言っていた彼女らも、結局天然温泉の露天風呂の魔力に敵わず、こうして部隊の皆でゆっくり温泉に入っている。

 寒さに冷えた体をそのままにするなんてできなかったのだろう。

 

 

「あ、団長さんがこっち見てる……」

「きゃー、えっちー!!」

「視姦されてるー!!」

「こっち見るな変態~~!!」

 と、彼女らは楽しそうに笑ってそんな声を投げかけてくる。

 

「犠牲を無くして指揮官は語れん。

 だが、自らの戦いの為に犠牲が出てしまうと考えると、俺は団長になんてならなければ良かったと思うときがある」

 損害ばかり出す指揮官は無能だが、損害を恐れる指揮官はもっと無能だ。

 最大限の戦果と最小の犠牲が吊り合う瞬間を見極めることができる者だけが、有能な指揮官なのだ。

 

「兵は死ぬことが仕事です。

 それは誰もが理解し、覚悟していることです。

 それが戦うということですから」

 サクラの言葉に、近くにいた誰もが異を唱えない。

 

「ああ、くそ」

 団長は乳白色の温泉へと顔を沈めた。彼女たちの覚悟が怖かったのだ。

 数秒後に顔を上げ、お湯を頭から滴らせてから、温泉の味覚を堪能しているランタナの小さな背に顔を預けた。

 

「うん? どうしたのだんちょ、アイス食べる?」

「すこしだけ、このままでいいか」

「ふっふっふ、だんちょには、私を定期的に抱っこする義務があるのだ。知らなかったでしょ~?

 だから気が済むまで抱っこするがよいぞ」

「おう」

 お湯の中から両腕を回して、団長は彼女を抱きしめた。

 

「もぐもぐ、うまうま」

 だんちょの頭は重いなぁ、なんて考えながら、ランタナは温泉まんじゅうを頬張った。

 

 

 

 

 

「じゃあ、団長さん、私はそろそろ部屋に戻りますね」

 三十分もすれば、ほとんどの面々が風呂から上がっていった。

 

「ああ、俺は普段入れない分をたっぷり浸かっているぜ」

 団長は長風呂をする人間で、時間がある時は一時間ぐらい風呂に入っていることもザラだった。

 なので、一人の風呂を楽しんでいようと風情にも浸っていると。

 

「うん?」

 視線を感じてそちらを窺うと、風呂場の中央に設置されている岩の影からニニシギがこちらを頭だけを湯船から出してジッと見ていた。

 彼女はこちらの視線に気付くと、ちゃぷんと湯船の中に隠れた。

 

 団長はイタズラ心を発揮して、素早く彼女の背後に回り込んだ。

 十数秒ほどしてニニシギの頭が浮上すると、彼の姿が見えずにきょろきょろしだしたところを、団長は背後から彼女を抱きしめた。

 

「わひゃぁ!?」

「はっはっは、つーかまえたー」

 そのまま抱き上げて湯船から引っ張り上げると、団長は唖然とした。

 

「ニシキギ、お前水着どうしたよ」

 そう、彼女は素っ裸だったのである。

 

「……えへへ、お湯の中で脱いじゃいました」

 ニシキギの手には彼女のが着ていたと思われる水着が垂れ下がっていた。

 

「混浴だと分かってるのに裸になるなんて、はしたない娘だなぁ」

「ち、違います!! ただ、いつ裸だってバレるかと思ってるとドキドキしちゃって」

「お前、露出狂の素質あるぞ」

 もう既に片足つっこんでる感はあるが、これは矯正せねばならんな、と団長は思った。

 

「それにしてもニシキギ、お前、髪を下しても可愛いな」

 いつもはツインテールの彼女だが、今日は解かれてお湯に濡れてしっとりとしていた。

 起伏の薄い体も、こうしてみると色気が溢れて見える。

 

「あわわ、団長さんの固いのが背中に当たってます……!!」

 団長に捕らわれ、性欲の対象として襲い掛かられる寸前の緊張感に浸り、胸が高鳴り熱っぽい息を吐くニシキギ。

 

「本当は誘ってたんだろう? うん?」

「け、決してそう言うわけじゃ……うぁッ」

 きめ細かい素肌を撫でられ、少女に似つかわしくない艶めかしい声を出した。

 性的な部分は避けているが、全身を遠慮なく撫でまくっている。

 

「安心しろ、俺は紳士だ。

 決して同意を得ずに女の子を襲ったりしない」

「紳士なのに女の子の肌を撫でまわしたりするんですかぁ?」

「これはほら、スキンシップの範疇だって」

 十分セクハラに入ると思ったが、ニシキギは今の状況を楽しんでいるので口にはしなかった。

 

「お前には二つの選択肢がある。

 ひとつは、このまま俺にぱくりんちょされる。性的に」

「ごくり……」

「もうひとつは、このまま抵抗して逃げ出すことだ。

 さて、どうする?」

 と、彼は尋ねたが、ニニシギの性格からして誘いに乗ってこないだろうと思っていた。

 火遊びは、火に手を突っ込んでしまったら遊びではなくなるのだから。

 彼はこの後の性欲の処理を誰に頼むか思案していたのだが。

 

「あのぉ、正直言いますと、えっちなことに興味ない訳じゃないと言いますか。

 明日はし、死んじゃうかもしれない危険な任務がありますし、思い残しがないようにこのまま団長さんにお願いしてもいいんですけど……」

「ほうほう」

 意外にも、彼女はそこまでエロい事に忌避感は無いようだった。

 或いは彼女のいつもの遊びの延長なのかもしれないが。

 

「もっとドキドキとか、わくわくするえっちがしたいと言いますか」

「つまり、刺激が欲しいと」

「初めては思い出に残るようにしたいなぁーって」

 ロマンチックさを求めてそう言うのなら普通の発言なのだが。

 

 今の状態でも十分スリルを味わっており、ドキドキしているだろうが、それは静的な刺激であり、動体のものではない。

 以前はそれでも良かったかもしれないが、今のニシキギはそれでは満足できなくなっていた。

 それにこのままじゃあ、のぼせてそれどころじゃないだろうし。

 

「わかった、俺に任せろ。

 今夜皆が寝静まった頃に迎えに行くから待っていろ。

 最高に忘れられない夜にしてやるよ」

 耳元でそう囁かれ、ニシキギは胸が更に高鳴るのを感じたのだった。

 

 

 

 

 

 ニシキギが泊まっているのは五人部屋で、当然彼女以外の仲間もいた。

 

 彼女と同室の四人は、いつも団長の一挙一動に白い目を向けたりきゃーきゃー言っている姦しい四人組だった。

 全員ブロッサムヒル出身で、それぞれ剣、鉄槌、槍、魔杖の優れた使い手であり、バランスのいい四人だった。個性に乏しいとも言える。

 同じ騎士学校を同じ時期に卒業した同期であり、尊敬する先輩であるサクラと同じ部隊になりたくてこの部隊にやってきたという経緯がある。

 念願かなって今ではサクラと同じ一班であり、そこに同郷であるキルタンサスもいる。

 団長は同郷同士で班を組む傾向が多かった。

 

 リリィウッド出身のニシキギが相部屋になったのは、単純にくじ引きの結果だった。

 皆がサクラと同室を希望したので、厳正な抽選の結果このような部屋割りになったのだ。

 

「くじ引きなのになんで私ら、一緒になったんだろ」

「もう腐れ縁なんでしょ」

「いやいや、絶対団長の所為よ!!

 くじを引く順番は団長が決めたんだし」

「こいつらは四人纏めとけば大丈夫だろ、みたいな感じだったのよ。

 私もサクラさんと同じ部屋がよかったのにぃ」

 と、ぐちぐちと仲良く文句を言う四人。

 

 彼女らは部隊全員とウインターローズの郷土料理に舌鼓を打ち、夕食を終えて部屋に戻ってくると、班内における連携の確認、万が一の為の遺書の作成、登山用具の点検などを終えると、カードゲームをしながら時間を潰していた。

 

「あ、召喚に対してオメガ三体で手札除外ね」

「ぐぬぬ、早く制限に指定されろぉ」※なりました。

「白亜龍の除去に対してABCを分離するわ」

「それを待ってたわ。高等儀式でカオスマックスね」

 二組の戦いと、もう片方ずつの悲鳴が鳴り響く。

 

「オメガ好きなカードなんだけど三体並べられるとねー」

「微妙なんて評価は最初だけだったしねぇ」

「くっそ、なんで青眼は規制されないんだ。

 打点3000がポンポン出て来るとかズルい」

「そっちも大概でしょ」

 そして勝者がお菓子を摘まむ。

 勝者はカロリーに苦しみ、敗者は不条理なゲーム環境に苦しむ。

 負の連鎖しか生み出していなかった。

 

 

「あのぉ、私そろそろ寝ますね」

 そろそろと障子を開けて、ニシキギは中を覗きこむようにしながら四人にそう言った。

 消灯時間までまだあるが、規則正しい人間なら床に入る時間だった。

 

「あ、うん、分かったわ」

「私たちはもうちょっとやってるから」

「うるさくてごめんね」

「お布団そっちに持ってく?」

「はい、そうします」

 寝室に敷かれた五組の布団から、一つを居間へと動かし、障子はコンと閉じた。

 

 四人はそのまま脂肪しか生み出さない賽の河原の石積みを始めたのだった。

 

 

 消灯時間が過ぎて数十分が過ぎただろうか。

 淡い室内灯の光だけが儚く部屋を照らす。

 

「(どうしよう、目が冴えて眠れない)」

「(明日の戦い……生きて帰れるのかな)」

「(怖くて眠れないよ、皆ぁ)」

「(お腹すいた……)」

 四人は布団を被っても、遠足気分だったり不安だったり恐怖だったり空腹だったりで、仲良く眠れないでいた。

 

 永遠にも思える夜間に、息遣いと時計の針の音だけが満ちていた。

 

 

 すると、がちゃり、と部屋のカギを開ける音と、誰かが入ってくる気配が聞こえた。

 

「皆ちゃんと寝ているかー?

 明日は楽しい楽しい害虫退治だからって、夜更かしはいけないぞー」

 懐中魔法灯を持った団長が、寝室の襖をあけて四人が眠っているのを確認するように、その光を一人ずつに当てていく。

 

「(眩しいわボケ!!)」

「(修学旅行の先生みたい)」

「(なんかこう寝たふりするの楽しい……)」

「(お腹すいた……)」

 

「うん、ちゃんと眠っているようだな」

 団長は四人が反応を示さないのを確かめると、ゆっくりと襖を閉じた。

 彼をやり過ごした彼女たちが、一様に息を吐くと。

 

 

「ニシキギちゃんわーと。うんうん、熟睡しているな」

「むにゃむにゃ、ホクホク芋はもう食べれないよぉ」

「うんうん、可愛い寝顔だ、よいしょっと」

 四人は襖の向こうで毛布をバサリとどかす音を聞いた。

 

「くんくん、いい感じに汗ばんでて芳しいなぁ」

「う、ううぅん……」

「れろ、れろ、ううん、美少女の汗ばんだ肌は美味だなぁ」

 その声に、四人は彼が何をしているのか気が付いた。

 

「(あ、あ、あのロリコン!! 何してるの!?)」

「(え、嘘、隣で!? 私たちが居るのに!!)」

「(し、信じられない、さ、最低!!)」

「(お腹すい……えッ)」

 困惑した四人は顔だけを浮かせて薄暗い中で顔を見合わせた。

 

「う、ううぅ……あ、あれ、なに? だ、団長さ!?」

「しッ、静かに、約束通り、ドキドキワクワクなシチュエーションだろう?」

「えっと、でもでも、隣には皆が」

「興奮するだろう?」

「で、でも、もしバレちゃったら……」

「大丈夫大丈夫、あいつらは実はむっつりだって知ってるんだ俺は。

 もしかしたら今も、聞き耳を立ててるかもしれないぞ」

「そ、そんなぁ」

「さて、そろそろ始めようぜ」

「あむぅん!!」

 そして、口付けが始まった。

 

「(え、同意、同意の上なの!?)」

「(私たちが隣に居るのに!?)」

「(ど、どうしよう……)」

「(ごくり……)」

 しっかり聞き耳を立てる四人だった。

 

 

「んッ、んん、んぅ」

 濃厚な口付けが交わされる。

 隣の部屋で仲間が寝ているという状況で、ニシキギの心臓はバクバクと高鳴っていた。

 

「ぷは、あの……」

「どうした?」

「できればその、もっと乱暴にっていうか、無理やりっていうか……」

「……ああ、レイプっぽくってことか?」

 機体に目を潤ませて上目づかいでそんなことを要求するニシキギに、団長は笑って答えた。

 

「わかった」

 早速彼はニシキギの浴衣をはぎ取った。

 幼い肢体が露わになる。

 

「あ……」

「げっへっへ、しおらしくなったじゃないか。

 それともなんだ、襲われるのを期待していたのか?」

「ち、ちが、あむ!?」

 急に乱暴な手つきで体をまさぐられ、唇をふさがれる。

 

 そのまま彼はニシキギの体をくまなく調べ尽くすようにあちこちをふれて回った。

 

「(どうしよう、私、団長さんに襲われちゃってます!!)」

 いやらしい手付きで触る彼の手に、ニシキギの興奮はさらに高まった。

 

「(隣には皆さんが居るのに、聞こえちゃってるかもしれないのに!!)」

 自分の倒錯した願望が叶う現状に、吐く息も熱い。

 彼の指が、ゆっくりと秘部へと向かう。

 

「ぐちゅぐちゅだな、どんな想像をしていたんだ?」

 ニシキギの秘部はまだ前戯を始めたばかりだというのに、水っぽい音が鳴った。

 

「これならもう入れても大丈夫だな」

 彼はそう言って浴衣をはだけさせ、陰茎をニシキギの秘部に押し当てた。

 ニシキギは息を飲む間もなく、膣内を突き穿たれた。

 

「ッ――――!!」

 処女膜を破られた痛みに、背筋が仰け反る。

 だが、その痛みも快楽へのスパイスでしか無かった。

 

 すぐさま律動が開始される。

 傷口を擦られる痛みに震えるニシキギだが、不思議と嫌ではなかった。

 そもそも彼女はこういった痛みが嫌いではない。

 

 乱暴に、押さえつけられながら子宮に衝撃を送られ続ける。

 

「(私、おもちゃにされてる、性欲を解消されるためだけの道具にされてますぅ……)」

 こちらに一切の気遣いのない性交に、情欲が沸騰する。

 

「(恋人同士じゃないのに、レイプなのに!! 隣に聞こえているかもしれないのに!!!)」

 子宮口をぐりぐりと槍の穂先でほじくられながら、ニシキギは笑みを浮かべていた。

 

「(気持ちいぃ、気持ちいぃ!! レイプセックス気持ちいぃよぉ!!)」

「なぁ、とりあえず一発出してやるよ。

 もしかしたら子供ができるかもしれないが、別にかまわないよな?」

「ふぇ?」

 蕩けきったニシキギの脳内に、それがどういうことか理解するのにしばらく時間を要した。

 

「俺にここで種付けされて、妊娠してボテ腹を晒すんだ。

 お前みたいなロリっ子がお腹を大きくして……一体周りはどう思うだろうな、この淫乱め!!」

 団長の言葉に、ニシキギの脳内がかき乱さられる。

 自分が彼の望まぬ子供を身籠るかもしれないという恐怖、焦燥感、そして背徳感が彼女の思考を麻痺させる。

 

「ふへ、へっへへ」

「……おーい、大丈夫かー?」

「はいぃ、ニシキギは淫乱でしゅぅ」

「まあ、お前が楽しいならいいか」

 とろん、とした目で蕩けた表情のままうわ言のようにニシキギは応じた。

 

「本当は処女じゃないんじゃないのか?

 こんなにトロトロで、遊んでたんだろ」

「ちが、違いましゅぅ、ニシキギのおまんこは初物でしゅぅ」

「お前の様なドスケベロリが居るか!!

 このまま孕ませてやる、どうだ、嬉しいだろう!!」

「は、はいぃ!! ニシキギのロリ子宮、孕ませてくだひゃいぃ~!!」

 

 

 

 一方。

 

「(聞こえてるわよ、ボケ!!)」

「(声、声抑えなさいよ!!)」

「(す、すごい、気持ち良さそう……)」

「(ん、んんッ……ふぅ)」

 隣の部屋の四人はすっかり目が冴えて、聞き耳を立てたり布団の中でもぞもぞしていたりしていた。

 

「(ど、どうしようか……)」

「(決まってるじゃない)」

「(うん、そうね)」

「(くかー)」

 三人は疲れて眠っている一人を余所に、障子戸に直接耳を当てた。

 

 

「あひゅい、せーえきあひゅいぃ」

「おら、起きろ!!」

「ひゃうん」

「そら、障子戸に手を付けろ、後ろから犯してやるよ」

 ダンッ、と障子戸に耳を当てている三人に衝撃と音が伝わり、びくんと震えた。

 

「きこえ、きこえひゃいますぅ」

「あん? 聞こえた方が興奮するんだろ、この変態が!!」

「は、はいぃ、好きでしゅ、聞こえちゃってるかもって思うと、思うとぉ!!」

「ならそっちで我慢しろよ、おらぁ!!」

「ひゃいぃ!!」

 障子ごしに激しい律動と水音が響いてくる。

 

「らめ、もうらめれひゅ……」

「あん、俺がもう一発行くまで使わせろや!!」

「あひぃん!?」

 甲高いニシキギの悲鳴の後、彼女の声は聞こえなくなった。

 

「あん? なんだ、もう気絶しちまったか。

 まあいいや、このまま使うか」

 団長は容赦なく、気を失って生理的な反応しか示さないニシキギを犯していく。

 

「ふぅ、このロリ便器最高だな。また今度使うか」

 ようやく満足したのか、そんなゲスなことを言って団長はニシキギを布団の上に乗せた。

 

「はひ……はひぃ」

 ニシキギは顔中から体液を垂れ流し、呼吸をする度に小さな膣からドロドロと精液が垂れ落ちる。

 その胡乱げな視線が、彼へと向けられる。

 

「だんひょう……」

「うん?」

「あひた、こわくなくなりまひた……ありがとうございまふ……」

「ああ、心配するな」

 団長はニシキギを抱きしめると、彼女はすやすやと寝息を立て始めた。

 

「お前たちも、早く寝ろよ」

 その言葉に、障子戸に耳を当てていた三人は咄嗟に口を押えた。

 団長が部屋から出ていくのを感じると、そのまま粛々と布団へ戻っていく。

 

「(エロ親父エロ親父エロ親父!!)」

「(死ね変態、死ね変態、死ね変態!!)」

「(どうしよう、眠れないよぉ)」

「(むにゃむにゃ、すぅー)」

 結局、三人はそのまま朝まで眠れず、雪崩の餌食になって散々な目に遭うのだった。

 

 

「どうでしたか、団長さん」

「ああ、ばっちりだった。

 そうだ、これが録音したヤツな」

「ありがとうございます。ふへへ。

 いやぁ、流石に覗くのは躊躇われたので。

 えへッ、これで今日は捗りますよぉ」

「ほどほどにな」

 なんて会話が、どこかで交わされたとか。

 

 元気溌剌(はつらつ)しているリンゴと、目に隈が浮かんだ三人が翌日目撃されたとかなんとか。

 

 

 

 





さて、次はだれにしようかなー。
リンゴ団長以外の視点も良さそう。

よし、彼に決めた!!
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