────休暇最終日
「はぁ…昨日は散々だったなぁ…」
ため息をつきながら人里を歩く小町。
まぁ確かにため息も出るだろう。
あの後稗田阿求に発見されてから稗田家に運ばれ、気がついたのは昼だった。
小町は稗田家に食事と衣服を提供してもらい水浴びまでさせてもらっている。
そして全て済んでしまうともう夕暮れである。
夕暮れ時からは人里でも妖怪が出るので娯楽施設もほぼ全て店を締めてしまう。
という事で三日目は残念な事にそのまま彼岸に帰ることになる。
「はぁ…ろくに休日楽しんでないや」
そうぼやきながら歩く。
距離を操れば一瞬で着くのだがそれでは折角の休日、楽しみが減ってしまう。
帰るまでが遠足、とはよく言ったものだ。
現在、小町は暇つぶしにと妖怪の山を歩いている。
まだ弾幕ごっこでもしてた方が楽しいのだが、生憎山の天狗は小町のことを知っている上、秋姉妹や河童や厄神、烏天狗に山の神もいないという謎の状態である。
「なんで普段は五月蝿いくらいなのにこういう時に限っていないんだろうねぇ」
小町は何か、何かないかと思考を巡らせる。
自然豊かな妖怪の山。絶景でも見ながら考えれば何か思い浮かぶか、そう思い渓流へ行って座って眺める。
ザザザザザザザ…
清流の心地よい音が小町の心を癒していく。
しかし今求めているのは癒しではない。
暇潰しである。
「うーん…このままじゃまた一日が終わる…」
嘆きながら考える。
しかしアホの部類である小町には考え事は苦手であった。
「あーーーっ!!むしゃくしゃするーーーっ!!」
何故かわからないが小町は今妖怪の山を駆け上っている。
アホの為す事は理解不能である。
そうして転びそうになりつつも駆けていると、一つの小屋が目に入った。
「んー…なんか今回の休暇、小屋絡み多いから近づきたくないなぁ…」
そう思い遠目から人の気配を探る。
しばらく観察しているが物音一つしない。
「廃墟かな」
そう思った小町は戸に手をかけて中に入る。
中に入るとそこは紙が散乱していてまるで作業部屋のようだった。
部屋奥に置かれている机の上には見覚えのある新聞の原稿がある。
「あー…。ここはあの天狗の作業場なんだね…」
正直漁ってみたいという心もあったがそんな事していては時間が無くなるので小町は小屋を出た。
「小屋…ねぇ…」
小町は小屋絡みであった一昨日、昨日の事を思い出す。
男達に輪姦されて、可愛い子とエッチして……
「ん?待った…四季様にも心の距離を縮めるのは使えるんじゃ…?」
非常に愚かな考えである。
しかし、暇潰しとしては考えてきた中で最高に楽しめそうな案件だが。
「…やってみようか」
考えるよりまず行動。
小町は計画を練る前に何も考えず閻魔の館まで距離を縮めた。
そして到着する見慣れた館。
今まで小町が閻魔と触れ合った事はほぼない。
確かに考え方を変えればスキンシップが取れてより交流が深まるかもしれない。
心の距離を縮めてしまえば1発なのだが。
「四季様ー!」
「おや、もう帰ってきたのですか」
「はい!」
「ま、戻ってきたとはいえまだ休日なんですからゆっくりしてはどうですか?」
「わかりました!」
そう言って立ち去ろうとする際に心の距離を0にする。
その瞬間、閻魔に何故か小町に行って欲しくない。側に居てほしいという感情が出る。
元々閻魔こと、映姫はほぼ1人で仕事をこなしていた。
それは素晴らしい事なのだが、映姫本人はそれを慰める者もおらず、披露は蓄積していくばかり。
孤独感も相まってか距離を縮めたのは思いの外効果的だったようで────
「待ってください小町…」
「ん?四季様どうかしました?」
「もう仕事が終わるので少しだけ待ってもらえないでしょうか?今日は何だか貴女と一緒に居たくて…」
「ふふっ、いいですよ。待ってますからね」
そう言うと小町は内心、計画通り。と心の中で呟きながら扉の近くで座って映姫を眺める。
そして映姫は一刻も早く仕事を終わらせようと急ピッチで作業を進める。
その仕事を片付ける様は見ていて感心するものである。
積まれていた書類が次々消えていき、やがて全て無くなった。
「小町、終わりましたよ」
「お、早いですねぇ。いつもながらお見事でs」
小町が言いかけた時に映姫が抱き着いて来る。
自分で心の距離を縮めたのにも関わらず待っている間に忘れてしまっていたため、突然の事と思い、驚いた様子を見せる。
「小町…私、疲れてしまいました…。なので少し甘えさせてください…いいですか…?」
「仰せのままに、ふふっ」
小町は映姫を抱えあげて閻魔の館奥にある、映姫の自室へとお姫様抱っこで運んでいく。
どちらもほんのり頬を赤くして小町は照れたようににやけ、映姫は少し恥ずかしそうにしながら小町に身を委ねている。
さながら中睦まじいカップルを連想させるその様子はとてもほのぼのするであろう。
そして映姫の自室に到着し、映姫をベッドの上に下ろす。
「小町…///」
「んっ…///」
ベッドに下ろされ、腰掛けている映姫と、その隣に腰掛けている小町。
その2人は今熱くとろける様な口づけを交わしている。
映姫がリードするそのキスは、やがて唇を啄むような行為から映姫が舌を小町の口の中にいれ、お互いの舌を絡め合う濃厚な物へと発展する。
「んっ…れろ…ちゅっ…」
「ん…はぁ…ちゅぱっ…」
部屋には2人の短くも長いキスの音だけが響く。
この2人の他誰もいない閻魔の館。
2人は更に行為を発展させていく。
「ぷはっ……小町っ…///」
「…いいですよ///」
そういうと映姫が小町の服を丁寧に脱がせていく。
脱がされ、畳まれた服は近くの棚に置かれ、やがて映姫自身も服を脱ぎ、互いに一糸纏わぬ綺麗な裸体をさらけ出す。
「いつも見てますが…こうしてみると小町の胸は大きいですよね…羨ましいです///」
「きゃんっ///四季様っ///」
甲高い小町の声と共に映姫は小町の胸を解すように優しく揉んでいく。
その行為は今回の休暇の中で小町が体感した中で1番気持ちのいいものだった。
「柔らかくて…揉み心地がいいですね…」
「感想言われると…恥ずかしいですっ…///」
映姫は久々の人の温もりに触れている。暖かくて、柔らかくて包み込まれてしまいそうな小町の乳。
段々、我慢出来なくなり甘える赤ん坊の様に小町の桃色の乳首に吸い付く。
「ちゅぱ…んっ…」
「ぁ…あっ…四季様…っ///」
その様子は少し大きな赤ん坊に乳を与える母親のよう。
だがそれを見るものは誰も居ない。
やがて映姫は乳を吸いながら小町のスカートの中へと手を伸ばす。
「きゃんっ!?///」
「もう濡れてますね…気持ちいいんですか?」
「う、うぅ…こんなされたら気持ちよくなりますって…///」
映姫が乳首を吸いながら小町の下着に触れる。
その下着は既に濡れていて、下着越しからでも映姫の指に愛液が絡み付いてくる程だ。
「ほら、こんなに濡れてますよ?」
「み、見せないでくださいよぉ…///」
映姫は秘部を弄ったその指を小町の顔の前で、にちゃにちゃ、と如何に濡れているか見せつける。
小町はその光景に羞恥を覚えるがしかし映姫にされても羞恥より歓喜と興奮の方が強まってしまう。
「今、もっと気持ちよくしてあげますよ…」
「ひゃ…あっ…し…き…さまぁ…///」
天使のように微笑んだ映姫は乳首を吸いながら小町の下着をずらして指で、くちゅくちゅ、と水音を立てながら弄っていく。
あまりの気持ちよさに小町は顔を蕩けさせ、愛しく感じる映姫を乳に押し付けるように抱き締める。
部屋には水音と小町の嬌声だけが響き、その間に陽は落ち始めて暗くなり、なんともいい雰囲気である。
「四季…様っ……あたいもう…///」
「いいんですよ。誰もいないんですから」
「んっく…あぁっ……四季様ぁぁぁぁっ!」
映姫の名を叫び小町は絶頂を迎える。
絶頂の際に噴き出した潮が映姫の手を濡らすが映姫は気にせずそれを舐めて口に含み、小町にキスして口の中でそれを舐めあう。
「ん…くちゅ…」
しかしずっとされているだけの小町ではない。
「んはぁっ!?小町っ!?///」
「ふふ、ちゃんとお返ししてあげないといけませんよね?」
小町は映姫をベッドに押し倒し、スカートの中の秘部を触る。
やはり映姫も興奮してきていたのか、じっとりと濡れている。
「なぁんだぁ、四季様も準備万端じゃないですか」
「違っ…これはぁ..///」
「論より証拠ですよ~?」
映姫の幼さの残る小さな秘部に指を侵入させていく。
腟内は熱く、指でさえとろとろに溶かされてしまいそう。
指を激しく前後させて、映姫に快感を与えていく。
雰囲気もあってか、絶頂に達するまでそう時間はかからなかった────
「小町…っ!っぅあっ!!」
「ふふ、綺麗ですよ四季様…」
2人とも互いに絶頂し、ベッドに裸で倒れ込む。
映姫が抱きつき、それを小町が包み込むように抱きしめる。
「今日はこのまま一緒に寝ませんか...小町…///」
「あたいも丁度言おうと思ってた所ですよ///」
「ふふっ、大好きですよ、小町…」
「あたいもです。四季様…」
2人はまたベッドの上で熱い口づけを交わす。
そして抱き合い、幸せそうに眠った…。
休暇最終日。とても幸せそうな小町であった。
こまえーきはいいぞ。
感想ご評価お待ちしています