ー八神家 浴室
2日に減った鍛錬の日、ジャックは鍛錬を切り上げてシャワーを浴びていた。
夏が過ぎたとはいえ運動をすると汗をかく。
平穏な日常を手に入れたとはいえ、彼の復讐の炎は消えていない。
かつての遣い手の姿を投影するたびに、
技量の高まりと共に技術への理解が進み、祖父への尊敬の念が深まるたびに、
届かぬ仇敵の背中に歯嚙みする度に
彼の胸中には復讐の炎が鎌首を上げたように吹き上がる。
もっともっとと力を求め、我を忘れて全身に力を滾らせる。
結果として彼は、涼しい早朝の空気にもかかわらず
今日も全身を汗で湿らせていた。
汗を流さなければ臭くなる。
以前、自らの常識知らずを恥じた彼は鍛錬後は必ずシャワーを浴びる。
級友たちは気が付けば直接指摘する。
手を抜けば昔の自分のことを持ち出されそうだから朝のシャワーは必須だった。
いつしか鍛錬の目的は復讐だけではなくなった。
愛する者を守りたいという願いも持ち始めた。
理不尽を目の当たりにしてきた彼は失うことを恐れた。
力があれば守り切れる。
だからもっと強くなる。
はやてのために
彼はそう考え、彼女の気持ちを考えることなく鍛錬に没頭した。
それ以上の奉仕など無いと自分一人で結論を出した。
結果として彼女は大いにへそを曲げた。
原因はすぐに分かった。
家族の一人、ヴィータの助言によって彼は自らの思い込みに気づかされた。
彼女がいま求めるのは力などではなかった。
彼女を傷つけるものは迫りくる悪ではなく、
孤独だった。
孤独を嫌うはやての傍にはなるべく多くの家族を控えさせておく必要がある。
彼はそう、考えたのだった。
実際、以前シグナムと鍛錬を続けた日には大目玉を食らった。
結果として現在彼は1人で鍛錬する。
1人で鍛錬をこなし、シャワーを浴びる。
浴室には黒髪を湯に通すジャック
そして彼の性器を咥えるピンクの髪の女が1人
「うっ!」
彼女はジャックの亀頭を舌先でチロチロと刺激する。
「どうした?まだまだ序の口だぞ?んむぅ?ふっふっ…」
上目遣いでジャックを煽った彼女は亀頭を完全に咥え込んだ。
ポッポッ
「く、うぅ」
いやらしい音が鳴るたびにジャックは刺激に身をよじった。
ポッポッ
逃すまいとシグナムは両手でジャックの尻を掴んだ。
ポッポッ
交代するジャックと追うシグナム
狭い浴室では下がり切れず、ジャックは壁に押し付けられるようにしてちんこの主導権を明け渡す。
「ほう、随分持つようになったな。」
シグナムは嬉しそうにちんこをひと舐めすると
「生憎時間が無い。すぐに済ませるぞ」
そう言って背を向けて屈む。
まるでジャックに大陰唇を見せつけるように、彼女は自ら指で広げた。
「?どうした。早くしろ」
彼女は臀部を右へ左へと悩まし気に動かす。
結わえ上げたピンクの髪は白い肌と美しいコントラストを描いた。
肩に張り付く髪の毛がどうにも艶めかしい。
欲しいのにもらえない。
そんな寂しさからか彼女は悲しそうな表情で振り向く。
普段は勝気な彼女がいやらしい格好で振り向く。
淫らに尻を突き出して
頭を下げてちんこを懇願した。
ジャックは何を思ったか、壁に張り付いたままだった。
彼のおちんちんは性器と呼ぶにふさわしいほど反り返り、
痛みを伴って薄皮を走る血管は彼の興奮を示していた。
「…っはっ!」
結局シグナムは後ろに下がって自ら肉棒を手にし、挿入した。
快感に足の力が抜けた彼女は一気にジャックへ倒れ込む
パシン
水を叩くような音が浴室に響く
「!っはぁ。」
シグナムはそのまま背を反らす。
豊かな乳房が大きく揺れるのが脇から覗けた。
乳房に耐性のない若い雄はその興奮から性器をさらに大きく、雄々しくする。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっああ、」
パシンパシンと
シグナムは貪るように尻を振る。
柔らかそうな乳房がなおも視線を釘付けにする。
彼女は乳房を見つめるジャックなどお構いなしに
壁に押し付けられて身動きをとれない彼のことなど頭にないかのように。
快楽に溺れたシグナムはただただ貪るように尻を振る。
パシンパシンパシン
「!あっあ…あぁ…」
とうとう我慢できずにジャックは射精してまう。
経験値の少ない雄は一方的に貪られた。
「、ふう、すっきりしたぞ。礼を言う。」
そう言って彼女は体を流して浴室を出た。
1人で鍛錬を続けるジャックのいつもの扱いだった。
シグナムは1人で鍛錬をする。
しかし帰宅後は勝手に浴室に侵入し、ジャックを蹂躙して行くのだった。
「なんだってんだよ…」
ジャックは1人、浴室を後にした。
ージャック自宅
放課後
今日ははやては定期健診をしてそのまま図書館へ行くそうだった。
いつだったか図書館で友達ができたのだと、嬉しそうに話をされた。
付き添いはシャマルとシグナムの2人でザフィーラは留守を守った。
ヴィータは、今ジャックの隣でゲームをしている。
ジャックはシグナムに疑念を抱いてた。
彼女ははやてを裏切らない。それは理解していた。
しかし浴室を急襲する彼女はいつも一方的にジャックの性器を刺激する。
教義のつもりなのかもしれないが、ジャックと2人になったら何をするか予想がつかなかった。
そして艶めかしいシグナムに誘われて、我を忘れてただ流される状況に恐怖していた。
その他の守護騎士達は、
シャマルはどこか見透かしていて、
ザフィーラは頭が固い。
ヴィータはノリが良かった。
以前義理でアイスと隠れ家を提供した時だった。
「おっ!ゲームあんじゃん。やっていい?」
それ以来ヴィータはこっそり家に行きたいとせがんだ。
もちろんはやてが出掛ける時に限られた。
ジャックははやての周りに家族がいるように配慮したからだった。
「おいジャック!手加減しろ!」
負けたヴィータは抗議する。
彼女はこのところ、はやてを驚かそうと八神家と同機のレースゲームに熱中していた。
ジャックがこのゲームを用意したのも同じ理由
従って彼はヴィータよりもこのゲームに慣れていた。
「手加減してんだぜ?これでも。」
「もー!」
ヴィータはせめてもの抵抗にジャックの膝の上に座る。
「!お、おい」
「へへ!これでどうだ」
ヴィータは嬉しそうにジャックの方へ振り向いた。
ふと、ジャックの鼻腔を特有の甘い香りが刺激した。
「…」
「?どうした」
急に押し黙るジャックにヴィータは怪訝な顔をして首をかしげる。
未熟なジャックは、未熟な雄なりに妙なスイッチが入る。
「!ひゃっ」
「それで有利になると思ってんのか?」
ジャックははやてにするようにヴィータの太ももをゆっくりと撫で上げる。
「あ!」
特徴的な八重歯を覗かせながら
ヴィータはまるで猫のようにその身をジャックに摺り寄せた。
「ほら、もうここまで来てるぜ?」
ジャックの指先はとうとうスカートの奥へと侵入する。
ヴィータがそこを意識できるように、丁寧に、耳元で囁いた。
「こ、こら!またはやてに怒られるじゃんか!」
「今はシグナムにとシャマルがついてるから大丈夫。」
「で、でも」
ジャックの手はヴィータのシャツに侵入した。
撫でるように
次はどこを撫でるのか宣言するように
「あ、あっ!もう!」
そう言ってヴィータは膝から降りてその場に膝をつく。
「…今回だけだかんな!」
ヴィータはそう言ってジャックを睨みつけながら
艶めかしい口つきでジャックを誘う。
何をするつもりなのか分かったジャックは緊張した手つきでズボンにてをかける。
ヴィータは慣れていないさまを愛おしく思ったのか
「しょーがねーなあ」
そう言って優しくジャックのパンツを下した
「あーむぅ」
ヴィータは口を一杯に広げてちんこを咥えた。
「んぶっ、んぶぅ」
拙いながらもヴィータは懸命にしゃぶった。
「…」
シグナムの貪るようなフェラチオに慣れていたジャックには物足りなかった。
「ヴィータ。次は俺の番だ。」
「んぱあっ、あ?」
ジャックはそういうとヴィータの後ろに回ると彼女の股間をまさぐった。
「ぁ、おい。ん、じゃっくぅ」
ヴィータは丁寧な指使いに甘い声を出す。
2人は優しくなめ合うようなキスをした。
ふっふっ
と息遣いだけが部屋を満たした。
「なあ…じゃっく」
ヴィータは俯きながら呟いた
「」
ジャックは訳が分からないながらもヴィータの下着を下ろし、四つん這いにさせた。
「いくぜ?…あれ?」
「…貸してみろ」
はやてやシグナムと向きが違うのか戸惑うジャックに痺れを切らしてヴィータは自ら挿入した。
「うううぅ!」
ヴィータは苦しそうに背を反らした。
「大丈夫か?」
「うん。…ゆっくりな?」
「ああ、」
ジャックは優しく腰を送る。奥へ、奥へと
ずりずり
ずりずり
「!ああっ!」
いくらか進んだところでヴィータは声を上げる。
雄を抑えきられたのはここまでだった。
ぱすん!ぱすん!
「あっ!あっ!だめ、だって、あっ!」
顔を歪めたヴィータは振り向こうとするがうまく行かず、何度も振り返ろうとしては背を反らす。
その様はジャックを余計に掻き立てる。
ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!
「く、ぅぅぅぅ!ぁぁぁぁ!」
ヴィータの股間はいやらしく濡れていた。
まるではやてと初めて行為をした時のように、ジャックの股間に伝わり2人の股間がびしょびしょになる。
「や、やべえ、もう!」
「へ、へ?ぅ、ぁ」
ドクドクと脈打つように、ジャックはヴィータに送り込んだ。
これまで感じたことがないくらいにちんぽが大きく膨らんでいるような感覚があった。
それにいつもより脈打つ時間が長いように感じた。
ジャックは快感の余韻を暫く味わったのち、
ぬるん
一気に引き抜いた。
「あ」
ヴィータはその場にうつぶせになった。
ジャックはヴィータの隣で横になって抱きしめた。
「お前のこと、結構好きかも」
「ば、ばか!さっさと片づけるぞ!もう」
ヴィータは慌てた
「ジャック!ティッシュとってくれよ」
スカートの中を露にしながら手で押さえる彼女の姿には背徳感と艶めかしさがあった。
「あと、今日のことは2人だけの秘密だかんな!」
「?あ、ああ。」
戸惑いながらもジャックは頷き、ヴィータとキスを再開する。
以来、2人はこっそりゲームをし、盛んにセックスをする関係になる。
しかし一転して家庭では距離をとる。
ヴィータは自らの立場を弁えていた。
自らの主を立てた。
なにより、変にスイッチが入って家で行為に及ぶのを恐れていた。
そしてジャックは、目覚めた雄に振り回されていく。