※この作品はR-18です。

単品で読める 女装艦娘に掘られる男性提督シリーズ     作:KeI77777

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一航船との一夜の後

目が覚めた。

 

知らない天井だ。

 

いや、本当にどこだここ

 

身を起こして周りを見渡すと幸せそうにこちらに顔を向けて寝ている赤城と、

抱き枕に腰をかくかく押し付けながら「提督・・・提督・・・ああっ・・・」

と寝言をつぶやいている加賀を発見した

 

 

すごい痴態だな

 

 

そして、昨日ここに呼び出され、想いを告げられ、受け入れたことを思い出す

 

今考えるととてつもなく

恥ずかしいことをしていた

 

女の格好をしているとはいえ、股間に大きな大砲をぶら下げている男に一晩中犯され

嬌声をあげ、女のようにあえいでいた

 

その事実を思い出すとなんだか恥ずかしくなってきたが同時に胸の内が暖かくなってきたことに気が付く

 

 

そうか

 

 

人生初めての恋人か

 

 

ケッコンはカッコカリの仕事の一環のモノであるが、それに便乗して気持ちを打ち明けられ、了承したので実質両思いである

 

そう考えるととてもあたたかな気持ちがわいてくる

 

 

この二人を独り占めか・・・

 

二人の顔をそっと撫でると気持ちよさそうに身をよじらせる

 

私は自分がノーマルな性癖を持っていたと昨日まで思っていた

 

しかし、女性より女性らしい彼女たちに迫られ、受け入れた

 

きっと好きな相手の性別がたまたま男の『女』だったのだろう

 

これからケッコンしたことを艦娘のみんなに告げて、起きるであろう修羅場をくぐり抜けるためにこぶしに力を籠め、覚悟を決める

 

そしてもう一つの懸念事項を思い起こす

 

 

 

男性同士の恋愛は公的にはあまり歓迎されないマイノリティーの少数派だ

 

二人の寝顔をもう一度見る

 

二人とも幸せそうに(片方は激しい運動をしているが)寝ている

 

この寝顔を見ていると性別が男であっても本当にしぐさや、表情、振る舞いが女性より女性であることを思い出し、そんな彼女たちに慕われている事実に頬が緩む

きっとこれから苦労するだろう。

 

愛し合っている私たちに対してあれこれ言ってくる輩も出てくるであろうし、

一定の地位を持つこちらを失脚させるための政治的弱点として突かれる可能性が出てくる

 

なにがあっても彼女たちを守る

 

そう決心した

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、そのことか、根回しはとっくにすんでいるから、ご苦労さん」

 

さっきまでの私の決意は全く意味のないものだよと告げられたような気がして、危うく受話器を地面にダンクシュート仕掛けた

 

「いや、というかだね、男性として生まれ、艦娘として活動している彼女たちを本格的にサポートし、データを測定し、今後の女装艦娘の管理のために活かすのだから、それぐらいは当然しておいてあるよ」

 

マジすか

 

「マジっす。で、君が懸念しているそれらの事項だが、当然それをスキャンダルとしてはやし立てる団体は出てくる。注目を集めればお金になることが分かっているからだ」

 

上官のそんな言葉を聞いて、ではどうやってそれらの団体の反発を抑えるのですかと聞いた

 

「発想が違うよ。抑えるのではなく、予防するのさ。聞いたことない?虫歯を予防する費用額は虫歯を治療する額の数分の一に満たずにできるって」

 

提督になる前に受けた講習で規律について学んだことを思い出した

一度乱れた規律を整えなすよりも、一度も規律が乱れないようにあらかじめ防ぐほうがはるかに楽で合理的であると

 

「そうそう、だから女装した艦娘たちを各団体に派遣して、親交を深めてもらっていたのさ」

どれくらいの組織がこちらの味方に付いているのですか?

「全体の9割」

 

ファッ!!?

 

「ま、びっくりするよね。女装艦娘ができたのが10年以上前で、それらの地位向上を目的とした政治的イベントへの参加をさせ始めたのが5年前から。当時の彼女たちは、目の前にある戦場で雄々しく戦っていたよ。」

 

「その結果がご覧のとおり、政治、利益、民間団体の全9割以上が味方になってくれたよ。

一番懸念していた女性関係の団体も『これだけカワイイ娘たちが男の子でもいいに決まっている!』とか、言い始めたので、かわいいもの好きの女性からも漏れなく好評です。

世間公認だよ

やったね提督ちゃん」

 

おい、やめろ

 

「それはそうとしてさ」

 

ん?

「ヤった?」

 

ブベラッ

「おお、北斗の拳の雑魚敵感」

いや、なにきいているんですか

「ナニを」

 

確信した、それを今のタイミングで聞いてきたってことは、彼女たちをたきつけたのはあなたですね?

 

「今お口がミッフィーで喋れない」

 

玉きんつぶすぞ

 

「ごめんなさい。ま、あれだよ。よかったろ?」

 

・・・・・・・

 

まぁ・・・・あそこまで想われて男としては本望ですが

 

「新しい扉ひらいちゃったね^^」

 

 

 

こいつ・・・・・腹パンしてえ

 

「・・・・ちょっとさ、まじめな話をするとね。」

へ?

「男性だけども女性である彼女たちのことを心配していたんだ」

「世の中は多数決に弱く、最も大きな団体に対してはやさしい」

「そしてそれと同じくらい、最も小さなグループには容赦ない」

「少数派である彼女たちの社会的な立場を危惧して動いていたんだ」

 

上官殿・・・・

 

「君、彼女たちから秘密を打ち明けらても、なおそばにいることを選んだのだろう?

悩んでいる相手にとっては、その悩みは世界一重大だと思えるものなんだ。それを君が受け入れたことによって彼女たちの心は救われたと思う」

 

「自分の境遇がどうあれ、自分の好きなように生きるっていうのは並大抵のことじゃない。

多くの人はそれを夢見て、夢見たまま生を終えていく」

「きっと彼女たちも笑顔だろう?」

 

・・・・・・・・・確かに昨日男性であることを打ち明けられた時にはとても緊張していたように思える

 

もし、自分が男性であると知られ、嫌われたら?

もし、自分の秘密を打ち明け、その結果そばから離れて行ってしまったら?

 

そんな鬱屈とした不満を抱えながら思いを吐き出していた彼女たちの姿を思い出しながら

考える

同じだと

 

自分もフラれることで、好きな人がそばから離れて行ってしまうあの感覚を何十回と味わってきた

 

あんな感情を抱くぐらいならあきらめたほうが楽だと何度思ったことか

 

そして、昨日のあの姿を見て、絶対に彼女たちを傷つけまい、と誓った

 

繊細な乙女ごごろを持つ彼女たちを何としても守りたい

 

甲斐性はあってもヘタレ、奥手である私に対してあんなに情熱的に身を寄せてきた娘たち

 

「おやおや、どうやらお熱みたいだね」

確かにそうです。身も心も焼かれて、火が燃え移ってしまったようです

「『女』は強いねぇ」

 

全くです

 

そう笑いながら電話を終えようと受話器を切ろうとした私に上官が言い忘れていたことをぽろっと漏らす

 

「あ、ケッコンカッコカリのアイテム、200個送っといたから」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・

は?

 

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

え?

 

 

 

 

 

上官のカッコカリアイテムテロ宣言を受けて慌てて執務室に戻った。

すると明らかに過剰包装で有名な某大手通販の会社の段ボールの山を発見した

 

いや

 

いや

 

ええ・・・(困惑

 

これ、事実状のジュウコン許可やん

 

全員とケッコンしてもダイジョーブだよー

 

グリーンダヨー

 

と頭の中でさっきまで話していた上官の顔が浮かび

思わず

 

フリーンダヨオオオオオオ

 

と心の中で叫びつつ10年以上前のCMネタに対する手厳しい突っ込みとともに右ストレートを上官のにやけ顔にたたきこんでおく

 

 

 

あっけにとられ、どうしたらいいかわからない私に後ろから声がかかる

「提督?こちらにいらしたのですか?」

昨日愛し合った一航船の二人だ

「起きたらおりませんでしたので心配したのですよ」

そういい、こちらの手を取り、ほほを赤らめながら恋人つなぎをされる

 

「起きたら提督がいなかったので、昨日のことは夢だったのだろうかと

とても不安になりました」

 

ああー・・・・

うん・・・・・

確かに起きて、昨日まで一緒に寝ていた相手がいなくなってたら寂しいよね

 

「でも、布団についたシミと、椅子にかかっている提督の上着を見て、現実だったんだとホッとしました」

ああ、だから加賀は私の上着を嬉しそうに着ているのか

 

「これは譲りません」

遠慮がなくなったね、君

 

 

「提督?」

うおっ

そんな顔を近づけてきてどうしたの?

 

 

「提督、私は怒っています」

あ、これ女性特有の面倒くさいパターンだ

 

「朝起きて、別の場所に行ってしまったので、おはようのちゅーがまだできていません。」

 

 

寝起きにちゅーはきつくない?

「ご安心ください。慢心は決してしないので、すでに歯を磨いてブレスケアしておいたのでいつでもウェルカムです!」

 

あ、うん

「てーとくに包まれているぅ・・ああ・・・」

 

未知の世界へトリップしている一航船の突然歌う方を放置しておいて赤城に向き直る

 

端正な顔立ち

クリッとした愛嬌のある目

長いまつ毛

しっとりとした弾力を持つ唇

 

どう見ても女性にしか見えない赤城にドキドキしながら目をつむりながら顔を近づける

「ん・・・・」

唇が重なり合った瞬間思わぬ奇襲を受ける

んん!?

舌を入れられた

 

「提督?昨日私言いましたよね?ずっと一緒にいるって?」

 

キスしながら器用にしゃべる赤城に驚きながら見つめあう

 

いや、マジでそれどうなってんの

 

「んん・・・あなたは・・・はあ、はあ・・私のモノなんです♡」

あ、ヤバイ

 

発情し始めた

 

そういやどっかで聞いたことがある

 

食欲が旺盛な人は同じくらい性欲が旺盛なことが多いと

 

そして大体の艦娘のたちの肉体年齢は13~24歳程度

性欲が一番荒ぶる時期の肉体の子たちばかりだ

 

赤城も例にもれず、いまにもこちらにのしかかってきそうだ

 

「そういえば、昨日運動してたくさん汗かきましたよね・・♡」

 

急に何か降ってきたよ

 

「・・一緒にシャワー浴びませんか?」

突然しおらしくなるのやめて、その恥じらいの表情がグッド過ぎて死んじゃう

「さ、イきましょう・・♡」

赤城に手を引かれ、加賀に背中を押されながら浴場まで連行される

 

ああ、確かに彼女たちは男性なのだろう

 

でも、やっぱり生き方は『女』だ

 

背中に感じる加賀の逸物と、必死に股間を抑えて勃起を我慢している赤城を見ながら

そう思った。

 




こんにちはんこそば
KEY(仕事での執筆中なのでそちら優先)と申します。


2人と乱れ合った夜が明けて一夜。

提督はたじたじになりながらも彼女たちを受け入れているようです。

赤城くん、加賀くんマジキュートって感じで書きました。

質問、感想があったらして、どうぞ。

KEY(仕事での執筆中なのでそちら優先)
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