単品で読める 女装艦娘に掘られる男性提督シリーズ 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
読者の需要を探るため試験的に今回のお話を作りました。
女装艦たちがどんなことを考えているのかとか。
それと、それぞれの女装艦のことが気になったら、過去のお話を読みことをお勧めするゾ(ダイマ)
グラーフくん、ほんとすこ。
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「心配です。」
私の目の前でそういう加賀さん。
もっきゅもっきゅとカレーライスとサラダをガツガツと食べて、エネルギーを補充している彼がそんなことを言い始めた。
心配、とはいったい何のことを言っているのか。
とりあえず尋ねてみる。
「何が心配なんですか?」
コトリ、とスプーンをカレーライスがまだ入っている器に置き、ティッシュで口元を拭いてきりっと表情を変えて神妙そうに言う加賀さん。
「・・・・・提督のことです。赤城さん。」
提督。
深海棲艦達との交流ということで彼らの根城に向かった彼。
大本営と深海棲艦達が密約を交わして彼を生贄のようにささげたことは許すまじ、といまでも思っている。
戦艦級、空母級、重巡級を引き連れて殲滅すればよかったと考えているくらいだ。
が、彼はここにいないのでどうしようもない。
私も食べていたラーメンの器をテーブルの上に置いて、向き合う。
「ええ。ええ。・・・・彼と離れ離れになるとか・・・・なるとか!!絶対に嫌ですけども!!・・・・けれども!!」
そんなことはイヤだ、とは思いつつも彼は最終的に自分の意志で深海棲艦達の元に行った。
だったらどんな心細くても、寂しくっても待つだけだ。
私は、戦闘狂の女装艦でこんな弱音を吐くようなこともなかったのに、彼を愛し、愛されるようになってからはどこか変わったように思える。
それが一概には悪いと言い切れずに、良しとしてしまっている自分に嫌悪しつつ、目の前で無機質な瞳を私に向けている加賀さんに答える。
「提督とはずっと一緒にいたいです。離れたくないです。・・・・・でも、彼が自分で選んだのなら、私は信じて待つだけです。」
「・・・・そうですね。」
加賀さんも不安だったのだろう。
だから、同じ女装艦で、一番縁が深い私にこういったことを話しに来たのだろう。
私も同じような気持ちを抱えているだけに痛いくらいわかる。
・・・・・そういえば、彼はいろいろな女装艦とも関係を持っている。
私だけではなく、目の前の加賀さんとも・・・・。
胸の中にもやもやとして何かがあふれ出る。
嫉妬、羨望、そしてそれ以外のやきもちの気持ちか。
どれだけ消そうとしても消えないそれは、私自身の本音だった。
よくよく見ると、加賀さんも私に対して複雑な気持ちを抱いているように思える。
「・・・そう言えば、赤城さん。」
何かを聴くような体で尋ねてくる加賀さん。
一体どうしたのだろうかと思って先の言葉に耳を傾けると、とあることについて聴いてきた。
「先日、いつもの姿とは違う着物を着て、彼のところまで行ったそうですね・・・?」
「・・・・・それが何か?」
自分でもびっくりするくらい冷たい声が出た。
お互いに腹の内を探り合いながら、ジャブで相手の反応を伺う。
これだけは加賀さん相手でも譲れない。
「いえ。ただ、そんな恰好をして提督の元に行くなど、一航戦として恥ずかしくないのかと。」
ぴきり、と自分の中で何かがキていることがわかるほど、感情がぶわあっと湧いてきた。
要するに、彼は嫉妬しているようだ。
自分が普段、素直に甘えられないからと言って私にやきもちをやいている。
それが目の前の彼の状態だと判断した。
「・・・・彼のためなら、何だってします。」
この鎮守府では、彼は皆のもので、私たちも一人残らず彼のモノだとなっているが、それは半分建前だ。
チャンスがあれば、抜け駆けくらいは皆やってのけるだろう。
それで結婚して、ゴールするくらい突っ走るだろう。
男の体である私を受け入れてくれて、それでもってあんなに愛情を注いでくれるような人はもうこの先二度と現れないだろう。
恥ずかしかったけれど、ツインテールの髪型にして子供っぽい格好をして彼とシたこともあったし、私が先輩で、彼が後輩というプレイもしたことがある。
授乳手コキだって、強姦プレイだって、その他もろもろのことだってやっている。
「そうですか。」
「ええ、そうなんです。」
私だって譲らない、そういっているような気がした。
ピリピリとしていたところに、清涼剤のような存在が現れた。
「あら。お二人とも、食事ですか?」
声のした方を見ると、トレーの上に定食を乗っけて立っている大和さんが立っていた。
その髪には、提督からもらったかんざしがついている。
にこり、と微笑み、私の隣に座ってきた。
「何を話していたのですか?」
「ナニをです。」
「はあ・・・・?」
意味が分からないといった様子で、しかし気にせずにご飯を食べ始める大和さん。
そういえば彼も提督とは特に深いつながりを持っている。
ちらりと横目で見れば男受けしそうな穏やかな顔立ちに、背の高く、グラマーな体型。
髪はきれいでさらさらに溶けており、いい匂いが体からは立ち込めている。
一番厄介なのは、もしかしたら彼なのでは?
加賀さんの方を見ると目があった。
(・・・・加賀さん。)
(・・・・ええ。)
アイコンタクトを取って、手を組むことを提案する。
とりあえず一時休戦だ。
お互いに手を差し出して、がっちりと握手する。
(・・・・・ある程度上手く行ったら・・・。)
(・・・・途中で抜け駆けしましょう・・・。)
協力する相手のことを出し抜くことを考えているあたり、やはり一航戦同士、似た者同士だった。
■
「そういえば知っているか?」
「ふんっ!!ふんっ!!・・・・何が?」
高速でブローを放ち、サンドバッグを大きく揺らすビスマルク。
そしてその近くのランニングマシーンに乗って大きな胸を弾ませながら走り続けるグラーフ。
グレーのジャージをきて、ポニーテールに髪をまとめているビスマルクと、白の半そでのウェアに、白のハーフパンツを履き、いつものツインテールの髪型で走り続けるグラーフ。
二人とも全く息が切れていなかった。
「そろそろ、新しい海外艦が来るかもしれないと。」
「へえ。誰かしら?」
予想外だったのか、意外そうな声を挙げてそういうビスマルク。
一体誰が来るのか。
しかし、グラーフはどこか面白くなさそうに言う。
「・・・・どうやら私たちみたいな路線の海外艦の様だ。」
ピタリ、とそれまでいい音を鳴らしてサンドバッグを叩いていたビスマルクの手が止まる。
聞き捨てならなかったのか、先の話を促す。
「それはどういうこと?」
「アイオワや、大和のようなスタイルがいい女装艦は多いだろう?私たちだってそれに負けない自信はあるが・・・・・。要するにライバルが増えるかもということだな。」
ビスマルクは思った。
それは、面白くはない、と。
心の中では新しく仲間が増えるのは嬉しいと感じているのも確かだが、でも、彼がもし、自分ではなく、その新しくやってきた子に夢中になって捨てられてしまったらどうしようとも思っている。
仲間だけど、彼をとられるのはいやだ、という葛藤が心の中で起き、やり場のない気持ちが生まれる。
「・・・・アドミラルは、私のなんだから。」
「ほう。それは聞き捨てならんな。」
ランニングマシーンを止めて、立ち止まり、目を細めてそういうグラーフ。
その眼は、自分こそが彼の一番だと自負しているかのような目つきだ。
「気に入らないな。・・・彼は私のようなくーるけいが好きだ。」
「あら。自分の気持ちをちゃんと伝えるような私のような子が好きなのよ。」
一触即発。
もしかしたらキャットファイトじみた戦いが起きるかもしれないほどの緊張感があたりには漂っていた。
しかし、顔を下に俯かせ、お互いに口を開きあう。
「・・・・私。昨日体重計乗ったら、増えてた・・・。」
「・・・・私も、少々まずいかな・・・。」
きまずい沈黙が場を支配する。
「・・・トレーニング、再開しようか。」
「・・・・そうしましょう。」
太って彼に嫌われたらそれこそ二人は死ぬかもしれない。
体型維持は、愛にとって重要なのだ。
妥協は死である。
ぺったんショタホモ女装艦好きと、シーメール爆乳長身女装艦が好きだという層に別れているみたいですね。
もうこれ、わかんねぇな(どっちをメインのターゲットにすればいいのかどうか)
海外艦だとグラ子、ビス子、アイオワ、サラトガ、ウォースパイトが読者から人気が高いですね。
ちょっと待って!!グラマーな子ばっかりやん!!(海外クレーマー)
2017年3月13日まで活動報告でアンケートをやっています。
あなたの意見が作品作りには欠かせないので是非、あなたの意見を教えてください。
本当に重要なので、活動報告に来て、コメントして書いていってください。
その意見をもとに作品を書いているからです。
感想書いてくれるとお話を書くときに参考にして、読者が求めている物を提供できるようになるから書いてくれよな~。
頼むよ~。
KEY(ドM)