ってか、レスティアートの回はみんなガチ発禁w
―――ヴァーミル国内、とある街道の途上。
幌をつけたそこそこ大きな馬車がひた走る。整備の行き届いていない街道は、行き交う者は少なく、幌の中よりこだましてくる音声を聞く者の心配はない。
「んぶぅ…ふっ、ふぅっ、んんんん!」
幌の中――馬車の荷台――では、男女が抱き合ったまま濃厚な口付けを交わしていた。押し倒した男の股間が、女の股座深くに突き刺さったまま、まるで熱烈な恋人同士の情事のようにも見える。
「おいおい、いつまで独占してんだよ? いい加減かわれって」
「あ、ああ…すまねぇ。つい夢中になっちまった」
男がその身を離しても、女はその場から起き上がろうともしなければ、指一つ動かそうともせず、背中を荷台の床に預けたまま呆けていた。
「ようし、次はオレの番だぜ。へっへ、まずはその、みっともねぇ乳を飲ませろや」
すると女は、ようやくのそりと起き上がり、這いずるように男のもとへと寄った。
男がその場に寝そべると、彼女は彼の股間に腰を落として繋がった。そして己の乳房の先を男の口元に近づけ、咥えさせてから自分で自分のオッパイを搾るように揉みし抱きはじめた。
「へへへ、たまんねぇな。すっかり俺らの虜だぜコイツ」
「ああ、こんな上玉―――」
「お前ら! しばらく手ぇ出すなっつたろが!!」
てっきり御者台にいると思っていたお頭の怒鳴り声に、盗賊達は座った体勢のまま飛び上がった。
「お、お頭……いや、コイツが物欲しそうにしてたもんでつい」
「ついじゃねえだろが。こんなになるまで
売り物の女の胸は遥かに肥大化し、ラクに4サイズはアップしてしまっていた。怪しげな薬の影響なのだろうが、もはや牛と見間違うほどの状態と化している。
「……ハァ、こりゃ一旦どこかで休みいれにゃならんな。お前ら、女の乳戻るまでお預けだ! 薬だって安かぁねんだからよ!! これで売り物の値下がって赤字んなったら―――」
「お、お頭! そ、その事なんだがよ」
口をはさむ部下に、頭は睨みをきかせる。だが部下は一瞬怯んだものの、そのまま言葉を続けた。
「……へへ、こんな上玉、めったに手に入らないんだしさぁ」
「そうだぜお頭。コイツ、俺達で飼おうぜ? 簡単に売っちまうのはさぁ、もったいないんじゃねぇかなってさ!」
要するに、盗賊団の持ち物として末永く可愛がってやりたいという事だ。だが、頭は鼻息一つ吹いて両肩を降ろすと、先ほど以上の剣幕で部下達を怒鳴った。
「バカ野郎どもが!! お前らの頭は脳みそ詰まってねーのかよォ!!!」
「お、お頭、声でかいっす!」
「外に聞こえちまいやすぜ、何そんなに怒ってるんですかい?」
部下達の間の抜けた返答に、頭は頭を抱える思いで今度はため息をついた。
「いいか? もしこの女がデモニアじゃあなけりゃ、オレもお前らの意見を考えてやるかもしれねぇ。だがな、デモニアってのはその存在だけで今の世の中、ヤベェシロモノなんだよ!」
仮に部下達の望みをかなえて盗賊団で飼ったとしても、それは巨大な爆弾を抱えるようなものだ。
今でこそ闇商人や貴族などと裏でつながりを持てている彼らだが、それはいつでも尻尾切りされておかしくない程度の希薄な関係でしかない。そうなった場合、デモニアを飼っていたらどうなるか? 匿っているとされて、絶好の口実のもと、部下ともども皆殺しの憂き目に遭う事間違いない。よしんば逃げ切れたとしても、死ぬまでお尋ね者だ。それも表社会だけでなく裏社会からも。
「わかったか。よほど権力持ってたいがいの事握りつぶせでもしねぇ限り、デモニア飼うなんざバカのする事なんだよッ!!」
―――ヴァーミル国内、とある街の宿屋。
「………ふう、少しマシになってきた」
さすがに昼間、あれだけ頭に叱りつけられた盗賊達は堪えたのだろう。今宵は犯しにはこなかった。
レスティアートは牛のようになった己の胸が、少しはラクになって安堵する。もし永久にこんなみっともない胸のままだったらどうしようかと、さすがに危機感を覚えたものだ。
「乳は…止まらないわね。子供ができたわけでもあるまいし……順序が逆じゃない」
軽く頭を振るうと、彼女は上体を起こす。ここまで犯されてきたのも、従順であったのもフリではない。ただ一切逆らうのを止め、その時の衝動に身を委ねただけだ。
捕らわれの身である以上、下手な抵抗はかえって危険に身を落とす。かといって耐えるなんて事をすれば苦しむだけで、なんら状況は好転しない。
だったらいっそ、来るべき機会が訪れるまで好き放題させ、思考を放棄し、獣のように快感と衝動に任せるだけだ。彼らの会話から自分を商品としてどこかに売り飛ばそうとしている事はわかっていたのだから、少なくとも壊されたりする無茶はないと彼女は理解していた。
「! …この服は、さしずめ商品梱包といったところね。貧相なドレスだけど」
明らかな安物。胸元は彼らも乳の出が止まらないゆえ大きなバケツの上に放り出した状態だが、それ以外はちゃんと着付けられている。
「さすがに下着はなし……ま、商品にそこまで買い与える必要はないものね」
自分の言を耳で受け止め、不意に彼女は自嘲する。いつから世間知らずなお嬢様を捨てたんだったか、過去をなぞり、再び苦笑を漏らした。
それなりに豪華絢爛な生活。貴族たる家に生まれ、教養と品と知性を磨いた上流階級の少女がいまや、下品に膨らんだ乳房から汁を垂れ流し、みすぼらしいドレスに身を包んで拘束され、安宿の一室に転がされているなど滑稽でしかない。
「ふ、フフフ……感傷に浸っても、過去は戻ってはこないし、我らが現実は変わらないものね…」
落ちぶれに落ちぶれて、それでも生きてる。とにもかくにもまずは今。今日を生き、明日を生きる事。
どんなに醜くのたうちまわろうとも、生きてさえいればいつかそんな日々を笑い話として振り返りながら、優雅にお茶を嗜める日が来るはずだから。
キィィィ……
「! …………」
彼女は不意に呼吸を止めた。ボロい木の扉が弱々しい音を立てながら開く。音から察するに、あまり大きくは開け放たれはしていない。
「(? 妙な感じだわ)」
マナーや嗜みなどからもっとも縁遠い、下賤な賊達だ。ドアを開けるときもそのまま砕きそうなほど連中は勢いよく開ける。捕まって以来こんな雰囲気ははじめての事だった。
「……起きてるか?」
男。聞き覚えのある声。あきらかに賊達の一人である事は間違いないのだが、声色が妙に優しい。レスティアートはゆっくりと身体を傾け、男の方を気だるげに伺う。それは演技だ。散々薬を盛られ、メチャクチャにされ続けてきた女、という疲労と無気力を演出するための。
「……ヤるの?」
そう言って、彼女は男の股間の前に移動し、ひざまずく。
「い、いや違う! …い、いいからオレの話を聞いてくれ」
一瞬、ヤりたそうな目の色に染まりかけたが、男は首を振るって自分の中から煩悩を追い出し、その場にしゃがんで彼女の両肩に手を置いた。
「お、オレぁよ……お、お頭がお前を売り飛ばすのに、どうしても賛成できねぇんだ。…そ、そのよ…あの、その…だ。お、お前に惚れちまって!!」
さすがのレスティアートも一瞬ポカンとしてしまう。いきなり何を言い出すのか、理解が追いつかなかった。
「そのそれでよ! …あれだ、えーと……そ、そう! オレとその、か、かか…駆け落ちしねぇか!? いやそのだな、べ、別にオレの事好きじゃなくてもいいんだ、でもその…なんだ、このまま売り飛ばされちまったらその…も、もうオレじゃあ手が届かねぇからせめてッ」
「……そう言いながら、股間を盛り上げているのは、やっぱりヤりたいという事ですよね?」
頭の悪いなりに一生懸命紡いだ言葉は、沸き起こる劣情を隠して誠意っぽく示そうという事らしい。
レスティアートは苦笑する。男の企みと浅知恵はお見通しだ。そもそも男と一緒に駆け落ち(脱走)し、成功したとしてもレスティアートはデモニアである。男からすれば自分から離れて生きてゆくのは難しい女。それは一生自分の側を、自分の庇護を離れられないという事になり、こんな美女と暮らせるのはオイシイという判断だ。
「(…でも、これは使えそう。彼なら賊達の内情も承知しているはずですし、脱出が容易になるかもしれないですね)」
では、いかにして賊を利用するべきか? いや、そもそも衝動的な話かもしれない。この後の事など計画立てていない可能性も高い相手と、そう簡単に協力関係を結ぶ事はできない。
「……あなたと逃げて、その後、どうやって生きていくのですか? 食べていくにも財が必要と思うのですが?」
不安げかつ弱々しく装いながら、同時に少しは脈ありと思わせる上目遣い―――男の目には、助かりかつ今後の不安が払拭されるならば自分の提案を受け入れてもかまわないというか弱い女に見えている事だろう。
それは男心をくすぐり、情と庇護欲をかどわかす魅せ方だ。
「でぇじょうぶだ、オレに任せな! ……これから向かうのは闇商人の屋敷って話だからよ。金目のモノはたんまりあるはずだ。欲張らなくっても、1点や2点、高価なのを、トンズラこく時についでにいただいちまえば、しばらくは困らねぇからよ!」
どうやら最初からそのつもりでいたらしく、盗みを語る口調はやたら自信に溢れていた。
「………」
彼女は考える。困惑している表情を浮かべるのも忘れずに。
実際、レスティアートも折りを見て金目のモノを盗んで逃げる腹積もりだった分、この盗賊の行動計画と一致する。
しかしレスティアートは盗賊達から盗む予定でいた。捕まり、犯され続けたのも彼らの持ち物などから高価なものを品定めするためと、逃走を成功させるために彼らの行動を十分に観察した上で行動に移す気だった。
事実、馬車移動の際に、荷物の中に相応に高価な品はすでに見繕えているし、逃げるタイミングなどもある程度決まりつつあった。少なくとも盗賊達からは機会さえくれば、目的を達しながら逃げ切れると確信したところまで自分の中で固まっている。
だがこれから向かう商人の屋敷とやらは未知の場所だ。事前にどのような建物の構造かもわからない。しかもレスティアートにいたっては幌の中に縛られての移動ゆえ、所在地も不明。おそらくこの男もその辺について下調べが済んでいるというわけではないだろう。危険な賭けだ。
しかし盗賊連中が馬車内に積んでいる品々は、高価なものでも所詮はほどほどの
もので、よくてせいぜい1000シルバ程度の値がつくかどうかといった程度のものばかり。2、3個奪えればしばしの路銀にはなるだろうが、その先は……
「(闇商人でしたら、小さな置物一つでも相当高価なはず。宝石や装飾品の類が見つかればなお良い……。上手くことが運べば、しばらく危険を冒す必要もなくなるかも……)」
10万、いや5万シルバほどもあれば、路銀としては相当に頼もしいし、上手くすれば小さな家の一つも確保できるかもしれない。もしくは商売の元手にして稼ぐ道を開ければ、もう危険を冒して財貨の普請に走る必要もなくなる。
「………」
悩む素振りを見せつつ、しかし意を決したようにして、男の股間にしゃぶりつくレスティアート。
それは男の提案にのるという意思表示がわりだ。彼はおそらく、デモニアとはいえ我、上玉の伴侶を得たりと心の中で歓喜している事だろう。
もちろんレスティアートは、一生を彼と添い遂げようなどと思っているわけもなく、利用されるとも知らずに、本格的に行為に入り、強く抱きしめてきた男と抱き合いつつ、彼の視界外でかすかに微笑むのだった。
==プロフィール===========================
レスティアート(レスティア)
本名:レスティアート=デイ=ヴォルス
年齢:??歳
T166 B95(G) W59(UB70) H87
↓ ↑
T166 B110(M) W59(UB70) H87
リラでの身分:中流階級の貴族令嬢
現在の身分 :放浪者(野盗)
能力1:
能力2:???
容姿イメージ:デモニア版クロエ
(性格はだいぶ違いますが、容姿的にはそんな感じかなーと。
背もあるし、グラマーです。
ちなみに上記の下スリーサイズは、薬盛られすぎて肥大化した時のサイズです)
既存キャラとの関係性:
やたら大食いなメンツにたいしてイラっとしてしまうため、
たまにつっかかる事も。
(レスティアートは明日の食べるものにも苦労してきた経験があるので、
必要以上に喰らうメンツには思うところがある。
特に同じデモニアのミルルには風当たり強いが、いつもほんわかした
彼女の雰囲気に流され、険悪な関係には至っていない)
かといって経済観念に厳しいわけではなく、むしろ緩い方。
(傭兵団にきて安定した生活ができるようになった分、
昔の貴族感覚が戻りつつある)
リラでは貴族としてそこそこの年齢まで暮らせてたので、
貴族の嗜みは完璧で、特にシェスカルナは
自分と同レベルの礼儀作法を身につけていると好ましく思っている反面、
そのスタイルの良さに対する嫉妬から、内面と外面で彼女に対する評価が
正反対と、複雑な気持ちを抱いている。
ちなみに薬の副作用で、今でもバストが肥大化する(乳が溜まる)事があり
定期的に搾ったり、治療薬を服用したりしなければならないが、
ミルルからは羨ましがられたりしている。
(主に自分で食料生産できるという意味で)
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