【祝! 同人コミカライズ化】異世界交易チートで街中の女を孕ませてみた 作:ヤラナイカ―
宿屋のほうの後片付けを済ませてきた。
こっちが大変だというのに、マドレーヌのやつ、ツヤツヤした顔で寝てやがった。
「まあこれ以上のイレギュラーがなくて良かったんだが、のんきなもんだよ」
さてと、問題は女戦士だ。
Sランクというからには、相当の手練であると思われる。
格好はバカげているが、ファンタジー世界の英雄というやつは、村娘を相手にするのとはわけが違う。
魔法で守られてたり、抵抗値(レジスト)が高かったりするのでかなり厄介なのだ。
とりあえず、様子を自宅のモニターで様子を見てみた。
「おわ!」
いきなり女戦士ユリアのどアップが写ったので、腰を浮かしそうになった。
「いま光ったな! 邪気を感じる。お前はやはり、モンスターか!」
ユリアが、凄まじい殺気でカメラを睨みつけて居たかと思うと、いきなり抜剣!
プツンと、音を立ててカメラの映像が消えた。
「あいつ……」
カメラを壊しやがったのか!?
クソ、どこで怪しいとバレたんだ。
健太は、まるで自分が切りつけられたように腰を抜かした。
いや、やってることがバレたらほんとに斬られる可能性だってある。
そう思ったら、背筋が凍るような気がする。
「ど、どうする……」
とにかくごまかすために、健太は慌てて食事の購入を済ませながらラブホテルの部屋に走る。
「お夜食をお持ちしました!」
「おお、食事まであるのか。何から何まで済まない。ところでアラド殿、この奇怪な怪しい物体なのだが……」
あー、やっぱり。
三百六十度カメラが、見るも無残に真っ二つにされていた。
「こ、これは防犯カメラといいまして、部屋に悪者が入ってこないように警戒している装置なのです」
「なんと、そうだったのか! 魔道具のようなものだな。それは壊してしまい、済まないことをした、許して欲しい。実は以前、この手のカラクリの設置型ゴーレムに、ダンジョンで酷い目に合わされたことがあったのだ」
この世界、そんな物まであるんだな。
健太自身が魔道具などを活用しているように、魔法技術については現代人の健太でも油断できないのだ。
一般人は中世レベルの知能しか無い雑魚と安心できるんだが、やはりトップレベルの人材を相手にするのは危険が大きい。
常識的に考えれば、カメラに切る前にこっちに聞けよと健太は思う。
だが、そもそも健太は邪心を持ってユリアをラブホテルに誘い込んでいるわけで、この反応は全く正しいのだ。
Sランク女戦士であるユリアを、ちょっと異常に身体能力の高いスポーツ選手みたいに考えていた健太が浅はかであった。
相手は、戦闘経験も豊富な常在戦場の武人だった。
「そ、そうでしたか。気になるなら片付けましょうか」
「いや、アラド殿のことは信用してる。城のような宿屋であるし、防犯設備と言うならば納得だ。かなり高い魔道具なのだろう、弁償させて欲しい」
革袋から、金貨をジャラジャラと出してきた。
さすがに最上級の冒険者、結構持ってるな。
しかし、信用ってなんだ?
ユリアに信用されるようなことはなにもしてないと思うのだが、なんでこの女は俺のことをそんなふうに思っているのだろうと、健太は不思議に思う。
好都合なのでそこは構わないけど、少し気になりはする。
「いえ、お金など入りません。たいしたものではないのですよ。ほら、代わりはいくらでも出せますので」
健太が、購入で新しいカメラを設置してやると、ユリアは目を見張って驚いていた。
「さすが、王都でも評判の大商人アラド殿だな」
こっちの街では篤志家を演じているが、そっちでは健太はあんまり良い評判ではないのだが。
「ユリア様、温かいうちに食事を召し上がりませんか」
「おお、頂いてもいいだろうか」
「もちろん、そのために持ってきたんですから」
「おお、これはなんと甘露な飲み物だ!」
ユリアは何の疑いもなく、最強の睡眠薬をぶち込んであるジュース(200円)を飲み干す。
睡眠薬は苦味があるので甘ったるいジュースに入れるとバレにくいのだが、さっきの警戒っぷりと対象的だ。
毒を盛られてると警戒されるかと思ったんだが、強力な毒耐性とか持ってないよな?
「なんと豪勢な料理だ! アラド殿、無理をさせてすまない!」
「いえいえ、夜分なので大したお構いもできませんで」
ただの冷凍食品のハンバーグとピラフと、即席スープのセット(1200円)なんだけど。
この世界の人間は、こんな程度の食事に歓喜するから扱いやすい。
「美味い! なんと美味い食事だ! 王宮の料理人もこれには勝てぬぞ!」
まあ、生まれて初めて食べる冷凍食品は、とても美味いのかもしれない。
こっちも強烈な睡眠薬が混ぜてある食事を、女戦士ユリアは残さず全部食べた。
「それにしても、警戒心ゼロだな……」
「む、何か言ったか?」
おや、小声でも聞こえるんだなと健太は微笑んだ。
感覚は鋭いのに、なんで薬には簡単に警戒心がないのだろうか。
考えていると、逆に不安になる。
「馳走になった。いやあ、大商人アラド殿のことは聖女セシリアからの文をもらって知っていたが、聞きしに勝る篤志家だ。王都では、アラド殿を悪く言う噂も聞いたが、きっと商売敵が嫉妬しているだけなのだろう」
「王都ではそうでしょうね。私も、商売になれば敵を容赦できませんから」
「ハハ、なるほど。商売の世界も、私達冒険者と変わらないというわけか」
「そうですね」
「私もいらぬ恨みを買うことはある。弱い人間達の誹謗中傷など私は信じぬよ。その行いを見れば、アラド殿が悪い人間ではないとわかる。少なくとも、私は旅先でこんなに良くしてもらったのは初めてだ」
「いえいえ、こちらこそ街を救いに来てくださった英雄様に、たいしたお構いもできませんで」
そうかと、健太は思う。
やたら健太のことを信用してると思ったら、聖女セシリアの知り合いだったようだ。
もしかしたら、オーク退治の依頼を出したのもセシリアなのだろうか。
健太がそう思ってると、一人で語りだした。
「聖女セシリアとは、東の街の冒険で知り合ってな。その時、傷ついていた私を治療してくれたのが彼女であった」
「そうだったんですか」
やたら饒舌に話しているが、そろそろ眠くならないんだろうか。
象も眠るほどの強力な睡眠薬をぶち込みまくってるはずなんだが。
「聖女と称えられるセシリアは、私が知るなかでも最高の治療師だ。アラド殿は最高の商人。私だって最強の戦士とうぬぼれてはいる。不思議なものだな、同じ街にこんな人材が集まるとは」
「ぜひ、ユリア様の冒険の話も聞かせてください。例えば、その装備はどのような魔法装備なのですか」
「うむ、これはだな……」
この際だから、情報を聞き出して置くことにした。
ビキニアーマーの女戦士と話すなど、あまり機会のないことだから楽しくもあった。
このビキニアーマーには強力な魔法耐性があるし、ユリア自身も結構強いレジストを持っているらしい。
心配していた薬品耐性は、話を聞く限りではあまりないようだ。
そうじゃないと、治療薬も効かないだろうからな。
どんなに腐ったものを食っても平気なぐらい身体は丈夫だと言っていたから、警戒を怠るべきではないが。
「それでだな……」
「おや、いかがなさいましたか」
どうやら、ようやくおねむのようだ。
「いや、まだ話していたい気分なのだが、少々旅の疲れがでてしまったようだ」
「それは、お客様の部屋に長居してすみません」
「いや、いや!」
「部屋の鍵は、内側からかけられるようになっておりますので、おやすみになるときはきちっとロックしてください」
「何から何まで、すまない。それでは休ませてもらう」
ユリアは、眠たそうに瞼を半分閉じている。
やれやれだ。
しばらく放置して部屋からモニターでみていると、睡眠薬が聞いているはずなのに、軽く顔を洗ったり身体を拭いたりして、きっちりと歯まで磨いて寝やがった。
粗野な冒険者と思っていたが、意外に清潔に保ってるもんだな。
シャワーの使い方をもっとしっかり教えておくんだった。
これから犯すから、口内を綺麗にしてくれるのはいいんだが、これは眠りが浅そうだと思う。
やはり、ユリア自身に睡眠耐性があると考えたほうが良いかもしれない。
しばらく時間を置いてから、部屋へと侵入する。
「指輪よ、この者に深き深き眠りをもたらしたまえ。ディープスリープ」
まずはおなじみ『熟睡の指輪』の魔法。
次に、レジストを下げる『破抗の指輪』の魔法。
「指輪よ、この者の抗する力を低減させたまえ。ロウアーレジスト!」
「ディープスリープ、ロウアーレジスト、ディープスリープ、ロウアーレジスト……」
こうして新品の魔法の指輪をフルスロットルで連発する。
睡眠魔法はかかっていれば、重ねがけしてもあんまり意味はないのだが、相手の強い抵抗を超えるように何度も決め打ちしているのだ。
「おい、寝てるよな。ユリア?」
「……」
反応はない。
ぐっすり眠っているようにみえる。
ええい、ここまで来て怖気づくなよと、健太は自分に言い聞かせる。
やっぱり、抵抗値を高めている強力な魔法装備である赤いビキニアーマーを脱がさないといけない。
セパレート型水着によく似た、金属製の甲冑。
やたら際どいデザインで、防御できる面積がほとんど皆無だと思う。
「どこのバカが、こんな装備を考えたんだろうな」
何度もその話を聞くと、もう慣れてしまっているというユリアも、「たまに我に返ると、なんて格好してるんだと思う時もある」と恥ずかしそうにしていた。
寝ている時にまで身に着けているのだから、これこそがSランクの女戦士を守る砦なのだろう。
爆弾を処理するような気分で、金属製のブラジャーの部分を外していく。
「ふう……」
窮屈な金属装甲を剥ぎ取ると、白く柔らかな肉がはみ出した。
あれだ、肌の他の部分は小麦色に日焼けしてるのに、ビキニアーマーをずっと身につけた部分だけ、白人特有の真っ白い肌のまま。
たまらなくエロく感じる。
続いて、際どいローレグタイプの下も外していく。
後ろから見ると、これがTバックみたいになってて、ホント笑わせてくれるんだよな。
魔法抵抗を持っているはずの、危険な赤いビキニアーマーを外し終えて、健太はほっと安堵した。
「やれやれだな」
そういった瞬間、ブンッと強力な裏拳が、健太の鼻先寸前を横切っていた。
「な……」
起きては居ない。
身体の無意識の反応で、邪悪な意図をもった健太に攻撃を仕掛けている!?
「こいつ、まだ抵抗してやがるのか」
これはもう、最終手段。
奥の手を使わざる得ない。
健太が懐から取り出したのは、睡眠魔法のスクロールだ。
もちろん普通の魔法ではない。
王都の最高賢者と呼ばれる魔術師が、直接魔法を込めた一点物。
いざという時に持ち歩いている、最期の奥の手だ。
これならSランク女戦士にも効くはず。
一回しか使えないので緊急避難用だが、これを使わされることになるとは思わなかった。
金を出せば買えるとは言え、無限にあるわけではない。
魔術師学院の研修用に、少数生産されている希少な品なのだ。
「まさか、これでダメとは言わないでくれよ」
完全にビビってしまった健太は、剣の鞘の先で顕になったユリアのおっぱいや太ももを突っついた。
「グーグー」
高いびきをかいて眠っている。
「ほ……」
味見程度と思っていたのに、まさか脱がせるまでにこんなに疲れさせられるとは。
冷や汗をかいた健太は、思わず苦笑してしまった。