【祝! 同人コミカライズ化】異世界交易チートで街中の女を孕ませてみた 作:ヤラナイカ―
さて、話を淫乱人妻マドレーヌからSランクの女戦士ユリアへと戻す。
ユリアは、ダナンの街の近くに新たなオークの巣穴を発見して、華麗に長剣を振り回し十数匹を退治したところであった。
「貴様は、オークロード!」
洞窟の奥に一際図体の大きいロード級のモンスターがいたのだ。
やはりいるとは思っていたが、見つけるのに苦労させられた。
「ブヒィィ!」
オークは知力の低い人形の豚の化物だが、このオークの王はなんと冒険者の装備を奪ったのか鉄の鎧兜を身に着けてて装備を固めている。
その上で、重たい戦斧をブンブンと振り回してみせる。
その巨体から繰り出される膂力もさるものながら、人間と同等の知性を有して仲間を組織的に動かすのがオークロードのやっかいなところだ。
しかしこうして見つけてしまえば、あとは倒すだけだ。
「豚の化物ごときが戦士の真似事か。面白い! かかってくるがいい!」
ブンッとオークロードは、重たい戦斧を振るったが、ユリアはその一撃をサラリとかわす。
「鈍重すぎるな、所詮豚はその程度か?」
「ブヒヒィィィン!!」
怒り狂ったオークロードは、ブンッ、ブンッと戦斧を力任せに振り回すが、その一撃はどれもユリアにかわされてしまう。
「ふん、つまらん」
相手の力を理解できるほどには、賢くなかったようだ。
ユリアが無造作に長剣を振るうと、ブシュッと音を立てて、オークロードの首が飛んだ。
一瞬遅れて、血しぶきが激しく飛び散り、どさりとオークロードの巨体が倒れた。
ユリアの輝く剣は、敵に断末魔の叫びをあげさせることすら許さずに素早く命を奪う。
オークロードは、並の冒険者ならば六人がかりでも苦戦する相手だが、圧倒的な強さとスピードを持つSランク戦士のユリアにとっては大した相手ではなかった。
こうして、いつもどおり順調にこの街にやってきた目的であるオークロードを退治したユリア。
オーク共のボスが死んだことで、この辺りも平和になることだろう。
愛用の長剣の血糊を拭き取って鞘に戻すと、意気揚々と立ち去ろうとしたユリアであったが。
「んん、なんだまたか」
股がなんだかムズムズする。
ユリアのビキニアーマーは防御力は最高なのだが、構造上股間の部分が食い込んでいるせいもあって、あんまり激しく動くと股に違和感が出るのが欠点であった。
今回はそればかりでなく、たらっと股から何やら液体が太ももに流れ落ちる。
生理の時の血ではない。
「なんなんだ、この液体は……」
汚れのようなものを布で拭き取って、匂いを嗅いでみると悪臭がする。
言いしれぬ不安感を感じるユリアである。
※※※
Sランク戦士ユリアへの度重なる睡姦のあと、健太はきちんと拭いてはいるのだが、あとから漏れ出してくる中出し精液までの処理はできない。
それで健太は、だんだんとユリアが不信感をいだきつつあることを、これまでの経験で知っていた。
他の連中ならほっといても問題ないのだが、ユリアは健太を一撃で倒せるほどの実力者である。
対処はせねばなるまいと、何食わぬ顔で錯誤の杖を使い聖女セシリアに化けて、街でユリアと接触する。
「あら、ユリアさん。少しお顔の色がすぐれませんね」
「セシリア」
女戦士ユリアと、聖女セシリアが親しい関係であることは健太も調べ済みだ。
「何か困りごとでしたら、相談に乗りますよ。私は、聖女ですから何でも話してください」
「実は……」
聖女は、街で医者のような仕事もしている。
健太の予想通り、親しい女同士の気軽さも手伝って、股の異常に対して相談してきた。
「……というわけなんだが」
「あー、お股から白濁色の汚液が出てくる症状ですね。それはオマンコからザーメンどぴゅどぴゅ症候群という病気です」
また適当なことを言う健太。
「おま!? どぴゅ? なんだそれは?」
「放置しておくと、赤ちゃんができなくなっちゃう病気ですよ」
「そ、それは困る」
これでもユリアは、人並みに恋をして結婚という夢を持っている乙女である。
ただ、自分よりも頼もしい男がいいという願望があるので、強くなりすぎて対象になる男がいないというのが悲しいところだが。
「大丈夫ですよ。ちゃんとお薬を飲んで治療すれば、治る病気ですから」
「そ、そうか……」
「ともかく、ユリアさんの住んでるラブホテルに行きましょう」
「教会ではないのか?」
「幸いなことに、その病気の治療用具は、アラドさんのところにあるんですよ」
「そ、そうなのか?」
自分の部屋でいいというのならユリアにとっても好都合だ。
二人は、ユリアが宿泊しているラブホテルの大部屋へと入った。
「ちょっと待って下さいね」
聖女に扮した健太は、ゴソゴソとお薬を取り出す。
「これを飲むと、一ヶ月もすれば治りますよ」
「ほお、なんだか変わった薬だな」
おなじみの排卵促進剤だ。
もう妊娠してるかもしれないが、目的を達成したらユリアが街から去ってしまうかもしれないので、それまでに確実に孕まそうというのである。
「アラド商会のものですから、品は確かです」
「おお、あの店のものか」
そう聞いて、女戦士はすっかり安心する。
この街に住んでいると、アラド商会の安価な日用品で生活が豊かになって、みんなが幸せになっているのをところどころで見る。
ユリアは腕利きの冒険者であるから、いずれ他所にいかなきゃならないのだが、この街から離れたくなくなっているくらいだ。
健太は、ユリアが薬を飲もうとするのを止める。
「ああ、待ってください。飲むところを撮影させてください」
「撮影?」
聞きなれぬ言葉だ。
「このポラロイドカメラで映像を写し撮るんですよ。やってみるのが早いですね。その錠剤を、舌の上に乗せてください。笑顔でね」
「ふぉうふぁ?」
パシャリと音がする。
「もうお薬を飲んでもいいですよ」
「んぐ、さっきのは何だったのだ?」
「こうやって写し撮る機械なんです」
「おお、これは私か。私の絵ができている!」
自分が舌を出して、薬を飲もうとしている精巧な絵ができているとユリアは驚いた。
これは魔法具なのだろうか。
なんというものだと、女戦士は目を見張る。
「これも、アラド商会の呪術なんでしょうね。こうやって、薬を飲む際に儀式を行うと、治りが格段に早くなるんです」
「ほぉー」
「もう一つ儀式があるんですが、やっていかれますか」
「うん、させてもらおう」
冒険好きの冒険者は、新しいものには興味を引かれる。
「では、まずお腹に呪術文字を書きます」
「変わった紋様だな。オリエントの古代文字にも少し似ているが」
健太は、女戦士の引き締まったお腹に、『赤ちゃん種付け希望』と大きくマジックで書き込む。
「ドヤ顔ダブルピースをしてください」
「ドヤ、なんだ?」
「ああ、わかりませんね。実は、私もこの治療をした時の写真があるので、これを参考にしてください」
聖女が少しガニ股気味になり、してやったというようなしたり顔で、ダブルピースする姿が写っていた。
健太が騙して撮影したものだ。
お人好しの聖女を騙すのは、本当に簡単だった。
「なんだか、少し間抜けだな……」
そう小声でつぶやいたものの、聖女様がやっているのにそう言うわけにもいかず、ええいままよと女戦士は同じポーズをした。
「はい、いいですよ。もっと腕を高くダブルピースを、顔に近づけて、ドヤ顔で、笑みを浮かべてください」
「こ、こうか」
ヒクヒクと、頬を引きつらせる女戦士。
「はい、結構です」
パシャ、パシャッと写真を撮る。
「これでなにか変わったのか、まったく変わったような気がしないが」
最新式のポラロイドカメラなので、すぐに現像される。
「良かったら、写真を一枚差し上げますよ」
「うむー、これは」
なんというか、凄い間抜け面だ。
なんだか、自分の写真を見ているうちに股がモゾモゾとしてきた。
もしかすると、儀式の効果かもしれない。
「この写真を見ていると、なんだか胸や股がムズムズしませんか? その時はその場所に触れると治りが早くなります」
こういって、聖女セシリアも騙してオナニーさせたりしている。
清純な聖女は、それをオナニーだと知らずに教えられたようにやっているのだ。
聖女が騙されるのだから、他の連中など簡単に騙せてしまう。
健太に、そうあっけらかんと言われると、女戦士もそういうものかと思ってしまう。
「こ、こうか……」
赤いビキニアーマーの上から股間をさすると、ユリアはなんだかいけないことをしているような気分になる。
「その絵面もなかなかいいですね」
そういいながら、パシャリと写真を撮る。
「あ、ああ……」
「ですがそろそろ、鎧を脱いで治療の儀式をやってみましょうか」
ユリアを守る強い魔法効果を持ったビキニアーマーを、こうして健太はやすやすと剥ぎ取らせることに成功したのだった。