※この作品はR-18です。

【祝! 同人コミカライズ化】異世界交易チートで街中の女を孕ませてみた   作:ヤラナイカ―

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第四章3「聖女の告白」

 暗い顔をして妊娠を告白した聖女セシリアに向かい、健太はわざとらしく。

 

「なんですって?」

 

 ……なんて言ってみたが、そりゃそうだよなあと思った。

 そんな大きなお腹をしてれば、気が付かないわけないよなあと健太は内心で呆れた。

 

 むしろ、今頃ようやく気がついたのかって話だ。

 聖女セシリアのことはよく観察しているのでわかるが、すでにお腹は大きく張り出しており、妊娠六ヶ月といったところ。

 

 これだけお腹が大きくなれば、堕胎手術はもう不可能だろう。

 まあそれ以前に、この世界にはそういう手術の技術ないから堕ろされる心配はない。

 

「その、実はお腹だけではなく、少し母乳が出てきてしまいまして……これは間違いなく身ごもってしまっているだろうと。口にするのもおぞましく大変お恥ずかしい話なのですが……」

 

 言いよどみながら、絞り出すようにそう言った聖女セシリアは、羞恥に頬を真っ赤にしている。

 

「そうなんですか! 母乳が出たんですか!」

 

 そこまでは知らなかったので、そこだけは健太もガチでびっくりする。

 母乳って出産前にでることもあるとは聞いていたが、妊娠六ヶ月の段階で母乳が出るなんてことがあるのだろうか。

 

 いや、セシリアは聖女だ。

 Dカップだったセシリアの胸は、いまやFカップの大きさとなっている。

 

 聖女が聖母になったのだから、その聖なる乳房から母乳が噴き出してもおかしくはあるまい。

 それはなぜか、母性に溢れるセシリアには相応しいように健太には感じられた。

 

「私は女神に仕える聖職者ですから、男性とその……妊娠するようなことをした覚えはまったくありません。自分がそうだと認識して、改めて気が付かされたのですが、近頃この街では父親不明の子供を孕む女性が増えています」

「それは、大変なことですね」

 

 さてこれからどうすべきかなと、健太はセシリアの話を聞き流しながら考えていた。

 しかし、セシリアは恐ろしい事を言う。

 

「夢魔の仕業ではないかと思って密かに調査したのですが、そのような邪悪な魔術の痕跡は見られませんでした。そこで、新しい魔術にも造形の深いアラド様なら何か知っているのではないかと相談したのです」

 

 あぶねえ。

 そういう魔術的な調査とかあるのか!

 

 この世界にもある悪しき噂。

 女を夢でかどわかして妊娠させる悪魔インキュバス、あるいは逆のサキュバスなんてのもいるが、そういう夢魔の存在は伝説上のものだ。

 

 おそらく地球の中世と同じように、不貞の類で妊娠した女がそういう言い訳をしたものだと思っている。

 とりあえず話を合わせてみたが、夢魔の仕業ではなくても詳しく調査をされるのはマズい。

 

 どうせ中世脳のアホどもだからとかなり雑にやってたから、この世界の魔術的な技術でもっとよく調査されれば自分が犯して妊娠させたという痕跡が見つかるかもしれないと健太は恐れる。

 これは、もう潮時かもしれないな……。

 

 この街の他の女はいい。所詮どうでもいい田舎娘たちだ。どうとでもなる。

 しかし、セシリアは違う。

 

 女神の生まれ変わりとすら言われる銀髪の美しき乙女。

 女だてらに伯爵の称号を持つセシリアは、その上でフェラルーナ教会認定の聖女でもある。

 

 アレシア王国からもフェラルーナ教会からも重要視されている要人、高位貴族以上の権力と権威を持つ存在。

 言ってみれば、歴史上の英雄と言ってもいいほどなのだ。

 

 王都で暴れすぎて敵が多くなった健太がたまたまこの田舎で聖女セシリアを引き当ててしまったのは、幸運とも言えたし不幸とも言えた。

 ここでも、健太は少しやりすぎてしまった。

 

 暗い顔でうつむく健太に、セシリアが不安そうに尋ねる。

 

「どうかなさいましたか?」

 

 健太は、「しかし……」と目の前にいるセシリアにも聞こえないほどの小声でつぶやきながら手元のマジックバッグを漁っている。

 

 ……諦めきれない。

 

 セシリアは母乳が出るという。

 聖女の、いや聖母の母乳だ。

 

 どんな味がするのか、一口でいいから目の前の柔らかい乳房を舐めて味わいたい。

 自分が密かに孕ませた女だ。そう思うだけで、股間がむっくりと起き上がる。

 

 孕ませた自分には味わう権利がある。

 健太は身勝手にも、そう思った。

 

 ……考えろ

 セシリアは夢魔といった。他にも、もう一つ伝説にある『不貞の妊娠の言い訳』があったはずだ。

 

「そうですよね。こんなことをアラド様に相談しても困ってしまいますよね。でも、わたくしはもしかしたら貴方ならばと……」

 

 セシリアが健太から目をそらして、もう一度大地母神フェラルーナの像に祈った瞬間。

 健太は、「大地母神フェラルーナ!」と叫びながら『錯誤の杖』を振るった。

 

 聖女セシリアに錯誤の魔法が通用するかどうかは博打だ。

 失敗したら、健太の仕業であると察知されて教会を敵に回す危険もあった。

 

 急に叫んだ健太の姿を、その紅玉のような輝く瞳を見開いて驚いたように見つめるセシリア。

 

「フェラルーナ様!」

 

 慌てて跪くセシリア。

 よし……これは錯誤の魔法がかかっている。

 

 賭けに勝った!

 健太は深呼吸すると、厳かに言う。

 

「……セシリア。頭を上げなさい」

「フェラルーナ様、申し訳ありません。わたくしともあろうものが夢魔の手にかかり、それだけでなく無辜の民までも犠牲に……」

 

「そうではありません。夢魔の仕業ではないのです」

「夢魔ではないとしたら、なんなのでしょう?」

 

「聖女セシリア、そして街の女性たちを妊娠させたのは……大地母神フェラルーナ、他ならぬこの私の仕業なのです!」

「いま、なんと、おっしゃいましたか?」

 

 あまりに言葉に耳を疑ったのか、聖女セシリアは目を白黒させた。

 

「驚くのも無理はありません。私には、どうしてもダナンの街の女性たちを妊娠させる必要があった」

「それは、いかなる理由ですか! いかなる理由でこのような試練を!」

 

 そんなこと聞かれてもわかるわけない。

 健太は、ぶっつけ本番で適当に言っているだけなのだ。

 

 ふいに、告解室の壁に飾られた勇者のレリーフが目に入った。

 

「魔王です。魔王に対処するため、次世代の勇者を産み出す必要があったのです!」

「なんですって、魔王が復活するのですか!」

 

 健太が知る良しもないことだが、セシリアはSランク冒険者ユリアたちとともに、一年前に王都の近くで高位魔族と戦ったことがあったのだ。

 その時に、魔族は魔王の復活をほのめかしていたのだ。

 

 だから、セシリアはその言葉を真実と感じた。

 この世界に住人にとっては不幸だが、健太にとっては僥倖といえた。

 

「そうですセシリア。そして、貴方達が産み出す子供たちが、魔王を倒す伝説の勇者となるのです!」

 

 よくぞここまでいきあたりばったりで、それらしい嘘をついたものだ。

 セシリアは、しばらく考えて言う。

 

「確かにフェラルーナ様のおっしゃるとおりです。男女の交わり無しに子を宿す処女受胎の伝説はあります」

 

 あ、そういうのやっぱりあるんだと健太は安心する。

 

「しかし、勇者を産み出すといっても数が多すぎませんか。通常そういうのは一人だけでは、なぜ犠牲になるのがわたくしだけではダメだったのですか?」

 

 セシリアは、ダナンの街を調査していたのだ。

 きちんと彼氏や夫がいる寝取りなどの例外を除いても、相手の居ない妊娠をしているらしい娘は三百人以上にのぼる。

 

「そ、それは……勇者の数が多いに越したことはないでしょう!」

「なるほど。未通の娘たちには辛いことでしょうが、致し方がない犠牲ですね。女神の子となれば、誰もが納得しましょう。産まれた子供は教会が引き取って次世代の勇者として育てればいいわけですし、わたくしは勇者団を育てる聖母になるわけですね! これは凄いことになってきました」

 

 あ、望まない妊娠があってもそれで納得しちゃうんだ。

 中世脳の極みだなと、健太は呆れてしまう。

 

 勝手に後始末の設定まで作ってくれたし、ほんとにやりやすい。

 

「しかし、フェラルーナ様。アラド様はどこにいかれたのですか?」

「あっ……」

 

 いけね。

 

「はい?」

「……いえ、この街で荒土健太とあなたが出会ったのも私が定めた運命だったのです」

 

「運命!」

 

 なんかの漫画のセリフに、女は運命と言えば納得すると書いてあったのを思い出して健太は口を回す。

 

「荒土健太は、私が異世界より遣わせた転生者です」

「アラド様が! 道理で……」

 

 聖女セシリアは、健太は何か違うと感じていた。

 だから、街の多くの女性が心当たりのない妊娠をしていることに気がついた今も、まず真っ先に健太に相談したのだ。

 

 健太の話は、転生者であること以外はすべて大嘘なのだが、なまじ本当のことが混じっているから質が悪い。

 

「子供がこの世に産み出されるには、男の種が必要です。荒土健太こそが、勇者の父親となるに相応しい人物です」

「え、いえお待ち下さい! 勇者は処女受胎によって産み出されるのではないのですか!」

 

 この世界には、そういう伝説があるらしい。

 

「それは単なる言い伝えでしょう。私が遣わせた転生者の種をお腹に入れることによって、初めて生きた赤子として産まれてくるのです」

「そ、そうなのですか」

 

「ですからセシリア、あなたは荒土健太に母乳を飲ませて陰茎の勃起を促した上で、自ら女陰を差し出して中出しを懇願しなさい」

「ふぇぇ!? じ、慈悲深き大地母神よ。何をおっしゃるのですか! わたくしは聖職者。そのような行為は戒律で禁じられております!」

 

「世界の危機を救うために戒律など意味がありましょうか! かつての処女受胎の伝説も、実はこのようにして産まれてきているのです」

「そそそ、そうなのですか。しかし、処女の証はどうなります。調べたところ、一部の女性には未通であり処女の証が残っておりました」

 

 処女膜のことを言っているのか。

 この際、処女とかもうどうでもいいのだが、あれを教えてしまうか。

 

「それはコツがあるのですよ。蘇生薬エリクサーを使えば、膜は再生されます」

 

 そう聞いて、セシリアは美しい紅玉の瞳を見開いて驚く。

 

「処女受胎の伝説に、そんな秘密があったのですか。確かに、荒土様より貴重な蘇生薬をたくさんいただいておりますのでそれは可能ですね」

「さて、どうしますか。あなたは、つまらない戒律を守って勇者を産み出すのを拒みますか?」

 

「いえ、世界の危機を救うためです。聖女に任官された時に誓った通り、わたくしはこの身をフェラルーナ様に捧げております。それが思召しであるというなら、従うまでです」

「そうですか。では、これより荒土健太とまぐわってもらいましょう」

 

 細かい指示を出されて、セシリアは顔を真っ赤にして耳を疑った。

 

「そ、そのような行為をしなければならないのですか」

「もちろんです。荒土健太のザーメンを赤ん坊のいる子宮に注ぎ込まないことには、種がないわけですからお腹の子は死産しますよ」

 

 両手で大きなお腹を守るようにかき抱いて「死産……」と辛そうな顔をした。

 先程まで悪しき夢魔の子だと思っていたのに、世界を救う女神の子と聞けばこのお腹の子は絶対に守らなければならないものだ。

 

 セシリアは、聖女だ。

 最初からこの世界のためにこの身を捧げる覚悟はある。

 

 世界を救うため、これから産まれてくる愛しき我が子のため、どんな試練にも耐えるつもりだ。

 しかし……。

 

「あの、フェラルーナ様! わたくしはどのような恥辱を受けてもかまいません! ですが、どうか……他の娘たちは、もう少し優しいやり方になりませんか」

 

 聖女セシリアは、どのような恥辱も受ける覚悟はある。

 だが、他の娘たちにまでそれを強制できるかどうかはわからず、そう言った。

 

「しかたありませんね」

 

 健太も妥協して、セシリアのやりやすいようなやり方で詳しく指示を出す。

 その代わり、セシリアはかなりの恥辱を受けてしまうことになるが……。

 

 フェラルーナ(に扮した健太)の命令に、セシリアは顔を真っ赤にしたり、真っ青になったりしながらも、その言葉を聖句としてノートに書き込んでいく。

 

「フェラルーナ様、これはさすがに……」

「すべきことは以上です。それをしなければ、お腹の子供は死産となりこの世界もやがて滅びましょう」

 

 全てを聞き終えて、それを読み直しながらも落ち着かない様子で悩んでいたが、いずれ覚悟を決めてこくんと頷いた。

 

「……わかりました。いたします」

 

 世界を救うためなのだ、セシリアの罪悪感や恥ずかしさなど問題ではない。

 

「よく決心しましたねセシリア」

「は、はい。えっ、アラド様? フェラルーナ様?」

 

 おっと、どうやら『錯誤の杖』の効果時間が切れたようだ。

 健太は、わざとらしくその場に跪いて、頭を抑えて言う。

 

「うう、ここは一体……。俺はどうしていたんだ……」

「アラド様、先程までフェラルーナ様が降臨されていたのです!」

 

「そうなんですか!」

「ええアラド様が、異世界よりフェラルーナ様に召喚された転生者という話は本当なのですか?」

 

 どうやら誤魔化せたと、健太は笑いをこらえながら答える。

 

「え、ええ。この世界の人には知られないようにしていたのですが、なぜそれを……」

「やはりそうでしたか。ああ、どうしましょう。これから、アラド様にとても筆舌に尽くしがたいお話をしなければならないのですが聞いていただけますか」

 

「もちろん、喜んで」

 

 こうして、女神を騙った健太はついに起きたままの聖女セシリアとセックスできることとなったのだった。

 

     ※※※

 

 聖女セシリアは、憂いを湛えた紅玉の瞳で健太を見つめて切々と事情を語る。

 セシリアの話は、健太がさっき作った作り話なので、健太は苦笑いで聴きながらずっとセシリアを眺め続けていた。

 

 思わず跪きそうになるくらいに、無垢で純真な聖女だ。

 眠ったまま罪なく犯され、望まぬ子を孕まされてもなおその清らかさは失われない。

 

 それどころか、母となりつつあるその身体からは後光さえ差して見える。

 息を呑むほどに綺麗だ。

 

 その耳がハイエルフのリサーリィのように尖っていないのが不思議なくらい。

 人間でありながら、妖精族の高潔な美しさに勝るとも劣らない。

 

 いや、人間だからこそ時折見せるはにかむような柔和な微笑みがたまらなく魅力的に見える。

 

「あのアラド様……」

 

 あまりに健太が呆けているから、ちゃんと話を聞いているのかと確認してくる。

 

「ええ、ちゃんと聞いております。おおよその事情は察しました」

「そうですか」

 

「失礼ですが、お腹を触らせていただいてよろしいですか」

「……は、はい。いくらでも」

 

 セシリアは、少し間を置いてから覚悟を決めたように言う。

 さっと膨らんだお腹に触れると、健太はお腹を優しく手で撫で回した。

 くすぐったかったのか、セシリアがビクンッと身体を震わせる。

 

「大丈夫ですか」

「はい、平気です」

 

 それは重畳。

 お腹に触れるどころか、これから身体を重ねることになるのだからこれぐらいでビクついてもらっては困る。

 

 セシリアを安心させるように優しく肩に手を回して言った。

 

「これは俺の子です」

 

 ハッと目を上げると、セシリアは美しい紅玉の瞳から大粒の涙を流した。

 

「う、うう……うわーん」

「本当に。大丈夫ですか」

 

「はい。すびばせん……」

 

 セシリアが、泣きじゃくっているのでハンカチを渡してあげる。

 なんで泣き始めたのかわからず、健太は泣き止むまで抱きしめている。

 

「アラド様は優しいのですね」

 

 つい事実を言ってしまっただけなのだが、セシリアには思いやり深い発言だと深読みされてしまったようだ。

 都合がいいから、話を合わせてしまうことにする

 

「セシリアさんがなんと言おうと、この子は俺の子です。セシリアさんだけじゃなく、てこの街で産まれてくる子供はみんな俺の子なんですよ」

 

 この際だからと本当のことを言っているだけなのに、これがセシリアには思いやりの言葉に聞こえるのだから笑ってしまう。

 

「アラド様は本当に……うう、ごめんなさい。今だけ、その優しさにすがらせてください」

 

 やはりいきなり女神の子を妊娠したなどと言われても不安だったのか、セシリアは健太の胸の中に顔をうずめてしばらく泣いていた。

 健太は、うわーこの銀髪綺麗だなとかすげーいい匂いがするなとか思いながら、優しく撫でて言う。

 

「俺はセシリアさんが好きです。この子も、本当に俺の子にすればいいじゃないですか。女神だってそうしろって言ってるんでしょう?」

「嬉しいお言葉です。アラド様は、本当に慈悲深く優しい素敵な男性だと思います。わたくしが女神に仕える聖女でなければ、今すぐにでも頷いていたでしょう」

 

 まあ聖女と結婚はすぐには無理か。

 しかし、そう言うからには健太の子を産み、他の男のものにはならないということだ。

 

「セシリアさんは何も心配することはないんですよ。アラド商会が万全の援助をします。子育てのための金も物資も、ありあまるほとに揃えて見せましょう!」

「ありがとうございます! 世界の命運がかかっているのです。街の女性たちにも支援は必要でしょう。わたくしも、自身の力でできる限りのことはしますが、ぜひアラド様のお力も貸していただくと助かります」

 

「それはもう、もちろんですよ!」

「良かった。アラド様がこの街にいてくださることは、まさに女神の救いです」

 

「セシリアさんを助けることだったら、何でもしますよ。全財産かけたって構わない」

 

 それは、健太の本心だった。

 

「せめて何か、わたくしがアラド様にして差し上げることがありましたら、なんでもおっしゃってください」

「それじゃあ一つだけお願いしてもいいですか」

 

「はい、何なりとおっしゃってください」

「俺のことを健太と名前で呼んでくださいませんか」

 

 前からアラド様アラド様と、そう呼ばれるのも悪くはないが他人行儀なのが気になっていたのだ。

 なにせもう、二人は他人ではない関係となるのだから、ここらへんで距離を詰めてもいいだろう。

 

「そんなことでよろしいのですか。あの、その……け、健太。ああ、やっぱり呼び捨てなんて、はしたなくてできません。健太様でいいですか?」

「慣れるまでは、それでいいですよ。俺も、親しみを込めてセシリアと呼んでもいいですか」

 

「もちろんです。健太様」

「ああ、セシリアさんからそう言われるとなんかくるなあ」

 

「も、もう……セシリアと呼んでくださるのではなかったのですか」

「そうでした。セシリア……」

 

 健太がそう言うと、セシリアはまた頬を赤らめて恥ずかしそうにうつむいてしまった。

 せっかく起きているセシリアとセックスができるのだ、こうやっていちゃつくのも悪くはないだろう。

 

 しかし、セシリアの方は、こうしてはいられないと意を決したように言う。

 

「その、それで早速なのですが、健太様にお助けいただきたいことがあって……」

 

 それでも、すごく言いにくそうにもじもじとしている。

 

「なんですか、なんでもおっしゃってください」

「あの、あらかじめ申しておきますが……決して、わたくしがそのようなはしたないことを望んでいると思わないでくださいね。健太様にそう思われたら、わたくし……」

 

「大丈夫ですよ。女神様がお命じになられた必要な儀式なのですよね」

 

 あらかじめ申されなくても、何を言うかなんてわかっている。

 じっと待っていると、もじもじとしているが、顔を真赤にして声に出した。

 

「まずその、わたくしに……健太様のオチンポからドピュドピュ出る精液を飲ませてください」

 

 健太が予想していたよりも、セシリアはハッキリと言い切った。

 聖句だと教えているから、言わないわけにはいかないようだ。

 

「その……」

「アラド様! これは、違いますからね! そのように言えと女神様に」

 

「ええ、わかってます。落ち着いてください」

「は、はい……」

 

「女神様がなんでそうお命じになられたのかもわかりますよ」

「そうなのですか? わたくしは、なんでこんな恥ずかしいことをさせるのだろうと、偉大なる女神フェラルーナ様の神慮はわたくしごときには到底わかりかねますが」

 

「ギャップ萌えというやつですね」

「ギャッ、もえ?」

 

「清楚なセシリアさんが、そういう卑猥な言葉を口にすると、男は興奮してたくさん精液が出るんですよ」

「そ、そうなのですか。なるほど、やはりフェラルーナ様のお命じになられることは全て意味があるのですね」

 

「オチンポドピュドピュはいいんですが、それよりもまず」

「そ、そうですね。手順を間違えました。これもいいにくいのですが、まず健太様に母乳を飲ませろというご命令でして」

 

「いや、そうじゃなくて、こんな場所ではなんなので、場所を移しませんか?」

 

 二人は教会の告解室にいるのだ。

 聖女をも欺かんとする健太に罰当たりなどという発想はない。

 

 女神像に見つめられながらのセックスも風情があるとは思うが、最初はベッドルームの方がいいだろう。

 

「こ、これはわたくしとしたことが! あのわたくしの寝室に一緒に来ていただきますか」

「もちろん、セシリアとならどこまでも行きますよ」

 

 セシリアの寝室は教会の奥にある。

 前は、孤児院で粗末なベッドに子供たちと一緒に眠っていたのだが、それでは健太が困るので豪華なベッドを寄贈して専用の大きな部屋を使わせたのだ。

 

 しかし、前は気にならなかったが木造建築で壁が薄いんだよなあ。

 

「何をなさっておられるのですか?」

「外に音が漏れては困るので、防音室に造り直すのです。全部で三百万か、高いんだか安いんだか……」

 

 健太だけに見える中空に表示される《異世界交易チート》のパネルを操作して、部屋の壁と扉を造り変える。

 それは、セシリアにとっては魔法に見えた。

 

 この世界の人間は魔法で何でも片付けてしまうから、健太もやりやすいというものだ。

 

「さすが健太様の魔法は、相変わらず素晴らしいですね。フェラルーナ様に遣わされた異世界のお方と聞いて、わたくし納得がいきました」

「それはそうと、他にもお命じになられたことがあったのではないですか」

 

「その実は、ビデオカメラというもので記録を残すようにと言われたのです。前の勇者誕生が、口伝で歪んで伝わってしまったので、フェラルーナ様は健太様なら出せるとおっしゃってました」

「これでいいですか」

 

 健太は、さっとビデオカメラを設置する。

 いつも使っている盗撮カメラでも良かったのだが、今回は撮影していることをセシリアに意識させることが大事なので普通のカメラだ。

 

「これに、保存されるんですね」

「ええデータという形で保存されるので、ちゃんと映像が残りますよ」

 

「そうですか。でもその、これからやることはとても人様にお見せできるようなものではないので、記録を残すのにはかなり抵抗があります」

「では俺が厳重に保管しておきましょう。何百年後になるかわかりませんが、次に必要な聖女様だけに見せられるようにすればいいのではありませんか」

 

 そう聞くと、セシリアの顔がぱっと明るくなった。

 

「そうしていただけますか。健太様が保管してくださるなら安心です」

「ええ、もちろんですよ永久保存版にしておきますので……」

 

 本当にどこを買ったのだか知らないが、セシリアは健太のことを心から信用している。

 

「じゃあ、そのようにお願いします」

「さてと、じゃあこのカメラに向かってもう一度言ってもらいましょうか。これは次世代の聖女と勇者のためのレクチャーでもあるんですからね」

 

「レクチャーですか?」

「ええ、セシリアさんのやり方を見て次の聖女もきっと同じことをするのでしょう。もしかしたら、その子は俺達の子孫かもしれない」

 

「私達のって……」

「セシリアさんがなんと言おうと、お腹の子は俺の子です。いや、今から俺達の子供にするんですよ。それはわかりますよね」

 

 セシリアは、こくんと頷く。

 

「セシリアさん……いや、セシリア。キスしていいかな」

「もちろんです。フェラルーナ様にも、たくさんするようにって……んんっ」

 

 健太は、優しくキスをして言った。

 

「セシリア好きだよ。俺の子供を産んで欲しい」

「そんな、急にそんな優しいことを言われたらわたくし、ダメェ……」

 

 紅玉の瞳に溜まった涙が、セリシアの頬を伝って流れていく。

 恋愛などとっくに諦めて、まるで女神に使われる道具のように勇者の母となると決めたのに、そんなことを言われたら夢を見てしまう。

 

 それは女であることを諦めている若い聖女にはあまりにも残酷で、甘美な言葉だった。

 普段なら、当然のごとくはねのける誘惑、でも……。

 

「何をダメなことがあるんですか。愛し合って子をなしてはいけないと、女神様は言いましたか?」

 

 セシリアの信仰する女神が、それを望まれているのだ。

 

「言ってません。でも……」

「じゃあいいってことでしょう。今度は、深いキスをしますね」

 

「ちょっと待ってくだ、んんん!」

 

 健太は、ゆっくりと舌でセシリアの唇を開いて中に差し入れる。

 最初はおっかなびっくりだった、舌が次第に抵抗を失って絡み合う。

 

 健太は美味しそうにセシリアの唾液をすすりあげた。

 

「んはっ、愛してるよセシリア」

 

 健太が愛をささやくたびに、セシリアの身体はビクンッと震える。

 

「あ、あの……」

「どうしましたか」

 

「わたくし、なんだか胸がドキドキして、それでこんな事を言うのは凄く恥ずかしいんですが……」

「はい」

 

「凄く胸が張って母乳が、今にも噴き出しそうなんです」

「アハハッ、ああ。すみません」

 

 健太は笑ったが、セシリアは笑っていなかった。

 

「それに、健太様のその……わたくしのお腹に当たっているのは、オチンポですよね」

「そ、そうですね。くぷっ」

 

 健太は、笑いをこらえるのに必死だ。

 真面目な聖女の口からオチンポ、まあ他に呼び方を教えてないのだからしょうがないのだが、これは笑ってしまってもしょうがない。 

 

「もう、笑わないでくださいまし」

「ごめんごめん」

 

「真剣な話なのですよ。わたくしの母乳が噴き出そうで、健太様のオチンポが硬くなっているということは、つまりフェラルーナ様のご命令通り儀式ができる準備が整ったということでしょう」

 

 そうだった。

 そう教えたのは、フェラルーナに扮した健太であった。

 

 母乳が吹き出そうまでは教えてなかったんだけどな。

 

「じゃあ、早速母乳を飲ませていただけますか」

「では、服を脱ぎますので向こうを向いていてください」

 

 どうせ裸を見せるのに、どういう心理なのか後ろを向いて欲しいようだ。

 大人しく言うことを聞くけど、どうせ着替えのシーンはビデオカメラで撮影してるんだけどなと苦笑してしまう。

 

 ズルズルと衣擦れの音がして、『もういいですよ」と振り向くと、そこには裸体のセシリアが立っていた。

 まず目に入るのは、巨大な乳房である。

 

 円錐形。いわゆる、ロケットおっぱいであったセシリアのおっぱいだったのだが……。

 なんと、そのままさらに前に突き出すように大きくなっている。

 

 九十五センチ? いやもしかすると、これは百センチいっているかもしれない爆乳が全く垂れていない。

 むしろ、ロケットのように重力に逆らって上に突き上がっているみたいだ。

 

 セシリアが恥ずかしがって身じろぎするたびに、たわたな胸が揺れるのはたまらない。

 その白魚のような手で隠している乳首も見てみたい。

 

「セシリア、手をどけて見せてください」

「で、でも……」

 

 そっと、胸の先端を隠すセシリアの手をどけてみたら、健太は驚きに細い目を見開いた。

 なんと、セシリアの乳首は、無垢な少女であった頃のままにピンク色だったのだ。

 

「セシリアの乳首の色が……」

「あ、そうです。妊婦の乳房の先端の色は濃くなりますね」

 

 聖女セシリアは、教会で医師のような仕事もしている。

 だから、何故妊娠して母乳が出ているというのに茶褐色になっていないのかと聞いていることにすぐ気がついた。

 

「でも、セシリアの乳首は綺麗なピンクですね。桜の花びらみたいだ」

「どうして乳首の色が私だけ変わらないのかは、わかりません。それもあって、妊娠していることに気がつくのが遅れてしまって……」

 

「まさに、女神の起こした奇跡ですね」

 

 どうしてこうなのかセシリア本人もわからないようだが、健太の現代的価値観で考察すれば説明のつかないこともない。

 たとえば、一番可能性が高いのはエリクサー原因説だ。

 

 あの蘇生薬は、なぜだかわからないが処女膜すら再生させる。

 そして最高位の聖職者である聖女セシリアこそが、この街で唯一エリクサーを製造できる人物なのだ。

 

 ゲームなどではおなじみ、この世界では『生命の雫』と称される蘇生薬エリクサーは、希少な高位の薬草を煎じて超レアアイテムである『賢者の石』を触媒として、セシリアの手によって創り出される。

 もちろんそれには材料、触媒とともに、聖女セシリアの聖なる力が必要だ。

 

 聖女セシリアの身体には、エリクサーを創り出す聖力が溢れんばかりに存在している。

 ならばである。

 

 子を宿し母となって乳房の先端が、乳輪と乳頭が卑猥に肥大しているにもかかわらず、まるで少女のように透き通った無垢な薄桃色をしているというのもおかしくはない。

 母乳までも溢れ出すほどの強烈な母性を宿しているというのに、無垢な少女の初々しさを兼ね備えている。

 

 まさに、女神の作り給うた奇跡というほか無い。

 その奇跡を前にして、理屈などどうでもいいことか。

 

 ファンタジー世界なので、こういうこともあるだろうと納得しておくのが一番だ。

 ともかく、このような美しい聖女を自分の元へと導いてくれた、大地母神フェラルーナ様に本気で感謝すべきだと健太も思う。

 

 セシリアがベッドに脱いだ下着は、アラド商会が販売しているマタニティー用のブラジャーである。

 自社の製品なので、さっと見ただけで確認できるがセシリアのブラジャーのサイズは、なんとGカップであった。

 

 妊娠前のセシリアは、Dカップがせいぜいだったから三サイズもアップしていることになる。

 

「母乳がもう出るって本当なんですね」

 

 マタニティー用のブラジャーには、付属品の母乳パットが付いているのだが、それが湿っていた。

 甘ったるいミルクの香りがする。

 

「恥ずかしいから、あんまり下着を見ないでくださいませ」

 

 震える声で懇願するセシリア。

 大きなおっぱいを見られるよりも、デカ乳を隠していたブラジャーをじっくりと観察されるほうが恥ずかしいらしい。

 

「いや失礼、確認は必要だと思ったので……」

「それは承知してますが、わたくしは恥ずかしくて死んでしまいそうです」

 

「そうですね。こんなに美味しそうなおっぱいがあるのに、下着をイジってばかりなのは失礼だ」

「そ、そういうことではなくて、ああでもそういうことなんですね!」

 

 セシリアは極度の羞恥と女神の命令を実践しようとする信仰心が頭の中でごちゃごちゃになって、混乱しながらしどろもどろになってわちゃわちゃする。

 そんなことをしてると、Gカップトップバスト九十七センチのロケットおっぱいがブルンブルン暴れてしまうのだが、暴れ乳が揺れる様を見るのも一興と健太は笑ってみている。

 

「あ、母乳垂れてきてますよ」

「そうだ。恥ずかしがっていてはいけませんね。健太様、わたくしの母乳を吸ってはいただけませんでしょうか」

 

 もちろん喜んでと、まず左の乳首をペロペロと舐めあげる。

 すでに母乳がにじみ出ているのだ。

 

「甘くて凄く美味しいですよ。こんなに母乳が美味しいとは思いませんでした。セシリアのだから特別なのかな」

「それは、わかりませんが、あっ! そんなにいきなり強く吸ったら、くう!」

 

 調子に乗った健太は、両手でも掴みきれないほどのGカップの巨乳を掴み上げてチューと吸い上げた。

 セシリアは、妊娠して肥大化した乳首が過敏になっているのだ。

 

「ごめん。いきなり強くしすぎたかな。セシリアの母乳が美味しすぎるから」

「それは、お褒めいただいて恐縮ですが」

 

 恥ずかしそうにまた頬を赤らめる。

 

「でも、わたくしがいけないのですよね。授乳手コキというものをやれと言われているのですが、こんなことでできるかしら」

「授乳手コキなら、まずベッドに座って膝枕してもらおうかな」

 

 セシリアが、健太の言う通りベッドに座り込んでそこに健太が寝そべってみるのだが……。

 

「あ、あの、どうやっても難しいみたいですね」

「そうですね。お腹が邪魔して、膝枕じゃ無理だな」

 

 想定していた授乳手コキは、健太がまるで赤ん坊のように抱かれて授乳されるというものであった。

 しかし、やってみようとすると妊娠で張り出したお腹が邪魔で、いかに爆乳になったとはいってもこの体勢で母乳を吸うのは無理がある。

 

「では、わたくしがベッドの脇に立ってうやってみてはいかがでしょうか」

「ああ、これならいいですね」

 

 健太は楽にベッドに寝そべって、その脇にセシリアがしゃがみこんで授乳するという形。

 これはこれで、せり出したセシリアのお腹が健太のお腹とぴったり触れ合って気持ちいい。

 

「さて、ではこれでオチンポを手で擦るわけですね」

「ああ!」

 

「あ、どこか痛かったですか。フェラルーナ様の教えの通りに、唾液を付けてさすったんですが」

「いや、気持ちいいんですよ」

 

「そうですか。それは良かった。たくさん気持ちよくなってくださいね。ああそうだ、女神様に教えられた聖句を唱えなくては……」

 

 セシリアは、スゥーと息を吸うと一息に言う。

 

「……健太様、わたくしの母乳をチュパチュパ吸って、元気になったオチンポから、たくさんザーメンピュッピュしてくださいね」

 

 さっきから我慢してたのに、そんなことを言われたら。

 チューチュー吸っていた乳首から口を外して、健太は叫ぶ。

 

「セシリア、もう出る!」

「えっ、ええー! きゃぁあああ! どどど、どうしましょう!」

 

 セシリアが準備するまもなく、手でしごいていた勃起ちんこの先から、ピュー! と白い飛沫が飛んだ。

 

 びゅるる! びゅるる! びゅるるっ!

 

 勢いよく飛ぶ精液に、セシリアはあたふたするだけだ。

 なにせ初めて見る男の射精である。

 

 それでも、飲まなければいけないという女神の教えだけは頭にあるので、手についた精液を舐め始めた。

 そうして、手を綺麗にしてしまうと今度はビュルビュルと大量の精液を吐き出したチンポを口に含んで舐め始めた。

 

 そうやって陰茎を綺麗にお掃除フェラすると、なんと玉まで舐め始めた。

 これには、健太も驚く。

 

 男の射精を初めてみたセシリアが、ここまでやってくれるとは思っていなかったからだ。

 セシリアは、たまにものすごい度胸を見せる時がある。

 

 セシリアとしては、健太の身体を汚いとは思っていなかったことと、大事な精液を無駄にしてしまうという焦りから必死に舐めて摂取しようとしているのだ。

 しかし、それを見ている健太は「このドスケベ聖女が!」という怒りにも似た興奮がふつふつと湧き上がり、そのおかげで一発出してもさらに硬く勃起している。

 

「セシリア、そんなに必死に舐めなくても大丈夫ですよ。精液はまだまだたくさんでますから」

「で、でも。わたくしのせいで、健太様の貴重な精液を無駄にしてしまって……」

 

 上手くできなかったことを落ち込むセシリアに言う。

 

「ほら、もう一度握ってみなさい。おチンチンは、また硬くなっているでしょう」

「ええ、さっきよりも硬いくらいです」

 

「柔らかくならない限りは、精液はまだまだ出ますよ。セシリアさんがエッチなフェラチオをしてくれたから、もうすぐにでもまた出ちゃいますよ」

「健太様! わたくしがエッチなのではありませんからね! これはあくまで、フェラルーナ様の教えにしたがって……」

 

 さすがに面と向かってエッチと言われると、セシリアもむくれる。

 

「はいはい、わかってますよ。でも、今のは本当に良かったですよ。もっと舐めてくれますか」

「はい、それはもちろん」

 

 セシリアにそうやってまたちんこを舐められていると、またムズムズとしてきた。

 このままぎこちないフェラで抜いてもいいのだが……。

 

「セシリアさん。良かったら、パイズリをやってみてくれませんか」

「パイズリですか。そういえば、フェラルーナ様のお話にもそれはありました。やり方を教えていただけますか」

 

「手コキのときと一緒ですよ。オチンポを手ではなく、胸で挟んでシコシコするだけです」

「胸でですか、なんとか頑張ってみます。これでいいんでしょうか?」

 

 ベッドに寝そべっている健太の陰茎を、セシリアは大きな胸の谷間に挟んで、ぎこちなく上下させてみた。

 

「ああ、いいですよ」

 

 どうせ上手くはできないだろうと思っていたが、思ったよりも悪くない。

 ローションを使ってないのだが、先走り汁や唾液で濡れていたのでパイズリがいい感じの刺激になっている。

 

 なにせ爆乳化したセシリアなので、健太のでかチンも完全に隠れてしまう。

 しっとりと汗ばんだおっぱいに包まれる感触がたまらない。

 

「はぁ、はぁ……」

 

 セシリアは、重たい自分のおっぱいを両手でささえて必死になって上下させている。

 その努力の甲斐もあって、健太は絶頂へと達した。

 

「ああいくっ!」

 

 びゅるるっ! びゅるる!

 

 健太は胸の谷間にビュルビュルと精液を出してしまうが、その全てはセシリアのおっぱいの谷間に吸い込まれている。

 

「ああ、これではまた無駄に。はむ、はむ……」

 

 セシリアは、精液をたくさん飲む必要があると教えられているのだ。

 胸の谷間からビュルっと飛び出してきた精液に食らいついていく。

 

 そして、胸の谷間にたまった精液をズズズズッと卑猥な音を立ててすすりだした。

 そこまでされると悪い気持ちはしないが、セシリアの必死さに健太は苦笑を禁じえない。

 

「精液まずくないですか?」

 

 自分で聞くのも何だが、よく飲めると思う。

 恥ずかしがっている割に、セシリアは陰茎を舐めたり精液を飲むのに躊躇がない。

 

「ええ、粘っこくて喉に絡みつき飲みづらいとは思いますが……いえ、失礼しました。こちらからお願いして、健太様の貴重な精液をいただいているのです。それに、大事な儀式ですから」

 

 なるほど、セシリアは真面目にやってるだけなのだなと思う。

 耐え難い恥辱に比べれば、陰茎を舐めて精液をすするくらいのことはどうということはないということなのだろうか。

 

 セシリアが自分の胸の谷間に残った精液を必死に舐め回しているのを見ていると、またムラムラ来る。

 健太も、濡れタオルを取って精液に汚れたセシリアの胸を綺麗にしてやりながら、そろそろ遊ぶのはやめてちゃんと飲ませてやるかと思った。

 

「ちょっとエネルギーを補給しますからね」

 

 さすがに二回出すと、陰茎の勃起も緩まってくるので栄養補給が必要だ。

 セシリアのたわわに揺れる乳房からエネルギーをいただこうと、膨らんだ乳首をチューと吸い上げる。

 

「あっ……」

 

 吸われると気持ちいのか、セシリアは嬌声をあげた。

 不思議なものだ、吸っても吸ってもおっぱいが出てくる。まるで尽きせぬミルクの泉のようだ。

 

 もともと母乳というのはそういうものなのか、それともセシリアが特別なのか。

 母乳素人の健太にはわからない。

 

 飲んでたら股間が凄く元気になってきた。

 身体にも力がみなぎる。

 

 やはり聖女のおっぱいミルクだからだろうか、エリクサー仮説を信じたくなるところだ。

 

「よし、元気が出ました。じゃあ、セシリアに正式なフェラチオを教えましょう」

「フェラチオですか」

 

「オチンポを舐めることをフェラというのですよ。セシリアも覚えておかないといけないことでしょう」

「はい! 頑張って舐めますので、わたくしに健太様の精液を飲ませてください」

 

 勃起ちんこを目の前に出してやると、セシリアはためらわずに勢いよく舐めてくる。

 こういうのに抵抗がないのは、セシリアが医療従事者だからだろうか。

 

 ナースはエッチだと言うし、似たようなものかもしれない。

 しかし、やはりぎこちなさはある。

 

 セシリアにあるのは真面目さと丁寧さだけで、男がどうやったら気持ちよくなるかがいまいちわかってない。

 これは指導が必要だ。

 

「セシリア、もっとこうカリ首に舌を引っ掛けるようにして」

「れろぉ、れろぉ……こうでふか?」

 

 カリ首、という言葉はセシリアには謎だったが先端の膨らみの部分だろうと推測して舌を這わせてみる。

 

「そう、そこ! いいよ! うまいうまい!」

「あむっ、ちゅる……」

 

 セシリアの長く肉厚で柔らかい舌が、カリ首に絡みついてくる。

 男が一番気持ちいい場所だ。

 

「よーし。先端も刺激するように、舐めてから強く吸ってみてください」

「れろぉ、ちゅるる! ちゅうぅ!」

 

「あーいい! その先端から、精液がでてくるからね。もっといろいろ変化を付けて、もうすぐでるよ置くまで咥えこんで強く啜って!」

「ぢゅるる、ぢゅぼ、ぢゅるるっ……」

 

 そんなに精液が飲みたいのか。この好きものの、淫乱聖女め。

 汚れのない聖女が健太の陰茎を必死に咥えこんで、卑猥な淫音を立てているのを見れば、もうたまらない。

 

「よし、出るよ! ちゃんと深く飲み込んで!」

 

 興奮した健太は、ついに抑えきれずに精液を放った。

 

 びゅるるっ! びゅっ! びゅるる! びゅるるるっ!

 

 吐き出された精液を、セシリアは全て喉奥で受け止めた。

 

「んぐっ、んっ、んっ、んくっ……ぷはっ! 健太様! よかった全部飲めました!」

 

 セシリアは健太の精液をごっくんと飲み干してしまうと、汚れのない無垢な微笑みを浮かべる。

 

「ふー、セシリア。初めてにしては上出来でした」

「はい! 上手くできてよかったです。あっ、そうだ、えっと……赤ちゃんミルク飲ませていただいてありがとうございます!」

 

 セシリアがなにやらごそごととしてたのは、メモ帳だ。

 さすがに聡明なセシリアとはいえ、女神フェラルーナに扮した健太が思いつくままに教え込んだ卑猥なセリフを全部覚えきれず、ちょこちょこメモ帳を見ている。

 

「セシリア、でもこれで終わりではないでしょう?」

「はい。今度は、下のお口に精液をいただかなければなりません」

 

 そう言うセシリアに、健太はいやらしく笑いかけると言う。

 

「ほら、これは次世代の聖女へのレクチャーも兼ねているんでしょう。どう中出しをおねだりするのか、カメラの前で言ってみてくださいよ」

「そ、そうでした……」

 

 録画しているビデオカメラのことをすっかり忘れていたのだろう。

 セシリアは、頬を赤らめるとシナを作って、カメラの前にいってお尻を突き出す。

 

 汚れなき聖女が、自らの手で処女マンコを開いてこう言うのだ。

 

「セシリアの処女マンコに、健太様のオチンポをください! セシリアの赤ちゃんを育ててる子宮に、健太様の赤ちゃんができるお汁をドピュドピュしてください!」

 

 恥ずかしそうに、顔どころか肩のあたりまで真っ赤になっているセシリア。

 それを見て満足そうな笑みを浮かべた健太は、これまで三発出したにもかかわらずビーンと腹まで陰茎を跳ね上げて、今日最大の勃起をするのだった。

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