※この作品はR-18です。

【祝! 同人コミカライズ化】異世界交易チートで街中の女を孕ませてみた   作:ヤラナイカ―

8 / 96
第一章2「ことのあらまし2」

「なんだ、お前ら?」

 

 ガラの悪いチンピラが二十人ほど健太の周りを囲む。

 前に立った商人には見覚えがある。

 

 最初に、健太からタオルを買い取った商人だった。

 どこよりも高く買取るとか調子のいいことを言って、かなりボッてやがったので覚えがある。

 

 まあいまじゃ、健太のアラド商会に負けて店をたたむことになったらしいが。

 どうやらチンピラを連れて、お礼参りに来たらしい。

 

「おい、アラド。お前のとこの商会は、織物ギルドに入ってないだろ」

「ふーん。ギルドに入らないといけないのか。じゃあ、入ってもいいけどさ」

 

「もう遅い。お前を嫌ってるのは俺だけじゃねえぞ。この国の織物商人や職人は、みんなお前の敵だ。どっから持ってきたか知らんが、布製品を安く売りさばきやがって、問答無用だ!」

 

 安く売ればみんな喜ぶと思ったらそうではなかった。

 布製品が日本とアレシア王国で価格差が激しいので、交易に使えると思って売ってたのだが売りすぎたらしい。

 

 やりすぎると、こうして他人の恨みを買う。

 現地にない商品を売ったほうが良かったんだな。

 

「まあ、反省点ってとこだな」

「なにっ、なんだこれは。なぜ、攻撃が効かない!」

 

 効かないのはクロスボウを撃ってきた商人の攻撃だけではない。

 チンピラ達が剣で切ったり鈍器で殴ったりしているが、ポケットに手を突っ込んでいる健太を傷つけることはできない。

 

 ポケットの中に入れた指に付けられている『守りの指輪+100』。金貨一千二百万枚する、超絶レアアイテムの防御力があれば、チンピラの攻撃など届くはずもない。

 

「次は、俺のばんってことでいいか?」

「ぎぁぁあああ!」

 

 電撃が走り、健太の眼の前にいるチンピラが一瞬にして消し炭に変わった。

 健太がひょいと振るったのは、『電撃の杖』。金貨二百枚の攻撃用アイテムだ。使用回数は鑑定したら四十回ほどだったので、何発か外しても全員倒せる。

 

 そう思ってたら、チンピラは次々と逃げ出した。

 

「こんなの聞いてねえ」「冗談じゃねえ、はした金で命ハレるかよ」「逃げろ!」

「おいお前ら、逃げるんじゃねえ。逃げるなら、前金返せぇぇ!」

 

 リーダーの商人の男は、蜘蛛の子を散らすように逃げるチンピラに怒声を上げるが後の祭り。

 

「おい、お前はどうする?」

「やめろ。俺が悪かった。勘弁してくれ!」

 

「いや、残念だけど勘弁しない」

「ぎゃぁぁああああ!」

 

 商人の男は、『電撃の杖』の一撃で消し炭に変わった。

 雇われたチンピラはどうでもいいが、命を狙った相手まで許すほどお人好しじゃない。

 

 恨みを買ったままの奴を放置しておくってわけにもいかないし。

 少し儲けを減らして、職人達は生活が立ち行くように助けてやって、織物ギルドに対しても融和策を考えておくか。

 

 動力織機(どうりょくしょっき)を買って、王都アレシアに職人達の働く繊維工場を建てるのもいいな。

 今後はあまり恨みを買わないように注意しなければなるまい。

 

 別に繊維業界にこだわらなくても、何の商売をしてもいいのだ。

 やはり日本円への換金には金が便利だから、いっそ金山ごと買い取って現代の掘削機械で掘りまくるってこともできる。

 

 こうして、荒土健太は《異世界貿易チート》を駆使して、半年足らずでアラド商会を大企業へと発展させていく。

 

 巨万の富を手に入れた健太だったが、残念なこともあった。

 例えば、今日も奴隷商人の館に行ったのだが、目当てのモノは手に入らなかった。

 

「アラド様。そんなに足しげく通われても、処女の美しい奴隷なんていませんよ」

「そうか、じゃあ商売用の奴隷でも買っとくかな」

 

「アラド様も変わったお方ですね。肉体労働に使うならわかりますが、商売にまで奴隷を使う商人は少ないですよ。まず信用がおけません」

「そうか。誰を雇っても、裏切られる危険は似たようなものだけどな?」

 

 ある程度の裏切りは、覚悟の上でやっている。

 どういう供給ルートで来てるか知らないが(どうやらアレシア王国は戦争をやりまくってるようなので、他国からなのだろう)教育を受けて商売にも使える頭のいい奴隷もいるのだ。

 

 奴隷は、単純に安いからいい。

 そう思ってこき使っているのだが、他の商人達には変わっていると言われる。

 

 しかし、こうして経営者になるとブラック企業を作ってしまうものだ。

 派遣社員だった健太も、きっと社長からは「安いからいい」と思われていたのだろう。

 

 俺だって奴隷だったようなものだと、健太は思う。

 だったら、奴隷をガンガン商売や経営にまで、せめて信用して使ってやることにするのだ。

 

「アラド様。普通商人はそう考えないものですよ。こちらとしては、たくさんお買いになっていただけるお得意様ですから、ありがたいですが」

「じゃあ、お得意様の意向を少しは汲んで、処女で可愛い奴隷ヒロインがいれば、絶対に確保しておいてくれよ?」

 

「ですから、何度もご説明しているように、十五歳以下の奴隷なんて当店にはおりません。アラド様のご希望には答えられそうもないと……そもそも、奴隷ヒロインって一体なんなんですか?」

 

 異世界とくれば奴隷ハーレムだろうと思って、奴隷商人のところに足しげく通ったのに、可愛い奴隷ヒロインなど一人もいなかったなんて詐欺じゃないか。

 このアレシア王国が奴隷制をやってるくせに、十五歳以下の奴隷は認めないなんて法律を作っているからだ。

 

 十五歳以下、つまり成人してない子供は、奴隷落ちしそうになっても国に保護されるのである。

 バカ国王め。そんな中途半端な善政をやるぐらいなら、奴隷制度自体やめろと言いたい。

 

 ちくしょう、期待だけさせやがって。

 異世界なのに奴隷ハーレム展開がないなんて、ありえないだろ!

 

 変なところにリアル感だしてるんじゃねえよと歯噛みするが、奴隷商人に怒ってもしかたがない。

 いわゆる大人の性奴隷というのはいるが、ことごとく非処女しかいない。

 

 性奴隷とか、やっぱり汚らわしい女しかいなかったのだ。

 この世界は純潔や処女を特別視していないらしく、童貞をこじらしている三十路の健太から見ると、全く魅力のない年増女の性奴隷ばかりだった。

 

 高級娼婦などもそうである。

 この年まで童貞を守りぬいた(女に相手にされなかっただけだが)健太は、風俗も苦手だった。

 

 中世レベルの不衛生な世界で、どんな性病を持ってるかもわからない汚い商売女の相手など願い下げである。

 そうすると、まだ他人の手垢のツイてない無垢な女を探さなければいけないのだが、それも難しかった。

 

 この異世界フェラルーナのアレシア王国は、白色人種が中心の国である。

 一目で異邦人であるとわかる、黄色い肌をした平たい顔族の健太がモテるわけがなかった。

 

 そもそも女を口説くとか、できたらこの年まで童貞やってないっての!

 大商人になって金を持ってるという評判がたってからは、寄ってくる女もいないでもなかったが、金目当ての女なんてそれこそお断りである。

 

「こうなったら、買い集めたマジックアイテムを使って、無垢な少女をレイプしてやる」

 

 奴隷ハーレムも、普通の女を口説くのも諦めた健太は、もうチートを使ってレイプすることにした。

 だが王都は、騎士団や魔術師という力の強い警察力があるのでマズい。

 

 そこで警備力の弱そうな地方の街に居を置いて、自分にとって都合がいいレイプレイな環境を作ることを思いつき、その構想に没頭することとなる。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。