最優秀生徒である生徒会長は、最底辺生徒に中出し孕ませ妊娠出産させられなければならない会則 作:ヤラナイカ―
甘くて優しい赤ちゃんプレイのはずだったのに。
僕は、泣きながら会長の乳房に歯型が残るぐらい噛み付いてしまっていた。
「ごめんなさい会長、ごめんなさい……」
「森村君いいんだ。どうしたんだ急に、何で泣いてるのかわかるように話してくれ」
僕が泣いているのを見て。
会長も、大粒の瞳に涙を溜めている。
なんでこんなことしちゃったんだろう。
「自分でもよくわからないですけど……なんでお母さん死んじゃったんだろうと思ってたら」
「ああ……」
冗談で、母親が恋しいなんて言っていたけど。
僕は恋しいなんてものじゃなくて、恋しくて、恋しくて、憎かったのかもしれない。
僕には、どうして母親がいないのかと、ずっと思っていた。
何で僕を残して死んでしまったのかと、悔しかった。
「会長が、僕の本当のお母さんならよかったのにと思いました」
「すまん森村君。母親がわりになるなど、軽々しく言うべきではなかった」
「そうですよね。会長は僕のこと嫌いですもんね」
「いや、私は……」
会長はこんなどうしようもない僕に優しくしてくれようとしたのだ。
それなのに、とても辛そうな顔をさせてしまった。
「会長が、僕のことを嫌いでも構いません。でも、赤ちゃんができたら愛してあげてくださいね」
「ああそれは、もちろんだ。ちゃんと愛情を持って育てるから」
やっぱりそう言ってくれるのか。
産み捨てるとか言ってたけど、それは本心じゃないとはわかっていた。
「私はこのとおり壮健だから、元気で長生きするぞ」
「そうですね。会長は、殺しても死にそうにない」
「はは、言ってくれるな。だから、心配せずとも子供の成長は私がきちんと見守っていく」
「やっぱり会長は優しいですね。僕も会長から生まれたかった」
「さすがに君みたいな大きな子を産んでやることはできないな」
「でも、いいです。僕の子供は会長が産んでくれて幸せにしてくれるんだから、それだけで僕も幸せですよ」
「森村君……」
会長を笑わせるために言ったのに、まだ辛い顔をさせてしまっている。
どう言ったら、笑ってくれるだろうかと考える。
「これで安心できます。これからも張り切って、会長と子作りしますね」
「ああ、もちろんだ。よろしく頼む」
「でも今日だけは、まだ鷹宮会長は僕のお母さんですよね?」
「えっ、ああ、そうだな。今日だけな」
僕はもう一度、鷹宮会長に抱きついて甘える。
「彩乃お母さん、大好き」
「遊太、私も……君の子は、大事にしてやるから」
ここまで言っても、好きとは返してはくれない。
それでも、僕は良かった。会長が笑ってくれたのだから。
もうセックスする気も失せたので、今日はこれで終わり。
それでも、この日の会長は本当に優しくて、自分から僕をシャワー室に誘って。
僕の頭や身体を優しく丁寧に洗ってくれた。
本当に、お母さんみたいに。
なんとなく、こういうことはもう二度と出来ないんだろうなと雰囲気でわかった。
これが、今日だけなのがとても残念だと僕は思った。